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誰にでもやらせる女の伝説

Posted by 高見鈴虫 on 16.2019 嘗て知った結末   0 comments
もしも世界を一瞬のうちに変えてしまいたければ、
ねえ、わたし誰にでもやらせちゃうのよ
そんな言葉を、ふと、呟いて見れば良い。

そんな核爆弾的発言を前に、
え!?
一瞬になにもかもが真っ白になってしまう人びと。
唖然呆然のそのままにぽっかりと口を開けてはわななかせながら、
へえ、そうなんだ、
そんな間の抜けた返事を返すのが精一杯の、
パニック状態にも似た恐慌をきたすことにもなるだろう。

誰にでもやらせる女
いつしか広まり始めた不埒な噂の中、
周り中からの白い目に晒されては
見えないベールの中に隔離状態。
とそんな中、
ふとするとまるで隙をついたかのように
さりげなくもこっそりとひっそりとちゃっかりと、
まずは一番目のお調子者が食いついてくる。

どうしたの?ひとりぼっちで。ふふふ。

だがしかし誰にでもやらせる女は
そのファーストコンタクトを軽くいなす。

別に。
ほっといてよ。
あなたに関係ないでしょ

鼻で笑ってはそっぽを向いた女に
男たちは思い知る。

そっか、いくらなんでも
やっぱり誰にでも、
というわけではないらしい

その教訓を前に
ここに一種の格付けの概念、
うがって言えば選民意識、
月並みに言えば
競争心が芽生える。

そしてよーいドン、
まるで堰を切ったように、
ならばこの俺が、
という楽天的チャレンジー達が次々に食らいついてくる事だろう。
だったら俺も、の迎合派や、
ついでに俺も、の棚ぼたタイプも
タダであればバナナの皮でもヤリマンでも、の業突く張りから、
あらゆる限りのお調子者どもが、
次から次へと敢えも無い理不尽な憤死を続ける中で、
遂には真打ち登場。
イクメンで鳴らした名うての軟派野郎が、
自信満々の嫌味な笑顔を晒しては擦り寄って来て。

だがしかし、この誰にでもやらせる女、
ここに来て、待ってましたの会心の一撃。

ごめん。
あなたはタイプじゃないの。

ええ、でも、待てよ。
お前、誰にでもやらせるって・・

だからごめん。
あなたとは、
あなたとだけは、
そんな気にはなれないの。

その衝撃のニュースの中で、
ここに来て誰にでもやらせる女はいつしかすっかり時の人。
スターのオーラさえ漂わせる事にもなる。
そんな姿を、遠目から物陰から、
さりげなくも確信的に、
その胸に尻に耳に頸に唇に、
熱い視線が絡みついて来ては、
己の邪心のそのあまりの生々しさに、
勝手にすっかり怖気づいては、
やっぱり俺なんかじゃ無理だよね、
発射もしないうちに自爆モード、
あるいはその火薬そのものが湿気ったまま。
そんなその他大勢のモジモジ君達からの
切なげな溜息ばかりが延いては返す波のように聴こえて来る筈だ。

だがしかし、どうした事か、
この誰にでもやらせる筈の女が、
蓋を開けて見ればしかしその誰ひとりにも
鼻で笑っては、バカじゃないの?
と繰り返すばかり。

ええええ、なんで?
だって、誰にでもやらせる筈じゃなかったの?

とそんな秘めたる騒然の中にあって、
そこでいきなり、
思い切りどうでも良い
つまりは何があっても絶対に好きにならないであろう
そんなサイテー男の誘いに、OK!
と軽く乗ったふりをして見せては、
じゃね、行って来まーす。
そうなればもう完全に話題彷彿である。

あのこ、
よりによってあんな奴でも良いのなら、
から始まって、
男を見る目が無い、やら、趣味が悪いやら、
いったい何を考えているんだ、と大炎上。
憶測が憶測を呼び噂が噂を焚き付けては、
実はここだけの話、の陰謀論的真相暴露のでっち上げ。
実はこっそりあいつとやったらしい。
実はしっかりあいつもやらせてもらったって。
あいつとやったそいつとやった、
あいつともあいつともあいつともやったんだって
そんな幼気なスキャンダルのデマゴーグの中で、
なんだよ誰にでもやらせるくせに
あんな奴ともやってるくせに
なんで俺ではだめかいね!?
なんていう涙まじりの罵倒を浴びることにもなり。
そしてその中の何人かは、
そんな馬鹿げた狂騒にすっかりのぼせ上がっては、
逃げるものは追わずにいられぬこのバカ犬本能、
俺があいつよりも格下なんて絶対にありえない的なケチな自尊心から、
そして夜な夜な襲われる抑えるに抑え難き妄想のドグマの虜となっては
恋に恋する熱情の中ですっかりしっかり勝手に出来上がってしまっていたり。

パパパパ・ママママのベイビーラッシュ ~ 未来世界はいまやただの現実 

Posted by 高見鈴虫 on 03.2019 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments

はてさて、海の向こうのガラパゴスどころか、
ますますほとんどイースーター島の轍を爆走する我が母国。

やれ、ナオミの国籍がオリンピックの出場権が、
などとおめでたいことを言っている中、
果たしてここニューヨーク、
つまりは世界の全人種の鬩ぎ合うサラダボール、
そんなミックスカルチャーのクロスオーバー世界の中にあって、
今更ながら仲間うちでちょっとした話題となっていた、
さり気ない小噺しをひとつ。

先日かみさんが嘗ての同僚であったゲイ・カップルの友人から、
またちょっとしたパーティにお呼ばれをした。

その前のご招待は、確か結婚披露パーティ、
窓一面にマンハッタンの夜景の広がる、
ブルックリンの超高級フラットでの一大パーティ。
セレブリティたちが舞い踊るそのあまりにも盛大な御様子は、
それとなくも話には聞いては居たのではあったが、
そのカップルからまたまたの新たなる御招待状。
で、今回は?と言えば、ベイビーシャワー、とある。

ベイビーシャワー?ゲイのカップルが?

