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ハバナのピザのトッピングは蝿

Posted by 高見鈴虫 on 04.2006 旅の言葉   0 comments   0 trackback
ハバナにおいて、
唯一まともな食べもの、と言えば、
それはピザ。
で、頼んだピザ、またいつものワンスライス。
したら、オーブンから出したてのピザ、
チーズの上に、ハエが手を擦ったままの状態で、
こんがりと焼かれていた。
トッピングは蝿かよ、と。

007 どくのはお前だ

Posted by 高見鈴虫 on 04.2006 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback
ニューヨークを歩く時には、
必ず歩道の真中を歩きましょう。
思い切り胸を張って顎を上げ肩を怒らせ、
そして前から来る奴の目を直視しながら、
心の中で、007のテーマを流しましょう。
007 どくのはお前だ
大丈夫、
相手がニューヨーカーであるなら、
ああ、ぶつかる、と思った瞬間、
あら不思議、ふっと肩をすかす
魔法のようなタイミングで
衝突を避けてくれる筈。
そんな時は一瞬にやりと笑い合って、
そして再び前を向き直り、
007 どくのはお前だ、と。
そう、
つまり基本的には日本となにも変わりはない、と。

いま判った。神は内在するんだよ

Posted by 高見鈴虫 on 10.2006 旅の言葉   0 comments   0 trackback
昼下がり、木陰のハンモックに猫のように丸まって本を読んでいると、浜辺を横切ってきた全裸の若い男が
眩しげな目のまま振り返ってこう叫んだ。

「いま判った。神は内在するんだよ。俺は地球という神の細胞のひとつ。つまり俺が神そのものでもあるんだ」

おめでとう。ようやく気づいたね、と言ってやると、
ああ、と初めて、本気で嬉しそうな顔をして笑って頷いて、
また眩しげに顔をしかめたまま、浜辺の向こうの端に向けて歩き始めたのだった。

イルカに出会って以来、人々のストレス値が判るようになった

Posted by 高見鈴虫 on 12.2006 今日の格言   0 comments   0 trackback
なんだ、問題はストレスなんだ、
というなんともありふれた結論。

ほとんどの病気はストレスから生まれているのが判った以上、
ストレスはきちんと科学すべきではないのか、とふと思う。

イルカに出会って以来、人々のストレス値が判るようになった。

ほとんどの病気はストレスから生まれている。
それは、まるで疲労した筋肉に乳酸が溜るように、
ストレスによって生まれた化学物質が分解されずに沈殿し硬質化し、
やがて毒素を発生させ脳や内臓や神経を犯して行く、
と言った感じ。

確かにテニスのようにストレスをゲームとして楽しんだり、
ジェットコースターのようにストレスを
より強度なストレスによって分解しよう
という試みも有効ではあるが。

乳酸が溜ったらバナナ食ったり
ゲータレード飲んだりお酢を飲んだりするように、
ストレスによって沈殿した化学物質を溶解させる
なんらなかの薬があってもいいんじゃないのかな。
それは実は、ハッパやら酒とかだったりして(笑

15年前に水平線の向こうに消えていった友のことをふと思い出した

Posted by 高見鈴虫 on 12.2006 旅の言葉
むかしパンガン島にいたころ、
ビーチでみんなで、ははは、とやっていたら、
そのうちのひとりが、
いきなり、うっしゃあ、と沖に向って泳ぎ始めて、
それをみんなで、はははは、と見ていたら、
どんどんどんどん泳いで行ってしまって、
そしてついに見えなくなってしまった・・・・
それをみんな、はははは、と見ているばかりで、
ああ、日も暮れてきたし、そろそろ帰ろう、
と、そのままはははは、と帰りました。

テニスは確実に進歩している。そして格段に面白くなっている

Posted by 高見鈴虫 on 18.2006 テニスねた   0 comments   0 trackback
引退した奴の中には、
昔は良かった、なんて言う奴がいるけど、
そいつは完全に寝ぼけちまってるだけの話だ。

テニスは確実に進歩している。

そして格段に面白くなっている。

実際にプレーを続けている選手はそれをよく知っている。

ボルグVSマッケンローだって?糞食らえだ。
言い訳は負け犬にだけ必要なものだ。

そうマッケンローが言ったのが、2003年のUSOPEN。

彼はまだ、勝ち続けているのかな、とふと思う

貧困の悲しさとは

Posted by 高見鈴虫 on 29.2006 旅の言葉   0 comments   0 trackback
昔、出張先のパナマで知り合ったオペラのプロデューサーのお話。

彼、スペイン語のオペラ(ドンキホーテ)のプロデュースで南米を回ってるって話でさ、
おいおい、オペラって言ったって、
こんな貧民ばかりの国で、いったい誰がオペラなんか観にこれるんだよ、
って言ったら、
それがね、貧しい国ほどオペラのチケットがよく売れるんだって言うんだよね。
つまりね、問題は貧困じゃない。
格差=差分なんだよ、と。
本当に貧しい国、なんてのは存在しなくて、
貧しく見える国というのは、
金持ちが利権から開発援助金からをみんな独り占めしてしまっている国のこと、なんだよって。
つまり、民度の低さこそが貧困なのだ、と。

貧しく生まれた人々は貧困を、運命として諦めているか、
あるいは、大雨や日照りみたいに、まあ天から降ってくるもの、
と思ってるんだろうけど、
実はそれは人災なんだよ、
貧困は作り出されているんだよ、と。

で、んだよ、お前、まるでゲバラみたいじゃねえか、と笑ったら、
逆だ、と。
南米回ってつくづく貧困がいやになった、と苦笑い(笑

なんかやりきれない話だけど、でも気持ちは判るな。

でもね、救いはある、筈なんだよ。

貧民は貧民なりに、金のかからない方法で思いきり楽しむ、ことは可能だと思うし、
金かけなくたって、おいしいものは食べれるし、いい音楽だって作れるしさ。
お金はなくても幸せな家族はたくさんいる。
俺なんか海が澄んでて女の子きれいならもうなにもいらない、って感じだし
と、あいつに言ったら
あんたはつくづく甘い、と怒られた。
南米に来ればすぐに判るわよ、と言われた(爆

ガルシア・マルケスは、
誇りの為なら糞食って生きるさ、と啖呵を切ったが、
そもそも誇りも何も糞しか食えるものがない人間が嫌々糞を食らうのと、
パスタもあるけど誇りのために敢えて糞を食う、
というのでは本質的に違う、と。
そもそもマルケスは糞を食ったことがあるのか、と。
糞しか食えない人間は、糞の象徴するものを
心の底から憎むものだ、と。
貧困の悲しさとはつまりはそれなのだ、と。
うーん、返す言葉もねえな。

トイレから出てきた女の子

Posted by 高見鈴虫 on 31.2006 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
トイレから出てきた女の子を見るたびに、
ああ、君は、
僕の一番欲しいものに、
たったいま、
その手で触れてきたばかりなんだね、
と思ってしまう。

ああ、僕の一番欲しいもの、
それに君は、いとも簡単にタッチして、
そしてそしらぬ顔して、
そうやって化粧を直した顔で、
ふっと笑いかけたりして。

ああ、とついつい切なくなってしまうんだな。
君が触れてきたばかりのそれ、
あまりにも身近で、そして遠すぎる、
僕の一番欲しいもの。
  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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