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自称「民意の高い」筈の人々が、日中韓の悶着が誰かの画策によるものだ、というこのあからさまなペテンについてなぜ口を開かないのかな?

Posted by 高見鈴虫 on 01.2012 アメリカ爺時事
日本国民が本当に民度が高い、というのであれば、
当然のことながらもう気がついているであろうが、
民度の低い、と言われている彼の国との間で、
悶着が起こっているように錯覚をさせられている近頃の事態は、
皆様のお気づきの通り、
「誰かが仕組んでいるもの」
と考えるのが妥当。

少なくとも民度の高い人々であるならば、
そのぐらいのことには重々承知であることが
まあ当然だと考えるがどうだ?

で、
誰が、その悶着を仕組んでいるのか、と云えば、
言わずとしれた
それらの国が悶着を起こすことを望んでいる人々、
つまり、日中韓が諍いを起こして徳をする人々、
ということになるのも当然のこと、
というのも異論はないだろう?

という訳で、
民度の高い我々としては、
そんな画策にまんまと載せられない、のはもちろんのこと、

民度の高い国である筈の日本国内において、
そんな画策の片棒を担いでいるのが誰か、
ということについて、深く考える必要があるのではないのかな?

そうやって、
明らかに自国の国益を損なうことだと判っていながら、
金を貰えればなんでもやってしまう国賊企業の皆様。

誰からいくら貰ったのかは知らないが、
結果オーライの言い訳を前提として、
国体の存在そのものを踏みにじるようなことをするべきではない
と思うがどうだ?

そんな国賊企業の社内には、
自社の行なっているそのような反日的行為に対して、
「否」を唱えるものがいない、のだとしたら、
東電を攻める資格などどこにもない、と思うがどうだ。

バカ右翼も、似非知識人も、自称「民意の高い」人々も、いいかげんに目を覚ませ。

貴様らが小銭に目が眩んで、訳も判らずやらされていることが、
いったいどれだけ自分自身の土台を腐らせる行為なのか、
ということについて、民度の高い国民らしく、
多角的な視点をもって考えてみたらどうだ。

中国やら韓国を、民度が低い、などと言う前に、
似たような大衆先導に踊らされている自分自身の民度について考えたらどうだ。

海の向こうからだと、限りなく馬鹿馬鹿しく見えるんだがな。

日本人、いい加減に目をさませ。

ハワイでも香港でもカルカッタでも、
自国を離れて、たった一人になって、
3日もすれば、
自分たちがどれだけちゃちなペテンの中に囲い込まれていたかすぐに判る。

3日だけでもいい、
テレビも新聞も日本語のWEBサイトにもアクセスしなければ、
すぐに判る筈だ。

まずは世界の中で一人きりになってみろ。

聞いたような口を聞くのは、それからでも遅くない筈だがな。

会社に「ハラスメント」法が必要な訳

Posted by 高見鈴虫 on 01.2012 とかいぐらし
ここのところ連日に渡って「ハラスメント」の講義をこれでもか、という感じに受けている。

当然のことながら、この「ハラスメント」の定義は矛盾だらけだ。

普通の人間であればすぐに馬鹿馬鹿しい、と思う筈だ。

そう、社会生活が馬鹿馬鹿しいものであるからこそ、
「ハラスメント」に対して関心を向けなくてはいけないのである。

ぶっちゃけ、
人間を「理性」で操るなど無理だ。

いくら、「道徳」やら「民意」やら「知性」やら、
と御託を並べたところで、
やる奴はやる、ということは誰にもわかりきったこと。

本質的に矛盾の塊である人間と、
そんな矛盾の塊が集まって作った社会なんてものが、
理性やら道徳やら常識やら民意やら知性やら、
なんていう、曖昧なものの上に立脚させることなど、
土台無理な話なのだ、

というところを前提として、
この「ハラスメント法」が成立する訳だ。

つまり「法律」によって、
無理やりに「良い人」を作ってしまおう、という訳。

馬鹿馬鹿しいって?

これを馬鹿馬鹿しいという人は、
まだまだ人間修行が足りない。

少なくともここアメリカには、
日本人の普通からは想像できないぐらいに、
とんでもなく馬鹿で理性に欠け道徳の欠片も無く
無慈悲で強欲で、犬にも劣るような大外道がわんさかと存在するわけだ。

しかも、そんな外道にも「人権」が認められてしまったりもする訳で、
それがなによりも質が悪い、ということも誰もが気がついている。

と言うわけで、
少なくとも「社会」つまりは会社の中においては、
そんな大外道を「ハラスメント」の振るいにかけて駆逐しましょうよ、
というのがまあ大前提な訳だ。

バカバカしくはあるが、
まあありがたいことでもあるのは確かなことだろう。

都会人の洗練勝負

Posted by 高見鈴虫 on 04.2012 今日の格言
都会の流儀
焦らない=どれだけストレスに強いか、はすなわちどれだけ都会に慣れているか、つまりは洗練なのである。
怒らない=金持ちは決して怒らないから。金持ちとはつまりは都会においての強みを意味する。
怒らないことこそが都会における強者の証である。
喋り過ぎない=どうでも良いことばかりを喋りまくりながらどうでも良いこと以外は決して口を割らない。が、思わずえっ!?っとなってしまうきわどいことをさらりと言ってしまったりもする。会話をコントロールできるというのが都会の愉しみ方を知っているという意味で都会の鉄則でもある。

というわけで
ストレスアウトして怒り散らしては、
致命的なことを口走ってしまうバカを
思い切り優しい微笑みで包み込んでしまうこと
こそが都会人の洗練勝負なのである。

都会人の身だしなみの基本は禁欲的であること

Posted by 高見鈴虫 on 05.2012 今日の格言
都会人の身だしなみの基本は禁欲的であることである。
ワイシャツのボタンを外さずネクタイ緩めずズボンの折り目をキッチリつけ
ジャケットのボタンは外さない。つまり隙を見せないこと。

あるいは思い切り胸元を広げたシャツに
麻のダボパンに素足にデッキシューズ

しかしそのどちらも
基本的には一皮めくったその奥に
贅肉を削ぎ落とした肉体を予感させること
が条件な訳である。

つまりはやはりそれも禁欲なのだ。

それらの条件を全てぶっちできるのは
金持ちだけである。
金持ちがなにをしてもいいのは
田舎都会に限らず国も宗教も限らず万国共通。
つまり
どうぞどうぞ好きなだけぼったくって下さい
という捨て身の自然体なわけである。

