Loading…

選挙の朝

Posted by 高見鈴虫 on 04.2008 ニューヨーク徒然
選挙の朝、
なんか今日は朝からコクジンと良く目が合うなあ、と。
つまり、コクジンが顔を上げて歩いている、と言うことか。
目覚めろNEW YORK!
土人も赤首もラティノもジューもチャイニーズもみんな起きて投票に行け!
起きろ、ホームレス!そんなところに寝てないで投票に行け!
ジョギングの姉ちゃん、走ってそのまま投票に行け!
労働者は会社なんて行ってないで投票に行け!
テニサーも、今日と言う今日だけはテニスは後回しで、投票に行け!
みんな、起きろ!起きて投票に行け!
頼むから目を覚まして投票に行ってくれ!

前々々回のパパブッシュとクリントンは老と若の戦い
前々回のゴアとWブッシュは金持ちと貧乏の戦い
前回のブッシュとケリーは馬鹿と利口の戦い
今回は白とカラードなのだろうか。

行け、おばまん、がんがれ!!

と言うわけで、
アメリカ大統領選挙、これは一級品のエンターテイメントだなあ、と改めて。

まあね、おばまが勝ったからと言って、一昼一夜で世界が変るはずはないけどさ。
BUSHのツラ見ないだけでも、涙が出るほど嬉しいはず。

オバマが勝った夜、思わずタイムズスクエアに駆けつけてしまいました。

Posted by 高見鈴虫 on 05.2008 アメリカ爺時事
オバマが勝った。
と言うか、
BUSHの時代が終わった。
これからの後始末が大変だろうな、
とは思うけど、
オバマとならなんとかやっていけそう、
という気がしている。
それを希望と言うのだな、と。

オバマ当選のNEWSに溜まらず、
チャリを駆り出して
タイムズスクエアの乱痴気騒ぎに加わった。

アメリカの大統領選出に、
これだけの人が駆けつけるなんて、
まるで夢のようなことだな、と改めて。

雨のタイムズスクエア
ひしめき合う人々の中、
コクジンが笑っていた。
ハクジンも笑っていた。
チャイニーズもラティノも笑っていた。
泣いているひとがたくさんいた。
泣いている人を囲んで踊っている人がいた。
ぶつかられても足を踏まれてもみんな笑っていた

不機嫌なのは交通整理のNYPDだけ。

おい、そこをどけ、と威張り散らす若い警官に、
あのなあ、BUSHはもういないんだよ。
独裁者がいなければ、テロリストもいない。
くだらないデマも警戒アラートも戦争も終わりだ。
だからお前もそういうことしなくていいんだよ、と。

本当だったらそのまましょっぴかれるところが、
苦笑いした警官が、まあな、と一言。

争いは終わる。俺達が望めば。
終わらせようぜ。本気で。
争いで金を儲ける奴らがまた新たな争いを巻き起こす、
そんな呪われたスパイラルを本気で止めなくてはいけない。
そう思っているのは俺やお前だけじゃない、
そう信じられる、その「信じられる」ということが、
実は一番大切なことなんだ、と。

コクジンもハクジンもジューもラティノもチャイニーズも、
警官も兵隊も政治家も銀行家も裁判官も、
そう信じている、と信じよう。
信じられるだろ、オバマと一緒ならば。

だから、争いを終わらせよう。本気で終わらせよう。
それが土台無理だとわかっていても、
終わらせよう、と本気で思うことから始めよう。

夢だとか、希望だとか、
愛だとか、平和だとか、
そんな歯の浮きそうな言葉を、
もう一度思い出したくなった。
大丈夫、このオバマという人となら、
そんな歯の浮きそうな言葉も
信じさせてくれそうな気がするじゃんかよ、と。

ああ、またアメリカが好きになれそうな気がする。
そう思えることが、実は一番嬉しい。
ああ、この国にやってきて本当に良かった、となんども呟いた夜でした。

ニューヨークの地下鉄への階段は 中世世界へのタイムトンネルか

Posted by 高見鈴虫 on 05.2008 ニューヨーク徒然
いまさらながらまた地下鉄が来ない。

なぜMTAにこれほどイライラするかと言えば、
やはり何の情報もないからだろう

同じ電車を待つにしても、
あとどれくらいと判れば、その時間の有効な利用法の組み立てができる訳で。

秒単位で生きているつもりはないが
一応分単位ぐらいでスケジュールを組んでいる関係上、
地下鉄のこの曖昧さが時として非常に鼻につく訳で。

ニューヨークの地下鉄への階段は
中世世界へのタイムトンネルか。

アメリカ女のその醜悪な顔付き

Posted by 高見鈴虫 on 05.2008 アメリカ爺時事
アメリカに来たばかりの頃、
アメリカ人女性のその醜悪な顔付きに唖然とした覚えがある。
確かに足が長かったりおっぱいが大きかったりと言うのもあるのだが、
何よりもその醜悪な顔付きに驚いた。
先ず何より顎の形が悪い。
受け口というより顎そのものの噛み合わせが悪いためか。
おまけにその目つきだ。
上と見ればとたんにメス犬のように媚びた笑いで摺り寄り、
下と見ればまるで台所のゴキブリを追うように、
スリッパで叩き潰そうと追い回すか、
あるいは見なかったことにして電気を消してしまうか。
いずれにしろ、性格が悪そう過ぎないか?
と思っていたのだが、
いつしか女はそういうもの、
そんな馬鹿なわがままも可愛いじゃないか、
と慣れきってしまったのかもしれない。

と、そんな頃、
ふとニホンジンばかりの集団をみかけた時、
なんだこの恐ろしく陰気なペンギンたちのような集団は?
と思ったものだ。

やっぱり人間を束ねて見ているようじゃだめだよな。はい。

選挙の朝

Posted by 高見鈴虫 on 05.2008 ニューヨーク徒然

選挙の朝、
いつものようにちゃりんこで駆けだした街。
すれ違う人々、
なんか今日は朝からコクジンと良く目が合うなあ、と。
つまり、コクジンが顔を上げて歩いている、と言うことか。
そうだ、目覚めろNEW YORK!
土人も赤首もラティノもジューもチャイニーズもみんな起きて投票に行け!
起きろ、ホームレス!そんなところに寝てないで投票に行け!
ジョギングの姉ちゃん、走ってそのまま投票に行け!
労働者は会社なんて行ってないで投票に行け!
テニサーも、今日と言う今日だけはテニスは後回しで、投票に行け!
みんな、起きろ!起きて投票に行け!
頼むから目を覚まして投票に行ってくれ!

これで変るぞ!
アメリカが変るぞ!
まあね、おばまが勝ったからと言って、
一昼一夜で世界が変るはずはないけどさ。
でもね、
そう信じさせてくれる、
それだけでも、それこそが、
希望と表現できうる唯一のものなんだよ。

前々々回のパパブッシュとクリントンは老と若の戦い
前々回のゴアとWブッシュは金持ちと貧乏の戦い
前回のブッシュとケリーは馬鹿と利口の戦い
今回は白とカラードなのだろうか。

行け、おばまん、がんがれ!!

と言うわけで、
アメリカ大統領選挙、これは一級品のエンターテイメントだなあ、と改めて。

ああ、これであの馬鹿なサル面ともお別れか。
涙が出るほど嬉しいぜ。

ごーおばまん!!
あめりかを信じさせてくれ!



            ~遠方の友に宛てたメールより


オバマが勝った夜、思わずタイムズスクエアに駆けつけてしまいました

Posted by 高見鈴虫 on 07.2008 ニューヨーク徒然


オバマが勝った。
と言うか、
BUSHの時代が終わった。
これからの後始末が大変だろうな、
とは思うけど、
オバマとならなんとかやっていけそう、
という気がしている。
それを希望と言うのだな、と。

オバマ当選のNEWSに溜まらず、
チャリを駆り出して
タイムズスクエアの乱痴気騒ぎに加わった。

アメリカの大統領選出に、
これだけの人が駆けつけるなんて、
まるで夢のようなことだな、と改めて。

雨のタイムズスクエア
ひしめき合う人々の中、
コクジンが笑っていた。
ハクジンも笑っていた。
チャイニーズもラティノも笑っていた。
泣いているひとがたくさんいた。
泣いている人を囲んで踊っている人がいた。
ぶつかられても足を踏まれてもみんな笑っていた

不機嫌なのは交通整理のNYPDだけ。

おい、そこをどけ、と威張り散らす若い警官に、
あのなあ、BUSHはもういないんだよ。
独裁者がいなければ、テロリストもいない。
くだらないデマも警戒アラートも戦争も終わりだ。
だからお前もそういうことしなくていいんだよ、と。

本当だったらそのまましょっぴかれるところが、
苦笑いした警官が、まあな、と一言。

争いは終わる。俺達が望めば。
終わらせようぜ。本気で。
争いで金を儲ける奴らがまた新たな争いを巻き起こす、
そんな呪われたスパイラルを本気で止めなくてはいけない。
そう思っているのは俺やお前だけじゃない、
そう信じられる、その「信じられる」ということが、
実は一番大切なことなんだ、と。

コクジンもハクジンもジューもラティノもチャイニーズも、
警官も兵隊も政治家も銀行家も裁判官も、
そう信じている、と信じよう。
信じられるだろ、オバマと一緒ならば。

だから、争いを終わらせよう。本気で終わらせよう。
それが土台無理だとわかっていても、
終わらせよう、と本気で思うことから始めよう。

夢だとか、希望だとか、
愛だとか、平和だとか、
そんな歯の浮きそうな言葉を、
もう一度思い出したくなった。
大丈夫、このオバマという人となら、
そんな歯の浮きそうな言葉も
信じさせてくれそうな気がするじゃんかよ、と。

