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蒼穹の昴 読了しました

Posted by 高見鈴虫 on 02.2016 読書・映画ねた
遅ればせながら、蒼穹の昴、読了。

浅田次郎は例の新選組三部作を読んで
まさに極めた、つもりになっていたのだが、
噂には聞いていたこの蒼穹の昴。
なぜかこの代表作だけがどうしてもBOOKOFFの1ドル本で揃わなくて、
なんて事情があったのではあるが、

で、そうそう、正月の時にどこぞのパーティでお会いした方から、

えええ、蒼穹の昴、読んでないんですか?
だったらもちろん中原の虹も?
まさかプリズン・ホテルも?ええ、シェエラザードも?
あれまあ、だったらあなたはなにを指して
浅田次郎を読んだ、などと言っている訳なのですかい?
と絶句されて思わずうっぷす。

てやんでい、とそのままBOOKOFFに駆け込んで、
普段慣れ親しんだ1ドルセールの棚ではなく、
本ちゃん値の棚から、えいやあ、と浅田本ばかりを大人買い。

という訳で、
シェエラザードからプリズン・ホテルからとつらつらと読み進めた後に、
ついに辿り着いたこの蒼穹の昴。

ページを開いたとたんに、ぬぬぬぬ!漢字が多い!
と面をくらいはしたものの、なにくそ、とページを捲るうちに、
頭は完全に中国人。

という訳で文庫全四冊、
これでもか!というぐらいに、思い切り持って行かれた。

ちゅうわけで、いまさらながらの蒼穹の昴。
いやあ、噂には聞いていたが、すうううううううっげええ面白かったあ!

そっかあ、浅田次郎さん、
あの軽快な短編の職人芸たるや、
凄まじき、とは常々思ってはいたが、
いやはや、つまりはこれ、この中国史が本業、
で、短編はその息抜き、
というか、この中国物を書き進める為の、
アルバイトみたいな感じであったのかな(笑

そう言えば池波正太郎も、
真田太平記の凄まじさと、
他のシリーズ、鬼平やら剣客やら梅安とかと比べると、
そのあまりの落差に思わず唖然とさせられる訳だが、
つまりはその使い分けってことなんだろうが、
そういう使い分けができてどっちも凄いってのがいやはや凄い。

がそう、やはり、そんな鬼才が命を傾けた作品、
いやはや、まったく、と思わず絶句に次ぐ絶句。

そっか池波正太郎が実は真田太平記に生涯を傾けたように、
浅田次郎は蒼穹の昴に命を張ったんだね。つまりは天命。

そういう一人の作家の命を削って書き上げた天命作品。
読み終えた途端に、頭が真っ白になるぐらいの衝撃を受ける訳で、
溢れた涙を拭うのももどかしく、
ままま、まいりました、と三跪九叩頭の礼でもしたくなる。

という訳で、浅田先生の渾身の一文。

「難しく考えるな。知恵も力もなにもいらない。やさしさだけがあればいいんだ。大地も空も時間も、すべてを被い尽くすほどのやさしささえあれば---」

まいりました!お後がよろしいようで。


ヒラリーか、トランプか

Posted by 高見鈴虫 on 03.2016 アメリカ爺時事
という訳で、
ヒラリーか、トランプか、ってことになんの?

茶番もここまで来るとグロ入ってるな。

思わず笑っちゃうんだが、これがお笑いじゃ済まない、ってところが大統領選の凄さでさ、

この選挙の為に衛星国、
つまりは、虫頭やら難塀やら、そして極東なんてところで、
またろくでもない騒動師が騒いでは、新たな悶着がでっちあげられ、
そしてなんのかかわり合いもない人々の血がまた流される、と。

全てそう、この選挙という利権に絡んだでっち上げ。

ちょっとぐぐってみな。大統領選挙のたびに、だぜ、
本当に綺麗に、そう、悶着はそうやって引き起こされるっていう良い見本だぜ。

この選挙利権のとばっちりで、やれ、尖閣が、北が、宇宙国が、
なんてことが起こらないことを望むばかり。


という訳で、ヒラリーとトランプ、どっちが良い?