素行の悪い犬が好きだ

Posted by 高見鈴虫 on 06.2012 犬の事情
素行の悪い犬が好きだ。
飼い主からさえも三下り半を喰らわされそうな
そんなバカな犬をみると、もう放っては居られない。
おい、と呼ぶ。
ちょっとこっちに来い。
思い切りバカなツラをしながら、
なんだてめえは、と言った感じで
のこのことやって来る犬に、
俺はいきなりヘッドロックをかましたりもする。
普段から飼い主から疎ましがられている手前
実は彼らはスキンシップに飢えている。
飢えていながら人と見ると脅しにかかる癖がついていて、脅してさえいれば自分のわがままが通るとたかを括っている。
そんなバカな犬は、相手のビビりに敏感だ。
相手のビビりを察知した途端、しめたとばかりに嵩にかかって脅しにかかる。
がしかし、
相手は俺だ。
ガキの頃からそんな切った張ったをうんざりするほど踏んできた俺は、
今更犬どものちゃちなハッタリぐらいにはとうがつくぐらいに慣れっこなのだ。
そんな猛犬気取りを前にして
んだお前と思わず笑ってしまったりする。
んだよそのしけたツラは。
お前、こうしてみると本当にあの頃のあいつらにそっくりだな、とそんな犬をみているうちに懐かしさにめろめろになってしまう。
というわけで、思わず、嬉しさのあまり、
いきなりヘッドロックをかましてしまったりもするわけだ。
コワモテで通ってきた猛犬が、
そんな俺にいきなり抱き抱えられたとたん
普段の気合いをすっかり忘れて
いきなりでれでれになってしまったりもする。
よお兄弟、会いたかったぜ。
で、
挨拶が済んだ後に
お近づきの印、というよりも
兄弟仁義の堅めの盃という形で
トリートを取り出す。
よう兄弟、と声をかけながら
そこで必ずメンチを切って挨拶を入れさせる。
俺の目を見ろ、何も言うな、と言う奴だ。
目と目を合わせながらの盃が済んだ後は、
その場はあっさりと別れる。
じゃな。今後ともよろしくな。
バカな犬はそこでふと我に返って、
首を傾げながら、
なんかおかしな野郎にあったな、
ととろとろと引き上げていくのだが、
この挨拶さえ通しておけば、
奴らは次にあった時には、
必ずいの一番に駆けつけてきて
そして待ってましたとばかりに仁義を切ってくる。
そこでこちらも全身で喜びを表しながら
よお兄弟、ご無沙汰だったじゃねえか、
と胸を合わせて思い切りハグをするのだ。
いやあ嬉しいねえ、会いたかったぜ、
と心から声を出して再会を喜ぶ。
よお兄弟、再会の印にまあ一杯、
とトリートを取り出せば、
アニキそう来なくっちゃ、
と思い切り尻尾を振って顔中を舐め始めるだろう。
そんな愛情表現を絶対に拒んではいけない。
好きなだけ顔中を舐めまわしてもらい
好きなだけ身体中を撫でさせて貰う。
これが2回3回と続けば、
あら不思議、鼻つまみの極道者であったバカイヌから
何時の間にか魔が落ちたように
すっかり目尻が下がって耳が垂れて、
その瞳の中に愛嬌の甘い輝きがキラキラと灯る筈だ。
いったいなにがあったのですか?
どんな魔法を使ったのですか?
と飼い主が聞いてくる。
あれだけ手のつけられなかった猛犬が、
貴方の前ではまるで嘘のようで。
理由などない。魔法なんて笑わせる。
俺はただ、悪い犬が好きなだけだ。
ただちょっとだけ彼らの気持ちが判るから。
と言う訳で、
今日もドッグランに足を踏み入れた途端に
暗い目をした猛犬どもの目に一瞬で光が灯り、
勇んで駆け寄って来た兄弟達にもみくちゃにされる。
普段は顔を合わせれば唸り合い牙を剥き合って
いた猛犬同士が、友達の友達はまた友達、
と言うわけで、仲良く俺の腕の中でじゃれ合ったりしている。
さあガキども、
ひと暴れして見るか、とボールを取り出す。
そらいけ!と投げ上げたボールに喜び勇んで駆け出していく犬達。
そんな俺をなにを間違えたか、テレビ番組の名を借りてドッグウィスパラーなどと言うやつもいる。
が、それはまったく違う。
俺はただそんな彼らが心から好きで、
そしてほんの少し彼らの気持ちがわかるだけなのだ。
そんな俺に奴らは身体中から心の底から
これでもかというまでに剥き出しの愛情で応えてくれる。
そんな犬たちを俺は決して見放さない。
というわけで、今日も自身の愛犬が手が付けられなくなった可哀想な飼い主がおずおずと訪ねてくる。
猛犬である筈の我が犬が俺の膝の上ででろでろに甘え切っている姿に目を見張りながら。
そんな飼い主に俺は顔中を舐められながら、
心の底から言ってやるのだ。
こんなに可愛くて頭の良い犬を見たことがない。彼はただちょっとだけ愛情過多でほんのちょっとだけ元気が良すぎるだけでなのだ。
いやまさかそんなはずでは、という飼い主の前で、はいお座り、はい握手、とやってみせてやる。どうです?頭いいでしょう?こんなにいい子は見たことがないでしょう?
これだけで十分だ。これだけで十分なのだ。
自身の犬を信頼し心の底から愛してやれば犬は決してそんな期待を裏切ることはない。
飼い主がそれをどこまで信じられるか、それこそが問題なのだ。
馬鹿な犬はいない。バカなのはその飼い主だ。

素行の悪い犬が好きだ。
彼らの気持ちがちょっとだけでもわかるから。
もしもそんな俺が、
そんな彼らと飼い主の間の誤解を
少しでも解いて上げられるなら
俺はなんでもしてやるつもりだ。
もしも貴方が自身の犬に手を焼いてそれを諦めようとしているなら、
頼むからその前に俺の所に来てくれ。
俺の友達を救う為なら俺は何でもしてやる。
だから頼むから俺の友達を勝手に諦めないでくれ。
そして心の底から、
馬鹿な犬はいない、バカのはその飼い主だ
という事実を噛み締めてくれ。

俺の別人化

Posted by 高見鈴虫 on 07.2012 今日の格言
ここに来て人生がますます別人化しているな。
まあ今に始まったことではないのだが。
ここまで無理をして自分を隠し混んでしまうと
一体誰が誰の人生を生きているのかわからなくなってくる。
最後に俺が俺として素直に俺が出来たのって
一体いつのことなんだろう。
最後には俺は俺に戻る気があるのだろうか。
戻れるのだろうか。



