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BABYMETAL 正直ぶっ飛んだ!

Posted by 高見鈴虫 on 10.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
かつてパンクロッカーであった俺は、当然のことながらメタルが嫌いであった。

同じライダースの革ジャンに黒ずくめのスタイルという近親憎悪からか、
まさに目の敵、というか、カツアゲの良いカモにしていた、というのが正直なところ。

この糞メタル、
その表層的に激しいだけの実に無機質な音から、
芝居じみたファッションから、うざってえ長い髪から、
社会性の欠片もない意味のない歌詞から、
ぽよぽよとしたいかにも喧嘩に弱そうなヘタレ面から、
なにからなにまで目障り、うざった過ぎる。

そして、そう、そんなメタルを一番舐め腐ったその理由は、
メタルがひきこもりのオタク野郎だったからである。
メタルをやっている奴は、馬鹿のへたれ、と決めつけていたところがあって、
そんな訳でメタル、なにからなにまでが徹底的に気にいならなかった訳だ。

がここにきて、
そう、ロックのステイタスとされていたその不良性。
反社会性やら暴力性やらに享楽主義やらの象徴されていたロックというイメージが、
これほどまでに茶番化してしまった今となっては、
いまだにロックなんてジャンルに拘っているのは、まさにこの糞メタルしか残っていなかった訳で、
そうこううするうちになんだかんだと言いながら、
ビジュアル系から始まってハードコアからデス系からと、
なんとなくそんな知人が増え始め、
あるいはそう、いまだにロックなんてやってるのは、まあそんな奴らしかいなかった訳だ。

とそんな俺のメタルへの偏見を払拭、どころか、正直ぶっ飛ばした!のがこのBABYMETALである。











俺がBABYMETALに涙するその理由

Posted by 高見鈴虫 on 12.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
最近になっていきなり、BABYMETAL 、すげえ、とか言い出した俺に、
おまえ、オツム大丈夫かよ、とまじで正気を疑われる、ってのが大方の反応である。

嘗ての俺の知る人々は、一貫してBABYMETALには批判的である。

が、そう、そんな中にも、ああ、BABYMETALかぁ、判る判る、と言ってくれる人々も居る。

ぶっちゃけそれは、ドラマー、そして、バンドがぽしゃった後、
やむやまれずしがないサポートの仕事を続けていた、
いわゆるひとつの、食えないプロ、の連中である。

つまりそう、
俺は別に、スーメタルの流し目がどうの、両脇のジャリのスカートのフリルがどうの、と、
そんなことを言ってる訳ではない。

ぶっちゃけ、BABYMETAL、バックの奴らが、上手い!
まさに、感動する程に、上手い!のである。

日本ではどうか知らないが、米国市場に挑戦する海外からのミュージシャンにとって、
その演奏技術はしかし必要最低条件である。

特に、メタルなどというオタッキーなジャンルに置いては、
そのテクニックこそは通行手形。
ぶっちゃけ、ミュージシャンの演奏技術がしょょぼいと、
なにをやっても絶対に受け入れられない。

日本の方々のように、
よく判らないが、これ売れるの?
やら、
なんかちょっとうるさいがそんなもんなの?
とかではなく、
一目見ただけで、あ、はい、ご苦労さん。
それは業界さんだけにとどまらず、
一般観衆、下手をすればそのあたりの犬の散歩のおばはんでさえ、
蓋を開けてみれば立派なロックフリークだったりもする訳で、
下手な演奏を始めたとたん、
あ、これはもう、この程度、と、即座にその力量を見透かされては、
見るに値せず。時間の無駄、とばかりに、
ぷい、と横を向かれては、通過されてしまう訳で、
そうつまり、ここ米国の聴衆たち、
ガキの頃から、チック・コリアからソニー・ロリンズから、
あるいは、ストーンズからガンズからマドンナからレディーガガ級の奴らを、
ともするとその辺りの公園のフリーコンサート、やらで普通に見てきた訳であって、
あるいは、事あるごとに、どこぞのガレージバンド、
なんて連中の糞演奏にこれでもかと付き合わされていることから、
そう、つまりは耳が肥えすぎているのである。