と聞かれると、みな判で押したように、どっちも嫌い、と答える、

というのが、ニューヨーカーの正しいあり方のようだ。








諸行無常のスレッジ・ハンマー

Posted by 高見鈴虫 on 04.2016 旅の言葉
夜明け近くにおかしな夢を見た。

俺は独りアフガンの砂漠を彷徨っていて、
荒れ地の岩陰に横たわる女の姿を見つけた。

美しい女だった。
まだ少女の面影を残すその美しい顔立ちは、
躯となり、砂に塗れ、土との同化が始まってさえも、
その美しさには思わず目を惹くものがあった。

この女の身にいったいなにがあったのか、
などはもちろん俺の知ったことではない。

長く戦場であるこの土地では、
理由も知れない死体がそこかしこに転がっている、
それが日常のありふれた風景にさえなっている。
そんな土地では、どんな事情であれ、
死体となってしまった以上、
今更その理由など知れたとしてもどうなる訳でもない。

そんな死体は、死体となってしまったが最後、
みるみると砂の中に埋もれ、
まるで保護色を使う昆虫のように、
辺りの風景の中にかき消えて行くことになる。

なぜだろう、そんな死体の顔は一様に黒ずんで見える。

血が通わなくなり、生気が失せた途端に、
顔は顔であることをやめてしまう。
そして魂の失せた顔は浅黒く変色し、
そして一面に砂を被っては埋もれていく。

死んでまだ間がないのか、
しかし女の姿には遠目に観てもどこか輝いたところがあった。
その美しい死顔。
表情を失ったまま、まるでその眠るように凍りついている。
そのちょっと頬骨の張った丸顔。
しかし大きな瞳と細い鼻、
そして尖った顎に向けてのライン。
生きていた頃はどれほどに美しい女だったであろうか。
或いは、死してようやく魂の安息を経て、
こうして安らかな死顔を晒すことになったのだろうか。

美しい女は死体になってもなお美しくあり続けるものなのだろうか。
そんなことを考えながら、俺はそんな女の死顔に見惚れていた。

とそんな矢先、ふとその頬がピクリと動いた。
え?生きているのか?
顔を寄せてみたところ、
見れば女の顔の一面が小刻みに震えて見える。
と、いきなりその頬の中から、一匹の白いウジ虫が溢れ落ちた。
思わず息を飲んで跳ねのいた途端、
薄く開いた唇の間から、わっと黒い蝿が飛びだった。

全身が総毛立ち、
俺はじりじりと後ずさりしながら、
しかしその美しい死顔から目を離すことができなかった。

死、とはつまりそういうことなのだ、と俺は思った。

どんなに美しい物でも、
生あるものにはしかし必ず死が訪れる。
死してしまえばその躯は土に帰る。

が、生あるものの形を残したまま、土に帰って行くその過程を、
生きている者達は正視することに耐えられない。

なぜなら、死、そして嘗ての生者が土に帰って行くその過程こそが、
この世の恐怖のその原型、
つまりは、世で最も恐ろしく醜悪なものに他ならないからだ。

そんな、この世における最もおぞましい姿、を晒さない為に、
死体は埋められ、あるいは灰に焼かれるのだ。

それが許されなかった者たち。
野垂れ死ぬ、ということの意味、
屍を晒す、という言葉の本当の意味、
死がまだ身近に存在した時代のそんな言葉の意味が、
いまになってはっきりと理解ができる気がした。


裏切りを前提とした信頼関係

Posted by 高見鈴虫 on 05.2016 今日の格言
日本を出て、様々な人々と付き合いながら、
やはりそこで一番戸惑わされるのは、
時として、平気で嘘をつく人々、
あるいは、
人を欺くことに美徳を感じているか如き人々の存在である。

ついつい嘘を並べてしまう、という虚言癖に、
なんの呵責も感じていないどころか、
人を欺くことを、己のスマートさの証明、とさえ思っている人々。

果たして、そうやって吐き出された嘘、
あるいは、人を欺くという行為そのものが、
人と人との関係における最も大切なもの、
つまりは、信頼というものを根こそぎ無に帰してしまう、
という事実については、さっぱり考えが至らぬようだ。

あるいは、人は本来、平気で嘘をつくもの、
人は欺いてなんぼ、ということを前提とした上で、
信頼関係を築く、ということが必要になってくる、ということなのか。

という訳で、そんな人々から、
何度となく手痛い仕打ちを受けながら、
どうしても、裏切りを前提とした信頼関係の構築に難儀を続けている次第。

このグローバル社会、なかなか手ごわい、と思わざるを得ない。


スーダラ裁判官

Posted by 高見鈴虫 on 05.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
まあそう、この世は人の世、人が作り人が暮らす世、
その主役が人間である以上、やはり多少の間違いは在るわけで、
例えどんなにお堅いご職業、医者でもあっても、弁護士であっても、
警察官であっても、教職者であっても、
たまには、嘘も言えば冗談だって言うだろうし、
時として悪ふざけが過ぎて御用となることもあるかもしれないが、
まあ、そう、所詮は人間である訳で、
そして殆ど大抵の大人がやっているサラリーマンという奴が、
実はかの植木等先生の、スーダラ節を地で行く人生を強要されるように、
まあ人の世、つまりは社会など、その程度のもの、である筈。