ああ、またアメリカが好きになれそうな気がする。
そう思えることが、実は一番嬉しい。
ああ、この国にやってきて本当に良かった、となんども呟いた夜でした。



            ~遠方の友に宛てたメールより


WHY DO FOOLS FALL IN LOVE ~ オバマが勝ってニューヨークに音楽が帰って来た

Posted by 高見鈴虫 on 10.2008 ニューヨーク徒然
オバマが勝って、
ニューヨークに音楽が帰ってきた。

WHY DO FOOLS FALL IN LOVE ~ オバマが勝ってニューヨークに音楽が帰って来た

Posted by 高見鈴虫 on 11.2008 ニューヨーク徒然

オバマが勝って、
ニューヨークに音楽が帰ってきた。

基本的にニューヨークって、
どんな音楽でも包み込んでしまうような不思議な寛容さがあって、
街中どこに行ってもどこかから音楽が漏れてくるような、
そんな魅力があった、筈・・・。

冬はオペラ、夏はサルサ、は言うに及ばず、
もうそれこそ、
春になったとたんに街中の至るところでフリーコンサート。
大きいのから小さいのから、
公園のベンチで、
オフィスビルのロビーで、
地下鉄の中で、
窓という窓、ドアと言うドアから、
ジャズがテクノがルンバがサンバが
ロックがパンクがレゲエがHIPHOPが、
それこそ街中の至るところから、
これでもかと心地よいリズムが流れてきて、
そんなビートとシンクロするたびに、
この野郎、やってくれるな、
と思わず道行く人々と顔を合わせてウインクの嵐。

ジャンルも人種も言葉も収入も違うけど、
とりあえず俺たちはニューヨーカー。
ただそれだけで一瞬のうちに判り合えてしまう、
なんて、
そんな夢のような雰囲気が街中を包んでいた、筈。

ちなみに俺がこの街に着いた頃は、まさしくハウスの全盛期。
通りに一歩足を踏み出した途端、
カフェの店先から、タクシーの窓から、違法駐車のトラックから、
それこそありとあらゆるところからあの刺激的なハウスのビートが響いてきて、
レジの行列で、信号待ちの交差点で、
ストリートのホットドッグスタンドの前で、
思わずお気に入りのステップを踏んでしまったり。

或いは土曜日の夜、
それこそ街中が、
聳え立つ摩天楼の、その何億という窓と言う窓のその奥が、
HOT97にTUNEUP。
12時の時報と同時、シンデレラの真夜中の鐘の代わりに、
鳴り響くはフランキーナックルズの目覚めを告げるサイレン。
それこそニューヨーク中を奮わせるように響き渡って。

待ち合わせの部屋での衣装合わせも、
焦る心に袖に腕が引っかかって。
とっておきのモーターを靴下の中に隠してから、
さあ出かけようか、と街に出た途端、
見上げる摩天楼の双璧がまるで共鳴するように、
地響きを思わせるハウスミュージックのビートが、
幾重にも重なりあってはシンクを始めて。
そう、それはまさに街の鼓動。
ああ、この街は生きている、
恐ろしい勢いでうねっている、暴れまわっていると感じたもので。

飛び乗ったタクシー、カーステは勿論HOT97。
チップを弾むから、とボリュームを上げさせて、
砕け散る夜景がまるで身体中に突き刺さるようで。
開け放った窓から灯りが失せて、
車を降りた河沿いの倉庫外、
赤く滲んだ空全体に響き続ける低音が唸りを増しながら、
街を奮わせる鼓動のその心臓部、
人々のひしめき合う暗い階段の辿りついた先、
ぎゅうぎゅう詰めに犇きあった大フロア
汗と熱気と煙草とガンジャとクラックとに白く煙った
虹色の光に浮かんだガス室のその奥の奥、
あのスピーカートーテムの城壁に囲まれた、
ターンテーブルを前にしたNYCの魔王達の姿。

ジュニア・ヴァスケス
フランキー・ナックルズ
トニー・ハンフリーズ
デビッド・モラレス

凄いな、こいつら凄すぎるな、と、
思わず、頭がクラクラ。
いつしか揺れるフロアの波動に飲み込まれ、
闇の中に溶けてしまった身体の中から、
抜け出した魂が虹色のシャボンのようにふわふわと漂って、
そしていつしか、全身全霊がこの街のビートに吸い込まれてゆくあの感覚。
DEVINE!
俺はこの街を愛し、この街が俺を愛し、
そしていつしか、俺はこの街の細胞の一部。
そう、ニューヨークは実にそんな街だった、筈・・・・

そしてあの日、ナイン・イレブン。
NYCが一度死んだ日。
夜更けになって、矢にも盾にも溜まらず、
いつのまにか足の向いていたのがユニオンスクエア。
夜更けだと言うのに、戒厳令下だと言うのに、
まるで示し合わせたように、
それこそ次から次へと人々が集まってきて、
涙をこらえながら、或いは道端で泣き崩れながら、
見知らぬ人々が、見つめ合い、抱き合い、手を握り合い、
そしてどこからとも無く聞こえてきたのがボブ・マーレーの歌声。

ノー・ウーマン・ノー・クライ
スター・イット・アップ
ワン・ラブ
トレンチ・タウン・ロック

音楽があれほど優しく身体中に溶け込んでくる感覚を、
俺はそれまで体験したことがなかった。
音楽って必要なんだな、としみじみと感じた。
音楽ってこういう時のためにあるものなんだな、と。
人々の歌声が、俺の歌声が、
溶け合い、交じり合い、
そんなメロディが身体中にしみこみ、流れ出し、
それはまるで空気のように水のように、
死んでいった人々の魂と混ざりあって、
そして、俺たちは、確実に癒され、分かち合い、つながり合い、
そして誓い合った筈。
明日がどうなろうと、この街をもう一度築き上げよう。
もしこのままこの街が死んでしまうのだとしたら、
その死を最後まで見届けよう。
何故かといえば、俺たちはニューヨーカーだから。
俺たちが街の一部であり、
そして俺たちその一人一人が、ニューヨークそのものなのだから。

そして今、
オバマが勝ったその夜。
俺たちのニューヨークに、まるで待ち構えていたように音楽があふれ始めた。

どうしたんだろう、
オバマが勝った途端に、
どういう訳か、もうたまらない位に古いソウルの曲が聞きたくなって、
ダイアナ・ロスが、マービン・ゲイが、スモーキー・ロビンソンが、
ジャクソン・ファイブが、スティービー・ワンダーが、アレサ・フランクリンが、
アース・ウインド・アンド・ファイアーが、ポインター・シスターズが、
CHICが、プリンスが、ジェームス・ブラウンが、ファンカデリックが、
もう溢れ出すように流れ初めて、
もう抑えきれずにテレビのリモコンを片手に、
エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフを歌い出してしまって。

したところが、
隣の部屋からいきなりサイモンとガーファンクルが流れ初めて、
したところが、
下の部屋からはTHE WHOが、その隣りからはマドンナが、
ブリットニーが、ソニー・ロリンズが、シャキラが、メタリカが、
ビートルズが、ローリング・ストーンズが、ブルース・スプリングスティーンが、
エルグラン・コンボが、グロリア・エステファンが、ジェロがマークアンソニーが、
ビオンセにリアナにNE-YOにJAY-Zに、

おいおいどうしたんだよ、と、思わず大笑い。
オバマが勝ったとたんにニューヨーク中が音楽を流し始めたぞ、と。

それはまさしく恋の気分。
ニューヨーク中がオバマに恋をしてしまったのかな、なんて。

そうだみんな、オバマの時代だ。
ジューはジューの歌を聴け。
コクジンはコクジンの歌を歌え。
ラティノはラテンで踊れ。
かっぺ赤首はロックでエアギターしろ。

WHY DO FOOLS FALL IN LOVE
なぜって、それは俺たちがニューヨーカーだから。

そう、オバマの時代だ。
なんでもありだ。好きなようにやろうぜ。
だって俺たちニューヨーカーなんだもの。
そう、ニューヨークが帰って来た。
オバマと一緒に、
ニューヨークが帰って来たんだよ。



            ~遠方の友に宛てたメールより



ここ2日、女を観ていない、というだけで

Posted by 高見鈴虫 on 12.2008 ニューヨーク徒然
週末からスタジオにひとりで篭りきりで、
ふと気が付けば月曜の朝、午前3時。

重い足を引きずりながらたどり着いた
ブルックリン プロスペクトアベニューの地下鉄のホーム。

ニューヨークがいくら安全になったとはいえ
さすがにこの時間となると女の姿を見ることはない。

そう言えば、ここ2日、まったく女の姿を観ていないな。
2日見なかっただけで、無性に女という生物が恋しく思えた。

おんなは、その存在だけで実に偉大なのだ、と思い知った。

でかく行こうぜ!オバマの時代だ!

Posted by 高見鈴虫 on 16.2008 アメリカ爺時事
オバマが勝ったからと言って、
JAPANがなにか徳をする、と思ったら大間違いだぜ。
オバマはJAPANをそれ程重要には思っていない、と言われた。
上等だよ、と俺は答えた。
ニホンがどうなろうと知ったことか。
重要なのは、世界、あるいは宇宙。
でかく行こうぜ!オバマの時代だ!