ウナギ王子とネズミ小僧のコンビが2012年の全米を制覇した

Posted by 高見鈴虫 on 10.2012 テニスねた
2012 USOPEN、
アンディ・マレーがついにやったな。

この間のロンドンオリンピックも思わずむせび泣かせて戴いたが、
このUSOPEN、本当の本当にちょっと唇がわなないた。

これまでUSOPENにおいて、アンディと云えばロディックであった訳だが、
これからは、押しも押されもせぬ王者・アンディ・マレーとして殿堂の仲間入りだ。

このアンディ・マレー、実はUSデビューの頃から見ているのだが、
そのダラダラとふてくされた態度と言い、ベースラインに張り付いては、
来た弾を返すだけのど退屈な試合内容から、
いくら英国テニス界がどんな投資を続けようと、
こんなうなぎみたいな小僧がこの男子テニス界の激戦を生き延びられるものか、
と思っていたのだ。

それがそれが、だ。
いやあ、アンディー・マレー。
化けたなあ。本当に。
この変身ぶりはまさにちょっと感動的。

という訳で、えええ、なんで、なんで、と目を凝らすに、
思わずそっか、と納得するその人の姿。

イワン・レンドル。元USOPENの王者、その人。

イワン・レンドルも現役当時は、その陰気な面構えから、
ビビビのねずみ小僧と呼ばせて戴いていただいていたのだが、
果たしてこの、
うなぎ王子とネズミ小僧のコンビ、
まさにドンピシャであったわけだ。

苦節ウン年の人生を抱えたこのコーチと選手。

いついかなる時にも決してあの陰気な渋柿面を崩さなかったコーチのイワン・レンドルが、
最後の最後になって頬を綻ばせて涙を湛えた表情が、なによりも感動的。
思わずこちらまで釣られて涙が滲んだ。

が、当のアンディ・マレー。
試合中に足の痙ったジョコビッチが表彰式では余裕の笑顔を浮かべていたのに対して、
人生最高の表彰式の最中に足の痙ったアンディ・マレーの引きつった表情。
くそったれ、人の気も知らねえで、早く終わって帰ろうぜ、
と今にも言い出しそうで、
いやはや、この人はなにをやらせても笑わせてくれる。

という訳で、長い長い夏が終わった。

今年のUSOPENは、やれ研修だ、出張だ、が重なって、
正直言ってテニスどころではなかった訳で、
アンディ・ロディックの引退試合も、
フェデラの選手生涯最悪の試合も見逃してしまったのだが、
いやはや、
最後の最後、この日ずれした決勝戦。
途中から見たにしても、これは十分面白かった。

うなぎ王子とねずみ小僧、
心の底から感動させて貰いました。

イワン・レンドルの男の花道

Posted by 高見鈴虫 on 10.2012 テニスねた
やっぱ、テニスを見る上で、
そのコーチとの関係に目を向けると、
ますますテニスが面白くなる。

俺たちの見る試合風景ってのはテニス選手の日常の中ではほんの一瞬のことであって、
当然のことながら、テニス選手は試合以外のほとんどすべての時間を、
練習コートにおいてそのコーチと共に過ごしている訳であって、
言ってみれば、試合中は、コーチから離れられる唯一の時間であったりもする訳だ。

と言うわけで、テニス選手とコーチの関係。
これなくしてはテニスは語れない、という訳だ。

古くは
ステファン・エドバーグを育てたトニー・ピッカードの愛憎劇から始まって、
ピート・サンプラスとティム・ガリクソンの師弟愛、
ロジャー・フェデラーとピーター・ランドグレンのドロドロネタも、
天涯孤独の天才少女・ジャスティン・アナを拾って育てたカルロス・ロドリゲスのドタバタ親子ぶりも、
レイトン・ヒューイットとトニー・ローチから、
名選手の影には必ず名監督あり。
このテニス選手とコーチの関係、人間ドラマとしては最高のもの、と言える。

というわけで、
今回のUSOPENの覇者、アンディー・マレーとイワン・レンドルの絶妙のコンビはまさに圧巻。

あの意志薄弱のふにゃふにゃ小僧だったアンディ・マレーが、
イワン・レンドルの渋柿貧乏神面に気押しされていきなり金メダルからUSOPENタイトルをものにした、
ってのはまさにまさに感動の一言に尽きる。

ちなみにアンディー・マレー。

過去にブラット・ギルバートがコーチだった時代には、
練習の時から、顔を見るのもいまいましい、といった風で、
コート際からブラットが声をかける度に、
うっせえ、馬鹿、黙ってろ、と舌打ちばかり。
それをまたあのブラット・ギルバート、
あの皮肉なニヤニヤ笑いを浮かべながら、
糞ガキ、俺だって金のためにやってんだ、へーん、といった感じで、
俺から言わせれば、
アンディ・マレーがグランドスラムを取るのにここまで時間がかかったのは、
ひとえにあのブラット・ギルバートの悪の轍を断ち切るのにここまでかかってしまった、
といえるのではないか、と思っている。

ちなみにブラット・ギルバート、
かのアンディ・ロディックにUSOPENを取らせたことで名を上げた訳だが、
それと同時に、あのアンディ・ロディックのその後のキャリアを綺麗サッパリ見事にぶっ潰してしまった訳で、
アンディ・ロディックは最後の最後になって、
ブラットとは対照的にな技巧派コーチであるラリー・ステファンキを雇ったものの、
ついにはあのロケットサーブ一発、打った後はすっかり足が止まってしまう轍からは抜けられなかったな。

という訳で、俺的にはUSOPENを見に行くと、
必ずそのコーチの表情やらを伺うのが大きな楽しみでもある訳なのだが、
今年は、選手引退寸前のヒューイットと、
これまたコーチ引退寸前のトニー・ローチのコンビ、
連日の熱戦についに力尽きた、という感じでヒューイットが崩れ落ちた時の、
トニー・ローチのあの一種、清々しい表情が印象的だった。

という訳で、
アンディ・マレーだ。

あのふにゃふにゃうなぎ小僧を、よくもまあここまで鍛え上げたものだ。
まさに、イワン・レンドルの男の花道、と言ってあげたい。

日本食の弱点

Posted by 高見鈴虫 on 11.2012 技術系
たまたまかみさんが弁当を作ってくれたのだが
ふと気づくと日本の弁当は右手が使えない。
つまりPCを使いながら飯が食えない。
左手マウスか?
あるいは左手に箸?
なんとか不器用に耐えながら飯を食おうとするのだが、
やはりもう片方の手で弁当箱、を抑えていないとどうにも座りが悪い。
最悪、モニターに目を取られているうちに、
弁当ごと床に落下、なんて事態も考えられる訳で。