がしかし、
果たしてこの世に、
決して嘘をついてはいけない、あるいは、冗談を言ってはいけない、
あるいは、二日酔いであろうが寝不足であろうが、
決して手抜きは許されないという過酷な職業、
というものがあるとすれば、
それはもしかして裁判官、という奴であろうか。

がしかし、もしも、
嘘ばかりついている、あるいは、悪いふざけばかりしている、
あるいははなから徹底的にちゃらんぽらんな裁判官がいたとしたら、
と考えると、それはそれでなかなか面白いかもしれないな。

え?じゃ、あんた死刑。ははは、うそさ、とか。
では、被告、この鉛筆を鼻からいれて耳から出してみてください、できたら無罪、嫌なら死刑、やら、
あるいは、
嘘八百を並べる弁護士の虚言に悪乗りしてはそれを煽りたて、
あるいは、涙ながらに訴える証人の揚げ足を取ったり、
あるいは、あーあ、今日はもう二日酔いで面倒くさいから全員死刑、じゃよろしく、やら、
居眠りばかりで、弁護人の話しも証人の証言も被告人の弁明も、
鼻くそほじってばかりでなにひとつとして聞いていなかったり、
そんな無茶苦茶なことが、あったらそれはそれで面白いな、
と思ってもみたが、

そう、そんなことが平気でまかり通ってしまう国って、
確かにあったよな、と思い浮かべてみる。









その男からは死の匂い

Posted by 高見鈴虫 on 06.2016 ニューヨーク徒然
その男からは、死の匂いが漂っていた。

死の匂い、などと言うとなんとなく三文ハードボイルド小説のようだが、
ぶっちゃけそれは死臭。
つまりはその男、身体中から死人の匂いがむんむんしていたのである。

嘗ての長い旅の中で、俺は何度となくこの死体の匂いに付き合わされることになった。
そんな旅を上がって既に十数年年が経つというのに、
この匂いだけは脳裏の奥深くに刻み込まれたまま、
まるでたちの悪い死神のように、
べったりと俺の背中に張り付いたままのような気がしていたものだ。


という訳でその男、
混みあった深夜の地下鉄の中、ひっそりと佇んでいた、
一見して見るからにくたびれきった中年の男。

そんな匂いを立ち上らせていることからすると、
つまるところホームレスなのであろうが、
しかしながら近年のニューヨーク。
近年の狂乱地価の高騰に住む家を追い出された人々から始まり、
そんな高い家賃と税金を嫌って、
ニューヨーク中の一流企業が次々と地方都市への移転を繰り返し、
そんな俺の知人の中にも、嘗ては六桁リーマン、
つまりは絵に描いたような勝ち組であった筈の人々が、
ここ数年仕事がまったく見つからないまま、
あるものは悪戯にデイトレに手を出しては手痛いしっぺ返しを喰らい、
あるものは甘いアルコールの霧の中を彷徨い続けているばかり。
それに加えてますます空洞化、廃墟化の一途を辿る地方都市から、
都会に出さえすれば仕事にありつける、
と大した考えもなしに押し寄せてくる流民の群れが重なり、
ニューヨークは、観光客向けの表の顔を一皮めくったところでは、
日一日と崩壊に向けた不穏な地響きが広がりつつある。

そんな事情から、深夜を過ぎても地下鉄は満員状態である。

嘗ては24時間眠らない街。
世界一のパーティータウンと謳われては、
深夜は愚か明け方近くまで、
陽気な酔っぱらいたちの嬌声に満ちていた地下鉄も、
今となってはまさに、疲れきった人々のつく溜息ばかりが
陰鬱に立ち込めるばかり。