そんな耳年増の観衆を前に、
なぬ?ジャパニーズの?ジャリタレ・アイドル?それがメタル?
あれまあ、東洋のお猿さんたちは、どうせよく判ってないんでしょうね、
やら、
ははは、面白い冗談だな、と一言で失笑を買う、
あるいは、聞きもしないうちから、
ばーか、ふざけんじゃねえよ、と門前払いを食わされる、
ってのがまあ普通な反応な訳だ。

よって、この東洋人のジャリタレのアイドルのヘビメタの、
なんてこんなふざけた企画物の糞バンドは、
どうせ宴会の余興程度。
最初からおトイレタイム、あるいは、退屈しのぎにブーイングでからかってやろう、
というのが大方の予想、であった訳なのだが、

だがだが、このBABYMETAL、

なんの奇跡か、
そのあまりの凄さを前に、今や全世界が騒然。
まさに、度肝を抜かれることになった訳だ。

改めてその成功の理由の中には、
確かに、あの子どもたちの可憐さや可愛さ、
なんてのもあるだろうが、
はっきりいってそんなのはこのアメリカにだって腐るほどいる。
そしてこれまでにだって、アイドル系でメタルアレンジ、
なんてバンドも腐るほどいた筈なのだ。

がそこに、ジャパニメが加わる。
そしてこの全米を席捲するコスプレのブームである。

がしかし、どんなに無理をしても、まあ普通であったらそこまでだっただろう。

あるいは、俺にしたってそこまでであったら、
なにもこんなアイドルバンドに興味なんてもつ筈もなかった。

という訳で、このBABYMETALの大成功のその本当の要因とは、と省みるに、
やはり、そう、そのバックに控える一見してキモい白塗り軍団。
その名前どころか顔さえも知られることの無い、
この白塗りのバックバンドの方々の、
その演奏技術のあまりの素晴らしさ!!
そして、サポートに徹し切った心意気、というよりは、まさに、そう、プロ根性!

つまりは、本当の音楽ファンを本気で熱狂させるほど、
正真正銘に素晴らしい演奏を繰り広げている、
その賜物なのでは、と言い切ってしまってもよろしいかと思う。







摩天楼に響き渡るBABYMETAL

Posted by 高見鈴虫 on 13.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
BABYMETAL、まじかっちい、とかそんなことを書き綴ってたいまそのたったいま、
なんとここ、ニューヨーク、マンハッタン、ブロードウエイの目抜き通りを、

まさしく、BABYMETALの KARATE を、カーステで大音響で流しながら走り去っていくBMW!

ニューアルバムが全米TOP40に入った、なんてニュースは聞いていたのだが、
なあに、今日日、いまさらCDなんか買うやつはいないだろう、だからさ、などと斜に観ていたところもあるのだが、
おいおい、マンハッタンの摩天楼に響き渡るBABYMETAL、もしかしてもしかすると、これ、本物かもしれない!!

ただ、もしも欲を言うならば、スタジオ版CDの打ち込みの演奏を、
神バンドの生演奏で収録しなおしてもらえないだろうか。

神バンドの演奏はまさにBABYMETALのキモ。

あのまさに神憑り的な演奏技術であれば、バックが安っぽい打ち込みである必要はなにもないではないか。

ああ、5月4日のニューヨーク公演、あいにくと仕事が入っているのだが、休んで行ってしまおうかとずっと悩んでいる今日このごろ。

まじでこのバンド、いま見逃したら、次に帰ってくる時にはマジソン・スクエア・ガーデン、どころか、
もしかしてジャイアンツ・スタジアムなんてところでしかお目にかかれないバンドになってそうな気がして怖い。

がんばれ、BABYMETAL!
世界中をぶっ飛ばしてやれ!このバンドならできる!俺はそう信じている。

この腐れ打ち込みのエレベーターのBGMみたいなのばっかりになってしまった音楽界を、
まさに、日本から来たアイドルと神業バンドがぶっ飛ばしまくっては席捲していくんだぜ。

がいずれにしろ、白塗りで固めた神バンド。
つまりは、挿げ替えがきく、というやつなのだろうが、
こんなことになった以上、まさに神バンドのメンバーのひとりひとりが、
世界中から引っ張り凧になるであろうことは必至。