うーん、日本食、ここに来て現代社会への対応は大丈夫か。

普段サンドイッチばかり食っているから気がつかなかったな。



長い出張を終えて

Posted by 高見鈴虫 on 11.2012 ニューヨーク徒然
長い出張を終えようやく家に辿りついた夜、
あいつさぞかし淋しがっていただろう。
俺の顔なんてみていきなり飛びついてきたら
一応よれよれとは言ってもスーツはスーツ。
これを破られるとちょっと痛いな、
今のうちにジャケットだけでも脱いで置いた方がいいか。
また発狂してはしゃぎまくって部屋中を走り回るかもしれない。
机の角に頭をぶつけたりしないだろうか、
床ですべって足を挫いたりしないだろうか。
だったら今のうちに電話して小屋にいれて置いてもらったほうがいいか、
でもあいつなんとかさんの送別会やら歓迎会やらで遅くなるっていってたな。
だとするとブー一人でお留守番か。
これは最悪なケースだな。
スーツどころかスーツケースごと壊されてしまいかもだな。
なってことを考えながらゆらゆらと帰る駅からの道、
そうこうするうち家に着いてしまって、ノックもせずにチャイムも鳴らさず
そっとドアを開けた途端、
ドアの隙間から覗いた鼻の先。
あれ柵はどうしたまた飛び越えたか、
と思いきや、ドアの前でおすわりをしたブーの姿。
よお、と声をかけても無反応。
尻尾も振らずじっと俺を見上げるばかり。
何だお前、と頭を撫でようと差し出した手をすり抜けて
さっさと後ろを向いて廊下の奥に引っ込んでしまった。
あれあれあれ、なんか変だぞ。
あまりの肩透かしに首を傾げていると
キッチンの奥からかみさんの声。
あれ、早かったねえ。夜中になるかと思ったけど。
だから、早く帰れるように途中ぶっ飛ばしてきたのに、
とようやくスーツケースを部屋の中に引き込んで、やれやれとソファに腰を下ろすが
いつもなら途端に飛び込んで来る筈のブーが
いつまでたっても顔を出さない。
手持ち無沙汰にキッチンを覗くと
ああなんだ飯食ってたのか。
元気だった?
え?普通、とかみさんもつれない。
いやあ帰り道凄い雨でさ、ぶっ飛ばしてたらケツが滑って死ぬかと思った
なんて話をする俺の前を、
ああ疲れた、と溜息ついて横切るかみさん
その後ろをすました顔してついて行くブー。
おいで、歯を磨くから、
はいアーンして、はいはい良くできました。
というわけで、
長い長い出張から帰り着いた夜
なんだか邪魔者にされた気分で
超肩透かし。

寝る時はいつもすっぽんぽん

Posted by 高見鈴虫 on 11.2012 犬の事情
寝る時はいつもすっぽんぽんという習慣のお陰で、よく寝冷えをする。
真夜中を過ぎた頃の暗闇の底でふと目が覚めた時には既に手遅れ。
身体中が冷え切ってがじがじに凍え切って、
手に届いたシーツの中に潜り込んだが最後
まるで痙攣でも起こしたかのような震えが止まらず、面白いほどに歯がガチガチと鳴り続け。
頭からかぶったシーツの中でとりあえず呼吸だけでも温めなくてはと息をつめながら
ほんの少し手を延ばしたところにあるはずのシャツなりパンツなりまで
手を伸ばそうにもどうしても勇気が出ない。
そうこうするうちに身体のこごえはいたみにかわりミイラのようにひからびたまま指の一本さえ動かせなくなり嗚咽に似た呻き声をとめることができない
ああこの状態は死への入り口なのだなと明らかな自覚が湧いてくる。山で遭難した連中は果たしてこうして死んでいちゃったのだろうかと呑気に悲観的な想像を楽しみながら果たしてあのシャツまでの間、どうやってたどり着こうかと途方にくれるわけだ。
そんな時、ふと耳元に感じる生臭い吐息。
はっはっはと小刻みに波打つその吐息を思わずえいやあと抱え込んで胸の中。
あったかい。
胸の上から身体中、
内臓の奥にまでじんじんと染み渡るこの温もり。
あ、こら、逃げるな、おとなしく、もう少しだけ、おい、バカ、変なところは舐めなくてもいいから、
とやっていつうちに、
いつしかベッドは愛の温もりにみたされてゆく。
犬と寝ちゃいけないなどと誰が言った。
一緒に寝れねなきゃ犬を飼っている意味するなどないじゃないか。

さらば9・11

Posted by 高見鈴虫 on 11.2012 アメリカ爺時事
という訳で、
ふと気が付けば9・11だ。

なんの因果か、
11年後の9・11をまさかクィーンズのジャクソンハイツで、
スーツにネクタイ姿で迎えることになっているだろうなんて、
どうあってもまったく予想していなかったわけだな。

という訳で、なんだ、
あれからもう11年も経つのか。
なにをやってこの11年を過ごして来たのか、
まったく覚えていないのだが。

多分、ジョージ・ブッシュの悪意の霧の中を彷徨いながら、
有りもしない影に怯えて踊らされて、
とやっていたに違いない。
そう考えてみれば、
いかにも馬鹿馬鹿しい、
いかにもうそ臭い、
なにもかもがアホくさい、
と、
そんな中での右往左往は、
いかにも徒労、すっかり騙されましたという訳なのだが、
そうあの時代には、
そのアホくささが実にまったく洒落にならなかった訳で。
つまりはファシズムとはそういう物なのだな。

という訳で、9・11だ。
9・11と云えば、俺的に云えばパナマとなるわけで。

あいつ、今頃なにをやっているだろうな、とふと考える。
蓮っ葉な小娘も、もうすでに三十代。
見る影もなく太ってしまって、
子供を何人も抱えて大わらわ、
だったらまだ可愛げがあるが、

あの時のまま、あの店で働いていたとしたら、
ちょっと辛いかもしれない。

あなたを待ってたのよ、なんて言われた日には・・・

思い出の糸は手繰らないに限るな。

さらばワートレ、さらばパナマ。

死んだ人間はやはり死に損。
去られた人間はやはり去られ損。
色褪せるな、と言ってもそれは土台無理な話で。
結果が良いにつけ悪いにつけ、
人間、動き続けている事に越したことはない。