そうやって一人また一人と棲家を追われた人々が、
為す術もなく、こうして地下鉄を棲家として暮らしているのである。

一見して普通の労務者、或いは家族連れと思いきや、
その巨大な荷物と、そして隠すに隠せようもないそのやつれきった表情。

影が薄いどころか、全身が影の中にすっぽりと包まれてしまったような、
そう、まるで死人の雰囲気を身に纏い始めたホームレス達。

そんな人々が、深夜の地下鉄のそこかしこに、
何の気もなしに、あるいは置き忘れられた荷物かなにかのように、
ひっそりと、影のように、存在しているのである。

という訳でその男である。
死臭を纏った男。

一見して普通の労務者風。
くたびれきったとは言えジャケットを羽織り、
髪も髭も常人を逸するほどに伸びきっている訳でもない。
ただがっくりと肩を落とし、その落とした肩から尚更に首を落とし、
まるでそのまま今にもガラガラと崩れ落ちそうなぐらいに、
見るからに疲れきった男。

一体彼の身になにがあったのだろう。
或いはそう、一体どこで寝て、こんなとんでもない匂いを身にまとうことになったのか。

まさか墓場で寝ている訳ではあるまい。
あるいは、どこぞの病院で死体の処理のバイトでも見つけたのだろうか。
まさか、死んだ家族をどうすることもできずに、
そのままなし崩し的に死体と共に暮らしている、なんてことがあったりもするのか。

事情はどうあれ、それにしてもこの凄まじい匂い。
地下鉄の中に身体中から死臭を漂わせた男が乗っているというのに、
誰も気が付かないのであろうか。

あるいはそう、これだけ混みあった地下鉄の中で、
この男の隣の席だけがぽっかり空いていたのは、
つまりはそこに、不吉な死神の姿でも見つけた結果、
であったりしたのだろうか。

バカだなお前、その席には死神が座っているって、
誰もが気づいていたのに。。。

つまり知らないのは俺ばかり、という奴?

おいおい。

という訳で、ようやく地下鉄を降りてその死人の匂いから解き放たれた夜の街、
思わず肩越しに背後を振り返って、おいこら、着いてくるな、ぶっ殺すぞ、
と呟いていたのであったが、
その鼻の奥に絡みついた死臭が、
その後、数日経ってもなお、鼻腔に付き纏っては離れない。

まるでニューヨーク中を、死臭が取り巻いているような気分なのである。



おでんグツグツ人肉鍋

Posted by 高見鈴虫 on 06.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
という訳であらためてこの死の匂いである。

死の匂いとはなにか。
ぶっちゃけそれは大根の匂いである。

友人のロジャーは、黒人でありながら日本食なら何でもOK、
納豆であろうが、ぬか漬けであろうが、梅干しであろうがお構いなし。
あの卵かけご飯でさえ、うまいうまい、おい、そこの醤油とってくれ、
というまさにツワモノであった訳なのだが、
そんなロジャーが、おでんの鍋の蓋を開けたとたん、いきなり卒倒をこいた。

つまりはその強烈過ぎる大根の匂い。

まさか、おでんグツグツを、人肉鍋、とでも思った訳でもあるまいに。







劣化する人類

Posted by 高見鈴虫 on 07.2016 音楽ねた
最近、とみに音楽への関心が失せている。

生涯の殆どを「バンドマン」として過ごしてきた自負のある俺にとって、
これはまさに忌忌しき状況である。

しかしながら、ふとなにかの機会に、
TOP40系なんてものを聴いたが最後、
いかりや長介ではないが、
だめだこりゃ、
まさにそんな感じ。

全てがサンプリングとリミックス、
つまりは、切り貼りによって作られている音楽。
まあ切り貼りは良いにしてもだ、
そこに徹底的に、オリジナリティというか、
創造性というか、まあぶっちゃけ想像力が微塵も感じられない、
というのはいったいどういうことなのだろう。

すべてがどこかで聞いたようなフレーズ、
つまりは切り貼り。
あるいは、ただのパクリ。
そのパッチワーク。

これ作っている奴、まったくのど素人なんじゃないのか?
と首を傾げることしきり。

同じパッチワークをするにしてももう少しなにかやりようがあるだろうに、
とは思うのだが、
でもね、だってさ、所詮はサンプリングの切り貼りだろ?

つまりは、ド素人、あるいは子供が悪戯に切り貼りを続けて、
その浅知恵のなかで勝手に自己満足した音楽。

つまりそこには、ポテンシャルが皆無なのである。

ポテンシャルのない音楽?