ここニューヨーク、同性愛同士の結婚が認められてから久しく、
それまでは人目を憚って、ということは無いにしろ、
一応、公的には、少なくとも職場においては、
それとなくもその素性を匂わせながらも、
それを改めて公言するにはちょっとしたご留意が要った、
そんな微妙なエチケットなんてこともなかった訳でもないのだが、
晴れてこの同性愛結婚の合法化のもと、
大手を振っては正式なカップルとして世に認めらるようになった訳で、
だとすればこちらとしても、変なところで妙な気を使わなくても良くなった、
という意味では、まあ良かったんじゃない?本人同士が幸せならば、
なんてところで、口先だけでも、おめでとう、お幸せにね、
なんてことを繰り返していたのではあったのだが。

で、改めてそんな今風なゲイ・カップルの御結婚。
ニューヨークという、これだけどこを見てもゲイばかりのようなこの街においては、
今時となっては寧ろゲイでない方が珍しがられる、
なんて妙なことにもなりそうな程に、
どこもかしこもゲイばかり、と言ってしまっても過言ではない訳なのだが、
そんなゲイばかりのこの街においてのゲイカップル。
別にいまさらゲイであることがバレたからといって妙な風当たりがある訳でもあるまいし、
であればわざわざ結婚などする必要がある訳?
などとまた脳天気なことを感じたりもしていた訳なのだが、
そんなゲイのカップルから、いきなりのベイビーシャワーのご招待、なのである。

ジョンとポールのベイビーシャワー?
そう、だって、せっかく結婚したんだから、
結婚といえば家族、家族と言えばベイビーでしょ?と。
でも、ゲイな訳でしょ?
だったらどうやって?

今更ながらの同性婚花盛りのご時世。
積年の夢が叶って晴れて公的に結婚を果たしたゲイ・カップル。
その次なる指標となるこのゲイ家族のベイビー事情。
で、よくよく聞いてみれば、というよりは、
そのベイビーシャワーのパーティにお呼ばれした方々、
で?どうする訳?男同士で、
その秘策の謎解きのなんてところが、
実はその興味の本意、
つまりはこのベイビーシャワー・パーティの趣旨、
でもあったらしいのだが。

で?なんだって?
それがさあ、と、ちょっと複雑な顔をしたかみさん。
それがね、なんか、凄いのよ、と。
なんか、ちょっと、驚いた、と言うか、ちょっと呆れた。
呆れた?
そう、なんというかもうなにからなにまでが別世界。
お話になりましぇーんって、感じで・・







明けましておめでとう!! ベビーメタル、2019年サマソニ出演決定!

Posted by 高見鈴虫 on 02.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
よっ! あけおめ!
明けたなあ、兄弟!
ついについにの、夜明け、だぜ。

ベビーメタル、2019年サマソニ出演決定!

ぬぉぉおおおおおおお!

この真冬の最中にいきなりのサマソニかよ、
ではあるものの、
そっか、サマソニかあ。
で、そうなると8月まで随分あるよな、と。

ただ、まあ、正直なところ、
もしかすると本当の本気で、
200回公演で打ち止め、
なんてことを覚悟し始めていたところもあって、
まあそういう話ではなかった、ということが判っただけでも、
いやあ、良かった、実に良かった、
というか、まじで全身脱力の思い、ではある。

で、改めてこの長い長いブランクの理由なんだが、
まあ今更言うまでもなく、
たぶんそれはやっぱり、
すぅちゃんの、そして、最愛からの、強い強い要望であって、
つまりは、ユイなくしてはベビーメタルにはたり得ない、
そういう気持ちがあったんじゃないのかな、という気はしていた。

だってさ、だって、ほら、俺達だって覚えがあるだろ?
だってほら、友達、だしさ。
あの時代のガキどもなんて友達こそがすべてだからさ。
しかもこのベビーメタルだぜ。
年端もいかない頃からずっとずっと、
山越え谷越え海を越え、
数多の国境を越えては苦楽を共にしてきた、
そんなフェローシップの魂の友、
仲間の中の仲間、切っても切れない姉妹仁義だぜ。
なにがあったって仲間は見捨てられない。
すぅユイ最愛のベビーメタル原理主義、
それを一番強く感じていたのは、
他ならぬ、この三人だったんだぜ、
というのも、まあ当然の話だろ、と。
だからこそのベビーメタルだろ、と。
それだけの絆があったからこそ、
ここまでの偉業を成し得たんだろ、と。







という訳で、待つつもりなのかな?
つまりは、いくらなんでも8月ぐらいまでには良くなってるんじゃない?
なんてところで、気長にユイの回復を待っているのか、と。
或いは下手をすると・・
なんてことを考えるに、ちょっと気になることがあってさ。

そう、サマソニ、と聞いて、げげげ、まさか、と浮かんだ妙な予感。
つまりは、2017年のサマソニ東京で、
すぅちゃんのあの、ついにここまで来ました!の達成宣言。
2017年サマソニ後記 ~ ついにここまで来たぞ、ベビーメタル、日本のロック!
普段からそういうコメントがほとんどないベビーメタルとしては、
つまりはこのサマソニというステージに、
なによりも特別な思い入れがあった、ということなのだろうが、
そんな特別なサマソニへの出演が、
そのサマソニだけのスケジュールが発表されたいま、
そしてなによりあの古き良き盟友であるレッチリからのたってのお誘い、
ということもあってなのだろうが、

えええ、だとすればだとすれば、
下手をすればこのサマソニのステージが、
本当の本気でベビーメタルのさよなら公演?