なんて言っているのは生者の驕りで、
死者は死者で、あれあれ、なんともご苦労なことで、
とほくそ笑んでいるのかもしれないがね。

という訳で、改めて、ジョコビッチが嫌いだ

Posted by 高見鈴虫 on 12.2012 テニスねた   0 comments   0 trackback
という訳で、それにしてもだ、
と改めて、

俺はジョコビッチが嫌いだ。

なにが嫌いと言って、あの底意地の悪そうな面構えがなによりも嫌いだ。
ジョコビッチのコーチのあの悪代官面も、
ジョコビッチの親父もあの田舎ヤクザ丸出しの間抜け面も、
ジョコビッチを取り巻く人々の顔つきがいちいち気に入らない訳で、
それにもまして、
何が嫌いと言って、ジョコビッチのオンナの、
あの媚びが身体中に染み付いてしまったような、
あのわざとらしい八の字眉がなによりも嫌いだ。
こいつらいったいどんなセックスをしているのか、
と考えるだけで虫酸が走る。

とそれとは対照的に、
アンディ・マレーを支える人々のあのおっとり面の方々。
この人々を見る度に、
当のアンディ・マレー、
こいつ、本当に面白いやつなんだろうな、
とつくづく思う。

USOPENの激闘の後、

トロフィーを抱えたアンディ・マレーをみて、
なんかちょっと良い物を拾ったような気になった。

という訳で、改めて、おめでとうウナギ王子。
そして、
ビビビのネズミ男、イワン・レンドル。

いやはや、この二人のコンビ、
これからも末永くテニス界を愉しませてくれそうだ。

うどんにグラタン

Posted by 高見鈴虫 on 12.2012 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
うどんにグラタン
納豆とガスパーチョ
で、ご飯もパもなし。

なんかおかしくないか?

と言ったとたんにかみさんが怒り始めた。

もういやだ、もうたくさんだ。

朝から晩まで犬の散歩、
掃除に洗濯に飯の用意、

これでは身体がいくらあっても足りない。

あのなあ、と、

俺はただ、うどんにグラタンは合わない、と言ったまでで。。。

などと言ったところで、一度火のついたオンナの怒りは、理屈なんかではどうすることもできない。

あああああ、もういやだ、もうたくさんだ。

という訳で、そうそうにうどんだけを平らげて、
おい、散歩行くぞ、と夜の公園。

あのなあ、でも、
うどんとグラタンってのはいくらなんでもあんまりだよなあ。

「米系企業長期無期限出向」 その1

Posted by 高見鈴虫 on 12.2012 とかいぐらし
そう言えば、と言えば白々しいが、
実は、
8月の末から仕事が変わった。

まあ仕事が変わったといっても、やっていることは同じITで大差がない。

しかもこれまで出向という形で、
長期短期に関わらず色々な会社に常駐してきた為、
今更仕事が変わったといっても
特にこれという実感もない。

ただ今度の「客先」は米系で
会話報告は勿論英語。
仕事の内容はあっちについたらお客に聞く。
時間は8時5時で土日は一応休み。
期限は、無期。
とりあえずそんな感じ。
では成功を祈る。

いままでそんな無理な仕事をゴマンとこなして来た分、
職場が変わったと言ってもなんの感慨もない。

やれやれまたか、と溜息を漏らしている最中、
あっそうだ、今度の仕事、ドレスコードがある。
つまりtシャツジーンズはご法度。
スーツ持ってる?
まあ綿パンにジャケットでいいと思うけど。
まああっちについたら様子を見て、
みたいな。

これまで色々な仕事をこなしてきたが、
不思議なことに、ドレスコードと言うのは始めてだった。
まあだが所詮はITだし、
だったら固いことは言わないだろう。

というわけで8月末から
「米系企業に長期無期限出向」
となった訳で、
まあ色々と楽しませてもらっている。

「米系企業無期限出向」 その2

Posted by 高見鈴虫 on 12.2012 とかいぐらし
と言うわけで唐突ながら、
8月末から「米系長期無期限出向」とあいなっているわけだが、
それに加えて今回は「勤務先」まで変更になってしまった訳で、
日々やっていることは似たようなものながら、
と言っても、
今回はことがことだけに、
それに付随した厄介ねたが山ほどついて来た訳で、
そう考えて見れば、
仕事としての難易度はちょっと上、とだった訳か。


いじめ対策の根本的な間違い

Posted by 高見鈴虫 on 13.2012 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
いじめ対策の間違いは、
いじめられる方に問題がある、
という一方的な考え方にある。

いじめる方に問題があり、
いじめてしまう方が
医者に送られ、
カウンセリングを受けたり、
薬を飲まされたりすれば
いじめはすぐになくなるはずだ。

いじめが人の本能だとすれば、
いじめられるのも本能、
と考えるのが順当である筈。

日本人はなぜYESとNOをはっきりと言わないのか

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 今日の格言
同僚のアメリカ人から、
日本人はなぜYESとNOをはっきりと言わないのか、
と真顔で聞かれた。

Yes と ok

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 今日の格言
Yes と ok は違う、らしい。

サラリーマンの密かな痛み

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 とかいぐらし
朝一番、ちょっとマル秘の書類を印刷して取りに行ったら、
なんとコピー機のまわりに小さな紙片がばら撒かれている。
よくみるとそれはなんと領収書の束。
おいおい、と思わず。
どこのバカがこんなヘマをしやがったのか。
まさかこれ、コピーをとった後だよな。
これを一挙に紛失というのは、あまりに痛い。

長い出張の末に、領収書をすべて紛失していたことに気づいた彼の、
その苦悩の思いやって、
思わずちょっとばかり憐憫を感じて、そして密かにくすりとほくそ笑んでしまった。

ストーンズは生きていて楽しそうだな

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 音楽ねた
ストーンズは生きていて楽しそうだな。
ロックの魅力はまさにそれだったんだな。

半年ぶりにスタジオに顔を出してみた

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 音楽ねた
オフィスで書類を整理しながら、
ふと、バンドマン時代のことがフラッシュバックした。

バンドの事を思い出すと辛くなるな。

あの飢えた顔をしたバンドマンたち。
何が悲しくてゴミを食いながら、
音楽なんてものにしがみついていなくてはならないのか。
一昔前なら別としても、
ここまで音楽というものが茶番化してしまった今、
金が儲かるわけでも、女にもてるわけでも
ましてや将来も未来もこの先も
夢も希望も理想さえも音楽活動の中から
削ぎ落とされてしまった今、
一体なのを求めてバンドを続けるのか。