だってこれだけ上手いんだぜ。しかも、このグルーヴ。まさに音楽の享楽の真髄。

大リーグやサッカーではないが、ついにこれで、日本のミュージシャンにも世界の扉が開いたわけだろう。

ついにやったな。

俺はちょっと生まれてくるのが早すぎた、あるいは、俺たちの力でその扉をこじ開けることができなかった訳だが、
このBABYMETAL、思わずニューヨークの雑踏を行く人々に、
おいおい、聴いてくれよ、ほら、このバンド、日本のバンドなんだぜ!
俺達のバンドなんだぜ、
なんて、いちいち自慢して回りたくなるぐらいに、
そう、つまりは、日本の音、でありながら、しかし世界レベル、それもトップクラス。

日本人よ、世界に向けて胸を張って歩ける時代がようやく戻ってきたぞ。

嘗てはバブリーな田舎成金、とバカにされた俺達だが、今度は違う。
俺たちはBABYMETALだ!

思い知ったか、と世界中にFOXサインだ!

来年ぐらい、まじで、セントラル・パークとかで、X-JAPANとVAMPSとBABYMETALの大共演、
それにコミック・コンがコラボして世界最大のジャパニメ・コスプレ・パーティー!
なんてやったら、まさにとんでもないこと、WOODSTOCKをぶっ飛ばすような、
そんなイベントになるんじゃないのか?

おい電通、そんなところで、腐れオカマ政治家の音頭取りなんてばかなことやってないで、
もっと世界に目を向けてでかい夢をみさせてくれよ。

日本はいまならやれるんだよ。いまだからこそやれるんだよ。

これはおい、まさに、日本の夜明けだよ、夜明け!

摩天楼にこだまするBABYMETALを聞きながら、俺はまじでそう思っているのでした。




NY米系企業内に伝染するBABYMETAL熱

Posted by 高見鈴虫 on 30.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
元はと言えばキッチンで出くわしたプログラマー部門のその男。

既にかなり薄くなり始めたロン毛をポニーテール。
金曜ともなれば、いきなりダブルの革ジャンのバイカー・ルックである。
見ればその尻のポケットにこれみよがしにぶっ刺したスティックが二本。
いくら米系企業のシステム部と言っても、
このあまりにも世間体をぶっちぎった傍若無人なそのスタイル。

思わず面白がって話しかけてみれば、
今なおニュージャージー奥地の自宅の地下室に自前のスタジオを作っては、
いつか世界をあっと言わせる名曲を、と日夜音楽活動に精を注いでいる、という。

なあに、こんな会社、世を忍ぶ仮の姿。
俺は、そう、ミュージシャンなんだ。つまりそう、ライフ・ミュージックって奴。

自宅録音マニアって奴か。
で、ドラムも?と聞けば、勿論、と胸を張って答える。

ギター、ベース、そしてドラム、なんでも自分でやる、とのことで、
やおら手にしたスティック、まるで和太鼓のように鷲掴みしては、
空手チョップでもくれるように拳を踊らせ始める。

まあそれを見ただけで、そのレベルは知れてしまう訳なのだが、
しかし、それでもリズムマシーンだけは絶対に許せない、
なんていう妙な拘りがいかにも時代遅れのロック野郎である。

が、しかし、そう、前述の通り、俺はこの会社においては、
スーツにネクタイ、七三分けに銀縁のメガネ、
絵に描いたような、いけ好かねえジャパニーズ・リーマンである。

そんな俺にすっかり兄貴風を吹かせたこのバイカー野郎。
まあ日本なんてところから来たお前らジャパニーズ、
社畜揃いのお前らには、
ミュージックがどれだけ素晴らしいものか、
なんてことは判りもしないのだろうがな、
人生において一番大切なものは、そう、ミュージックなんだよ、ライフ・ミュージック。

聞けば未だにレッド・ツェッペリンがアイドルであるらしい。

知らねえだろう、昔アメリカにはレッド・ツェッペリンって凄いバンドがいてよ、
そこのドラマーが俺は今でも一番好きなんだ、今度一度聞かせてやるぜ、
なんてことを言われてしまったりもするのも、
つまりはそう、俺のこの変装があまりにも完璧、ということなのだろう。