秋の夜長のジャパドラ三昧

Posted by 高見鈴虫 on 18.2008 読書・映画ねた


ちわちわ。

なんか最近、静かなんだよ俺。
なんてったって、かみさんまたまた勝手に里帰り。
これだけお留守番ばかりが続くと、
束の間の独身暮らしなんて、もうなんにも面白いことない。
今更、ダチを呼んでバカ騒ぎ、とか、
虎の子のモーターでらりぱっぱ、とか、
気張りに気張って憧れのあの子、
デートに誘ってくどきまくってアワヨクバ、
なんて、
そんな元気、実は全然無いの(:

という訳で、
束の間の独身暮らし。
ひたすら静かに暮らしています。
会社の帰りにやぐらによって、売れ残りのお惣菜ぶらさげて帰る日々。
出発前にご飯だけは炊いて行ってくれたから、
冷凍庫の中の四角いご飯。
帰ってすぐにチンすれば食べれる、って言うのは、
まあ確かに助かるんだけどさ。
でもねえ。
そう、改めて、

「一人で食べるご飯は、食事ではない。餌だ!」と。

かと言ってね、
そう、なんかわざわざ人を誘って一緒に飯食おうよ、
なんて気にもならない。
どうしてかな。
普段、誘ったり誘われたりしているトモダチたちも、
なぜか電話しようって気にならないんだよねえ。
どうしてかな。
そう、なんかね、不思議と、不自然に沈黙、
静かな静かな一人暮らし。

でね、そう、この沈黙。
ちょっと不思議なんだけど、
ふと気づくと、俺なんか、沈黙の中で暮らしているみたい。
つまり、
家に帰ってもテレビもつけずラジオもつけず。
会話も音楽もない空間。
なんかね、
ゴミ箱の中の紙くずがはじける音でさえ、
部屋中に響き渡るようなところで、
男一人が鎮として暮らしている訳でさ。
なんか、異様と言ったら異様。
でも、なんか、その異様さが妙に心地よくなって来ている、
というのもあって。

という訳で、この沈黙の一人暮らし。
そんな孤独な秋の夜長、何をしているのかな、
と言うと、そう、なんと、罰当たりにもジャパドラに嵌っているのです!!

なんかね、
おーい、かみさんいなくて暇だ、デートしよ、と誘ったメルトモから、
タワケが、これでも食らえ!と届いたYOUTUBEのリンク、
これがこれが、
新旧取り混ぜた日本のドラマ・映画のまるで宝箱。

でね、実は俺、日本に居るときからぜんぜんテレビを観ない奴でさ。

子供の時から、テレビ観るとバカになる、んな時間があったら勉強しろ、
とやられていて、
それが育ったとたんにテレビどころか家を飛び出しちゃったりしたものだから、
そのまま怒涛のような貧乏暮らしに突入して、テレビどころか飯も食えず。
という訳で、
そう、俺にとってテレビ、それもドラマって割りと鬼門だったんだよね。
だってさ、
誰と話していてもことテレビの話題だけは、まるっきりちんぷんかんぷん。
テレビの話題で盛り上がっているトモダチたちに、
下手するといきなり、うるせえ、と逆切れしたり、
デートしている女の子が、連ドラの話題を出しただけでバカ扱いしたり、
と、まさに暴虐武人の筋金入りテレビ嫌いだったひと。

という訳で、
そんなトラウマ人生の欠落を補うかのように、
ここに来て、まるで狂ったように日本のドラマを観ています。

と言いながら、
そう、せっかち者。
しかもこの偏屈ぶり。
しかも、テレビというかここうん十年に渡る芸能界のこと、
ぜんぜんなんにも知らない、ときている。
つまり、予備知識無さ杉。なにも知らな杉。
という訳で、
そう、観初めて、つまらないと、もうすぐに次って感じで、
思いいれとかなにもない。切っては捨て。
だってさ、
この数年だけでも作成されオンエアされたドラマの量、
まさに物過い数だよ。
それにも増してこの忙しい21世紀。
わざわざスポンサー企業のちょうちん持ちやら、
洗脳目的の絵空事やら妄想やらに付き合わされて、
なんて、そうそう覚悟しないとできないよって。
それにも増して、
俺ってまず、恋愛ものってのが駄目みたい。
で、アクション系って言うのがまた駄目みたい。
で、バラエティ系ってのが駄目みたい。
お涙頂戴の病気物、とか全然駄目で、
当然のことながらアイドル系も訳判らない。
あと、テーマ曲がちゃっちいともうそれだけで没。
加えて、出演者の人々、
独断と偏見だけで、こいつの顔が嫌いだ、声が嫌いだ、喋り方が嫌いだ、
と思ったらもう、それだけでOUTって感じで、
つまり、そう、日本のテレビの番組編成からはほとんど外れた人格。
という訳で、
最後まで見切れた奴ってほんのちょっと。
ドラマ通の方、ごめんなさい。俺ってやっぱりテレビ駄目みたい。

という訳で、
そんなテレビ音痴の俺が、 それでも気に入ったの。
流行だ廃れだ、時代の波だ、なんてのを物ともせず、
勝手に決めてしまった独断と偏見だけの歴代日本ドラマ・ベスト3.

まずは、「ドラゴン桜」
http://yoqoo.org/cat27/cat62/

これはもう、名作中の名作!だと勝手に言い切ってしまう。
暴走族あがりの貧乏弁護士が、経営難に陥ったパー学の再建のため、
札付きの落ちこぼれ達を集めて現役東大合格を目指すってな話。
これ、面白い。まじ、感動した。
「バカとブスこそ東大にいけ!」とか、
「世の中は所詮、頭のいい奴の都合のいいようにできている。
バカはただ騙されてピンはねされるだけだ」
とか。
「受験はこの世の中に唯一残された平等なんだ」
とか。
もう、その通り!というか、まさに名言のキラ星!
こう見えても昔は立派な落ちこぼれだった俺、
思わず大爆笑、そして思わず貰い泣き。
いやあ、楽しませて貰いました。

次、「ハケンの品格」
http://yoqoo.org/2007/cat6/

これも名作、と勝手に言ってしまう。言わせて欲しい。
ハケンとはなにか、セーシャインとはなにか、
の縮図は、すなわち、チューザイとはなにか、ゲンチヤトイとはなにか、
に通じて思わず、変に共感してしまったり。
で、このハケンの品格。
ありとあらゆる派遣先をテンテンとしてきた
それこそなんでもできる筋金入りのハケン社員が、
そのスーパー派遣ぶりを物の見事に発揮して数々の難問を解決していく、
ってな話なんだけどさ。
一人で生きる為の武器って、やっぱり、そう、資格なんだな、
なんて思わず現実に引き戻されちゃったりして(笑

で、最後に、
「新・高校教師」!!

嘘(爆

あ、でも、上戸彩って子、好きみたい(笑
エースを狙え、の実写版見て、へえ、この子、テニスは無茶苦茶冗談だけど、
でも、なんか、かーいー、と思ってしまった、と。
だから観てみたんだけどさ、
いきなり、あのころ・・・なんてダサ男のナレーションが出てきちゃったところで
全身蕁麻疹が出てそのまま。無念じゃ。

「ごくせん」。仲間由紀恵、トリックは凄く面白かったんだけど、
なんかいけ面ばかりの不良クラスなんてすぐに飽きちゃってさ。
「のだめ」も薦められたけどなんか見なくなっちゃって、
「池袋ウエストゲートウエイ」もなんか見え透いてて駄目だった。
最後まで見れたのは、実は逆に文芸物(笑
「華麗なる一族」とか「白い巨塔」とか、山崎豊子は決して好きな作家じゃなくて、
というか、おいおい、全六巻だ、十巻だ、というだけで、
ああ、これは次に刑務所はいった時のために取っておこう、
なんて思ってたんだけど、
いやあ、ドラマでみたら面白かった。
なんておいおい、俺もつくづくおっさん入って来たな、と自己認識。

で、そう、そう、で最後。
今のところベスト3の三番目。
「結婚できない男」(笑
http://yoqoo.org/2006/cat52/
きたー!
なぜだろう、やっぱり年だからかな、これ気に入っちゃった。
と言うより、この阿部ちゃんって人、好きみたい(笑
いつの間にか、喋り方が似てきたぞ、みたいな、おいおい、と。
偏屈極まれリだな、とこんなひとになってしまうのが、実はまじちょっと怖い。

という訳で、
ああ、流星の絆、と、篤姫、が楽しみだなあ、なんて、
どうです、俺もちょっとは学んできたでしょ?