まっさかあ、とは思いながらも、
そんな訳で、この2019年サマソニ出演公布、
正直まだまだ、手放しでは喜べないなあ、
という気がしないでもないこのネガティブおやじ、
がしかし、
あるいはいやしかしもしかすると、
あの、レッチリの御導きの御威光の御利益によって、
このサマソニのステージに、
すぅユイ最愛の黄金のトライアングル、
その三役が晴れて揃い踏みの大復活!?

なんてことを考るまでもなく、
まあなにはなくとも取り急ぎめでたし、めでたし、と。






という訳で、いやあ、明けたなあ、と。
旧正月に合わせた訳ではないのだろうが、
これでようやくめでたくも年が明けてくれたってことで、
改めて、明けましておめでとう。
まだまだベビーメタルが観れるぞ!
少なくともあと二回は!
その喜びだけは、素直に分かち合いたい、と。

で?このサマソニ、改めてそのラインナップ、
土曜の夜、というそのベストの日、
その一日のうちに、ベビメタとレッチリと、
ランシッドとブリング・ミー・ザ・ホライズン・・
へええ、と・笑
ガチンコだな。
それも、思いっきりだな。
そんなことやっちゃうんだ。
で、順番は?
とか、妙なことを気にするとまたあれなのだが、
まあ、すげえことになるだろうなあ、ぐらいは誰にだって判る。

という訳で、皇帝の居ない八月、ならぬ、女帝の蘇る八月。
ベビーメタルのこの、下手をすれば最期になるかも知れぬ晴れ姿。
あるいはもしかしたらもしかすると、
すぅユイ最愛の黄金のトライアングルが奇跡の復活を見るのか!?
なんてことを思えば思うほどに、
これを見過ごす手はねえかもなあ、と。

改めて8月にいったい俺の人生がどうなっているのだろう、
なんてことをつらつらと考えながらも、
だとしたらもしもこれで日本帰るとしたら、
いったい何年ぶりなんだろうな・・
で、その何年ぶりの帰国が、
よりによって、あの糞暑い8月かよ、と。
などと思ったとたん、
おお、どうしたことか、ふと、鼻の先に、
あの江ノ島の磯臭い匂いが、ふっと過ったような気がする、
この真冬の最中のニューヨーク。

改めて、ベビーメタル以外には、
何一つとしてなにもろくなことがねえご時世だが、
まあ、せいぜい八月までは、達者で暮らしてくれ。






ナオミ・オオサカ トップ・オブ・ザ・ワールド!

Posted by 高見鈴虫 on 29.2019 テニスねた   0 comments
という訳で、言わずと知れたナオミ・オオサカである。

2019全豪オープン優勝、グランドスラム連覇の大快挙。
それと同時に、世界ランキング1位。

前回のUSOPENにおいては、
セリナから思いもせぬイチャモンがついてはとんだことになってしまったが、
今回のこの全豪と合わせ、全米全豪そのグランドスラム連覇。
ここまで来れば、誰がなんと言おうとこのナオミ・オオサカ、
名実共に、文句なしのトップ・オブ・ザ・ワールドである。

という訳で、このナオミ・オオサカ、
今更ながら、なにをやっても笑わせてくれる。

いまや定番とまでになった、あの天然丸出しのお惚けインタビューから、
そしてなにより今回のこの全豪におけるジェットコースター。

改めて言うまでもなく、その実力的にはナオミの圧勝の圧勝。
サーブ、グランドストローク、フォアからバックハンドから、
そのすべてのボールを、クビトバはまともに返すことさえもできなかった。

この圧倒的なまでの実力差。
思わず溜息が出るぐらいにほれぼれとする程の、
圧勝の中の圧勝、であるのだが、
対戦者であるクビトバも含めて、
世界の誰もがナオミの勝利を確信しながらも、
ただひとり、それを信じられずにいた、というのが、
まさにこの、ナオミ・オオサカ、その人。

度々に渡るブレイクチャンスをここぞというところでミスっては、
そしてタイブレイクに入った途端、いきなり我に帰っては大圧倒。
で、2セット目、完全に燃え尽きモードのクビトバを前に、
これはもうすんなりと6-1ぐらいで終わるだろうと気を抜いた途端、
まさかまさかの大ぽか連発。
しまいには、勝っていながら泣き出してしまう、という、
なんとも訳の解らない醜態を晒してはフルセットへもつれ込み。
としたところ、いきなり勝手に自棄っぱちになっては思い切りの仏頂面、
でありながら、その不機嫌の底にありながら、
次から次へと神業的なまでに目の覚めるようなスーパーショットを連発し・・