この二週間の間、悪戦苦闘していた研修用書類の束。
やれやれようやく終わったぜ。
これで俺も晴れて一流会社のサラリーマンっていう訳か。
金曜の夜、午後7時。
一流会社の社員は5時ともなれば一斉に席を立ち、
6時を回った頃にはすでにオフィスはもぬけの殻。

誰もいないオフィスでようやくネクタイをずらして
久しぶりに深い深い溜息をついた。

というわけで、金曜日の夜。
研修が終わったご褒美に、
半年ぶりにスタジオに顔を出して見た。

変わらねえな。

ゴミだらけの部屋。
ヤニの匂いの染み込んだ部屋。小便臭い床。落書きだらけの壁、
思ったとおり俺の機材ケースから使えそうなものはすべてパクられ尽くしていたが、
爪先の破れた靴とカビの生えた体操着と
油のきれたフットペダル。
真ん中だけばだったスティックも、
錆びたシンバルもすべて昔のまま。
で、
ちょっと音をだし見る。
当然のことながらまったくうまくなっていないものの、
何だかんだ言って、ダブルもシンコペもクラーベも、出来るのとはまだまだできる。

へえ、と改めて驚く。

自転車と同じで一度覚えたことは割となかなか忘れないものだな。
つまり昔のまま。
何も変わっていない。

で、いったいなにができなくなっているか
考え始めたところで今日のところはやめておいた。

ふと壁にぶら下げたスーツがなんだか不思議なものに思えてくる。
俺は何も変わっちゃいない。
ただ仕事場がかわって、給料の振込元が変わって、
もう少しばかりまともな英語を喋らされる事になって、
そしてスーツを着なくてはならなくなって、
その代償にちょっとばかりまともな金を貰えるようになって。

で、それによってちょっと偉そうな気分になってみたりしていた、ただだけ。

でも、俺自身はなにも変わってはいない。

スタジオを出たところでばったりと仲間に会った。

よおよお、から始まって、
食えてる?いやあさっぱりだな、
と相変わらずの渋い面。

そういえばキューバがさ、
から始まって、
86だ23だ4だ8だ16だ
シンコペだ裏打ちだルーディメントだ、
ブライアン・ブレイドだエルビン・ジョーンズだ、
シャインだジョヴァンニだトラッシュバーだ
と話していることは数年前とまったく同じ。

痩せた身体に擦り切れたTシャツ、
こけた頬にらんらんと輝く瞳。

こいつらなにも変わってないな。
そしてそんな奴らと道端に座り込んでいる俺。

いいか、ここで普通右から入るだろ、
そこを左からインしてここでアクセントを入れると、
ほら、左で終われるんだよ。
おお、そうなると次の一拍目に余裕ができるな。
そう、それなんだよ。立ち上がりの一拍目に余裕ができるから、
リズムが締まるんだよ。
おお、そういうことか。左インだったんだな。
学んだろ?
ああ、学んだ。こいつは凄い発見だ。

そんなことをやっている俺も、
たぶん、なにも変わっていない。

じゃあな、死ぬなよ。
おお、お前もな。たまにはスタジオ顔出せや。
こんど一緒に音だそうぜ。
おお、ちょっと覚えたリフがあんだよ。ちょっと教えてやるよ。
おお、頼むぜ。
じゃな
じゃな

帰り道、身体が軽くなった。
肩に食い込む重いカバンも、
すれ違う人々の顔つきも、
すべてが軽くなった。

なんだよ、馬鹿野郎。
せっかくちょっとましな会社に入れたというのに、
俺はまったくなにも変わっちゃいねえじゃねえか。
なんとなく肩透かし。
なんとなく残念なような気もしたが、
これはしかし、
実はとてもとても嬉しかった。

さらばバンドマン。
スーツを着ようが、一流会社の社員であろうが、
くそったれ、
このスタジオにドラムがある限り、
俺はずっとずっとそのままだ。


秋が来て犬の機嫌が悪くなった

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 犬の事情
今日は街が妙に静かだ。
そうかもう夏が行ってしまったのか。
夏の空の蓋が開き、
街の喧騒が遠い空に音が吸い込まれてしまったようだ。
店で流れるBGMが妙にやさしく耳に馴染む。
ふと見ると犬の機嫌が悪い。
どうした?具合でも悪いのか?
と言った途端にニカっと口を開けた。
そうか、はっはっ、とやっていなかったせいか。
口を閉じた犬は、
妙に賢そうに見えた。

足元の火を消すだけの人生

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
家が火事の時に
いくら今日は落ち着いて本が読みたい気分なんだ、
と言っても始まらない。

現実はいつも夢や理想に先行する。

俺はいつも足元に燃えあがる炎を踏み消そうと、
断末魔の踊りを踊りながら、
時にはそんな自分自身の姿をあざ笑いながら、
時にはそんな自分の姿につくづく嫌気がさし、
そして時にはそんな自分でさえなかなか格好いいじゃねえか、
と勝手に悦に入ったとたん、
わざわざ自分から火に油を注ぐような愚行を繰り返しながら、
とりあえず、とりあえず、と、
とりあえずばかりでこれまでをやり過ごしてきた。

そのおかげで、
燃え上がった炎に、全身を焼き尽くされることはなかったが、
いつもくるのしたでくすぶっている火元が気になって、
たとえどんな時にも妙に落ち着かない気分で暮らしていたようだ。

ああ、いつの日か、
日がな一日、隣りに退屈した犬を置いて、
釣りをして過ごしたいものだ、
といまでも思っている。

妻がBMW に乗った

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 アメリカ爺時事
珍しく週末に会社の行事に駆り出されたかみさん。
出かけるときには、
なんにが悲しくてわざわざ週末に仕事の面々と顔を合わせなくてはいけないのか、
どうせなら休日出勤手当を出して欲しいものだ、
と不満ぶりぶりであったのだが、
いざ帰って来てみると妙にしおらしく大人しい。

いや実はね、帰り道、会社の顧問弁護士の人に送ってもらってさ。
なんだよ、口説かれたりでもしたのかよ。
まさか、弁護士だよ。弁護士が自分からそんな馬鹿なことするわけ無いでしょ。
まあ確かにそうだな。
それがね、実は弁護士さんの車がBMWでさ。
おお、BMWか、そいつはいい。
そう、BMWっていい車だよね。
ああ、本当にいい車だ。乗っていて、金持ちっていいなあ、と素直に感動できる。
そう、そうなのよ。BMW乗りながら、お金持ちっていいなあ、ってつくづく思っちゃった。