がしかし、例え別人に変装をくれているとは言っても、
よりによってこの俺の前で、ミュージックがどうの、
なんてことで威張られるのはちょっと癪に触らない訳でもなく、
で、思わず、馬鹿、レッド・ツェッペリンはイギリスのバンドだぜ、
と言い返してしまう。

という訳で、人の居ないのを見計らって、
だったらお前、これできるか?とキッチンのシンクの上、
なにげにタラララ、と片手ロールからパラディドルのコンビネーション、
なんてのを見せてやったのだが、
一瞬見開いた目、がしかし、すぐにチッチッチ、と舌を鳴らす。

なんだよ、お前、鼓笛隊か?と一言。
可哀想になあ、ジャパニーズ。
あのなあ、でもそんなマーチング・バンドみたいなのはミュージックとは言えないんだよ。
やっぱりロックだろう、ロック。
俺の好きなそのレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムってドラマーはな、
などと言いながら、相変わらず空手チョップのような動作でエアー・ドラムを繰り返している。

あのなあ、違う違う、鼓笛隊であろうがレッド・ツェッペリンであろうが、
スティックはこう持って、で、そう、ジョン・ボーナムならハーフ・ノーツだろ、あれはな、

なんてことを言うのも面倒くさく、

思わず、お前、ベビーメタル知ってるか?と聞いた見た。

なんだそれ、ベビーメタル?そりゃお前、ヘビーメタルだろ?
そんなことも知らないのか、ジャパニーズ。
いいか、ヘビーメタルってのは、
とかなんとか要らぬ講釈を始める前に、

いやだから、B-A-B-Y METAL 。ロックやっててそんなことも知らねえのか?

BABYMETAL?聞いたことねえな、とバイカー野郎。
日本のバンド?日本のメタルバンドか?へえ、と鼻で笑う顔がなんとも憎たらしくもなる。

お前なあ、つくづくアメリカのど百姓。日本と中国をごちゃにしてるアホということだろう。

いいか、お前、騙されたと思ってベビーメタル、YOUTUBEを観てみろ。
と、あのスティーヴン・コルベアのLATE SHOWのリンク送って見れば、
音を聴く前から、なんだこれ、ガキじゃねえか、と一言。
学芸会の京劇で曲芸でもやるつもりか?

いやあ、ジャパニーズ、お前らつくづく判ってねえんだな、と首を振っては、
話にもならねえ、とばかりに、じゃな、と向こうに行ってしまった。

馬鹿め、と思わず。
このステレオタイプの田舎者が。アメリカの百姓はこんな奴ばかりだ。
お前は一生に一度の大チャンスをいま不意にしたんだぞ、可哀想なやつだ、
とは思いながら、まあそう、奴の不幸は俺にはなにも関係ないわけで、
とうっちゃっておいて一週間。

いきなりそのバイカー野郎、俺の机を訪ねて来るや、
ぐい、と突き出したその拳、髑髏の指輪の並ぶその無骨な手が、
なんと、フォックス・サインである。

BABYMETAL?



BABYMETALがやって来る GAH-GAH-GAH !!!

Posted by 高見鈴虫 on 03.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
このところ、小雨の続くニューヨーク。

ついに待ちに待ったBABYMETALのニューヨーク公演も明日に迫り、
犬の散歩の道すがら、
駅前のKINKO COPYに寄って、
ついにBABYMETALのチケットをプリントアウトした。

最近のチケット、WEBで買ってMAILに添付のPDF。
それを勝手にプリントアウト、となる。
で、これ、いくらでも刷れちゃったりとかもする訳で、
ともするとこのメールだって、はっとしたらいつのまにかマスメール。
これで本当に大丈夫なんだろうか、となんとも心もとない。

が、まあ、そう、21世紀、
俺の知らないところで既にそういう風になってるんだろう、
いちいち理由を考えたらそれこそやってられないわな、
とかなんとか。

でそう、こんなPDFファイル、
こんなもの会社のプリンタを使えばタダ。
がしかし、近頃訳の分からない単語の反乱するご時世、
コンプライアンスやらセキュリティやらオーディットやらと、
次から次へと訳の分からないものに翻弄されては思わず足をすくわれて、
なんてことにならないように、
やっぱこういうものは金を払ってでも外でやったほうが無難、
といういかにもおっさんらしい姑息な判断。