こりゃもう、徹底的にこいつらダメなんだよな、
と思わざるを得ない。

あるいは、そう、
それはもう、故意に、つまりはありったけの悪意を込めて、
音楽というものの陳腐化を図るためのまさにテロ行為。

これはまさに、劣化だな、と思う。

しかしながら、
なぜ音楽がここまでダメだこりゃ、になってしまったのか、
とは思いながら、まあでも、もうどうでも良いけどね、
と思っていること自体が、この時代の正しい音楽とのつきあい方なのかな、
とも思っている訳だが、

端的に言って、人類はもう音楽に飽きてしまった、ということなのだろう。






詫び状、という写経

Posted by 高見鈴虫 on 07.2016 とかいぐらし
因みに俺が社会人一年生になった時、
最初にやらされたのは「詫び状書き」であった。

心を込めて、一枚一枚、一字一句、真剣に集中して、
たったひとつの書き損じも、シミのひとつも許さず、
つまりはマゴコロ、つまりは人と人、つまりはそう、「心」なのだ、
と耳にタコができるぐらいに聞かされた。

バブルの時代であった。

24時間働けますか?
死ぬまで働け、骨は拾ってやる、のあの時代であった。

という訳で、連日連夜、寝ないままの営業活動である。

朝一番から深夜、どころか明け方まで、
客先廻りと接待攻勢そして度重なる出張。

土日がない、どころか、昼も夜も無く、
そうやってしてようやく辿り着いたオフィスの机に、
俺を待っていたのがこの「詫び状書き」。

俺自身にとっては身に覚えも無い、
どこかの誰かがやらかした大ポカ、
それに腹を立てた目に見えぬ顧客に向けて、
一字一句、心を込めてお詫びを綴り続ける。

がしかし、
お詫びはしながらも、最後の一線からは引いてはいけない。
告訴された時に証拠にならないように、つまりは免責、
心を込めてお詫び申し上げながら、
しかし、でも本当はうちのせいじゃないし責任も取らないよ、
なのである。

その曖昧さを、まさに一筆入魂の手書きの詫び状で押し切るのである。

この詫び状書き、まさに写経、であった訳だが、
それによってなにを学んだのか、と今になっても思うことがある。

詫び状を叩き返してきた客には、改めてお伺いを申し上げる。

時として土下座をし、頭を丸め、泣き叫び、悶え苦しみ、
そして最後には、客から、参りました、と言われるぐらいに詫びて詫びて詫びまくって、
最終的には、その客に気に入られ、そしてアカウントを丸取りする。

いいか、クレーム対応とはその絶好のチャンスなのだ。
そうがなっていた元上司はいまや業界紙の表紙に載る大社長である。
ウエブで見る限り、相変わらずあの調子でやっているそうであるが、やれやれである。

という訳で、あのバブル行け行けの時代、
俺はあの深夜のオフィスに独りのこって、
いったいどれほどの詫び状を認めたのだ王。

確かにあれでなにかに踏ん切りがついた気はする。

社会人として、全ての個人的な快楽を諦め、
あるいは、快楽こそは会社の中に見出さねばならない、とかなんとか。
そしてそう、度胸がついた。
うろ覚えのヤクザ言葉を翳して怒り狂う客を前に、
嘘泣きをしたまま、いやはやまったく申し訳ございません、
と言いながら、首をへし折ってやる、
ぐらいのことは平気でできるようになっていたと思う。
そしてそう、社会人学習、
敬語の使い方から始まり、
業務用語から大人の使う漢字から言い回しから、
そしてそう、法律知識。
そんなこんなで、
社会の成り立ちとまでは行かなくても、
なんとなくそれに似た物、つまりは社会の肝のようなものを、
漠然とではあるが、理解できたような気もする。