とまあ、最期の最期までのジェットコースターのようなアップアンドダウン、
ではありながら、これまさに、ナオミのナオミによるナオミだけの自分劇場。
まるで鏡に対して立ち向かうように、
あるいは自身の影と追いかけっこをするように、
自分で崩れて自分で泣いて自分で立ち直っての繰り返し、と。

テニスはメンタルのスポーツとは良く言われること。
勝利を目前にして、それを自覚したその途端、
いきなりメンコケを起こしては、
力み過ぎてサーブが一本も入らなくなってしまったり、
震えて立っていられなくなってしまったり、泣き出してしまったり、
下手をすれば全身に痙攣をおこし・・
そんな悲喜劇を山のように見てきたのだが、
いやはやこのナオミ・オオサカ、
これだけのメンタル・ブレイクダウンを起こしながら、
しかし不死鳥のように蘇る、その奇跡こそが、
この並外れた身体能力にある訳で、
つまりは、普通にやっていれば楽勝で勝てた筈の試合を、
自分との戦いに勝手に我武者羅になっては疲れ切り。

ただね、そう、ナダルだってジョコビッチだって、
あのフェデラから一セットを奪うまでに、
いったいどれだけ無様なメンコケを繰り返してきたか、
そしてそのフェデラから一勝を奪うために、
いったいどれだけの歳月と労力を費やして来たのか。

と言ってしまえばあのフェデラだって、
デビューと同時に一挙にトロフィーを勝ち取った、
なんて筈はまったくない。

そう、現実世界にはシンデレラ・ストーリーなどありえない。
こと、このテニスにおいては尚更。
ファイナルラウンドに上りつめるには、
それ相応の実力のあるもの以外は、
絶対に上がってくることはできない、
まさに実力だけがモノを言う天空世界。
ではあるものの、
勝負は時の運、というように、
有り余る才能と実力がありながら、
その僅かなところで運に見放され続ける、
そういう不遇の天才というものもいるにはいる。

という訳で、この・オオサカナオミ。

実力的にはまさに文句なしの世界一、
ではあるものの、その余裕がありながら、
しかしファイナル優勝を前にしたこのプレッシャー。

しかしながら、いやはや、あそこのから良くも立ち直れた。
逆に言えば、それだけクビトバとの実力差があった、
ということではあるのだが、
つまりは、もしも、その相手が、ハレプであったり、
ウォズニアッキであったり、スティーブンスであったり、
あるいは、復讐心に燃えるセリナであったとしたら、

と考えれば考えるほど、このナオミ・・オオサカ、ついている。
まさに、神に愛されている、といえるほどについている、
と、言わざるを得ない。

ただね、そう、今回の全豪を見る限り、
俺がずっと笑いながら見ていられた、その理由っていうのも、
普通にやったらこのナオミ・オオサカに敵う選手などいない、
それが、あまりにもあからさまであったから。

ただ、改めて今回の全豪オープン。
ナオミにとっては、まさに収穫も収穫である筈。
なにより、この苦戦に次ぐ苦戦。
このファイナルに辿り着くまでに、
なんとフルセットの試合を三回、
その中で、絶体絶命の縁まで追い込まれたことが、
いったい何度あっただろうか。

去年のインディアン・ウェルス、
そして、全米が、謎のダークホースとして
ほとんどのノーマーク状態。
ナオミ自身もともすれば夢のうちであったのに対し、
今回の全豪こそは、まさに追われる者として、
試合の度にガチンコの勝負を仕掛けられては、
そのプレイスタイルから弱点からを、
徹底的に研究しつくされていた筈である。

今回の全豪こそが、ナオミ・オオサカが、
まさに、実力ひとつで掴み取った、
まさに、勝利の中の勝利、であった筈。

がしかし、そんなナオミが、
あの表彰式での思い切りの膨れ面。
その表彰台に、敗者そのものとして佇んでいた訳で、
あの理由、というのも、まさしく、そう、
そのあまりにも苦渋であったこの優勝トロフィー。
そこに至るまで、壮絶なまでの苦難の道のり。
自身の抱える弱点、つまりはそのメンタルという強敵に、
完膚なきまでに打ちのめされていた、その筈である。

がしかし、である。
だからこそ、この勝利には意味がある。
この一種、トラウマ的なメンタル・ブレイクダウンから、
奇跡のように立ち直れた、その理由がどこにあるのか。

改めて自身の試合を客観的に見返して見たとき、
唖然呆然としただろう。

なんなのこれ、完全な独り相撲。
実力で完膚なきまでに相手を凌駕しながら、
そのあまりに歴然とした実力差の中で、
しかしこの無様な七転八倒を続けていた理由。
私が戦っていたのは、私自身。
つまりは、自分の影と戦っていたに過ぎない。

そのあまりにも茶番的な真相。

そして改めてそこから立ち直る自分自身を見つめ直し、
くっそう、もう二度と、こんな無様な姿は晒さない、
そう、心に誓っている、その筈である。

実は前回の全米優勝に関しては、
正直な話、次の優勝までの間には、
それこそ想像を絶する茨の道が待ち構えているだろう、
と思っていた。
つまりはそう、このメンタルこけの悪夢、
その泥沼の底を這いずるだけ這いずっては、
その地獄の底からそれでも立ち直って初めて、
真の王冠を手に入れることができる、と思っていたのである。

そしてナオミ・オオサカ。
この全豪大会における七転八倒の数々。
その中でいったいなにを学んだのか。
そして、その七転八倒の中から、
あの優勝トロフィーを掴み取った、
その理由がなんであるのか、
そしてこの勝利の中で、ナオミはいったいなにを学んだのか。

