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突如のトレビア:テニスの聖地と呼ばれる

Posted by 高見鈴虫 on 01.2006 テニスねた
トレビア、

テニスの聖地と呼ばれる、

伝統あるウインブルドン全英テニス選手権では、

サーブの早い選手に一人勝ちさせないために、

わざと空気の抜けたべこべこのボールを使って争われる。

テニスは確実に進歩している。そして格段に面白くなっている

Posted by 高見鈴虫 on 18.2006 テニスねた   0 comments   0 trackback
引退した奴の中には、
昔は良かった、なんて言う奴がいるけど、
そいつは完全に寝ぼけちまってるだけの話だ。

テニスは確実に進歩している。

そして格段に面白くなっている。

実際にプレーを続けている選手はそれをよく知っている。

ボルグVSマッケンローだって?糞食らえだ。
言い訳は負け犬にだけ必要なものだ。

そうマッケンローが言ったのが、2003年のUSOPEN。

彼はまだ、勝ち続けているのかな、とふと思う

ロジャフェデラを観るたびに、生きてて良かったと本気で思う

Posted by 高見鈴虫 on 10.2006 テニスねた   0 comments   0 trackback
んだよ、またかよ、フェデラ、強すぎだな。
まあ判ってはいたけどさ。
フェデラが勝ってくれなかったら困るけどさ。
でもやっぱりか。
やっぱりフェデラだ。
判っていたけどちょっと残念。でも、やっぱりな、凄く嬉しい。

もし、フェデラ、好きじゃなかったら、
今のテニス全然面白くないのかな。

でもさ、
フェデラ嫌いな人って、絶対に嘘、と言うか、
全然判ってない、っというか、かわいそう、っていうか。

つまり、生で見てない、
見てもいないくせに、嫌いだ、とか、言えちゃう、
まあつまり、くだらない奴、ということ。

つまり、それって、素直に、貧困、だと思う。

おれ、フェデラ、見たよ。
自慢するわけじゃないけど、
ってより、自慢でもなんでもいいから、良く聞けよ。

俺、フェデラの試合、何度も見たよ、
上からも、下からも、
コートサイドで、あの嵐の中でのアガシとの死闘とかも見た。
極めつけは、こないだのUSOPENの大会前の練習とか、
目の前、ねえ、いまのアウト?って言って、うん、アウト、
と返ってくるぐらい近くで見たけどさ、

いやあ、違うよ。この人。この人だけは、全然違う。
まったくなにもかも。

フットワーク?バックハンド?トップスピン?サーブ?

うん。それもそう。

動体視力、反射神経、バネ、伸び、筋肉、柔らかさ、

ああ、もう、
そんなこと、どうでもいいんじゃないの?

つまり、この人、存在自体、違う。違い過ぎる。
人間より、神、あうそ、そんなもんじゃない。
そうだね、ライオンかな。
うん、ライオンに近い、あの身のこなし、って言うか。
全身の雰囲気っていうか。
あ、ごめん、俺、生のライオン、まだ見てないけど、
つまりは、そんな感じ。

この人の動きのすごさ、生でみないと判らないよ。
惚れ惚れする、というか、魅了される、
というより、魅入られる。なんか金縛りって感じ。

練習の時とか、誰一人何も言わず、言えず、
ほとんど金縛り状態。緊張で。この人がいるだけで、
空気が凍る。緊張でみんなからだががちがちになる。

つまり、この人の凄さ、
ねえ、ぶつくさ言う前に等身大で見てごらんよ。
凄いんだよ、唖然だよ、
あっけに取られて、もう涙でるよ。

いきなりコーナーにブッ刺した玉、
ようやく返った短い玉、めがけて飛び込むあの姿、
まさに獲物を追うライオンそのもの、

で、一撃必殺、まるでボールがバスンっ潰れそう、
或いは、そう、侍じゃなけど、真っ二つって感じ。

ちょっと思ったこと、

1.定位置がない。この人、いつも移動してる。
ずっとスプリットステップ、で、
真中のベースライン上に居る時間、極端に少ない。
で、いつも前に出てくる、決して待たない、
で、飛び込んで、グッドバイ、逃さない。