で、このチケット、買ったのは、と改めて見れば、4月の14日。
いやはや、あれからどれだけ長い日々が、と思うとつくづく溜息が出てしまう。

元はといえば、そう、またいつものダチ。
昔ツルんでいたバンド仲間。つまりは食えないプロ。
その一人から、
おい、ベビメタのLATE SHOW まじ凄かったらしいな、おまえ観たか?感想きぼんヌ、
なんてメールを貰っては、
おいおい、こいつ、いつになっても相変わらずだな、と大人風を吹かせながらも、
なんだよ、そのベイビーちゃんメタルってのはよ。
が、しかし、今更、知らない、というのもこっ恥ずかしく、
ああ、観た観た、凄いな、ははは、などとお茶を濁しながらも、
で、そう、そう言えばそれ、なんだ?
とこっそりその貼られたリンクを覗いてみれば見れば。。。。

んだこれは!と思わず絶句!!

おお、これは凄えな! 凄え、スゲエ、思い切りすげえ、といきなりぶっ飛んで、
へえ、で、なんなのこのBABYMETALって、
と改めて調べてみたところ、

えええ、ニューヨークに来るんじゃないか、
それも5月?

がしかし、案の定のSOLDOUT。

なんだ、やっぱり駄目か、とがっかりしたのもつかの間、
なぬ、STUBHUB?

そう、こちらのダフ屋サイト。 

www.STUBHUB.com

ここで売りたし買いたしのようにチケットが捌かれているのだが、
それって、ほら、ヤンキーズの、やら、ジャイアンツの、やら、
そんなのばっかりだろ?とは思いながらも、
まさかと思って探してみれば、

May 4th
Babymetal Tickets
8:30 pm Playstation Theater, New York, NY

$75から、とある。


ベビメタ行ったぜ!!! ~ BABYMETAL NEWYORK PLAYSTATION THEATER 観戦直後記

Posted by 高見鈴虫 on 05.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
ベビメタ行ったぜ~!!!

なんかまじ、コンサートに行ってきた、というよりは、
嵐の後に難破船から岸に打ち上げられた気分。

いやあ、その演奏、凄いのなんのって、
まさに完璧。恐ろしいまでのプロフェッショナル。
まさに神バンド!
あんまりにも上手過ぎて、なんかもう同じ人間とは思えず、
はいはい、もう、後は勝手にやっててください、と、
呆れて物も言えねえってぐらいにすごかった。

でそう、
普段ならばライブといえばどうしてもドラマーばかりが気になってしまう俺が、
今回のベビメタ、いやあ目の前で歌い踊る三人娘、可愛いのなんの!!
もう、夢というよりは、なんというか、この世のものとは思えない可憐さだな。

鮨詰めのステージ前、大波小波に揉みくちゃにされながら、
まさに汗塗れヨダレまみれの終わらざる地獄の押しくら饅頭に圧死寸前。
刺青だらけのメタラー。キモオタのデブ。プラスティックな姉ちゃん。
いかにもアイドルおたくの東洋人やら、訳の判らないおっさんから。
回りの観客、そのメタラーたちも、外人連中も、
揃いも揃ってその日本語の歌詞、完璧に丸暗記してやがって、
てめえ、うるせえ、スー様の声が聞こえねえじゃねえか、と。
まったくもってなにがなんだかさっぱり訳が判らない。
つまりはそう、ジャンルも人種も国境もすべてを超越した、THE ONE,
これこそが、BABYMETAL DEATH!

歓声と絶叫と時として怒轟に鼓膜を劈かれながら、
高く突き出された刺青だらけの腕の合間に垣間見える、
まさに天使の笑顔、そのGAP!
この地獄のような観客席とそしてステージの上のあの可憐な三人娘、
そして背後に控える神バンドの超絶的プレー。

いったいぜんたいこの会場でなにが起こっているのか、
さっぱり判らず、とは思いながら、
いやあ、スーメタル、可愛い、というより、
まじでむしゃぶりつきたいぐらいのセクシーさ。

両脇の娘達ももう年頃ですっかり背も伸びて来て、
いまやもう存在感バリバリ!可愛い!可愛すぎる!
それと同時に、真ん中のスーメタル。
お姉さん、というよりは、大人の妖艶さに磨きがかかってきたようで、
その美しさ、頭を揺らす轟音の中、
会場一杯に切なくも凛々と響き渡る澄み切った歌声!