      ☆ ☆ ☆ ☆

あ、で、
そう、実は、テレビ嫌いの俺、
と言いながら、実は映画は大好き。
それも、日本映画の、あの暗くて重くて訳判らない、みたいなの、
つまり、私小説映画、とか、割と好きでさ。

で、そう、実は今回も、ドラマよりもそっちがやっぱり主流だったりして。

で、おまけ。
このところYOUTUBEでみたお勧め日本映画。

俺的に一番面白かったの、

その名もモロ、

「ひとのセックスを笑うな」
http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-1377.html

これ、最高っす。
ど田舎の美大生のフラット系の男の子と、
40過ぎの美術講師のおばさん、とのラブロマンス、なんだけどさ。
なんかね、笑えた。凄く。
ストーリーそのものは、実はなにもなく、なんでもなく、あえて言えばストーリーさえもない。
なにひとつとしてドラマティックな展開もなければ、
誰も死なず誰も泣かず、血も出なければ何も壊れず何も作られず。
映画が終わったあとになって、
なにこれ・・・・って感じで口あんぐり。
で、なんか騙された感じ、といいうか、ああ、時間を無駄にしたな、と大あくび。
でも、そう、これが一番肌にあった。
というか、もう笑うに笑った。
で、2度3度と観ちゃった。
何故かな。つまりシンパシー?(笑
つまり、これ、たぶん、現実なんてそんなもの、という、まあつまり、そんな感じ。
つまり、そう、多分、オトナの映画だな、と思ったからかもしれない。

次、
「それでも僕はやってない」
http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-1092.html

これ、ただ単に名作。
社会派映画はこうあるべし、というその金字塔。

朝、面接先に向かう通勤電車、
急いで乗ったら、やばい、ドアにカバン挟まれた!とやっていたところ、
いきなり、痴漢!と怒鳴られて捕まって、
で、この変態野郎! 俺はやってない!
とやっているうちにあれよあれよ留置場に放り込まれ、
さっさと白状しろ! だから俺はやってない!
といい続けていたらそのまま裁判沙汰。
で、己の潔白を証明する為に奮闘する主人公の話。

現実がけっして一筋縄ではいかないように、
というか、この現実がいかに厄介なものであるか。
この不条理、この理不尽、この不平等
思わず、すげえええ、と、唸ってしまう。
なまじ、その辺の恐怖映画よりも、どんな犯罪映画よりも怖い。
だって、これ、現実なんだもの。まさに紙一重。

いやあ、法律ってなんだろう、司法ってなんだろう、
つまりは、国家の基盤ってなんだろう、って、
思わず考えさせられる重い重い、超重量的に重い作品。

最後に、「ゆれる」
http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-419.html

もともとオダギリ・ジョーって人が好きで、
しかもこれ、作品としてもむちゃ面白かった。
田舎に残った地味系の兄貴の下に、
東京でカメラマンと暮らす派手系の弟が帰って来て、
で、その兄弟に幼馴染のオンナが絡んで、と。
割と割と、どろどろ系、というか、モロに人間関係のドロドロ系。
NEW YORKなんていう、
ほんと、人間が多すぎて多すぎて、
ひとりひとりの言っていることなんか気を取られている暇も無い、
みたいなところで、
こういう閉鎖的どろどろなんて見せられると、
おもわず、おおおおお、村社会!と変に新鮮でさ。
しみじみニホンを感じてしまったのでした。

      ☆ ☆ ☆ ☆

という訳で、秋の夜長の一人暮らし。

世界一の大都会の片隅のアパートの一室。
針の落ちる音さえも響き渡るような沈黙に閉ざされた部屋。
灯りの消えた奥のその奥のベッドルームに一人、
今日もイヤフォーンを両手で覆いながら、
青白いモニターに顔を伏せるように、
爪の先から旋毛までどっぷりと、
日本文化の中に浸りこんでいるのでありました、と。

ってな感じで、
そう、つまり、つまるところ、
かみさんにほっておかれて、
ひたすら退屈なのであつた!!
と、ただそれだけの話でさ。

なので、良いこのみなさん、
面白い映画・ドラマ、あったらリンク教えてちょんまけ。

或いは、
今度ゆっくり夕食でも一緒にしながら、
日本のテレビのウンチクをお聞かせ頂ければ、
とか、
あるいは、
うちで一緒にヤグラのお惣菜と発芽玄米食べながら、
YOUTUBE、観ない? なんちっち。

あああ、くそったれ、テレビ飽きたなあ、
はやくかみさん帰ってこないかな、
と最後に本音が出たようで。



            ~遠方の友に宛てたメールより


ニホンにとって、だって? なんのニホンだよ。ニホンの誰にとってだよ。良く考えろよ。

Posted by 高見鈴虫 on 22.2008 アメリカ爺時事
オバマが勝って、
ニホンはこれから大変だ、

地球温暖化促進運動

Posted by 高見鈴虫 on 22.2008 ニューヨーク徒然
あ、で、さっきの話の続き、

実はさ、これからのNY、そう冬のNY、最悪、って言うか、
そう、ちょっと寒すぎ!

なので、うーん、
そう、このままチキューオンダンカ、がどんどん進んで、
NYCがマイアミ、みたいな気候になったらいいのにな、とか。

え?それによって、ニホンもマイアミも水没するって?
あ、ごめん、俺、それもどうでもいいみたい。

とりあえず、NYCが良ければ、あとはなんでもいい、みたいな。

わり。俺ってもうそういう人みたい。

だけど、待てよ。

もしもニホンやMIAMが水没するとしたら、
当然のことながらNEW YORKも水没だよな、普通。

なら駄目だ。

地球温暖化絶対反対。

実はあいつ

Posted by 高見鈴虫 on 22.2008 嘗て知った結末
断っておくが、
一番大切なのはやはりかみさん、
断っておくが、
一番したいのはやはり君。
断っておくが、
でも一番好きなのは、実はあいつ、

でも実は、
一番気の会うのはやっぱり君。
でも実は、
一番判りあっているのはやっぱりかみさん
でも実は、
一番訳判らないのがもちろんあいつ、

そして実に、
一番綺麗なのはもちろん君。
一番完璧なのはもちろんかみさん。
で、一番どうしようもないのがやっぱりあいつ。

なんだけどさ、
そう、
それは判ってるんだけどさ、
どうしてかな、

それに加えて、
一番やさしいのがやっぱり君
一番頭がいいのがやっぱりかみさん
一番性格が悪くて頭が悪いのがどうしてもあいつ。

どうしてなのかな、どうしてなのかな、
でも、そんなあいつに夢中の俺。
まったくわけがわからない。

美人でもないし、やさしくもないし、
馬鹿で我儘で自分勝手でしかもブス。

ただね、
あの表情、普段はぶさいくな仏頂面が、
会ったとたんにまるで弾けるような笑顔、
あの声、下らないお喋りに一人で笑いこける
あの掠れた声のバイブレーション。
エレベータの扉が閉まったと同時に、
ふと溜息をつくように髪を掻き揚げたときの、
あのぞっとするような艶かしさ。


それはまるで、隠れた宝石。
それがいつ磨かれるとは判らないし、
どう磨かれるのか、あるいはこの先、
輝くことはあるのか、とも思うのだけれど、
でもね、どういうわけか、
俺はあいつに夢中。

俺しかしらないあの笑顔。
俺しかしらないあの笑い声。
俺しかしらないあの表情。

どうしてなのかな。どうしてなのかな。

ブスで我儘で性格の悪い、
歯並びが悪くて舌足らずで受け口で、
がりがりで貧乳でお尻もペタンコの
馬鹿で貧乏でヤンキーあがり。
臆病で短気でミーハーで、
性格も音楽の趣味も話題さえかみ合わない、
そんなあいつなのに、
どういうわけか完全に骨抜き。

別にやりたいだけってわけでもないんだよ。
やるだけなら勿論君のほうがずっと良いし、
別に癒されたいわけでもないんだよ。
一緒にいるだけならもちろんかみさんの方がずっと寛げるし、
でもね、なんかあいつに夢中。

ずっとあの声が耳を離れず、
ずっとあの視線が網膜から消えず、
ずっとあの匂いが鼻についたまま。

もう振り向かれただけで、
もう髪を揺らしただけで、
もう胸元がちょっと覗いただけで、
もう完全に頭がスパーク。
なんなんだ、この子、と思わず。
なんなんだなんなんだ、って。

という訳で、
そう、という訳なんだ。

だからもう少し待っててね。
もうすぐ熱も冷めるから、と言いながらもう1年だね。
まだまだ続きそうだけど。

冬のNEW YORKの必殺技!

Posted by 高見鈴虫 on 22.2008 ニューヨーク徒然

ねえ、ニューヨーク、いきなり寒くなったね。
そう、冬のスイッチが突然ONになったというか。
俺さ、冬は嫌いなんだよね。お祭り男だからさ、寒いの駄目なんだよ。
でもね、
そう、冬のNEW YORK、実は見上げる街が一番綺麗に見えるとき。
凍りついた睫に並んだ窓灯がキラキラと輝いてさ。
思わず寒さに滲んだ涙に、すれ違う人から、
おい、元気出せよ、なんて笑いかけられたり、なんて。
ああ、俺ってNEW YORKにいるんだな、って、一番実感できる季節。

今年は株の暴落とかガス代の高騰とかで、
クリスマスのイルミネーションも今ひとつ華やかさに欠けるけど、
それもNEW YORK。
大不況時のニューヨークを体験できたってだけでも、
まるで好きな女の子の別の一面に触れたみたいで、
それはそれでちょっとご機嫌であったりもしてさ。

でもね、今日の午後、ダウンタウンの摩天楼の谷の底、
気温はー5℃。
凍りついたつむじ風の中でぶるぶる震えて煙草を吸いながら、
思わず吐いてしまった暴言。

ああ、このまま地球温暖化がどんどん進んで、
NEW YORKがMIAMIみたいな気候になればいいのにな、なんて。

あ、でも、そうなると、
南極北極もなくなっちゃって、
MIAMIもテキサスも、下手をするとニホンも水没しちゃったりして、
なんて。
でもいいよ。そう、NEW YORKが良ければ、あとはどうなろうと知ったことか、とか。
俺ってつくづく、NEW YORKの人。
そう、NEW YORKに恋して止まない、ただのNEW YORKオタク、と。

でもさ、考えてみたら、
MIAMIやらニホンが水没するのなら、
当然のことながら、ここNEW YORKも水没だよな、うん。
あっ、なら、さっきの話、取り消し。

そう、冬のNEW YORKもいいよね。
氷の国の宝石箱の底。

NEW YORKのこの冬があるからこそ、
春と夏、あの爆発的に陽気な、
時として刹那的なぐらいにエネルギッシュなNEW YORKが生まれるのだよ、と。
そう、この冬眠の時期を知らずして、
本当のNEW YORKを知ることはできないのだよ、と。

という訳で、ホリデーシーズン、
メイシーズでスーパー・セールをやってるよ。
夜は12時まで開店、だってさ。
暇つぶしに覗いてみる?
クリスマスセールあのうんざりするような人ごみも、
実はそれはそれで稀有な体験だしね。
で、帰り道、
コートの襟を立てて背中を丸めながら、
ふと見上げたネオンサインの艶やかさに思わず見とれちゃったり、
肩を寄せ合った相方の体温がなんともありがたくて、
そう、冬こそは恋人達のシーズンであったりもする訳でさ。

という訳で、辛く長いNEW YORKの冬、
ここで、ちょっと、ウンチク。
冬のNEW YORKの必殺技をご紹介。

まずね、冬のNEW YORKに欠かせないもの。
METROPOLITAN OPERA HOUSE!