2.どんなボールも必ず見据えてる。
たとえ、足元に転がってきた練習用のボールさえ、
開ききった瞳孔で、くっきりと見据えている。
ただボール、を見てるんじゃなくて、
ボールのどこを見てるのか、って感じ。

3.身体がむちゃくちゃやわらかい。
ヨガやってるとか色々言われてるけど、
あの巨体がまるで鞭みたいに、
しなっては、スイングのたびにびゅんと音がするぐらい。

ああ、フェデラ、美しすぎる。

サンプラスもアガシもコートサイドで見たけど、
これほどの衝撃はなかったよ。
フェデラの試合、コートサイドで見てごらんよ。
廻り中、テニス関係者、それも歴代の、テニス関係者ばかりだよ。
そして、だれもが大ファン。当然だよ。フェデラだもの。
この人こそは、テニスというスポーツの生んだ完成品。
完全に完璧な姿なんだよ。

パコデルシアとロスバンバンとロジャフェデラを見るたびに、
この人達と同じ時代に生きられてたことの幸せを、
心の底から喜びたい気分になる。

いくら払ってもいいから、
コートサイドでロジャフェデラ、見るべきだよ。
試合すぐ終わっちゃうけどね。だって強すぎるんだもの。
でも、一瞬だけでも見れたら、その価値が判る筈だよ。

ぶつぶつ言う前に、フェデラを見てごらんよ。
生きててよかった、ってきっと思うから。

早朝テニス

Posted by 高見鈴虫 on 01.2007 テニスねた   0 comments   0 trackback
最近まったく信じられないことに
なんと毎朝6時に起きて、
テニスをやっているのであった。
朝6時突如として鳴り響く目覚ましに飛び起きて、
は見るのだが、
寝静まった暗い部屋から外を見ると、
まだ薄暗い空は晴れてるのか曇ってるのかさえ判らなくて、
こんな時間に誰か起きてるのかな、
なんてちょっと不安になるのだけれど、
自転車をずるずるとひきずっと表に出た途端、
さすがニューヨーク24時間眠らない町、
出勤途中のおっさんから夜勤明けのタクシーから
クラブ帰りの糞がきどもから早朝ジョギングの姉ちゃんからが、
閑散としたやけに広々と見える交差点を斜めに横切って行くのが見えて、
仰ぎ見る空は今日も青空。
あいつら、また来てるかな、きっと来てる筈だな、と走り始める街。
湿った風がまだ冷たい。
これは一種、NYCひとり占め感覚である。

紅色の穴から抜け出して~フレンチオープン閉幕

Posted by 高見鈴虫 on 12.2007 テニスねた
この2週間というもの、
我が家のリビングルームは、
朝な夕なに、燃えるような紅色に染まっておりまして、
で、
そんな赤い部屋の奥から、
誰のものとも知れぬ若い男女たちの、
アッハーン、から、イヤーンから、
オーレー、から、イエスイエスから、
ギャーから、ヌオー、から、メルドゥ、からコーニョォォォから、
なんとも狂おしくも悩ましい唸り声、時には悲鳴、そして怒声が響き続けて・・
ああ、フレンチ・オープン、
ついに終わってしまいましたね。
毎度ながら、なんかほんと、穴の中から出てきたって感じ。
で、見渡す街はすでに夏の装い。

テレビの画面には、
ほんと、久しぶりに赤土以外の色、
つまり、NY1の青いLOGOから、デビッド・レターマンから、
ソプラノスからデッドリースト・キャッチから、
パリス・ヒルトンからバラック・オバマからアンジェリナ・ジョリーから、
そうそう、そう言えば、こういう人たち、いたよね、なんて。
つまり、普通の生活の普通のテレビ番組が帰って来て。
ああ、そうか、野球なんてスポーツもあったんだよね、
なんて。
そう、ほんと、穴から出てきた感じ。
なんか、ほんと、実はほっとしたって感じ。