という訳でBMWである。
俺はBMWが好きだ。
もし車を買うことになったら、どんな犠牲を払ってもBMWを買おうと思っている。

いまだに、安物買いの銭失いばかりのライフスタイルだが、
しかし、金さえかければ必ず良い物が手に入るか、というとそうでもないことも判っている。
そんな、金を払ってもちっとも良くもないもの、を嬉しそうに見せびらかす奴らを見ては、
なんだよあいつ、成金ぶりやがって、物の善し悪しも判らねえくせに、バカじゃないのか、
とせせら笑っているつもりにもなっていたのだが。

がしかし、BMWは別だ。
成金と言われようがなんと言われようが、
BMWは良い。

高い金を払った分、その正当な見返りを素直に実感できる。

BMW、乗ってて気持ちいいだろ?
そう、すごく気持ちよかった。
BMW、運転していてもすごく気持ちいいんだぜ。運転そのものがまさに快感なんだよ。
ほんと、素直にお金持ちっていいなあ、って思えるよね。
そう、金持ちっていいなって素直に思わせてくれるものってすごく貴重だよ。

実は俺も、初めてBMWに乗った時には、一日中、ぼーっとしてしまった。
つまり、
ああ、そろそろ、BMWに乗れるようになるにはどうしたらいいか、まじめに考えるべきだな、
少なくともこんなことをやっているべきではないな、と思ってしまったのだ。

あたし、仕事変わろうかな、と妻がぼそりと呟いた。
似たもの同士、考えていたことは同じらしい。

BMW欲しいよな。確かに。

日本車の凋落

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 アメリカ爺時事
去年一年間、次から次へととっかえひっかえに、
ありとあらゆる車に乗ってきたのだが、
つくづく感じたことは、
日本製の車の凋落である。

トヨタ日産ホンダ、どれをとってみても、
無駄な機能ばかりで、肝心なところでスレ違いばかり。
なにより乗っていてまったく面白くない、気持ちよくない。

脇が後ろが見えにくい。基本操作が判りづらい。
乗っていて窮屈だ、あるいは、無駄にスカスカだ。
足回りが悪い。立ち上がりがとろい。
ハンドルが緩い。食い込みが悪すぎる。

どれをとっても作った人間の愛情が感じられない。

このクルマ、作った奴がこの車に普段から乗っているとは思えない。
あるいは、
自分のかみさんに、あるいは、自分の子供に、
乗って貰おうと思って作っていないな、
とすぐに判ってしまう。

まさに、マイクロソフト製品、という感じ。

気に入ったのは実はミニクーパだ。
これはまさに、IPHONE という感じ。
小さいながらに馬力満点。
思った時にすぐに手に届くところにボタンがあり、
ちょっとして気づいたその気遣いに思わずニヤリ。
作った人々の愛情の凝縮。
まさにユーザーフレンドリーの極みという感じ。

とそして、BMW。
BMWだけは心底、これは良いクルマだ、と実感できた。

俺がトヨタや日産やホンダの社員でも、
普段乗るとしたらまさにBMWに違いない。
そして、多分、トヨタや日産やホンダの社員も実はそうなのだろう。

日本社会の周落はまさにそこから始まっている。

自分自身が本当に欲しいと思うもの、
それが分からなくなってしまったのだろうし、
さまざまな事情から、
それを作れなくなってしまったのだろう。

日本人、改めて考えろ。
そんな仕事をやっていて楽しいか?
そんな会社に働いている意味はあるのか?

仕事への愛情を思いだせ。
誇りを思い出せ。

世界に誇れる日本の技術とは、
まさに、禅寺のような密閉社会の中で練りに練り続けた、
キチガイ技術屋集団の作り上げた職人芸の賜物であった筈だ。

自身の製品の極意に気が付かない奴に、
仕事に口を出させるな。

それがそもそもの間違いだ。

技術屋は技術のことだけを考えていれば良い。
技術の会社は技術の優れたものだけを作り続ければ良い。
その根本の根本は、
自分自身の価値基準だ。

自分自身の乗りたい車を作る。
それこそが技術屋の真髄だろう。

思いだせよ。思い出してくれよ。

反日デモだ?それにはしゃいでる奴にも腹を立てている奴にも心底呆れる。

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 アメリカ爺時事
世界にはいろいろな仕事があるが、
その中に騒動師ってな仕事があることを知っている。

誰か、騒動を起こしたい奴が、騒動師に金を払い、
何日何時にどのあたりで騒ぎを起こせ、
ってな仕事を請け負う訳だ。

騒動師は、その仕事として、
普段から暇そうにしている、が鬱憤の溜まっている奴らに声をかけ、
ちょっと一杯奢ってやるから、
あるいは、面白そうなことがあるかな、
などとあることないことをでっち上げた末に、
という訳で、あの当たりでいっちょう派手に騒ごうぜ、
と持ちかける訳だ。

でそうやって駆り集められた暇な奴らが、
騒動師に煽られて騒ぎを起こす。
あるいは騒ぎを煽って油を注ぎ、あわよくば暴走させる。

やり過ぎるとぱくられて、金の出処を吐かされるため、
騒ぎが燃え上がった頃を見計らって、
騒動師たちは忽然と姿を消す。

という訳で、
そう、騒動の起こした人々、
それもわけも判らずお調子こいて悪乗りしてしまったバカばかりが注目を集め、
へたをするととばっちりでパクられてしまったりもする訳だが、
元はといえば騒動師、
あるいは、本当のところを云えば、
騒動師に金を払ったその親元に目を向けるべきなのだ。

という訳で、そう、この騒ぎ。

騒ぎに便乗にして悪ふざけをしているバカなど放っておいて、
誰が騒動師に金を払っているのか、を考えるのが「民度」と言うものだろう。

騒動師にまんまと乗せられてお調子こいたバカ、
それを、待ってましたとばかりに煽り立てる馬鹿なマスコミ。
それを真に受けて、うんちくを垂れるアホ。

これすべて、騒動師に煽られているだけの三下にすぎない。

日中関係がこじれると誰が得をするのか、
そのカネの出処について目を向けることが、
騒ぎのとばっちりを受けた運の悪い間抜けや、
便乗してヘタを踏んでパクられたバカ、
あるいは、
見当違いなことを口走ってあとで失笑を浴びるクズ、
と一線を画すこと、こそがつまりは民度なのではないのかな?