改めて、ここに来てようやくナオミ・オオサカは、
そのネガティブな思考回路から脱することができる筈である。

つまりは、自分の強さがいったいなんであるのか、
その圧倒的なまでの自身の強さ、
その秘密を、自分自身で自覚していくことになる筈だ。

改めて、ナオミ・オオサカの強さとはなんだろうか。

その200KMを越える強烈なサーブ、と人は言う。
だがしかし、そのサーブのスピードに頼れば頼るほどに、
フットワークが乱れ、そして、体力を消耗し、
もしもサーブが入らなくなった時に、なんの潰しも失くなってしまう。
そしてなにより、ファースト・サーブに頼れば頼るほどに故障が増え、
身体中にこれでもかと、危険な時限爆弾を抱え込むことにもなりうる。

もしもナオミがファースト・サーブに頼り切るスタイルを続けていれば、
少なくともあと2-3年の間に肩のあるいは肘の手術を受けることになり、
下手をすればそれだけで、選手生命そのものが吹っ飛ぶことになる。

問題は、このファーストに頼らない為にはいったいどうすればよいのか、なのである。

そして改めて、ナオミ・オオサカの本当の強さ、
その秘密として、グランドストローク、特にフォアハンドのスピードが上げられている。

この全豪の試合中、クビトバは、一見して安易なグランドストロークにおいて、
このナオミのフォアハンドをことごとくオーバーしていたではないか。
あれは、クビトバが力みきってはバカうちを繰り返していたから、では勿論ない。
ナオミのフォアハンドのスピードがあまりの早すぎて対応できず、
体重を乗せきれないままのスっぽぬけを繰り返していたのである。
だがしかし、その強烈なフォアハンドに無難なリターンを返す度に、
勢いを失った短い球をことごとくサイドラインに持っていかれることになる。

つまりはこのナオミのフォアハンド、並の選手のファーストサーブと同じほどの、
強烈なパワーを秘めているのである。

そしてナオミのバックハンドである。
コーナーに振られたボールを、すかさずダウン・ザ・ラインで弾き返してはウィナーを奪い、
あるいは、クロスから突き刺すようなサイドラインへの弾丸ショットである。
このナオミの左右を問わぬグランドストロークの強み、その理由がどこにあるのか。

怖いもの知らずの小娘の若さに任せてバカ打ち、そのラッキーショットに過ぎないだろう、
去年の全米辺りでは、そんな大間違いを思っている輩が多かった筈である。
だがしかし、今回の全豪において、その秘密がついに明らかになった。

ナオミの繰り出すこのベースラインぎりぎりの強烈なリターン。
その秘密がどこにあるのか?
筋力?瞬発力?反射神経?フットワーク?動体視力?
そのすべてが確かにそうではあるものの、
ナオミのこの強さの秘訣は、なにより、その身体の柔らかさと、
そして、その才能の真髄であるところのなにか・・

その何かを探る為に、改めてこの抱腹絶倒のファイナルマッチ、
その全てを、辿ってみたい・・






恋に堕ちたら

Posted by 高見鈴虫 on 24.2019 嘗て知った結末   0 comments





女を好きになればなるほど
男は疑ぐり深くなり、

女は恋に堕ちた途端に
好きなひとの言うことなら
すべて信用してしまう、
つまりは騙される。

それは傍から無駄な忠告を言われれば言われる程に、

男はますます疑ぐり深くなり
ともすれば
もしかして、あいつとも?
なんて事さえ疑ぐり始め、

女は女で
あんな男 やめなよ、と言われるたびに、
あの人のことが判ってるのはわたしだけ、
なんてところでますます深みに嵌って行くことになる。

そしていつしか
男は疑う事さえも忘れては
そしていつしか女は
そんな男に疑いばかりを募らせて。

そんな大間違いを積み重ねて、

そして男と女、またひとりとひとり。

恋はゲームさ、綱引きさ、
そう、所詮は騙し合いよね

などと薄く笑いあっていた筈が、
ふとするうちに性懲りもなく、
また同じ轍を辿り始めていたりもする。

改めてそれは年齢に関わらず、
ともすればそれは一生続く。

つまりはそれが人間。
つまりはそれが、生きるという事なのだから。

人間ってつくづくしょうもない。
だからつくづく面白い。








アビューズド・ドッグとスポイルド・ドッグ

Posted by 高見鈴虫 on 24.2019 犬の事情   0 comments

なんかまた、裏の小庭が騒がしいな。
朝から、ワンワン、キャンキャン、と、
ガキども、いったいなんの騒ぎだよ、と。

まあどうせ、バカな犬たちのこと、
小競り合いの理由などたかが知れている。

そう、俺たちにだって覚えがあるだろう。
やれ、ガンくれたの、メンチ切ったの、と、
ともすれば、誰かがどこかで呟いた戯言、
言った言わないが拗れに拗れて、と、
まあそう、バカな糞ガキの小競り合いなど、
いつの時代でもどこにいっても、似たようなもの。
人間でも犬ころでも代わり映えしない。










氷点下16℃のニューヨーク ~ スーパー・ブラッド・ムーンの死の彷徨

Posted by 高見鈴虫 on 21.2019 犬の事情   0 comments

スーパー・ブラッド・ムーンの中にあった、
このマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの日の連休の間
一日のうちに、気温が20℃も急降下する、
そんな異常事態に陥ったニューヨーク。
小雨が雪に変わり、積もった雪が雨に流され、
そして降り始めた土砂降りに雹が混じっては、
そして日曜の夜更けを過ぎた頃から、
気温がぐんぐんと下がり始めた。