と言う訳で、フレンチ・オープン、
結果!については、もはや言うまい。
ナダール君、見事であった。敵ながら天晴れ!
やっぱりね、
こんな天下分け目の大勝負の前日に、
ホテルの部屋にひき篭っていたチャンピオンと、
街に繰り出して大飯食らっていた自称・野獣の、
肝っ玉の差、なんて思ってたけどさ。
いやあ、むしろ相手は野獣なんだから、と。
この野獣さこそが、彼の魅力であり、彼の限界でもある、と。

いやいやしかしながら、です、
危うくスポーツベットで全財産を失うところでありました。

そう言えば、グラセンの裏のウッディーズのおっさん、
来る客来る客に、
フェデラに100ドル、あるいは、無料ガット3本分、どうだ、賭けるか、
とやっていたけどさ。
そう、だから、ナダールが勝った瞬間に、
くそったれ!よりもばかやろう!よりも、
ラッキー、ガット無料だ!と大喜び(内緒)したのは
俺だけではないはずで(笑
おいおい、ってことは、
いまごろ倒産して夜逃げ、してるとすると、
俺の入院中のRDX500はどこに行ってしまうのだろう。
ちょっと不安になってきた。

            ~遠方の友に宛てたメールより

エンディングテーマ

Posted by 高見鈴虫 on 17.2007 テニスねた   0 comments   0 trackback
そう言えばさ、
テニスやってる時に音楽がかかり始めると負けるよね。
なんか勝手にエンディングのテーマが流れちゃってる、
みたいなさ。
自分でも、ああ終わりか、とかと思っちゃってたり。
音楽に合わせて、出演者のテロップと、
提供は、なんてコマーシャルまで流れちゃって。

そう言えば、
最近聴いてるのって、
民族系とか癒し系とか、
言われて見ればエンディングテーマみたいな曲ばかりだね。
俺、終わっちゃったのかな、とか。
いくらなんでもちょっと早すぎねえか?
あるいは、
これも時代って奴?

アナ・イワノビッチとマリア・シャラポバとアンナ・クルニコバだったら

Posted by 高見鈴虫 on 04.2007 テニスねた   0 comments   0 trackback
ふとした拍子に
アナ・イワノビッチとマリア・シャラポバとアンナ・クルニコバだったら、どれが好き?
と聞かれて、
そりゃ、クルニコバに決まってるじゃないか、と答えてしまった。
ふーん、そうなんだ、とその場は過ぎたが、
なんかまたしまったこと言ったかな、とちょっと気になっています。
この質問の本当の意味ってなんだったんでしょう。

世界の中心でお尻の穴をもじもじ

Posted by 高見鈴虫 on 05.2007 テニスねた   0 comments   0 trackback
ナダールはサーブのたびにお尻の穴をもじもじやっているが、
あれやっぱり自分でも気づいているんだろうな。
ってことは、
ナダールの試合を応援してる家族親戚一族郎党の方々も、
一族の誇りであるナダールが
サーブのたびにお尻の穴をもじもじしていることに
当然ながら気づいている筈。
で、素朴な疑問。気にならないのだろうか。
例えば世界中が見守るウィンブルドンの決勝戦で、
自分の家族がサーブのたびに尻の穴をもじもじしているんだぜ。
これ、凄いよ。
なんで誰も言ってあげないのかな、と言うのがもっともな意見だが、
それさえもぶっち切っているのが、
野獣の野獣たる所以、なのであろうか。
うーん、ナダール、ますます侮れない。

USOPEN2007

Posted by 高見鈴虫 on 04.2007 テニスねた
トロントから奇跡の生還!
した途端に、天井は落ちる、テレビは壊れる、PCはぶっ飛ぶ、の大混乱、
おまけに電話はなり続け、
駄目押しとばかりにLAからマブダチが参上。
旅の垢、どころか、
出張中の汚れ物から書類の山から領収書の束から、
なにひとつとして手付かずのまま、
いきなり!USOPEN2007に突入。
いやあ、この3連休、天気良かったよねえ。
もうねえ、地獄の暑さ。逃げるところもなし、ってな訳で、
全身火脹れ、土方焼けの局地。
サングラスの跡、どころか、LIVESTRONGの腕輪から、
肩先のほつれから、出張中につけた引っかき傷まで、
克明に焼きこんで刻みこんで、
一生消えない火傷の跡になってしまったような。