そう、METオペラ、
もしも観た事ない人いたら、是非是非、お勧め。
で、お勧めは、体験コース、
なんと、値段が15ドルから!!!これ凄い!

って言っても、パーシャルビューって言って、
そう、端っこの方で、ちょっと見えにくい席なんだけどさ。
でも、十分にMETオペラの魅力は体験できる筈。

身体中にオペラのシャワーを浴びた後、
呆然としながら歩み出たリンカーンセンター。
シャンデリアの輝きを背中に、見上げる凍りついた摩天楼の風景。
高く上がった月に思わず見とれてしまって。
身体中に残っている興奮がまるでフリーズドライで瞬間冷凍されるようでさ。
もうね、その風景、まさに絶景だよ。
ほんと、NEW YORKの魅力の全てって感じ。

という訳で、
良かったら、METのTICKET OFFICEに足を運んでみてください。
あとね、
MET OPERA、これはちょっと上級編ですが、
インターミッションの時間、
止む終えない理由で途中で帰る人を呼び止めて、
悪い、そのチケットの半券、譲ってくれ、とお願いすると、大抵の人がくれる筈。
できるなら、なるべく上等な服を着た人を狙うこと。
良くすると、後半分をオーケストラシートでふんそりかえって堪能できる筈。

どう、色々ありますよね。

んなわけで、ついでだから、NEW YORKの裏情報。

まず、カーネギーホール、
ここ、午前中に並ぶと、
なんと当日のパーシャル・ビューの席が破格値で売られている。
で、
仕事にかまけて買い忘れたチケット、
どんなに混んでいる完売公演も、当日の午後からBOX OFFICEに並ぶと、
その日のキャンセルチケットを直前になって売り出したりしていて。
俺もここで並んでなんとパコ・デ・ルシアを前から2番目で観た!
本当に好きなアーティストだったら、
なまじっか、前売り買うよりも大満足だったりして。
あ、そう、ただし、キャッシュ・オンリーですね。
行列に並ぶ前に、ATMに寄っておいてね。
さもないと、並びに並んだ末に、あれ、金がない、ということに・・・

あ、で、
調子に乗ってもうひとつ、

同じように、マジソンスクエア・ガーデン、通称MSG(笑
ここも当日のドタキャンチケットを開演直前に売り出します。
俺はこの手でROLLING STONESを前から2番目で観たことがあります。
相当に値が張ったけど、
でも、後ろに座っていたのが、かのドナルド・トランプだったり。
ステージの袖でキース・リチャーズと握手したり、
調子こいて踊っていたら、ミックジャガーから、よお、調子はどう、
なんて声をかけられたり、とか。
そう、PAYした!ほんと、人生で最高の瞬間だった。

ただね、そう、同じROLLING STONES、
冬の真っ最中、朝一から並んで待つこと12時間、
で、結局手に入らなかったことがあった(笑
でも、そうやって待ち続けるダイハード・ファンの奴らとのおしゃべり、
代わりばんこにトイレ行ったり、みんなで頼んだピザを分け合ったり、
挙句に家からギター持ってきてみんなで歌って踊って、と、
割とパーティ気分。それはそれで面白かったり。
で、最後の最後、
みなさん、残り1枚だけ、750ドルのチケット、と声が上がった時、
みんな顔を見合わせて、うーん、と苦笑い。
その時、いきなり立ち上がったヘルス・エンジェルスのバイカー親父。
馬鹿やろう、棺桶は要らないぜ、と啖呵を一発。
ブーツの底から、よれよれになった100ドル札を一枚二枚。
勿論俺達拍手喝采!よお、大統領!って感じ。
ほんと、こんな体験、そうそうとできるものじゃない、でしょ(笑

そう、NEW YORKでは最後の最後まで諦めないこと。
大抵のことは時間さえかければぜったいにどうにかなる。
そう、時間さえかければ、の話だけどね。
だって、この街で一番高いもの、それは時間、なのだから(笑

でね、冬の必殺技、
そう、コンサートも映画も金がなくて、
でも家にヒッキーもつまらないし、
って時には、
迷わずMETROPOLITAN MUSEUM、
ここの入場料、20ドル、となってるけど、
これ、実は、SUGGESTION PRICEと言って、希望料金ってこと。
つまり、20ドル払ってもらえれば嬉しいですが、ってこと。
ちなみに、俺はいつもクォーター=25セント。
それでもなにもお咎めなし。
というか、ちょっと悲しい顔で微笑まれて、
で、はい、とチケット代わりのバッチをくれる筈(笑
そう、NEW YORKはアーティストにやさしい街、なのです。

ついでに、ブルックリン・ミュージアムも、自然史博物館も、
実はこの手で行けるのですよ。
で、真冬の暇つぶしに、
たった25セントで世界の一級品が、
あるいは、
人類の知己の集大成があなたの眼前に広がる、と。
間違いなく一日中楽しめます!

どうです、NEW YORK,つくづく素敵な街でしょ?
そう、やっぱり、地球温暖化は大反対!
冬のNEW YORKもやっぱり最高だから。

ではでは、お風邪にきをつけて



            ~遠方の友に宛てたメールより

つくづく思うが、つまるところ女は沼だな、と

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 嘗て知った結末
やっぱさあ、色々な子がいるけど、
いい子でワルイ子でも、
美人でもブスでも、
つまるところ、女は沼だな、と。

馬鹿に見えてそれほど馬鹿じゃなくて、
でも、やっぱりどっか抜けている。
計算高いように見えて、
こすい計算ばかりしているくせに、
全然その公式が違っていたり。

女は女同士、
女はそういう生き物なのだ、
ということをよくしっているから、
だから、
他の女のことを決して良く言わない。

でも、始終おしゃべりして、
情報を集める、と。
これを耳年増、というかなんというか。

つくづく男って可愛いな、と思うね。
騙されてばかり。
騙している気になって、騙されてばかり、と。

そう、いいじゃんそれで。
男に乾杯って感じ。

つくづく最近、不良じゃねえなあ

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 ニューヨーク徒然
つくづく最近、不良じゃねえなあ、と思った。
不良、つまり、格好いいってことかな。
つまり、格好よくないぜってことだな、と。
覚えておこう