たしか大阪なおみの試合の後に散歩に出た時には、
摂氏3度であったその気温が、
錦織のフルセットが終わった頃には、
ふと見れば、氷点下16℃・・・・
と思わず絶句。
体感温度に至っては、マイナス30℃、とある。
そこまで行くと、悪い冗談以外のなにものでもない。

あらためてあのさあ、と。
ケイちゃん、凄い試合をやってくれるのは嬉しいが、
そしてそれを心の底から思い切り堪能させて貰っていたりもするのだが、
改めてそれ、格下のランキング27位を相手の、
しかも、セカンド・スタジアム、
つまりは脇役用のB面の方じゃないか。
そんなところでどれだけ頑張ったって、
テレビには愚か、深夜まで会場で頑張っていた、
そんなコアな日本人ファンにしか、
その奇跡の活躍は目にすることはできない訳で。
できることならこんな雑魚相手の予行練習はさっさと終わらせて、
次のジョコビッチとの宿命の対決、
或いは、その次があるとすれば、
ラファエル・ナダルとの頂上決戦。
まあ確かに、一試合一試合こそが土壇場の決戦で、
どんな試合であっても思い切り力の限り戦ってくれる、
そんなバカ正直な姿こそが、
この錦織圭の最大の魅力。
だからこそ、世界中のテニスファンから、
これだけ熱い喝采を浴び続けることにもなるのだが、
そしてなにより、
あの最後の最後のサービスエースには思わず涙が滲んだりもしたのだが、
たださ、言わせて貰えば、
そんなことをやっている間に、この五時間半の間に、
すっかり外はマイナス16℃。

そして改めて、灼熱のメルボルンの夢から醒めた時、
窓から見下す通り、
雪除けに巻かれた潮が舞い上がっては渦を巻き、
さすがに人っ子ひとり、誰も歩いてはいない。
そうするいまも、豪風が吹き荒れ窓を叩き、
波の砕けるように不穏な隙間風が寄せては返すを繰り返すばかり。

そんな俺の隣りから、身を伸ばして背伸びしては
窓の外を眺めている犬。

ちょっとこれ、やばいんじゃないのか?
その声に、へへへ、
微妙な照れ笑いを浮かべては首を傾るばかり。

エスキモー犬だったらいざ知らず、
こいつは、オーストラリアの牧場の犬だしなあ。

だがしかし、だからと言って、この寒波の去るまで、
おしっことうんちを我慢する、なんてことができる筈もない。

であれば、取り敢えずは家の前でおしっこだけでも済ませて貰って、
と、迂闊に外に飛び出した、そんな俺が、バカ、であった。







ドクター・スリープ ~ そしてささやかなる愛の奇跡

Posted by 高見鈴虫 on 20.2019 犬の事情   0 comments

それは正月休暇を終えたばかり、
年末年始に溜まりに溜まった仕事が、
一挙に堰を切って押し寄せてきた
そんな錐揉み状態の火曜日。

午後もかなり過ぎた頃、
親しき犬仲間から突然の電話を貰った。

ちょうど会議の最中で、抜け出すに抜け出せず、
ただふと見れば、留守電に残ったメッセージの灯りと、
後追いで届いたであろうテキストメッセージ。

~緊急事態、至急連絡乞う~

トイレに立つを装って、廊下で聞いた留守電。
まさかと思った悪い予感が的中した。

これまで長く苦楽を共にしてきた犬仲間、
我が駄犬ブッチの兄貴分でもあった、
ボーダーコリーのルーク君が、
今夜限りの命、なのだという。

今夜限り?どういうことだ?

ルークといえばついこの土曜日、
セントラルパークの丘の上で会ったばかり。
あの時だってブッチと競い合うように、
元気いっぱいに走り回っていた筈だ。

そのルークが、今夜限りの命?
なにかの、間違い、だろ。

ただ、と、思う。
ブッチにしても既に十歳である。
であればその兄貴分であったルークも、
既に、十三歳。
人間で言えば、
八十歳を越えたところ、というところだろうか。

であれば、確かにいつお迎えが来てもおかしくはない・・
とは思いながらも、
しかしながらつい数日前に見たあの元気な姿、
まさかあのルークが、いきなり・・
いったい、なにがあったというのだろうか・・

とそんなところで、開いたドアから走り出てきた同僚。
あの、すぐに戻ってください、ちょっと、緊急事態で・・

新年早々あっちでもこっちでも緊急事態。
この2019年、どうやら大変な歳になりそうだ・・

というわけで、連絡を受けて既に小一時間を過ぎてようやく電話の通じたその犬仲間。

日曜の夜、突然に下血して。
普段からの獣医さんに連絡をしたところ、
二十四時間対応の救急病院を紹介された、という。

取るものも取り敢えずタクシーを飛ばして、
駆け込んだ救急病院で待つこと一時間、
夜更けを疾うに過ぎて下された診断は、
ひとこと、万事休す。
癌が全身に転移をしていて既に手の施しようがない。
苦しみから解放してあげる為に、
いますぐにでも、
眠らせてあげたほうが良い、と言う。

眠らせる?
いまこの場で?