という訳で、USOPEN2007、行ってきました、隅から隅まで。

まあね、買ったチケットはグランド・アドミッションって言って、
本場の大スタジアム・アーサーアッシュを取り囲む、
予選コートみたいの入り放題パス、みたいのだったんだけどさ。
でもねえ、
自称・通好みのこのグランド・アドミッション、
なにがすごいって、超一流に一歩足らないぐらいの選手達の、
息吹から汗の雫から涎から悔し涙嬉し涙、
直接に飛んでくるあの間近さ。
ボールがフェンスを直撃するたびに飛び上がるぐらいの、
あの至近距離で直視する世界レベルの迫力って言ったらないぜ、と。
まるで神業に次ぐ神業、奇跡に次ぐ奇跡。
お手本というよりは、むしろサーカスに近い、という、
まったく持って、
いやあ、プロって本当に凄いんですね、と、
もろに実感。
あああああ、もう、
叩きのめすだけ叩きのめしてくれ、
と、まさにそんな感じで、泣きまくり吼えまくり。

という訳で、朝8時から夜は11時過ぎまで、
練習用コートからジュニアの試合から駆けずり回って、
カルロス・モヤの5セットの死闘からアンディ・マレーのゴミ箱蹴りから、
エレナ・ヤンコビッチのおならからサニア・ミルザの涎まで、
いやあ、USOPEN 大満喫!

一年間、バケーション取らずに休暇貯めておいた甲斐があったなあ、と。

NYCに神様が満ち満ちていた休日でした。

ではでは。詳細はまた後ほど。



            ~遠方の友に宛てたメールより



USOPEN2007閉幕~フェデラで始まりフェデラで夏が終わってしまった

Posted by 高見鈴虫 on 11.2007 テニスねた
USOPEN、終わっちゃったね。

毎年この季節になると、どっと疲れが出て,
あるいはただただ呆然という感じ。
思い起こせば6月の全仏からそれに続くウィンブルドン。
そして怒涛のように押し寄せるUSOPENまで。
フェデラだナダルだジョコだヤンコだジャスティンだ、
と手に汗握っているうちにあっという間に月日が過ぎて、
そしてふと、見渡すNYC。
ああ、夏も終わりなのか、と。
ところで今年の夏ってなんだったのか、と。
つまりはフェデラだったのか、と。
それだけなのか、と
という訳ではっと我に返る9月。
そう、毎年のこと。
ああ、もう1月の末の全豪まで、テニス無いのか、と。
やっと普通の生活に戻れたな、と思う反面、
あああ、燃え尽きている・・・完全に。
これからいったい何をして過ごせばいいのか、
と思わず途方に暮れてしまって。

という訳で開幕から終了まで、
たった一滴の雨も降らなかったUSOPEN2007。
スケジュールもあんまり順当過ぎて、
毎年恒例の天気待ちも無い代わりに、
雨で崩れたスケジュールで思わぬ大物が目の前に、
なんて番狂わせも無し。
よって一番楽しみだったジョコビッチもイワノビッチも、
本当はやっぱり一番見たかったフェデラもナダルも
予定通りアッシュに持ってかれちゃったのは残念だったけど、
まあ、その代わりと言ってはなんだけど、
毎年恒例のカルロス・モヤのガチンコ5セットマッチも、
サニア・ミルザとアンナ・チャクベタゼという
ちょっと出来すぎぐらいの夢の可愛い子ちゃん対決も、
キリレンコちゃんもヒンギスもヤンコもハンチェコバも愛ちゃんも
ばっちり最前列で観戦できたし。
実はちょっと楽しみにしていたフェデラ・ナダルの頂上対決は逃したけど、
今一番の注目株のジョコビッチ(!)が、
それなりの結果を出せたのは
これからのテニスがますます面白くなる予感むんむん。
いやあ、今更ながら、今のテニス、面白いよ。
フェデラが出てからというもの、
すべての常識という常識が覆されて、
彗星のように現れたあまりにも完璧な王者・フェデラに、
アガシからサンプラスから、
ロディックからヒューイットからサフィンから
歴代のチャンピオンが完膚なきまでに叩きのめされて一毛打尽。
ああ、もうこれは、フェデラがいる限り、
決勝戦は永遠にベーグル食わされて終わりか、
と思いきや、
その代わりに命知らずの若手連中達が、
王者への挑戦権を手に入れる為に、
しのぎを削っての壮絶ながちんこ合戦。
まるで次から次へと雨後のたけのこ状態。
その狂騒振りといったらもう息もつけないぐらい。
この白熱があっと今にテニス界全体のレベルを、
一段も二段も三段も、一挙に押し上げてしまった、と。