とりあえず、あのなあ、バカなマスコミ、
安い騒動師にタダ乗りすることばかり考えていないで、
ちょっとは頭を使え、とそう思うがどうだ。

アメリカの大統領選が近づくと山谷のホームレスが騒ぐその訳

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 アメリカ爺時事
オリンピックが終わり、USOPENが終わり、
という訳で、次のイベントは米国大統領選な訳だが、

言わずと知れたこの4年に一度のドタバタ。

これが近づく度に、
それも決まって夏が終わって、
人々が漸くテレビの前に戻ってきたころを見計らって、
貧しい国々で騒ぎが起きる。

まあ普通のアメリカ人は、
それを飯の種にしているような奴らは別にしてニュースなんてろくに見ないし、
ついにシーズンの始まったNFLつまりはアメフトに夢中な訳で、
まあ、大統領選、なんてのは、NFLに興味のないおかまの変人か、
あるいは、そんな男どもに相手にされない欲求不満の女どもの戯言にすぎない、
といのが持論な訳だが、

という訳で日曜の朝、
アメフトの中継の始まる午後一時までの間の時間つぶしに、
柄にもなくニュースなんてものを覗いて見ると、

やれやれ、と。
相変わらずだな、世の中は。

エジプトから始まる反米デモ、
中国から始まる反日デモ、
と、
それをしたり顔で論じる策士たち。

やれやれ、またか、というよりも、
これはもう既に、恒例の行事、みたいなものだな。

という訳で、ふと思いついた日本のニュース。

やれやれ、と。
相変わらずというかなんというか、
まったくもって、どいつもこいつも完全に外しきっている訳で。

事情も知らない事情通の人々が、
見たことも行ったこともない世界をしたり顔で論じる国・日本。

そう言えば、俺の英語教師は、
アメリカにもイギリスにも行ったこともない、どころか、
そんな外人と一度も口をきいたこともなかった訳だが、
そんな職業意識のないクズが、
生意気にも英語教師の面をして、
しかも日々勤勉に社会学習に精を出す健康優良不良少年たちに、
不義理な赤点をつけては前途有望な将来への足をひっぱったり、
という国賊的な行為が奨励されているような国。

なにも判らない奴がとりあえずでっちあげた看板だけで、
きいたような口をきいてしまう、というのもまあこの国のお家芸。

あるいは、これが確信犯だと云ってしまうと、
ちょっとあまりにも憎々しい。

という訳で、種明かし。
ぶっちゃけ、この騒動は、
アメリカ大統領選の、それも刺身のツマ、のようなものだ。

ご存知な通り、アメリカは2大政党制だ。
民主党と共和党。
基本的にはこの2つの政党で、四年に一度の選挙で、
大統領の座を取り合う訳だ。

まあ、緑の党のラルフ・ネーダーやら、
毎回出てくる訳のわからない大富豪、やら、
というのもいるが、
そんな奴ら、
地球の環境保護やら、健全な未来、やらと、
言っていることはもっともらしいが、
これは、つまり
選挙戦が適当に盛り上がったところで、
さあ、俺の票、どっちがいくらで買う?
と競売にかける訳で、所詮はその程度。

まあ、どこの国でもやっていることは同じ、だろ。

で、そう、このアメリカの二大政党のお家騒動。
胴元は同じ、と言っても、なかなかの白熱ぶりで、
ヘタをすると、アメリカ国外でも、
敵陣営に不利になることならバンバンと利用するわけだ。

で、
大統領、あんた、この中東の騒ぎをどうするつもりだ、
日中の紛争をどうハンドルするつもりか、
やら、と因縁をつける為のネタにする訳。

という訳で、
この中東の反米デモ、
あるいは、
中国の反日デモ、

すべては、このアメリカ大統領選のお家騒動の、
その因縁のネタにされているだけの話な訳だ。

そんなことにも気づかずに、
やれ中国の軍事力がなんたら、やら、
日本は世界から孤立したのか、やら、
中東はなにに腹を立てているのか、やら、

馬鹿馬鹿しいにも程がある。

騒動士が金を貰って暇な連中を炊きつけているだけだろ?

山谷の騒動とまったく変わりない。

つまり、そんな騒動士に乗せられて騒いでいるのは、
山谷のホームレスと同じ次元というだけの話だ。

で、それに便乗して騒ぐマスゴミ?

これはもう、騒動士どころかホームレス以下だな。

確信犯だとしたら完全な犯罪者だ。

くだらないデモなんてやってないで、
そんな国賊的マスゴミ、
高い給料もらって銀座でぶいぶい言わせてるクズどもを
裸にひん剥いてやったほうがなんぼか世のため人のため。
あ、そうか、
そういう奴らを騙してすかして寄生して、
それを言い訳にして、金をむしりとっている方々が、
つまりは、国士、の面をしているというのがその理屈という訳か。

あまりにも馬鹿馬鹿しい。
さあ、アメフトが始まるぞ。

GIANTSが1時で、JETSは4時から。

くだらない戯言はここまでにして、チップスでも調達に行ってくるか。

秋の朝、セントラルパークでまたまたピットブルテリアに襲われた。

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 ニューヨーク徒然
セントラルパーク、
良く晴れた秋の朝、
芝生に座って青い空を眺めていたら、
遥か丘の向こうから、
巨大なピットブル・テリアが一頭、
なんの迷いもないまま、
俺をめがけて一直線。

たらたらと響くその足音に、
来るな、来るな、と祈りながら、
いやいや、まさか、
と思っているうちに、
いきなり目前に迫ったピットブル、
ああ、バカ、やめろ!と叫んだ時には既に遅く、
いきなり両前足から大激突。

思わずのけぞったところを上から抑えこまれ、
そのまま顔中を、ベロベロベロベロと舐めまくられて。
あわや窒息しそう。

あのなあ・・・

まあ確かに、
起きたままそのまま、
顔も洗ってこなかった俺が悪いのだが、
だからと言って、
ここまで好き放題に舐め尽くすこともなかろうに。

挙句の果てに、押し倒した俺の上ですっかりご満悦。
そのまますやすやと寝息を立て始めて、
あのなあ、どうでも良いがお前は重い。重すぎる。

と言っているそばから、
いきなり顔の上にポトリと泥だらけのボールを落とすブッチ。

おい、俺ともしっかり遊ばんかい、と言うわけか。

いやはや、人気者も中々大変である。

IPHONEにだけ反応する犬

Posted by 高見鈴虫 on 16.2012 技術系
うちの犬、
テレビにもラジオにもPCにつないだウーハー付きスピーカーにも、
これといってなんの反応も示さないのだが、
こと、IPHONE からの音には一撃で反応する。
IPHONEから音が鳴ったとたんにいきなり走り寄ってきて、
なんだなんだ、とばかりに鼻を鳴らしては大騒ぎ。

対応する周波数の差なのだろうか。
IPHONEは犬にも判るように作られているという訳か。

いやはや、IPHONE 、なかなか侮れない。
  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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