隣の部屋から物凄い音で

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 ニューヨーク徒然
なんか8時過ぎぐらいから、
隣の部屋から物凄い音でHIP-HOPが流れていてさ。
それが夜中を過ぎても、鳴り止まない。
学生が集まってホームパーティでもやってるんだろう、
と思ってほっておいたんだが、
さすがに2時を過ぎて隣りのマーシャやら、
あと、ピアノ引きのジニーのゲイの相方、やらが、
なんだかんだと騒ぎだして、
で、呼ばれたエレベーターマンのマニーが
思い切り眠そうな顔でやってきて、
最初は、煩い?いや、そうでもないよ、とか、
あ、でも、ほら、あれの途中かもしれないし、とか、
渋々していたが、
まあしょうがねえな、とブザーとノック。
しばらくたって、反応が無し。
聞こえないんじゃないの?とマーシャ。音楽が煩すぎてノックが聞こえないのよ、と。
で、マニー、思い切りうんざりとした顔で、
拳を握ってドンドンドン、と三回。
しばらく待って、音沙汰がない。
だから、とマーシャ、聞こえないのよ。
思わず泣きそうな顔をしたマニー、だだをこねる様に被りを振って、
はいはい、わかりましたよ、と、投げやりにドアをドンドンドンと叩き始めて。
もういいよ、俺が警察を呼ぶから、とゲイのジニーの相方、
だから、待てって、とマニー。
判ったよ、合鍵持ってくるから。死んでられたら困るからな、とエレベーターの中に消えて行って。
どうしちゃったのかしらね、とマーシャ。
なにが?と俺
聞こえねえよ、と。
だから、なにかしらねって。
ただアホなんだろ、と俺。
そう、アホよね、アホ。でもアホじゃ済まない気がするけど、とマーシャ。
さっさと警察を呼んじまえよ、とジニーの相方。
その後ろからピアニストのジニー。わざわざパジャマをジーンズに履き替えて出てきて、
で、困ったわね、という顔で苦笑い。
で、ふと俺と目があって、苦笑い。
でもいいじゃないか、と思わず俺。
なにが?
だから、この選曲が、と。
なんだって、とジニーの相方。
その後ろでピアニストのジニーがくすり、と笑って。
そう、良いよね、この選曲、と頷きあって。
エレベーターのドアが開いてマニーが帰って来て、
ああ、ほれほれこれだこれだ、と鍵束の中からひとつづつ鍵穴につっこむのだが、
果たしてなかなか見つからない。
ああ、もう、と両耳を塞いだマーシャ。
いいわよ、私、耳の穴にコットンつめて寝るから、と、つかつかと部屋に戻るとドアをバタンとしてめて。
ああ、警察を呼ぼう、警察を呼ぼう、とジニーの相方がいそいそと部屋に消え、で、疲れきった表情のマニー。まったく、と肩をすくめてみせて。
どうせ寝てるのよ、とピアニストのジニー。
ああ、らりってだろ、と俺。
そうそう、とジニー。
あれに効きそうな曲ばかりだからな、と俺。
そうそう、ずっとそう思ってた、とにやり。
なんだよ、お回りが来るんなら俺また起きてなくっちゃいけないのかよ、と本音のマニー。
ただらりってるだけだって。
そうだよな、ただらりってるだけだ、とマニー。
何が悪い、と。
じゃな、おやすみ、
と、互いの部屋に向かった途端、突如魔法のように、パタリと音楽が鳴り止んだ。
いきなり、まるですっと穴に吸い込まれるような沈黙。
あれれれ、と。
で、顔を見合わせて思わず高笑い。廊下に響き巻くって。
でも、結局俺はオマワリを待たないといけないんだろ、とマニー。
電話しておくわよ、とピアニストのジニー。
おお、と思わず。なんだって機嫌がいいじゃねえか、と。
そして振り返ったジニー、
ほんと、本当にいい選曲だったわよね、と。
ああ、と俺。良かった。4時間飽きなかった。
名前知ってる?
いや、知らない。顔も観たことない、と。
お前、しってる?とマニーに。
え?と驚いたマニー。まあ、どいつがそうか良く判らない、と。
こいつ改めて頭悪いな、と。いまだに住人の顔と部屋番号が一致していない。
いや、ほら、出て行く人とか、入ってくるやつとか、最近増えてるし、と。
あの犬連れた奴かな、と。
いや、あいつは、6Fだろ、と。
あのオーストラリア人は?
彼は6P、とピアニストのジニー。奴はこの階の住人を全てチェックしている。
俺は誰も知らない。話もしないし、マーシャとジニーとその相方ぐらい。確かにこのアパート、人の出入りが激しいな、と。
名前聞いとくわよ、とジニー。
したらCD焼いてって言うわ。
ああ、それ俺にも焼いてくれ、と俺。
で、めでたしめでたし、と再び暗い廊下が残された。

もうそろそろ不良しないと後がねえぞ

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 嘗て知った結末
あのさ、
かみさんが里帰りしている週の週末、
ひさしぶりに虎の子のモーターなんか持ち出して、
でふと眠くなったな、と思ったところで、
ケイからCHATのメッセージ。
元気?と。
ああ、元気。そっちはなにしてた?
なんて書きながら、
別れた男と新しい男のことをウンザリするほど書き巻くって、
で、話したいことがなくなった途端、じゃね、おやすみ、
とサインアウト。
あのなあ、と苦笑い。
で、これまでの会話の流れを最初から読み直して。
時間差でずれてゆく会話の倒錯に笑いながら、
なんだ、それでも割と会話になってるな、と逆に感心しながら、
しかしこいつ、あらためてどうしようもねえ奴だな、
とか思いながら、
なんかつくづく女って沼だな、と思った。
こすい計算ばかりしているくせに、
根本的なところで元データの情報が狂っているために、
どこまで言っても空まわり。
その元データの狂いっていのは、
すなわちは自意識過剰。
そう、自意識過剰すぎなんだよね、と。
まあそれは女に限ったことじゃないだろうけどさ。

という訳で、相変わらず騙されまくっているケイ、
これでまた、6ヵ月後、3ヵ月後、あるいは来月、来週かもしれないけど、
ああ、やっぱり駄目だった、
で、やらせたの?
え?もちろんしたよ。つきあってたんだもん。
あれまあ、となる訳で。
おもわず、
お前、やらせ損ばっかりだな、と。
でもさすがに
でも、そう言えば、おまえやらせると、すぐにお別れってケース多いよな、とは言わないけど。
つまり、こいつ、セックスにちょっと問題があるのだるうな、と。
なにか、とすれば実は俺はすぐに判る。
声が煩いのだろうな。ほぼ確信。
たぶん、物凄い声を出すのだろう。で、勝手に何度も行って、行く度に、イクイク・イッタイッタと喚き続けるのに違いない。
いかにもそういうタイプなのだ。
で、
なんとなく音楽があわねえな、とさっきから思っていて、
で、その選曲に嵌って、しばらく弄繰り回しているうちに、
そう、全ての音楽がはまらなかった、という訳で。
なぜか、つまり、そう、なんでかな、不良っぽくなかった、ってことだろうな、と。
これはとても悲しいことだ。
俺の好きな音楽が不良っぽくなくなってしまった、
というのもそうなのだが、
俺がそういう不良っぽくない音楽を聴き続けていたことに対してである。
つまりそれ、俺が音楽への興味を失っていた、ってことでさ。

で、そう、割と必死になって不良っぽい音楽を探して、
で、ふと、そう、むかしあいつにもらったCDを聴いてみようか、って気になって。
で、聴いてみたんだよ。
すごかった。本当に、物凄かった。
ああ、そうか、と思わず。
あいつ、それを知っていたんだな、と。
くそったれ、と思わず。
あいつのほうが不良ってことか、と。
つくづく格好いい奴なんだな、なんて、思わず。

俺は不良か?と改めて。
俺は、不良か?
答えは否、だな。不良じゃない。
もうちょっと不良しないか、と改めて。
そう、もうそろそろちゃんと不良しないと後がねえぞ、と。

音楽で負けたら男はおしまい

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 嘗て知った結末
あいつに貰ったCDを聴きなおしているだけどさ、
物凄い吸引力だよな、この音楽。
最初は、なんだよ、TOP40ばっかりじゃねえかよ、と
思ったけどさ、
中高音ばかりが聴いていてまるでテレビのおとなんだよな、とかうんちく垂れちゃって、
恥ずかしい限りだよな。

いいっぱが手に入ったんで、
この機会にといろんな音を聴いてみてたんだけど、
散々引っ掻き回した末に、どれもこれも「負けている」気がしてさ。
で、ためしに聴いてみたのがこれ。

凄いな、まるで凄い。
軽快で滑らかでスムーズでグルービー、
ああ、そうなんだ、と。
あらためて、そういうことか、と。
あいつ、もしかしていつもらりってるのかな、と思ったけど、
でもあらためて、
あいつ不良だな、と。
つくづく不良だなな、と。ちょっと怖くなった。
俺も不良にならないとな、と。
いつまでびびりかましてたってしょうがないぜ、と。
でないと、完全にあいつに頭が上がらなくなるぜ、と。

音楽で負けたら男はおしまいだぜ

男のコドモは格好悪い

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 今日の格言
オトナとコドモの差って、
コドモってやっぱり、心のどこかで、
そのうち誰かがどうにかしてくれるだろう、と思っていること、
なのかな、と。
なので、ちゃらんぽらんなんだよ、なにをやっても。
わたしはこれで食わなくては、という切実さがない、と。
パリスとかもろにそれでしょ、っていうか、
それを象徴している、と。

日々、思い描いているのは、
そのうちいい男捕まえていい暮らししてやるわ、
ぐらいなもので、
自分で金を稼ごうとか、責任を持って、
なんて、そういうことは一切考えてない、と。

つまり、サラリーマンなんて所詮はコドモなんだよ。
コドモは楽だな、と。

ただ、男のコドモは格好悪い、と。

そういうことだよ。

でもさ、
それを言ったら、
あいつはコドモだよな、確かに。
でもそれを言ったら、
あいつもこいつもコドモ。
みんなコドモなんだよな、つまり。

いつかは誰かがなんとかしてくれるだろう、
と思いながら一生を終えてしまう、と。

そう、うちの親父もいつもそんなことを言っていたような気がする。
で、そんな親父がうざったくて、俺は家を出てしまった。
で、なおさらちゃらんぽらんな人間になった、と(笑
そういうことなんだな、と。

おんなってやっぱり打算的のかたまり

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 嘗て知った結末
結局おんなって、
やっぱりなにかにつけて打算的で、
で、つまるところ、
食わしてくれるひと、を探している訳で、
で、どうせならいいもの食いたい、と。
でも、
途中でほったらかされてもあれなんで、
そのあたり、割と慎重に、というか、
でもあんまり退屈な奴だとこっちの気がおかしくなるし、とかさ。
そんな感じなんだろうな、と。

いや、それをおばさん化、というのだよ。
トモダチの女の子がどんどんそうなる、
つまり打算的になっていくのを、
俺達は苦笑いしながら見ていただろ?