という訳で、さあ誰なんだ、と。
フェデラを倒すのは、いったいどいつなんだ、と。
俺的には、ナダールよりはむしろジョコビッチ、
あるいはベルディッヒ、バグダディス、アンチッチ、
モナコにデルトロにガスケにマーレーに
いやいやいや、そんな年よりは駄目でしょう、
フェデラの天下があと10年続くとして、
ということは今のジュニアのその前から
有望株を探さねば、なんて。

という訳で、そう、
なには無くとも、やはりフェデラでしょう。
無敵の王者、ライオン丸。
この人を置いてほかにはない、というか、
太陽は昇らず地球は回らない。
ロジャー・フェデラー
まさに、テニスというスポーツの生んだひとつの完成品。
見るだけで後光が射す、というか、
もう、あの身のこなしをこの目で見ただけで、
まるで身体がふわふわ浮いてしまうような、
そんな超能力的に物凄い存在のフェデラ。
誰もが狂わしいばかりに憧れて憧れて憧れて、
それが故にどうしてもフェデラを倒したい熱情に
テニス界すべてが熱病にかかっているような。

決勝のジョコビッチが、セットポイントを何度も手中にしながら
どうしても決められずに悶絶する姿、
ああ、ジョコビ、やっぱりフェデラが好きで好きで堪らないんだな、
と改めて思った。
その存在があまりにも大きすぎるばかりに、
この俺がフェデラからセットを取るなんて、
という重圧に自らが押しつぶされた、というような。
そう、敵という敵のすべてがフェデラの大ファン。
フェデラを好きでない人間がテニス界にいるものか、って感じ。
だってねえ、格好いいんだもん。ほんと。
ジョコもナダルもマリアもロディも、
ラケット持ってボール打てる人なら誰でも、
そう、フェデラが好きでない筈がない。
そう、この無敵のオーラーが輝いている限り、
誰が挑戦してもやはり時期尚早というか。
という訳で、
フェデラの天下、まだまだ続きそう、
あるいは、続いて欲しい永遠に。

という訳でUSOPEN2007。
やはり思ったとおり、フェデラで始まりフェデラで終わった、と。
そして終わった途端のその夜、
まってましたとばかりに雨が降りはじめて。
そんな訳で勇んでかけつけた早朝テニス、
着いたテニスコートは一面水浸し。
あんぐりと空いた口に吹き込む風の冷たさに、
ああ、もしかして、もう秋なのか、と。

という訳で、ふと手に取った本、
なんかするすると、まるで活字が脳みそにしみこむようで、
そしてふと流れてきたメロディ、
まるで身体がとろけるように旋律が広がって、
ああ、映画とか見てみたいな、とか、
そう言えばそろそろレンブラント展が始まるな、とか、
そう言えばドラムもぜんぜん叩いてないな、とか、
そう言えば試験勉強もぜんぜんしていないし、
そうそう、そんなことよりまずは職探し、なんて。
そう、ようやく普通の暮らしという奴に戻ってきた訳なのでした。

という訳で、帰ってまいりました普通の世界。
みなさま、正気に戻ったわたくしめを、
またまたなにとぞ宜しくお願いしまんねん。



            ~遠方の友に宛てたメールより


  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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