専門医学用語ばかりが犇めき合うその診断書。
思わず目をパチクリさせながら、
その突然の死刑判決に、
唖然呆然を通り越していまにも気が遠くなるばかり。

眠らせるって、あまりにも突然過ぎる、急過ぎる・・

ですから、と繰り返す獣医。

いまこうしているいまも、この犬は、激痛に苛まれているんです。

そう言われて覗き見るルークの表情。
あれ?どうしたの?何かあったの?
といつものキョトンとした瞳を丸くしては、
自らを囲んだこのただならぬ空気の中、
俄な緊張に身を固めながら、
浅い呼吸を繰り返すばかり。

でも先生、この子、どうみても、死にそうには見えないんですが・・

ですから、と獣医。
ほら、この診断書を見なさい。
下血の理由は、腫瘍が破裂してそれが身体中に溢れ、
そしていまにも、それが内蔵を圧迫しては、
この犬はじきに死ぬほどの苦しみを味うことになる。

いや、でも、と、なおも必死に食い下がっては、
いやでも、この子、今朝まで元気いっぱいに、
まるで生まれたばかりの子犬のように、
公園中を走り回っていたんですよ。

だから、と、獣医、
これ見よがしに深い溜息を吐き出しては、
苛立ちに全身を震わせながら、
いまにも手に持ったボールペンをへし折りそうに、

だからその結果が下血なんです。
いずれにしろ、この犬はもう長くない。
十三歳でしょ? もう十分ですよ。
眠らせてあげなさい。苦しませる前に。
今のうちに元気なうちに、眠らせてあげなさい。

と、そうやって、眠らせる、眠らせる、ばかりを繰り返す獣医。

助手がおずおずと持ってきたその書類をむしり取るように目の前に翳しては、
さあ早く、この診断の請求書と、
そしてこの安楽死の受諾書、
ここと、そして、ここに、サインをして。
そうすればこの犬は、なんの苦しみもなく、
幸せいっぱいのままに、天に召されるのだから・・

と、そんな押し問答を続けた後、

遂には売り言葉に買い言葉、
いいえ、と一言。

眠らせるのであれば、それが本当に必要であれば、
こんな見知らぬ診察室のベッドではなく、
私の家で、この子のベッドで、眠らせてあげたい。

まったくもう、と、舌打ちを響かせる獣医。
そうしている時間がこの犬に地獄の苦しみを与えるのです。
そんな責め苦を与え続ける権利は、あなたにはない筈だ。

この人で無し、と言わんばかりのその高圧的な声に、
思わず震えが来るほどに怯えきりながらも、
だからと言って、この可愛い我が子を、
そんな状態で眠らせる訳にはいかない。

そして獣医を睨み合ったまま、
むっつりと黙り込んでは溜息ばかりの漏れる病室、
と、そんな時、ふと起き上がっては大きな欠伸をしたルーク。

ねえ、ママ、もう帰ろうよ、
まったく、いったいなんなんだよ、これは。

と尻尾を上げて、うーんと伸びをしては、
いきなり、ヒョイ、と飛び降りた診察台。

さあ、帰ろう。
ったく、なんだって言うんだ。
たかが、ちょっとした、下血じゃないか。
大袈裟に騒ぎ立てることもない。
さあ、ママ、帰ろう、いますぐ帰ろう。
こんな不愉快な場所に一刻たりとも居たくは・・

という訳で、
そんなルークの後を追うようにしては、
逃げるように飛び出した救急病院。

その後ろから請求書を持って追いすがる助手。
診察料は、クレジットカードに、チャージしておきますからね、
それで良いんですよね?

という訳で、
いきなり放り込まれたこの深夜の大騒動。
まさに命からがら絶体絶命の脱出劇、
となった訳なのだが、
日曜の深夜、帰りのタクシーも見当たらず、
とぼとぼと帰る寝静まった街。
いったい、なんだったのかしらね、
眠らせる、眠らせるって、あの獣医・・
ほら、見てみなさいよ、
こうしている今だって、
意気揚々と元気いっぱいに歩いているじゃないの・・

という訳で、ミッドタウンから遥々、
歩いて歩いて一時間あまり。
ようやく辿り着いた自室で一息ついては、
ああ、疲れた、足が棒のようで、
と、溜息をついたその時、
自身のベッドに倒れ込んだそのルークが、
いきなり、げっとばかりに吐きだした、そのどす黒い血の塊。
血?これ、血じゃないの・・

それ以来、ぐったりとして動かなくなったルーク。
食事もせず、水も飲まず、頭さえあげないまま、
むっつりと目を閉じては浅い呼吸を繰り返すばかり。

そうこうするうちに、寝たまままた下血を繰り返しては、
全身が血まみれ下痢便まみれ、
身を震わせて咳込んでは、血を吐き続け、
その修羅の惨状を前に唖然呆然とするまま為す術も無く。

やはりあの医者の言っていたこと、
本当だったようだ・・

そしてまんじりともできないままに迎えた朝。
そして昼を過ぎてついに最後を覚悟しては、

やはりあそこで下手な意地を張らず、
あのまま、静かに、眠らせてあげるべきだったのか・・

大丈夫?苦しくない?
私はもしかして、とんでもなくも罪なことを、
してしまったんじゃないだろうか・・

そして最後の覚悟を固めては、
友人たちに電話をかけて、

ルークがもう長くない。
今晩中に、眠らせることになりそうだ、と。

できることなら、ひと目だけでも、
お別れに来てやって欲しい・・


ベビーメタルの大人の事情 ~ 通算ライブ200回でまさかまさかの契約満了・・!?