思わず見とれたままに目の前真っ白、
気が遠くなるような気さえしたものだ。







BABYMETAL 一夜明けて絶賛の嵐!

Posted by 高見鈴虫 on 05.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   2 comments
なんかさっきから溜息ばかりついている。

なんとも落ち着かない、
まさに、なにも手につかない、という奴である。

なぜだろう、と考えてみる。

なんだかこれは、かみさんが飛行機に乗っている時とかの感覚に似ているな、と思う。

つまりは、とても大切な人が、自分の手の届かないところにいて、
幸運を天に祈るばかり。

そんな状態が不安なのである。

大切な人?誰のことだよ、と思い返して、その答えに思わず笑ってしまった。

そっか、BABYMETALか!

時間は9時、つまりはいま、ボストンの公演中である。

いいライブをやって欲しい、とは思っている。

思ってはいるが、それと同時に、
頑張りすぎて、怪我をしてほしくないな、やら、
客の受けが悪かったり、或いは、良すぎたり、とかで、
変に傷ついてほしくないな、とも思う。

あの凄まじいライブを二日連チャンで?
それ、まじで、無理だろう、とも思う。

声が枯れてしまうのではないか?
筋肉痛とかにならないか?
ボストンは寒い街だし、風邪なんかひいたりしないだろうか。

これはまさしく、老婆心、というものだろう。

おいおい、娘の運動会を見守るモンペ・パパの心境という奴か。

だが、まあ、大丈夫だろう、とも思う。

いずれにしろBABYMETALは、
既に俺ごときが良いの悪いの言えるようなレベルの人々ではない。

何があっても大丈夫だ。

なんてったってBABYMETALだ! そして神バンドだ!


挽歌 ~ 敗れ去ったおっさん達へ

Posted by 高見鈴虫 on 08.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
始めてロフトに出たのは高校二年だったかな。
それは割りと、すっげえステージ、とか思って、
もしかして、明日の新聞に載るんじゃねえのかな、
とかまじ思ったりして、
で次の日、新聞見るの楽しみだったけど、
当然のことながら、そんなものが新聞に載るわけもなく。

初めてルイードに出た時、あそこ天井が低くて、
ライブ中もてめえの音がすげえよく聴こえて、
で思わず調子こいて、
まじとんでもねえドラム叩いちゃったぜ、とか思って、
で、
もしかして、いまごろニュースとかに出てるんじゃねえかな、
とか思って、
以下同じ。

初めて、屋根裏に出て、床が抜けるんじゃねえか、と、
後同じ。

初めて、ライブインってちょっとでかい箱に出て、
やっぱ同じ。

そう、たかがロック。

なにをやったって、新聞なんかに載るわけもなく、
それは例えば、帰りの機材車の荷台で、
アンプやらドラムやらを積み上げたその狭間から、
見上げた新宿のビル街の灯りが、
まさに、風の中に飛び散ってしまいそうな程に、
とてもとても満たされた瞬間でもあったのだが、
そんなものを、誰と共有できる訳でもなく、
誰に知られる訳でもなく。

疲れ果てた身体の汗が冷えきって、
濡れた髪が風にはためきながら、
やったな、俺、やったな、と呟くばかり。

ただ、まるで、世界を取ったような、
この街を空から見下ろすような、
そんな気がしていたのは確かだ。



ニューヨークのありふれた朝 ~ ド・キ・ド・キ☆モーニング

Posted by 高見鈴虫 on 08.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
やば、
んだよこれ、昨日のやつ、ただの愚痴じゃねえかよ。
まるで安酒場の酔っぱらいの戯言
俺なに考えてたのかな。
夜に手紙を書いちゃいけない、
と昔誰かに言われたことがあるが、
死に損ないの恨み辛み背負い込まされちゃあ、
ベビメタだって堪らねえよな。