つまりそういうこと。
ただ、打算がないのは、つまりはコドモだったりもするわけで。
コドモに人気があるのは、つまりそういうこと。
打算ばかりの世の中から逃げ出したいだけの話なのだ
それを打算で買う、なんて、ちょっと皮肉だけどな。
ほんと、皮肉な世の中だ。

未来の自分

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 今日の格言
女がある歳を過ぎると無性に母親に会いたがるのは、
もしかしたら、未来の自分をそこに観にいくからじゃないのかな、
とふと思った。
人生の予習に行っているわけか。
俺はおやじをみて参考にしようとは思わなかったが、
ふといつのまにか撮られていた写真なんかを貰ったときに、
そこに親父の影を見て、思わずぞっとしてしまったりする。

女はしょせん、打算のかたまり

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 嘗て知った結末
女はしょせん、打算のかたまり。
少女でさえ、実は打算のかたまり。
女になって、それこそ、いけいけの打算。
で、安定着地を目指し始めておばさんが入り、
おばさんになって初めて、
己の打算を包み隠さず全面的に表にだしてくる、と。
或いは子供を育てるためにそうなっていくのだろうな。
子供はそんな母親の打算愛に守られながら、
成長をするわけで。
で、
そんな打算を低俗だ、と、夢を語るのが父親。
で、父親が夢を語れなくなったので、
子供はもう、ほとんど打算だけで育てられてしまった、と。

父親の語るべき夢

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 今日の格言
父親の語るべき夢、
或いは、こんな話を父親に語って欲しかったって夢、
俺の場合もしかして、
それって、航海士、の話だったかもしれない。
海があって、まだ見ぬ大陸があって、
風が吹いて、波が立って、
さあ、いざ行かん、夢の大陸へ、
みたいなさ。
つまり、冒険の物語。見果てぬ夢の物語。

俺の親父は苦労人だったから、
ことあるごとに、
人生は辛いぞ、みたいなことばかり言っていたが、
つまりそれ、
生きていてつまらない、
つまり、自分の人生がつまらない、ということを、
子供とシェアしたかっただけの話か、と。

俺と親父のすれ違いはつまりはそれだ。
子供には夢を語るべきだ。
例えそれが嘘だったとしても、だ。
そして、
人生は楽しい、と言ってやるべきだ。
早くオトナになれ、面白いぞ、と。

という訳で、
俺は勝手に冒険の旅に出た。
最初は駅のホームで寝る、ぐらいのところだったが、
街をうろつき、バイトを探し、
ビル街の風に煽られながら人に頼り、助けられ、
そうやって旅を続けながら、
愛すべき人に会って、憎むべき人に会って、
笑って怒って、得て失って、
金に困って、女に困って、仕事に困って、
とやっているうちに、
その旅っていうのがつまりは、
オトナになる、ということなんだな、
と気づいたのはつい最近。

で、俺はまだ旅を続けてる。
浮世草のように枯れ草のように、
でも、一人で生きてる。
世知辛い世の中、
騙し騙されしながらそれでもなんとか生き抜いている。
楽なだけ、ではないが、辛いことばかりじゃない。
幸せ一杯でもないが、たまにはそれを感じることもある。
まじめ一途にやってるつもりはさらさらないが、
そうそうと不真面目ばかりとも思っていない。
刑務所にも入っていないし、
給料は安いが仕事は続けているし、
離婚だってしていない。

そう、かみさんがいてくれれば俺はなんとかがんばれる、
といまでも思っているし。

そしてそんなかみさんと俺はいまでも航海士の夢を語りあっている。
海を越えて山を越えて、さあ、いざ行かん、夢の大陸へ、
つまり、冒険の物語。

この先、なにがあったとしても、
棺桶の蓋に釘が打たれる寸前には
ああああ、面白かった、
と叫んでやりたい。
意地でも叫んでやるぞ、と思っている。

夜道を塞ぐ金網に激突

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 ニューヨーク徒然
こないだの会社の帰り、
残業明けの9時過ぎ。
憂さを晴らそうとIPODで大音響でロッキンロールなんて聴きながら、
イーストリバー沿いの公園をかっ飛ばしていたのだが、
灯りの消えた夜道、
すれ違う時になってふとジョガーやら他のちゃりんこやらの姿が見えて、
おっと、なんて苦笑い。
そう、ここ暗いんだよ。電灯なにもないし、と。
でもこの時間、しかもこの寒さ、
そうそうと人がいるって訳であるまいだろうし。
なんて、
そうちょと調子に乗りながら、
思わず、両手離しでエアーギターなんてしちゃっているとき、
突如、
本当に、まさに突如、
身体が壁に叩きつけられた。

いや、ぶつかる直前、判っていた。
目の前に通りを塞ぐ金網が立ちふさがっていることを。
ブレーキを踏む暇もなくもろに顔から突っ込んで、
思わず身体ごと持っていかれてまさに大の字。
で、自転車がはじけ飛んで、
そのまま下半身も持っていかれて。
しばらくそこに張り付いていたんじゃないか、というぐらい。
まさに、カートゥーンの、バックスバニーそのもの。
トムとジェリーそのもの。
目の前の火花が、頭のまわりのピヨピヨが去るのを待って、
くそ、と立ち上がりながら、まあ生きていて良かった、と苦笑い。
自転車、ハンドルが曲がって、ライトが飛び散って、
カバンの中身が散乱はしているが、
とりあえず、パンクはしていなし、財布と煙草と携帯は見つかったし、で一安心。
あのなあ、と、改めて。
なんで夜道にいきなり金網張ってるんだよ、と。
その無茶苦茶さに、思わず苦笑い、それを通りこして高笑い。
おいおい、NEWYORK、なかなかやってくれるな、相変わらず、と。
煙草に火をつけて、
改めて右手の甲を引っかいて、肩が痺れていて、
膝の上をハンドルでしたたかに打ち付けていて、
で、極めつけは顔の右側半分に思い切り金網の跡の蚯蚓腫れ。
あのなあ、と、思わず深く煙を吐き出して、
で、金網に向けて思い切りKICK。
したとたんに靴のつま先が痺れて、ああ、ここも打っていたのか、と。
さすがに馬鹿らしくなって。
でもまあ、あれだけ酷くぶつかったにしては、
骨は折れてないし、自転車も壊れていないし、
まあいいじゃねえか、顔ぐらいなら、と。
血の味はするが歯は折れてないし。
鼻血は滲んでいるが曲がってはいないみたいだし。
という訳で、再び自転車の人。
ウィールも曲がっていないし、ハンドルも折れていない。
後輪のギアからキーキー音がするのは今に始まったことじゃないし、
なによりパンクしていないってのが一番うれしい。

でも改めて、
本当に改めて、
なんだって夜道の真ん中に金網なんか張ってあるんだよ、と。
工事中、であることはわかるのだが、
つまり、
これで金網がなかったら穴の底にまっさかさまって状況もあったとしたら、
それはそれで金網があってくれて良かった、となる訳で。
まあNEWYORKだったらそれぐらいもありえる、と。

でもね、痺れた頬に顔をゆがめながら、
歯茎に滲んだ血の味が薄くなっていくのを感じながら、
ちょっと久しぶりに、NEWYORKらしい体験をさせてもらった、
と、ちょっと嬉しかったりもした。

日本の歌が耳障りな訳

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 音楽ねた
そうそう、で、日本の歌が、耳障りだって話、
思うに、声質、とか、そういう問題じゃなくて、
決定的に歌い込みが足りないだけ、だと思うよ。
練習が足り無すぎる、というか、
自分の声が作られるほどに歌い込んでない、と。
そのレベルの実力でメディアに乗れるっていうのからして、
やっぱりニホンは音楽のレベルが低いんだよ、
と端的に思う。

或いは、歌い込み的な上手い歌手を、
ニホンは求めていない、と。
そんながんばった、重たい音じゃなくて、
もっと、どうでもいい、つまり、本と、どうでもいい音しか求めてないんだろうな、と。
つまり、
そう、音に鈍い人たち、なんだよ。
音楽を必要としてない人ばかり、なんだよ、
なんて言っちゃったら言いすぎだな。

なんかかみさんいないんで久しぶりに酔っ払ってたら、
なんか最近不良じゃねえな、とつくづく思ってさ。
で、
ふと気づくと俺の聴いている音楽、ぜんぜん不良っぽくなくてさ、
なんていうか、やばくない、というか、尖がってないというか、
少なくとも、今一番の不良、が聴く音楽じゃねえな、とか

で、色々探しまわした結果、TOP40だったよ。
ダンス系のPOPSとHIPHOPのTOP40.

やっぱり時代は進歩してるんだな、とつくづく思った。

俺、キャッチアップしているのかな、
なんて、
思わずわが身を振り返っちゃったぜ(笑

零下10℃下でのテニス

Posted by 高見鈴虫 on 23.2008 ニューヨーク徒然
朝起きたら11時。
完全に寝ぼけたまま珈琲をいれて、
煙草をくわえてキッチンの窓を開けたら、
おっと、いきなり吹き込む凍りの刃。
これはこれは、と苦笑い。
そう、NEWYORK先週からいきなり寒くなってさ、
40度のポカポカの秋から、
一夜明けたら突如零下10度の世界。
あのなあ、と。
で、今日はテニスは無理だな、
とメールなんて開けてみて、
したら日本に帰った友達からこんな写真が届いていた。
一人ラーメンライス・・・
おいおい。随分美味そうだね、なんて。思わず朝から生唾ごっくん。
でもね、
そう、食事の良し悪しなんて、
実は大した問題じゃなくてさ。
それが何であっても、
一番のご馳走って、やっぱり好きな人と一緒に食べること!
これに尽きる。ほんと、これに尽きる。
仕事先のお付き合いで連れて行かれた高級料理、なんかより、
ザガットで星がいくつの、なんてうんちくを聞かされるよりも、
やっぱりね、
一番のご馳走は大好きな人。
素敵な笑顔と楽しいおしゃべりと、
そんな人と食べるラーメンやら雑炊やらの方が、
高級うんたら、なんかより、
やっぱりずっとずっとずっとおいしい。
君の笑顔が一番のご馳走、なんてちょっとすかし過ぎだけど、
いや、これ、まじで、本当に。
好きな人の笑顔が、この世の一番のご馳走。
これ以外ないよね。あるべきじゃない、と言うか。