Posted by 高見鈴虫 on 13.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
という訳で、歳も明けたというのに、
いまだに2019年の活動内容が発表されていないベビーメタル。

もしかして、オフィシャル・サイトになにか情報でも、
と、覗いてみた TOUR ページ
だがしかし、予想通りというか、なんというか、
その 2019の画面は、やはり、いまだに、ブランク、のまま・・

もしかして・・・ ベビーメタル、
このまま、立ち消え的になし崩し的に解散の憂き目・・
なんてことも、ありうる訳? 

などとまたしょうもなくも無力感に打ちひしがれながら、
ふと、そのアーカイブ欄、
年代ごとの公演履歴、なんてのをつらつら見ながら、
そっか、やっぱり2018年のライブの本数、
過去三年に比べても、激減、だったんだよな、と。

であれば、その激減、という印象が、
いったい、どのような数字に裏付けされているのか、
なんてことをふと知りたくもなって、
思わずその性癖の赴くままに、
リストアップしてみたベビーメタルの全ライブ回数。

としたところ・・・・

え? ま、ま、まさか・・・
つ、つ、つまりは・・・ そういう・・・ ことなの・・!?!?

そのオフィシャルサイトのアーカイブデータによれば、
2018年の最後を飾った、
12月9日 ブリスベンの公演こそが、
ベビーメタル 通算200回目のライブ、
その記念公演であった、と ・・

え? 200回?

2012年の公式デビューから2018年までの7年間の軌跡の中で、
この200回という公演回数が多いのか少ないのか、
という判断は別にしても、

200回・・ つまりは、節目、という奴。

で、節目・・と言えば、もしやもしや、
この200回を以て、契約・・満了・・ってこと?

ちなみにその200回の公演の中でも、
前述のブリスベンの公演こそが、
100回目の海外公演、
ってことは、ベビーメタル、
そのキャリアのうちの、
ちょうど100回を国内公演、
そして100回を海外公演、
と、きれいに半分づつにしていたのだね、と。

これ、この200回公演ってのと、
そして、国内・海外、100回づつ、
そのあまりにもどんぴしゃんこな数字、
偶然というにしても、あまりにも、奇遇過ぎる・・
ってことは、もしかして、もしかして、
本当の本当に、この100+100、
それを以て、ベビーメタル、
晴れて、契約満了と、そういうことなの?

いや、待ってよ、いや、違うよ、違う、そんな訳ないだろ、
これ、計算違い、ってか、そう、俺の間違い、だろ、そうに違いない・・

でなければ、
このあまりにもあまりにも不気味な沈黙の中にあって、
通算200回、そのあまりにもゴロの良い数字、

あまりにも、あまりにも、不吉過ぎる・・・









さらば友よ ~ イルカに乗った少年

Posted by 高見鈴虫 on 11.2019 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments

いやあ、失敬失敬、と、
今更詫びを入れる気などは更々ないのだが、
まあね、そう、バイアスなしで晒される本音ってのは、
傍で見ていても、あまり気分の良いものじゃない、
ってのは確かにある。

で、まあ、はい、その通り、
お気遣いありがとうございます。
いやあ、さすが、図星、でございます。
おっしゃる通り、
実は、この年末年始、ちょっとしたことがあって、
で、まあ、そのちょっとした気詰まりが、
妙なところで妙な形の暴言へと向かってしまった、と。
そんな事情が無きにしも非ず。

でまあ、今更ながらではありますが、
言い訳半分に、
その、年末年始のちょっとしたことを、
ちょちょっと綴らせて頂ければ、と。

実はこのクリスマス、
世界各国に散らばった盟友たち、
その古き良き、日本贔屓の賢者たちから、
ちょっと辛辣なるメッセージの数々を受け取っていた。

DISSAPOINTED:ディサポインテッド、
つまりは、見損なった、とある。
EMBARRASSING:恥ずかしい、
SUCK:くそ、INSANE:きちがい、
あるいは、MESSED:無茶苦茶、
とまあ、その表現は様々、なれど、

ただそこに綴られたメッセージ、
その深い悲嘆と、そして憤怒、
いったいこいつらは、なににこれほど激高しているのか?

日本という国、
その歴史と伝統、文化とそして人々を、
長きに渡ってこよなく愛して来たが、
今度という今度は、ちょっとあまりにも理解に苦しむ。
日本は自ずから、世界の嫌われ者、
或いは、孤立化の道を、辿り始めたとしか思えない。
これまで第二の故郷と愛し続けてきた日本が、
いつの間にか私の知る日本ではなくなってしまったようだ。
とても寂しい、そして、悲しい。
がしかし、それが日本と、そして日本の国民が、
選択した道であるのならば、致し方ない。

心ならずも、これから私たちは、
我が愛しき日本と戦うことにもなりうる。
その不幸な運命を呪わざるには居られない。

さらば友よ・・・

なんだよこれ、
別れの手紙、というよりは、
下手をすれば、宣戦布告、じゃねえか、と。

いったいなにがあったのか?

だがしかし、このメッセージを見る限り、
どうにもこうにも2018年、
どうも、我が日本は、
そんな世界各国の親日派の知識人たちを、
心底失望させ、傷つけ、その好意を善意を、
思い切り踏みにじっては唾棄するような、
そんな大失態をしでかした、
どうもそのようなのである。






  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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