消しちまいたい。ゲロでそうだ。
人生の汚点だ。
悪い、忘れてくれ。
俺は想い出を大切にするようなタイプの人間ではない。
そんなこと知った事かと日々思って生きている、筈。

改めて言えば、
バンド辞めたからと言って、
幸せになれない訳じゃないし、
バンドを辞めなければ、
経験できなかったであろうことも多いし、
ちょっと美味しいもの食ったり、
ちょっと良い所住んだり、
それなりに小銭も稼いだし。
色々なところ行ったし、
スキューバとかテニスとかもやったし、
皿も洗えるようになったし(笑
なによりこのかみさん、
バンド極道やってたら知り合えなかったかもしれないし、
それにさ、
バンドやってねえ人たちの中にも、
良い人もたくさんいるのかなって、
ちょっと判っても来たし、って、あ、それは嘘か(笑

なんで、人生いろいろだわな。
なにをやっていても、それなりに喜びも苦労もあるってもんでさ。

ただそう、BABYMETAL、
あのイニシエの熱情を思い出しては、
そして、生き返った、気がしたのは確かだよな。

あるいは、
行方知れずになってるあいつももしかして
世界の何処かでBABYMETAL 聴いてるかな、とか。
あるいは、
BABYMETAL、なんで?どこが?
とか言った奴らに、
お前なあ、もうちょっと素直に心を開けよ、
とか言いたくもなって、
すっかり逆効果だったかもしれぬが。

まあそう、
ぶっちゃけ、興奮したのか、と。


しぇきなよろしく・べいびいめたる ~ おことわりにかえて

Posted by 高見鈴虫 on 08.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
嘗て東京で売れないバンドマンをしていた頃、
下北沢に住む友人宅によく転がり込んでいた。

そいつは元高校の同級生で、
学生当時、登校拒否というよりはバンドとバイトと不良活動が忙して
学校に行っている暇も無かった俺とは対照的に、
成績優秀の美術部の生徒会長。
何一つとして接点の無い俺たちだったが、
互いに実は隠れ読書家であり、
それぞれがジャンルのまったく違うレコードを、
しこたま所持している関係から、
物珍らしさ半分、なんか勉強のためにはそういうのもいいのかもな、と。
奴の村上春樹と俺の村上龍。
奴の泉谷しげると俺の萩原健一
奴のムーンライダースと俺のジョニールイス・アンド・チャー。
奴のニール・ヤングと俺のイギー・ポップ、
奴のジョニ・ミッチェルと俺のプリテンダーズ
なんてのを貸したり借りたり、とそんな付き合いだった。

学校帰り、そんな友人と一緒に歩いていたりすると、
後輩たちからは、若い奴らにしめしがつきません、とかなんとか。
つまり、格好悪いからあんな奴とは付き合わないで欲しい、
なんてことを言って来られたりもしたが、
当然のことながら、俺はそんな後輩を問答無用に〆た。

俺のやることに良いの悪いの言うのは一億年早え。
すっこんでろ。

後になって、奴は奴で、先公どもから、
あんな不良とつきあうのはやめなさい。馬鹿が染りますよ、
なんてことを言われていたらしいが、
俺と同じ対応で、突っぱねていた、らしい。

そう、ガキの付き合いなんざそんなものだ。
横から下手な口を挟んでもろくなことはない。
友情なんて言葉は嘘くさいが、
まあそう、俺の付き合いに要らぬ口を出すな、が、
年頃のガキどもの独壇場。

その聖域に下手な無理強いをかけようものなら、
ガキは自分自身さえもうっちゃって、
他人の言うことしかできねえロボトミー化してしまうか、
或いは、そう、徹底的に己の道だけを暴走し始める。

そんな友人は、高校卒業後、
数多の推薦入学すべて断り、
そして東京に出て、漫画家になる、と宣言し、
この俺でさえがまさか、とは思ったが、
なんとしたことか、
奴はそれを、まじの本気で実行に移し、
下北沢から徒歩20分、
まさに昭和といよりは、
明治大正時代からの文化遺産のような、
窮極的な貧乏木造アパート、なんてところに居を構えることとなった。



  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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