なのでまたまた性懲りもなく、
おーい、ご飯食べない?ランチでもディナーでも、電話くれよー、
なんてメール書いていたら、
いきなり電話!
おおおおお、早い、早すぎ、メールも出していないうちから、
これぞまさに以心伝心、と思いきや、
あれ、なんだこの番号、と携帯をあけるといきなり野太い声。

へい、と、一言。
いつまでも寝てるんじゃねえぞ、くそったれ、と来た。
あのなあ、と。
俺、今起きたばっかりだし、もしかしたら約束もあるかもしれないし、
それにそれに、おい、今日は外の気温はいったい何度なんだよ、と。
そんな言い訳、聞く耳持たず。
寒いだろ?
ああ、寒いぜ。冬だからな。
で、お前いまどこにいるんだよ。
テニスコートに決ってるだろう?土曜日じゃねえか、と。
こいつなあ、とますますキチガイ・・
思わず言葉を失って溜息をついたその隙に、
じゃな、待ってるぜ、急げよ、と吐き捨ててブチ切りしやがった。

という訳で、渋々、本当に渋々。
飲みかけの珈琲を一気に飲み干して、
Tシャツの上から厚手のスエット、その上からフリースのベストを着て、
その上からダウンジャケットを羽織って、と、まるで南極探検隊。

気温は30度=-1度、とあるけど、
おいおい、良く見ると風が強くて、
で、体感気温、17度=-10度って出てるぜ。
-10度?なんだよそれ、と、首を傾げながら自転車の人。
あれ、なんだよ、割と大丈夫そうだな、と走り始めたとたん、
いきなり吹き付けてくる北風、
思わず、雄叫び!おおおおおおお!
これはこれは、と。
思わず息を止めて、で、うぅぅん、これはちょっと危なそうだぞ、と。

で、辿りついたテニスコート。
当然のことながら誰もいない。
僅かに残った陽だまりの中に犬、
というより冬眠中のクマのように座り込んだ馬鹿が一人。

おかしいのは、その周りに、ハトからリスからが取り囲んでいて、
なんだよお前、いつからドリトル先生になったんだよ、と。

という訳で、始まりました零下10度下でのテニス。

まずはこの着膨れ。身体が回らない。膝が曲がらない。
で、ボールがぜんぜん弾まない。
ラケットに当たるたびに、バスン、でも、パカーン、でもなく、
ゴツっと鳴って、でスピンがまったくかからない。
すっぽ抜けのバックアウトか、当たりそこねの2バウンドばかり。
なだこれ、と。
おまけにこの風。真正面からいきなり吹き付けてくるこの氷の刃。
顔全体が一瞬のうちにガビガビに凍りついてしまって。
ネットに落ちたボールが、コロコロと転がって、
それがいきなりネズミのように走り初めて。
で、いきなりコートを横切る枯葉の塔。
つむじ風に巻かれた竜巻が、ひょろひょろとよろめきながら、
ネットの前を横切って、
で、その中からいきなり黄色いボールが飛び出してくる、と。

ああ、身体が硬い。硬すぎる。
全然ウォーミングアップをやっていない上に、
寒くて筋肉がコチンコチン。
サイドに振られるたびに、もう足を踏み出すのも嫌になってきて、
で、おまけに左手がもう寒いとか冷たいとかじゃない、
ただたんに痛い。そう、とても痛い。
そのうち指先が痺れてきて、そのうち右手も痺れてきて、
そのうち足のつま先も痺れてきて、おおおおお、と雄叫び。
ぜんぜん、ぜんぜん、上手く行かない!球が走らない!

したところが、どういう訳だか相方のクマ、
なぜか今日は異様に調子がいい。
追い風をいいことに、当たりそこねの短い球を、
右に左にこれ見よがしに振り回してきやがって、
苦し紛れに返すちょん切りスライスを、
待ち構えていたように全てサイドにウイナーで持って行かれて。
くそったれ、と歯軋り。そのうち、おおおお、と雄叫び。
そのうち、馬鹿やろう!と怒鳴り声。だぁぁぁぁあ、と叫び声。
コートマナーもなにもあったものじゃない。
まあいいじゃねえか、どうせ誰もいないんだから、
といつのまにか怒鳴りあい。
そのうち、滝のように流れ始めた鼻水、
アガシじゃないが手鼻をかむたびに、
その手鼻がコートの端にいつまでいつまでも残っていて、
ふとみると、おおおお、凍ってる!
と驚いたとたんに吹き付ける突風。
目も開けれず、呼吸するたびに鼻の穴が痛い。
もう顔と言わず手と言わず足と言わず、
全身が痛いのを通りこして感覚が失せてきて。

そんな俺に、
どうした、もう終わりか?根性ねえな、ニホンジン、とせせら笑い。
んだこの野郎、と歯軋りしながらも、
この寒さ、この風、この身体、あああ、もう死にたい。
思わず、来るんじゃなかった、と。
あああ、こないだのラーメン、美味しかったな、
と、冬枯れの空におもわずあの子の笑顔が浮かんだ途端、
ばしっとばかりに股間に強烈な一撃。
馬鹿、どこ見てんだよ、と。
つくづく、つくづく、俺はこいつが嫌いだ、と。
うっし、
かくなるうえは、もう容赦はしねえぞ、と。
スライスだスピンだ、なんて眠たくなる。
全てのサーブを全てフラットで叩き込んで、
風を切るちょん切りスライスで前に後ろにふり回し、
深いトップスピンで思い切り仰け反らせて、
で、決まりはおちょくりドロップショット。
うらうら、クマ公、もっと走らねえか、と。

という訳で、零下10度。
いつのまにか汗びっしょり。
スエットからもフリースからもまるで汗が滴るようで、
いつのまにやら全身から湯気がモアモアと立ち上って。
という訳で夕暮れまで。

いやあ、結構できたな、と笑ったクマ公。
寒さも風もそ知らぬ顔。
いやあ、ほんと、白人って寒さに強い、
と思っていたら、
え?ロシアン?お前、ロシア人なの?と。
ああ、そうだよ。俺はロシア人だ。
あれまあ、アメリカ人かと思っていた。
だから、ロシア系アメリカ人なんだよ。判るか、と。
この国の人間はすべて、なんとか系がつく訳で。
だって移民の国だからな。
という訳で、俺はロシア系、という訳だ、と。
なあんだ、通りで、と思わず納得。

じゃな、また明日、と別れた途端、
全身の汗がぞぞぞぞっと冷え始めて、
やばいやばい、と羽織ったダウンジャケット、
うへええ、内側の汗が凍ってる!!

という訳で整理運動もなにもかなぐりすてて辿りついたアパート。
ドアマンから隣人からに、
うへえ、こんな日にテニス?と呆れられる、と言うよりも、
このひと、ちょっと大丈夫か?と疑わしい目で見られながら、
転がりこんだ部屋の暖かいこと。
濡れたシャツを脱ぎ捨てて、
全身をガタガタ震わせながらシャワーに飛び込んだら、
おおおおおお、極楽極楽、
と思いきや、あれあれあれ、と思う間に、
なんか全身が痒くなってきて。
手から足からゴシゴシと擦っているうちにだんだん皮がすりむけてきて、
なんだよなんだよ、まるでアトピーにかかっちゃったみたい。
なんて笑っていたら、
おっと、いきなり足の指がピキーンと突っ張って、
おっと、攣った攣った、と驚いた途端、
おっと、いきなり脹脛がピキーンと凍りついて、
お、ヤバイ、と思った途端、太ももから腹筋から、
腕から肩から指先からが、まるで雪崩を起すように強張り初め、
うひゃああ、これはまさに全身緊縛、まさに金縛り状態。
濡れた身体のまま転がり出て、
テニスバッグの中からスポーツクリーム、
風呂に入ったばかりの身体にこれでもか、と塗りたくって、
おっと、あっちっちっちっちっち、とこれまた転げ回って、
動くな、動くな、落ち着け落ち着け、と呟きながら、
床の真ん中に全裸で横たわったまま、
見つめる部屋の天井、ずいぶんと皹だらけだな、なんて思っているうちに、
なんかいつの間にか眠くなって来て・・・

はっと目を覚ますと真っ暗な部屋。
全裸のまま床に大の字。
寒い、風邪引いた、と思ったとたんにくしゃみを20連発。
ああ、腹減った、と思い返して、
床に転がった携帯、に、メッセージはなし・・・
ああ、今日も一人飯か、と、溜息を一つ。

暗い部屋の中、煌々と灯るモニター一面に、
映し出されたラーメンライスの写真。

幸せってなんだっけなんだっけ、ポン酢醤油のあることさ、
なんて、もう何十年も前のCMソングを思い出して、
ああ、いまごろあいつは誰とご飯を食べてるのかな、なんて、
そう考えるとちょっと悲しくなってきて、
なんて思ったとたんにまたまたくしゃみを20連発。
そうそう、こんなことばかりはしていられない。

ひとりでもなんでも、ラーメンでもステーキでも、
とりあえず人間は生きている限りは何かを食わなくっちゃいけない。
それは食事、というよりも餌、餌というよりも燃料。

いつまでも無いものねだりのダダをこねていないで、
そう、そろそろ真面目に一人暮らしを始めなくてはいけないな、と。

おかげさまでこの一週間で、ちょっと出っ張ってきていたお腹が、
またまたペタンコになりました。


じゃねじゃね
  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム