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周りの人間がすべて知恵遅れの脳足りんかパラノイアのキチガイに見えてしまうことの真相

Posted by 高見鈴虫 on 05.2011 技術系
まじな話、
周りの人間がすべて知恵遅れの脳足りんかパラノイアのキチガイに見えてしまうのだが、
俺がおかしいのだろうか、
と常々思ってきたのだが、
ここに来て真相が判った。

周りの人間がすべて知恵遅れの脳足りんかパラノイアのキチガイに見えてしまうのは、
つまりは、
周りの人間がすべて知恵遅れの脳足りんかパラノイアのキチガイだからなのだ。

つまり、なんというか、とどのつまりは、抗鬱剤。
それだけだろう、と。

ただ、そんなもの飲んでいるキチガイでありながら、
やけにあっけらかんとしてやがる、と思うと、
つまり、親から「薬」として与えられていたから、
いまもそれを飲み続けることに、
罪悪感などまったくない、という話。

つまり、
ほぼ先天性のパラノイア、という訳だったわけで。

というわけで理由がはっきりしたら妙に落ち着いた。

しかしながら、
そんなことも知らずに、もしや俺がおじさんだから?
などと自分を疑っていた俺ってなんなんだ、という感じだ。

いついかなるときにも、自分を疑ってはいけない。

狂っているのは時代だ。 ただそれだけなのだ。



当世社長気質

Posted by 高見鈴虫 on 06.2011 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
社長は15日早朝に首相官邸に呼び出され叱責された翌日、病気を理由に対策本部を数日離れている。

ー怒られたから仮病という訳か。


「社長も会長もリーダーシップを発揮できない。裏を返せば社業で何の役割もなかったから。東電はいわば国策で事業も決まるし経営者として決断する場面もない。
 出世に伴い地位や名誉だけを獲得していった。ただ、最近は純粋な民間企業でも実行力と責任感のないトップが多く、トラブル時には組織の脆弱さを露呈してしまう」

ーそうなんだよな、でかい会社に行くほど管理職はバカで気弱わそうな奴ばかりなんだよ。


周囲の意見をきかずに、みずから現場で陣頭指揮をとるような人がサラリーマン社長として出世できると思いますか?たしかにうちの会社にも、東電にも、そういった人はいますよ。でも、平時にそんな人はうっとうしくて、使い物にならないのですよ。有事に必要とされるような人は、いまごろは関連会社ですよ。周囲に優秀な役職員を置いて、的確な意見を集約して、冷静に経営判断をすることで上ってきた人は、有事にも同様の行為しかできないでしょう。

ー笑わせてもらった。

とどのつまり、
徹底的に目立たず気弱で頼りにならず、
行動力・決断力に極端に劣り、
なにをやってもやらせても役にたたず、
いざことが起これば逃げまわり、、
挙句に仮病をつかって雲隠れ
の徹底的な無責任主義のとっちゃん小僧、
が当世社長気質、というやつ、なわけ?

ははは。

ばか、死にくされ、とまじで思っている(笑

彼女の語った最悪の話 「初体験は4P」

Posted by 高見鈴虫 on 06.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
初めてって子を合コンに誘ったら、
なんかいきなしいい感じになっちゃって、
でもその子初めてだからよくわかんなくて、
二次会に誘われて、一緒に来てとか言われて
で、4人で二次会に行って、
そのまま4人で彼氏の家に行っちゃって。
で最初ソファとベッドで別々にしてたんだけど、
したらはい交換って感じになって、
で結局4Pになっちゃった。
ちなみに私は割とそういうことってよくあって、
でも一緒の友達はそれが初めてだったんで、
初体験から4Pって凄くない?
で、すごくショックを受けていたようだけど。
そんなものだよと慰めてたら、
なんか本当にそんなもんって思っちゃったみたい。
また合コンで一緒になったら、
ねえ、あのことあのことあのこにしようよ、
なんてこと言ってた。がっついよね。

彼女の語った最悪の話 「歯医者」

Posted by 高見鈴虫 on 07.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
歯医者だよ。
おさん。中国系の。しかも40過ぎ。
でも言っちゃなんだけど金持ってるよ。
少なくとも私の前では見栄張ってる。
会う度に良い物食べさせてもらってます。

会うのは月一回ぐらいかな。
でもねなんか変なんだよねやっぱ。
いつも目隠しするんだよ。彼が?まさか馬鹿じゃないの私がだよ。
で?そうなんか色々するんだけどさ。
でもね、こんなこと言っていいのかな。
入れないの。彼のは。
インポなのかなとか思ってんだけどさ。
でおもちゃが好きでさ。
ほんといつもおもちゃでさ、とか。おいおい、あたし何言ってんだろ。
そうそんな感じ。
でもね、はは、ついでだ、言っちゃうと、もっと色々あるんだよ。
それはね、へへ、色んな薬使うの。
え?知らない。合法なんじゃない?だって医者だもん。
そう、なんかそれ塗られるとキーンとしちゃったりとかさ、
じわじわ熱くなったりとかさ、あと痛くなかったりとかね。
いろいろ。やばいかな。
そうかなそんなので中毒になったりとかすんの?

でもね良い人なんだよ。
こんど奥歯のインプラントやって貰えることになったの。
もちタダでしょ?え?違う?まさか。
え?ただだよ、きっと。しっかり金取られたらショックだな。
でもそれもありそうだな。
チップとかしょぼいの知ってるし。したら別れよ。

彼女の語った最悪の話 「ホームパーティ」

Posted by 高見鈴虫 on 08.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
大学の友達にホームパーティに誘われて、
でも知らない人ばかりだしでついつい飲みすぎてたら
いきなり目が回り初めてすごく気持ち悪くなった。

倒れそうになって気持ち悪いとか言ったら
なら上のベッドルームで休んでたらとか言われて、
そこでひとりで寝てたらいきなり誰かが入ってきて、
大丈夫とか言われながら服脱がされて
結局誰かも判らないうちにそのままやられてしまった。

でもなんかずっと目が回ってて
シーツをかぶって寝ていたら
なんかまた次々と人がやってきて、
でそのまま次から次へとやられた。

後の方はぜんぜん覚えていない。
同じ人かなとか思う人もいたし
だから何人とやったのかもまったく覚えていない。
朝までそんな感じで。
明るくなってもまだなんか目が回って、
病院行きたいとか言ったらまた飲まされて、
で、気持ち悪いとか言ったらまたベッドルームに逆戻り。
もうどうでもいいやって感じで。

その後またホームパーティに誘われて、
行く度にそんな感じ。

でもその時は隣りに寝ていた子もそんなようなことになってて、
なんだ私だけじゃないんだと思って。
みんなそんなものなんだろうと思ったらちょっと元気が出た。

大学に居る間はずっとそんな感じだったなあ。

なんだかんだで合計百人ぐらいとしたのかもしれないけど
まじぜんぜん覚えていないしあんなことやっててもちゃんと卒業できたし、
だからまあどうでもいいかも。
いまはまじめにOLをやってる。

彼女の語った最悪の話 「飲み会」

Posted by 高見鈴虫 on 09.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
初体験は飲み会。飲み方判んなくてガンガン飲まされ、
気持ち悪くなって寝てる間に送ってってやるからとか言われて
気がついたらホテルだった。
なんとなくそんな展開かなとか思ってたし、
酔っ払ってて面倒くさかったんでそのままやられちゃった。
痛かったか?うーん、酔っ払ってたから覚えてないかも。

で、それからはそんな感じ。
飲み会のたびに潰されちゃって、
で、誰かにお持ち帰りされてってパターン。
そのうちもう飲んだらさっさと潰れてしまって
さあ誰が持ち帰るの?って感じだったり。

でも寝たふりしてたらいきなし中出しされたとか
気がついたら4Pなんてこともあってさすがに焦ったりとかあったけど。

実はいまの彼ともそうやって知り合った。
もじもじしてるからああ酔っ払っちゃったって誘ってやってたら
そのままタクシーで自宅に連れてかれた。
いままででの男では彼が一番下手だったんで
これなら固いかなとか思って、
それからかわいこぶってたらまじで引っ掛かってきてそのまま。

わりと信用されてると思う。ボロは出してないつもり。
でもいまでもたまにあるよ。もうさすがに寝たふりはしないけどね。
いまは確信犯だからよけいにタチ悪いなとは思ってるけど。
でも女なんてみんなそんなもんだと思う。違う?

テニス馬鹿列伝 ~ グエンはボート難民だった

Posted by 高見鈴虫 on 10.2011 テニスねた
今思うと、
グエンとの出会いは実にJULY4THの夜だった。

まだ東側のFRDでやっていた時だから、
いったいどれくらい前の話しなんだろう。

とりあえず、
その年の7月4日の独立記念日の日、
恒例の花火見物の大混雑の中で、
なんとか居場所を見つけて座り込んだところに
たまたま隣りに居合わせたベトナム人の青年がグエンだった。

こんな夜に男一人か、ゲイだったら面倒くさいな、

とも思ったが

そのフラットな笑いはゲイ特有の高慢も恥も憐憫も感じさせず、
タバコ吸ってもいいかな、なんて感じで声をかけてから、
なんとなく気があって、暇つぶしに話始めた。

会話の間にも、手に持ったBB=BLACKBERRYで
ちょくちょくメールを見ながら、
たまに舌打ちしては苦笑いをして肩をすくめる様で、

こいつはサポートをやってるのかな、

と思ったらやはりそうだった。

証券系とあってサポートと言えどもそれなり給料は悪くないのだそうだ。

が、しかし、証券系は給料が高いだけあって、
そのこき使われ方は尋常を逸しているケースが多いらしい。
という訳で、今日もしっかりと仕事帰りって訳だ、と。

サポートってのがなんの仕事か、
ITとはなにか、なんてより先に、
奴らにとって、サポートと聞けば先ずは奴隷なんだよ。
人間以下、というか、人間の枠からはみ出た存在なんだな。

という訳で、
なまじ自分を人間と思ってしまうと、それこそ心の芯の部分に皹の入るような思いをさせられることになるから、
つまり?
そう、だから自分を人間ではない、と思い込むことにしてるわけさ。

なんて話をしながら、

しかしその話ぶりからはそんな人間以下の職場から来るストレスやら狂気の匂いがまるでしないのは
なんともアンバランスな感じがして、
おもわず、ああ、そうなんだ、と釣られて笑ってしまったりもしていた。

という訳でさ、
まあな、やりがいがある、と言ったら嘘になるけどさ、
でも、これよりもひどい条件の仕事もさんざんやってきたしね。
まあ、生きていけるだけましなほうだと思ってるよ。

なんて話をしながら長い長い待ち時間をやり過ごした末、
そしてようやくの後に花火が始まって、
そして口をあけて眺めているうちにいつのまにか終わった。

別れ際に、さも面倒くさそうに尻の埃を叩きながら、
じゃあな、と別れようとしたところ、

ふと、我に返ったように、

俺、火薬の匂いを嗅ぐたびに思い出すことがあるんだよな、言った。

場違いな妙に張り詰めた表情に、
まさか、俺、ボート難民だったんだ、なんて言い出すんじゃねえか、
と思ったらやはりそうだった。

俺はまだガキだったんでよく覚えてないんだが、
船に乗り込んだのは良いが海路図も読めない奴らだったらしい。
案の序、道、というか、方向に迷って漂流騒ぎで、
何日か漂った後、食料も水も尽きて、そろそろお陀仏か、
と思っていたところ、ようやく通りかかった船を見つけては
必死に手を振ったんだが、
いざ船が近づいてきたらいきなりマシンガン掃射。
一瞬のうちに皆殺しに近かったらしい。
俺達家族はなぜか生き残った末にそのまま奴らの船に乗せられてさ、
まあいろいろあった末にタイの島の近くで下ろされ、
で、いろいろあってこの国に流れ着いた、と。
が、お袋はあれだけ散々な目にあった挙句、
ようやくアメリカに辿り着けたってのに、
まるでそこまでで力尽きたように、着いてすぐに逝っちまったよ。
JULY4thの花火どころか、マクドナルドのハンバーガーを食べる暇さえなかった。

で、親父は、か・・・
まあ、いいとしよう。死んだとも聞かないってことはどこかで生きてるんだろ。

俺は命からがらたどり着いたこの国で、
生まれて初めてたったひとりになって、
誰からも顧みられないまま、たった一人でJULY4thの花火を観たんだ。

まさに、これほどの孤独はなかったね。

殺されはしないだろうが、もう死んでしまいたいぐらいに寂しかったんだ。

と、まあそんなわけだ。
俺にとってJULY 4Thってのはそんな日なんだよ。

とすさまじい話をしながらはははと、乾いた笑いを響かせる。

ただね、こうしてJULY4thの花火を見るたびに、
まだ生きてるぞ、と思うわけだよ。

くそったれ、また生き延びてやったぞ、ってさ。
ははは、なんてね。

それで?
ああ、それでさ、

でもそう思ったとたんにまたどーんと落ちちゃう訳だ。

で、そうやって生き残った俺が、いったいなにをやってるんだろうって。

果たして、俺が生き残ったのは、この仕事をやるためだったのかな、ってさ。

おかしいだろ?そんな思いして生き残った俺が、
来る日も来る日も犬のように小突きまわされてPC修理して回ってるんだぜ。
俺、いったいここで何やってるんだろ、とは常々思ってるよ。

まあね、確かに、と俺も思わず相槌を打たざるをえず。

そう、俺にしたって、あれだけ世界中を駆けずり回った末に、
いったいなんでこんなところで、どういったわけでこんなことをやっているのか、
まったく理解ができない時がある。それもたまたま、ちょくちょく、ある。

なんて話をしていたら、いつのまにか花火見物の大群衆は霧のように掻き消えて、
ゴミだらけの高速道路に、サイレンを鳴らしたパトカーと、手持ち無沙汰の救急車と、
そして、正体を亡くしたまま置き去りにされた酔っぱらい。

じゃな、元気で。
ああ。楽しかったよ。
死ななかったら、また来年ここで会おうぜ。
ああ、いいアイデアだ。

という訳で、別れ際、じゃな、元気で、と別れる間際、
ふと、そんなグエンの背中を振り返って、

おい、テニスやってみねえか?

と言ってみた。

なんだって?俺に言ったのか?

そう、グエン、次の週末、なにをやってる?良かったらテニスやらねえか?
俺さ、テニスやってんだよ。テニス初めてすっごい救われたんだよ。
すげえ面白くてさ、俺、さっき言わなかったけど、実はテニスばっかりやってんだよ。
一緒にやらねえか?やってみねえか?

え?テニス?とまたすべてを諦めきったような冷めた笑いを浮かべ、ああそのうちな、と一言。

メアド渡せよ。テニスコートの場所と、潜り込み方を教えてやるからさ。

という訳で、駄目元でテニスコートの情報をメールした。

ら、

なんと奴はやってきた。ブルックリンから自転車で。

合格だな、こいつ、と、思った。

それがグエンの新たなる人生の始まりだった。

そうやってテニスと出会って以来、今となってはグエンはテニスコートの常連、
というよりは、すでに主、あるいは、シモベと化している。

グエンは誰よりも早くやってきて誰よりも遅く帰る。

どんな相手でも男でも女でもダブルスでもシングルスでも、
呼ばれれば必ずOKとコートに出て、
いい加減に追い出されるまで離れようとしない。
という訳でグエンはいつもテニスコートにいる。

土曜も日曜日も祝日でも祭日でも、
晴れでも雨でも、
酷暑の中でも雪が降っても、
クリスマスであろうがサンクスギビングであろうが正月であろうが、
呼べば犬のように必ず走ってきて、
あの乾いた笑いで、さあ、やるか! と妙に張り詰めた顔でうなづいてみせる。

今でも語り草になっているぐらいに、
最初のグエンはひどかった。

もともとテニスをやる土壌がなかったどころか、
運動というものからも徹底的に縁遠い暮らしをしていたグエンは、
テニス、というよりはバトミントンを思わせるぐにゃぐにゃな手首で、
案の定、サーブのたびに俺の貸してやったラケットをすっ飛ばしては傷を入れ、
を繰り返していた。
いつまでたっても弾待ちの溜めが聞かず、
よって球筋を読む、どころか、
いったいどこみてラケット振ってるんだか、
と思うようなホームランを連発しては、
いの一番に走り始めてそのボールを取りに行く。
と、そんなことを続けているうちに、
とりあえずフットワークだけは誰よりも良くなった。

という訳で、だれに教わったのか、
テニスラケットを手首に固定してしまうギブスを使って無理やり矯正してから、というもの、
ただ来た玉を打ち返すだけ、ながらも、
右も左もそれなりに返るようになってきて、
そうなると玉拾い時代に培ったフットワークを生かして、
そうこうするうちにそれなりにラリーも続くようになってきたものだ。

グエンは走る。
たとえ灼熱の中でも、雨の中でも、雪が積もっていようとも、
どんなに無理ボールでも決して諦めずに最後まで追う。
そんな献身さにちょっと意地悪な気分になって、
わざと右へ左へと振り回してはドロップショットからロブへ、
と遊んでみたりするのだが、
顔中から汗を流し、舌が伸びるぐらいに荒い息をしながら、
いやあ、凄い凄い、と犬の顔をして大声で笑ってはもう一丁、と来る。

こいつつくづマゾなんだな、とも思うが、
そういえば俺にもそういう時期があったし、
そういう奴は必ず伸びるということを、
このコートにいる奴なら誰もが知っている。

という訳で、
誰もがグエンを可愛がっている。
癖の無いフラットな球筋は、
スピンこそないがそれなりにスピードもあるし、
たとえば試合前のウォーミングアップの壁打ちがわりには持って来いだ。

という訳で、自然とあちらこちらからグエンに声がかかる。
呼ばれるたびに、オーケーオーケーと走り出て、
で、いい加減、こっちからやめよう、というまでは決して自分からは止めようとは言わない。

まったく、便利な奴が来たもんだ、とつくづく思う。
最近では、プレーの前にちょっとグエンと打ってからでないとなんとなく調子が出ない。
そうこうするうちに、いつのまにか足元をえぐるような必殺のトップスピンも、
地をすべるようなスライスも平気で返されるようになってきて、
勝負を焦って半端なドロップショットでも出そうものなら、
いきなりアングルをつけられてさよならされるようになってきた。

この野郎、と思わず力む。
力んでねじ込んだ弾が短くなって、しまったと思った時にはすでにするすると詰めより、
ああもうやられた、と目を瞑むりかけた目の前にポンとイージーショットが落ちてくる。
さあこい、とネットに詰めたグエンが飛び上がる。
パッシングショットだ、ロブだ、やってくれ、思い切り打ってくれ、俺にぶつけてくれ、俺を走らせてくれ、俺を痛めつけてくれ。

という訳で、
キリングフィールドを生き延びたグエンは、
ここにきてようやく、市民公園のひび割れたテニスコートの上に、
生き残った意義を見つけたらしい。

おい、それは実は罠なんだぜ、と俺は意地悪に吐き捨てる。
違いない、とグエンもまた乾いた笑い声を立てる。
笑いながら周りを見渡す。
まったくね、と。テニスの罠にはまった奴らがこれだけいるとはね、と。

戦友たちよ、俺達はまあ、ニューヨークでそんな感じで過ごしてる訳だ。

彼女の語った最悪の話 「ルーミー」

Posted by 高見鈴虫 on 10.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
え?ルーミー。男だよ。
え?その子とと?まさか。
え?しないよ、ってか、うそ。しない訳ないじゃん。
お互い若いしさ。なんて私はそうでもないけど。
なんか気を使うの面倒になって。
しちゃったらもうなんでもありだしさ。
そういまはもう裸でテレビ見てたりとかも余裕。
でも部屋が汚れたね。それで。
元々掃除とかしない子だったし。
私の彼氏?いるよ。え?もち部屋にも来るよ。
ルーミー?怒らないよ。なんで怒るの?
あ、でも、こないだ彼氏来た時さ、
私の下着、バスルームに脱ぎっぱにしてたの彼氏に見つかって、
おいおい、とか言われた。
そう、やばっとか思ったけど、ああでもバレてないんだな、とか。

ルーミー?そうだね大抵は女のところに泊ってるみたい。
帰ってくるとコンコンとか訪ねてきたり。
彼氏と比べて?そりゃねえやっぱサイズ的には外人だしさ。でも早いよね。
さっさと終わらせてさっさと帰ってくみたいな。
で、部屋でゲームやってたりとか。
けしからんなあ。

彼女の語った最悪の話 「悪霊」

Posted by 高見鈴虫 on 11.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
家に友達呼んでパーティとかした時に
この部屋には悪霊が憑いてる、とか言われて、怖くなって。
したら祓ってやるからと言われて彼の部屋に行ってそのまま。

そのうち子供ができちゃって
堕ろすと水子になるからとか言われて。
彼はいまだに仕事が見つからないけど
家で子供の世話をしてもらっているので安心。

わたしの稼ぎだけだとお金がないので大変で、
いまは日本の実家から仕送りしてもらってる。
親に?言ってないよ。言えるわけ無いじゃん。
大学院行ってることにしてる。うそばっか。
でも孫の顔見たらなんにも言えないと思うし。
だから大丈夫。

彼女の語った最悪の話 「ホームステイ」

Posted by 高見鈴虫 on 12.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
ホームステイ先に着いてすぐのその夜、
部屋で寝てたらその家族の上の息子が入ってきていきなりやられた。

まさかと思っていたら今度は弟の方がやってきてそいつにもやられた。

あんまり酷いと思っていたら今度はおとうさんが入ってきて
ちょっとお父さんって息子のこと文句言おうと思ったら、
なんとそのお父さんにもやられた。

翌日母親にちくろうかと思ったがなんとなくすでに気付いている風だった。

それから毎晩誰かしらが尋ねてきてやっていた。

たまにやってる最中に誰かが入ってくることがあったけど、
その時はおとなしく自分の部屋で待ってて、でまた後からやってきた。

まったくなんて家族だ。

でも上の息子は高校生だけど割りとイケメンだったんで
デートに誘われたら友達に紹介したいとか言われて。
ついていったらその友達4人からもやられた。

その時はさすがに腹が立ったけど、
それからちょくちょくその友達が遊びに来ては3Pとか4Pとかしていた。
さすがにそれにお父さんや弟が加わることはなかったけどね。

いまから思ってもまったくやれやれな経験だった。

WALLーE

Posted by 高見鈴虫 on 13.2011 読書・映画ねた   0 comments   0 trackback
ねえ、WALL-E、見た?

WALLY? LA WALLYってオペラの曲なら知ってるけど。

そうじゃなくて、WALL-E 知らない?映画なんだけど。

え、いつ頃の映画?知らないみたい。どんな映画?

そっかあ、残念。アニメなんだけどさ。

アニメかあ、俺、アニメ見ないんだよね。

良かったら見てみて。面白いよ。

どんな映画?


彼女の語った最悪の話 「お尻」

Posted by 高見鈴虫 on 13.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
アメリカに着いてすぐに連れて行かれたバーで
始めて知り合ったアメリカ人とその日からお尻にいれられて
アメリカ人ってそういうものなのかとか思って
そのあとも何回か会って普通にお尻でしてたけど
あとあと聞いてみるとやっぱそういうものでもなかったらしくて
あいつ、とか思ってちょっとくやしい。
でもいまとなってはお尻にも入れられないと
なんとなく物足りない気がするようになった。
アメリカですっかり開発されちゃったみたい。

彼女の語った最悪の話 「黒人の彼氏」

Posted by 高見鈴虫 on 14.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
黒人の彼氏ができて結婚しようとか言われて
でも仕事がないのは知ってて、
でも結婚したらグリーンカードが取れるからしたらあたしが働けるから大丈夫だとかいわれて。
で結婚したら彼氏に仕事がないからグリーンカードは取れないって言われて凹んだ。
でも彼は黒人だから仕事がなくて、でお金に困っていたら、
彼氏から友達とちょっとつきあったらお金貸して貰えるからとか言われて、
お金借りれたら久しぶりに外でデートしようとか言われて
で、彼氏の友達とすることになって。
そうしたらそのあともそういうことになって
いまはちょくちょく彼氏が連れて来た人としている。
これってもしかして売春かなとも思うけど
お金も入るし彼がちょっとやさしくなったので私的は満足している。

彼女の語った最悪の話 「親友の彼氏」

Posted by 高見鈴虫 on 15.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
元々は親友の彼氏。
本当は凄く好きで、
彼氏も本当は私のことの方が好きだって言ってたんだけど、
結局そのまま親友と結婚した。

でもね、その親友が死んじゃったの。事故で。
で凄く悲しんでて。大丈夫?って電話して、
慰めてあげなくっちゃって思ってたらそのうちって感じ。
取りあえず新しい人が見つかるまでって感じの付き合いなんだけど。
遠距離だから月一ぐらいお互いに訪ねあったりしてた。
で今度彼氏結婚することになったの。凄く綺麗なひと。お金持ちだし。
でも前の結婚のこととか知ってて、だから私のことも了承済みみたい。
こないだ紹介されて一緒に食事とかしたし。
だから多分結婚した後もこんな感じで続くと思う。
だから私もそれならそんな感じでも良いかなって。

女の価値

Posted by 高見鈴虫 on 16.2011 嘗て知った結末
女の価値を何で測るか、

好みだ、金だ、見た目だ、性格だ、とやってしまうと話が面倒になるので、
とりあえず、女が女だ、というだけで食っているキワモノ商売である、
トップレスバーの人事担当者に話を聞いてみた。

それこそ、世界中のありとあやゆる人間という人間が集まるニューヨーク、
文化も違えば価値観も違う。つまり所が変われば美意識も変わるわけで、
尻はでかいほど良い、というアフリカ人や、
痩せた女以外は女じゃない、というニホンジンや、
おっぱい以外はなにも見ていない田舎の白人やら、

まあ世界は広くとりあえずいろいろとあるわけだが、

という訳で、ニューヨークで一番のトップレスバーの、オーディショナー、
つまり仕入れ担当者にぶっちゃけを聞いてみたら、

そんなぐちゃぐちゃを一蹴するようにひとこと。

まずは足だな、と、実に簡単。

まずは足の長さ。
どんな女でも、足が短かったらもうそれで終わり。アウト。

で、まあ、そう、足が長ければ手も長いのが普通。それが人間というもの。

まあその後、首が長ければ、と、顔=頭が小さければ、とか、
まあいろいろが続く訳だが、

そうか、足の長さか、と。

これは簡単でいいね。



彼女の語った最悪の話 「自信喪失」

Posted by 高見鈴虫 on 16.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
え?好きな人?いるよ。え?してない。誘われないし。
っていうかその人結婚してるし。不倫じゃないよ。だってしてないもん。
したくないか?したいよ。もちろん。好きなんだもん。
で?えへへ、もう毎晩オナニーとか。ウソ。いやまじ。うそ。まじ。
え?もち誘ってるよ。がんがん。
でもねえ、なんか乗ってこないの。
いつもいいところまで行くんだけどねえ。
なんかいつもあれ?みたいな。逃げられちゃう。
私のこと嫌いじゃないと思うんだよね。
それは確か。凄く優しくしてくれるし。
でもねちょっと自信喪失だな。
でもほら、どうでもいいのはガンガン引っかかって来るしさ。
だから私の問題じゃないよねきっと。

え?うん、そうなんだよね。それが問題。奥さんねえまじ完璧。
綺麗だし可愛いし頭いいしスタイル良いし
運動神経も良さそだし給料も旦那よりずっといいし。
でもさあ。おかしくない?
男の人ってさあ、奥さんいたって女から誘われれば行くでしょ?
そういうもんでしょ?
男の貞操?うそでしょって。
でもねえ、そう乗ってこないの。

飲みに行っても家まで送ってもらっても、
じゃねとかあっさり帰っちゃうしさ。
こないだなんか部屋まで来てさ。カップラーメンとかいっしょに食べて、
で食べ終わったら、ごちそうさん、じゃねまた明日、とか。
舐めてんのかって。

酔っ払ったふりしてちょっとあれ、触ってみたりしたんだけど、
ぜんぜん立ってないの。インポなのかなあ。
逆におまえ溜まってんのか?とか言われたりして。
なんかその人おかしいんじゃないかと思ってさあ。

まじ腹立って来たりする。


彼女の語った最悪の話 「南京」

Posted by 高見鈴虫 on 17.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
その彼氏?中国の人だった。
でも凄いお金持ちだったんだよ。
お金使い放題でさ。車もベンツだったし。
でもその人、凄い嫉妬深い人で、
まじでちょっと他の男の子とかと話してるだけで凄く機嫌悪くなって、
で家に帰ってから殴ったりとかするようになって。
で怖いから逃げようとしたら家に閉じ込められて。
半月ぐらいずっと閉じ込められてて。
え?鎖に繋がれてたかって?
そんな訳ないじゃん。
ただずっと部屋の中に一緒にいて。
服着させて貰えなかった。
でも彼は本当にわたしのこと好きだったんだと思う。
だってずっとしてるんだよ。
もう朝から晩までずっとだよ。
寝てる時は手錠してるんだよ。
逃げようがないよ。
御飯食べるときもトイレもずっとだよ。
なんか嫌になっちゃって。
で、配達の人が来た時に騒いだの。
HELP HELP!って。
したら警察が来て大騒ぎ。
彼氏捕まったよ。
それから起訴するかとか弁護士が来たりとか大変な騒ぎ。
凄いお金もらって示談ってなったけど。
いまでもたまにメール来るよ。
お金頂戴っていうと送ってきたりとか。
なんだかんだいってまだ付き合ってたり。
だって便利なんだもん。

彼女の語った最悪の話 「ペット」

Posted by 高見鈴虫 on 18.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
え?ははは。おかげさまで。
苦労はしてません。
っていうか割りと満ち足りてる。

え?そう。やっぱ黒人かな。
え?そうねえ、みんな19とかハタチぐらいなんじゃない?
みんな若いからさ。素直でいいよ。面倒臭いこと言わないしさ。
そう、電話したらそれこそすっ飛んで来るし。
もう自由自在って感じ。

彼氏ってより、家来ってより、
そうねえやっぱペットなのかなあ。

うん。いつもそうねえ二人とか三人とか。
呼べばいくらでも来るよ。
だから素直なんだって。とても良い子。

そうそう。なんか羨ましがられてさあ。
で、こんど一緒に来る?とか言ったらねえ、みんな乗り乗り。

さすがに一つベッドに並んではしないけどさ。
うん部屋中のそこかしこでキャーキャーみたいなね、
賑やかでいいでしょ?

今度来る?まじ?いいよ。おいでよ。
いつでもいいよ。いまだっていいよ、なんちゃって。あした仕事か。
でもねえ、ちょっとがっくりするかもよ。
だってねえ、へへへ、やっぱ凄いよ黒人。
大きさとか半端じゃないしさ。
ほんと、あれの為に生まれて来ましたって感じでさ。
お見事って感じ。
まったくね、やめられまへんなあ。

彼女の語った最悪の話 「熟女系」

Posted by 高見鈴虫 on 19.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
え?余計なお世話でしょ。
あんたねえいい大人にそんなこと聞くもんじゃないの。

え?おかげさまで。
え?馬鹿ねえ。そんな結婚して子供もいるのに
いまさらそんなことする訳ないじゃない。
そう、お父さんとお母さん。そうそう、それこそ家族って感じ。
あんたのお家だってそうでしょ?そんなものよ。

え?だから。
大人はもうそんなことしないのよ。
あんたらみたくがっついてないのよ。必要ないの。

大人の余裕?そうねえ、ってか、おばさんよね。
え?そう?まじで?ありがと。あんた優しいわね。
え?そう?またまた~!ウソばっかり言って。
からっかってるんでしょ?おお上手い上手い!でもありがと。

え?AV?見ないわよそんなの。
観たこと?まあ独身の頃はねえ。
勉強のつもりでね。
飯島愛とか。知ってる?死んじゃったけど。
あっそう?
インターネットで?
ただ?
見放題なの?
ほんとうに?タダなの?
へえ、いい時代になったものね。
やだあ、あんたたちそんなのばっかり見てるんでしょ。
え?そうねえ、ちょっと興味あるかもねえ。
熟女系?あら失礼ねえ。
私これでもまだ三十代よ。まだまだお姉さんでしょ?
Tバック?なんで?そりゃ持ってはいるけど。
今日は違うわよ。今日の?さあ覚えてないけど。普通のじゃない?
え?ばか!何ってんのよ。
あんたAVの見過ぎじゃない?
やだ、ちょっとやめてよ。だからちょっと、やめてって。AVの見過ぎだって。
え?そりゃねえ、まあ嫌じゃないけどさ。
でもねえ、ほら。
え?だめだって。人が見てるじゃないって。
本当に?約束よ。だったら。
でも勘違いしないでよね。
まじめに?またまた。
ほら、やっぱあんたらAVの見過ぎ。だから判ったって。
はいはい。
判った判った。
はい、場所替えましょ、すみませーん、お勘定お願い!

彼女の語った最悪の話 「わたしのわんちゃん」

Posted by 高見鈴虫 on 20.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
え、あの子?なんで?気になるの?
なんで?いいじゃない、真面目そうな人で。良い人そうだしさ。
少なくともあんたみたいなのよりはずっとましよ。
え?いいじゃない人のことなんだからさ。だからあるのよ、二人にしか判らない魅力がさ。
知らないわよ。知らない。え?だから人の好みだって。
え?わたし?わたしが?まさかってより、人の彼氏でしょ?興味ないわよ。
だから知らないって。聞いてない。そんなこと聞けるわけないじゃん。しつこいよ。知らないって。
え?まあねえ。え?お金じゃないんじゃない。見るからに持ってなさそうだし。
え?知らないって。そういう理由じゃないんじゃないの。知らないけど。まあひとそれぞれだし。
え?やだ。知らないわよそんなこと。え?言うわけないじゃん。
まあねえ。まあ知らないけど。そうねえ、そんなことは言ってた。なにが?だから、そういうこと。
え?やだ。知らないってば。ねえ、そんなに知りたけりゃ自分で本人に聞けばいいでしょ?
僕の大好きなあなたがよりによってあんなダサ坊と付き合ってるんですか?理由はなんですか?って。そんなにおちんちんがおっきいんですか?って、
なによ、ばか、知らないわよ。やめてってば。今日はそういう気分じゃないの。やだ、やめてって。怒るわよ。やめて、やめてってば。
という訳で、一戦終えたあと。
ふふふ、実はね。あのダサ坊の彼、すっごいんだって。長さが。いや、やだ、ちがう、大きさじゃなくて、時間。
もうね、始めたらやめないんだって。いつまでもいつまでも、ずっと腰振ってて。もういい、もう勘弁ってぐらいにずうっとしるんだって。
そうよね。あの見かけだからねえ。溜まってたんじゃない?そうそう、これまでの分をね、全部どうぞって感じで。
もうね、ほんと、かわいいんだって。わんちゃんって言ってたもん。私のワンちゃんがね、凄いのよって。
始めたらもうしっぱなしで、放っておけば朝までやめなくて、朝になってもやってて。
もう疲れちゃって、太陽が黄色い、とか。嬉しそうな顔してさ。
ねえ、なんかそう言われればそういうタイプかなってさ。そう、なんかあの純朴そうなさ、ナマズみたいな顔して、実は始めたら凄い、みたいな。
そう、あのこの元彼、外見は良かったけど実はすっごく下手だったんだって。
自分勝手で、キスもしないうちからすぐ乗っかってきて、で勝手にすぐに終わっちゃうっうんだって。
そう、で、だから、あの彼氏よ。もう至れり付くせりって感じでさ。わんわん、ってなんでもしてくれるんだって。
かわいいわあ、って言ったわよ。どう?あなたもちょっと見習ったら?え?なによ、え?もう一回?もういいよ、疲れちゃったし、うそ、もう一回?ええ、ほんと?ほんとに?やだ、あはーん。

彼女の語った最悪の話  「給食」

Posted by 高見鈴虫 on 21.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback


昔はさあ、そう、なんか溜まり場っていうか、
やり部屋とかあったじゃん。
で、そこでなんか、みんなしてさ、
テレビ見てだべったりとか、ゲームやったりとかさ、
そのうち、誰かがアンパンやろうよ、とか言い出してさ、
だったら電気消そうよ、なんてことになってさ。
部屋暗くしてテレビにバスタオルかけて、とかやってるうちに、
もう完全に、あっち持ってかれちゃって、とかさ~。そんなんばっかり。
うん、そのうちそこから学校に行って、そこに帰ってきて、
みたいな子沢山いたし、そのうち学校行かなくなっちゃったりしたけど、
そうなると先公が来たりとかするんでなるべく学校は行くようにしてたけどさ、
なんか、馬鹿みたいって思ってた。勉強してる奴とかせんこーとか。
え?うん、そうだね、中2ぐらいかな。
まあさすがに高校入ったら引退だったけど、でも高校入ってからもたまに行ってたかな。
そうだなあ、なんかいつもお腹減っててさ。
給食のパンとか持って帰ってくると割りとありがたがられてたりしてさ。
だからもう3食とも給食だったりしてありがたかったなあ。給食。

彼女の語った最悪の話  「白人ってそんなものなのかなあ」

Posted by 高見鈴虫 on 21.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
なんか知らないけどうちの彼氏、
お尻の穴でばっかりやりたがるんだけどさ、
白人ってそんなものなのかなあ。
それともゲイなのとか思って。
なんか知ってる?

シンジ ザ・メンヘラ・キラー

Posted by 高見鈴虫 on 23.2011 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
知人のやっているバンドのおっかけであるシンジ君は、
30を過ぎてジャパレスのウエイターだが、
だからと言ってバンドをやってる訳でもダンサーを目指している訳ででもなく、
言うなればただのウエイターである。

がそう言えばシンジ君、
バンド系やらダンサー系に特有な、トンガリ、のようなものが一切なく、
誰でも気楽に話しかけられう実に和やかな雰囲気を持っている。

そういうタイプは俺の周りには珍しので、思わず面白半分に聞いて見れば、
一応こちらには留学でやってきていてそれなりの大学も卒業しているらしい。

通常、ESLのクラスで数年ぶらぶらとしながらウエイターをして口に糊し、
で、大学卒業後もそのままウエイターというケースが多いのだが、
このシンジ君の場合、大学は地方だったのでわりと真面目に勉強してすんなりと卒業、
その後ニューヨークに来て某不動産屋に入社したが、
そこで「病気」にかかって休職。
病気療養中にいつしかクビになり、いまはこうしてウエイター稼業。

まあウエイターでもなんでも食っていくには困らない、という話。

ほら、俺、余計なことやってないし、というのは、つまり、バンドやダンスなど、
余計な夢を見ていないから、ということらしい。

が、このシンジ君。それではいったいなにをして暮らしているのか、
とよくよく聞いてみれば、つまりはこれ、おんな、いわゆるセックスがしたかったそうである。

だって、バンドやってる奴だってダンスやってる奴だって、
偉そうに言ってるけど、それって結局、女にもてたいって、いうか、
つまりはせっくすがしたいからそういうことやってる訳でしょ?

というのが彼の考えである。

そうか?と聞けば、そうっすよ! と即答するあたり、
かなりの確信を込めてそう信じているらしい。

でも、ほら、俺とか、割りと特殊技能とかあって、そんなバンドとかダンスとか、
そんな余計なことしなくても、おんなをGETできるんすよ、なそうなのである。

が、そう、そういうシンジくん、確かに人当たりは良さそうなのだが、
トンガリが無さすぎ、というか、まあ言ってみれば見るからにヘタレ系、
どう見えても女にもてそうには見えない。

が、そう、蓼食う虫も好きずき。こんなのにひっかかっちゃう女も居ない訳ではないのだろう、
と思っていれば、
いや、実はそうでもないんだよね、というのが、彼と同じレストランでウエイターをやる我が友、
バンドマンのたけしくんの話。

割りとさ、え!?っていうタイプの子とか平気でGETしちゃってさ。
俺まじでちょっと尊敬してたりすんだよね、という話。

で、よくよく話を聞いてみたところ。

それはね、つまりは、メンヘラなんすよ、という。

メンヘラっていうのはつまりは、そう、メンタルヘルス、つまりなんとうか、精神病まで行かなくても、
うつ病とか、神経症とか、まあそういう心を病んだ女達、それをまあ、狙えば百発百中。

実はね、というシンジくん。

大学来てこっち来て、不動産屋辞めた理由ってのがこのメンヘラ。

実は地方大学に居た時からまじうつ病で、日本帰る度に薬貰って帰って、
ってのを繰り返していて、で、大学卒業したら治るだろ、とか思ってたら、
仕事初めたら尚更悪くなって。

で、保険もないし、で、どうしよう、とか思ってたら、
周りを見ると、割りとそういう人って沢山いるっていうか、
同じ病気の人って、すぐに判るんすよ。

で、ごめん、あの、薬、ちょっと分けてくれない、って頼み込んで。
で、高くでも買うから、とか言って電話とか聞いて、
で、そう、最初はそういう、なんというか、止むに止まれぬ事情だった訳。

で、ほら、メンヘラの子たちって薬ないともうどーんって落ちちゃうんだけど、
薬飲むとその反動で、カキーンてはねちゃったりとか良くあるんだよね。
で、そのはねちゃった時って無性にせっくすしたくなっちゃったり、とかあってさ。

で、俺とかも同じ病気でそういう事情良く知ってるからさ。
で、そう、なんというか、同じ病気の患者同士で、お互いに治療の延長、助けあい、
みたいな感じで。

で、ウエイターを始めた後、同僚のウエイトレス、及び、そのお客たちの中でも、
同様の病気を抱えた人々をリストアップしていって、
で、あの、あんた、◎◎でしょ?実は俺もそうなんだけどさ、
なんて話をすると、もう、これ、百%、ぜったいに乗ってくる。
で、医者の話とか薬の話とかしてると、もうその子がどれぐらいの症状か、
とか判って、で、お兄さんとして相談に乗ってやるよ、
とか言うと、もうイチコロなんだよね、これが。まさに面白いぐらい。

という訳で、人呼んで、シンジ ザ・メンヘラ・キラー。

そのレストランの同僚達もなんだかんだでお世話になっているらしく、
いやあ、まじで、怖くなった。感じるとか、悶えるとか、そんなレベルじゃない。
もう、なんていうの?キチガイっていうかさ。

でもさ、と老婆心の俺。
でも、そんなキチガイっていうか、精神薄弱の女、しかもらりってんだろ?
そんなのとやって面白いのか?

だって、とシンジくん、それ言ったら、AV女優なんてみんなメンヘラですよ。
メンヘラだからAVなんか出るのか、AV出たらメンヘラになったか、
たぶん両方だろうけど、あんなのに出る女、まともじゃないっていうか、
まさにメンヘラの巣窟でしょ?
みんなそれ観て抜いてるんだから結局そうでしょ?

そういうもんか?

そうっすよ。そういうもんすよ。

なんかちょっと違わね?とは思いながら、やけにスコーンと明るい顔でそう言い切るシンジ君を観て、
まあ俺の知ったことじゃねえし、と思って、まあがんばんな、と言っていたのだが。

で、そうこうするうちに、思った通り、というかなんとういうか、
いつのまにかシンジ君は店を休むようになって、そしていつの間にか辞めてしまったらしい。

もっと稼ぎの良い店に移ったのか、あるいはもっとメンヘラの客の多い店を見つけたのか、
と思いきや、日本に帰ったのだという。

つまり、もうやりきった、というわけか、と笑えば、そうでもないらしい。

まあぶっちゃけ、メンヘラこじらせて、ほぼ日本に強制送還。

うへええ、と俺。
でも、やはり、ああ、やっぱり、とも思う。

つまり罰があったんだろ、と言えば、それ洒落にならないっすよ、と言われた。

よほどとんでもないことになっったのか、まあ自殺未遂とかそんなんだろ、
と言った途端、まじでねえ、ほんと、洒落にならなくて、という話。

よりによってあいつ、店の厨房で手首切りやがって・・・

まじかよ。

が、そんな話聞きたくもないので、聞かないことにしたのだがな。
  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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