そしていまだに、あの時代のトラウマを引き摺り続けている、
という気がしないでもない。

うさぎ跳びで校庭10周、やら、練習中に水は飲むな、やら、
まあそんな時代のことが、悪夢、どころか、懐かしき想い出、
として脳裏に浮かぶ今日このごろ。

ああ、昭和の時代は良かった、なんて誰にも言わせないぜ。



筋金入りの理想主義バーニー・サンダースに、アメリカの終焉を見る

Posted by 高見鈴虫 on 08.2016 アメリカ爺時事
有ろうことか、バーニー・サンダースの人気が上がっている。

ヒラリーとの差がまるでV字型を描くように見る見ると接近、
まさかこれがXになってしまう、なんてことが、あるのか無いのか。

まあ、そう、気持ちは判る。
誰だってバーニーが好きだろう。
俺だってそうだ。

バーニーこそはアメリカの良心の代弁者なのだ。
彼は正論しか言わない。
人間として正しいこと、正しくあるべきことを、
それを相手の目を見ながらはっきりと口にする。

民主主義、あるいはそう、民主、そのもののあり方。
そのあまりにも頑固一徹な正義漢ぶり。
そしてその熱の入った、説得力の塊のような語り口。

どこをどうみても、まさに善良な理想主義者であり、
筋金入りの人権闘士であるこのバーニー・サンダース。

思わず、古き良きアメリカの、そのもう一つの美学。
つまりは、アメリカン・ニューシネマに象徴された国家への反逆者達。
彼らの熱い血潮が、このバーニーの中にはいまだに煮えたぎっているようである。

そう、たしかにね。
あんたの言うような世界になったら、どんなに幸せなことか。

だがしかし、とは思う。

まあ確かに、理想を言えばそうなのだが、現実はどうもね。。。

がしかし、だとすれば、今や絵に描いたような海千山千であるヒラリー、
あの人が好きか?と聞かれれば、
それも、ヒラリーに近ければ近い人ほど、
まあ政治家としてはね、でも・・・ と口を噤むはずだ。

そう、ヒラリーは確かに政治家としては有能なのだろう。
だが、そう、有能な政治家であるらしく、現実的なこと、つまりは嘘しか言わない。
いつも競争相手を牽制し、それを叩き潰すことだけを優先するハンドラーであり策士、
つまり、言っていることが状況に応じてぶれてくるのである。

そう、バーニーにはブレがない。
赤、と言われようが、遅れてきた社会主義者と言われようが、

人々の人々による人々の為の政治、それを実現するために、と繰り返す。

この時代に理想を振り回す男。
駆け引きなしの筋金入りの理想論者。
がしかし、こんな時代だからこそ、理想が必要なのだ、ということも判っている。

嘗てオバマの演説を聞いた時に感じたあの感動。

それをバーニーも体現しているかのようだ。

バーニーの姿を見るたびに、
ああ、この人、本当に良い人だな、と思う。
思えば思うほどに、こんな人が大統領になったら、
まさにアメリカ、強いては世界はとんでもないことになるだろうな、とも思う。
何と言っても、社会主義者を自称する米国大統領が誕生するってことになる訳だ。
いやはや、である。
そう、そんなことは誰も判っているだろう。
判っていながら、いやそれでも、とバーニー・サンダースを応援する人々がいる、
ってのがまたまた驚き。むしろそっちの方が怖い、と感じるのは俺だけではないだろう。

それに引き換え、
共和党候補のトランプのあの茶番じみた独演会には失笑しか湧いてこない。

と言うより、わざとらしすぎ、というか、
トランプが共和党候補でありながら、そんな今共和党支持者を心底馬鹿にしている。
この知恵足らずの赤首どもめ、
そんな馬鹿をあしらうにはこの程度で十分、
と孫の前で道化を演じるおじいちゃんが勝手にはしゃぎ過ぎているのような様は、
まったく気持ち悪くて見てられない。

という訳で、そう、トランプ氏の活躍で共和党は完全に息の根を止められた。
ざまあ見ろである。

で、そう、
果たして民主党の候補者選び。
あの、高慢ちきで我儘で人の気持ちがまったく判らないくっそババアのヒラリー。
あんなのが大統領になったら、ただでさえどうしようもないクソババアばかりのこのアメリカが、
ますますその糞ババあぶりを増長させるだけだろう、とは誰もが思っていた訳で、
そう、このバーニー・サンダース、こんな田舎大学の熱血教授みたいな人が、
まさかそんなヒラリーを脅かすなんてことがあったら、それはそれでとてもとても面白いことだと思う。


レディ・ガガのスーパーボール50

Posted by 高見鈴虫 on 10.2016 音楽ねた

おいおい、スーパーボール、凄かったよな、
と言う度に、え?と首を傾げられる。

スーパーボール?この間の?

そう、俺は試合のことを言っているのではない。
まるでシーズン中、というよりは、消化試合のように間延びした屁づまらない試合だった。
が、そう、
つまりはそう、レディ・ガガである。

このレディ・ガガ、
こないだのアカデミー賞の時もそうだったが、
最早、主役を完全に食う、どころか、
まさに、飲み込んでしまう、ような、
いやはやとんでもないスケールの人になってしまった。

という訳で、レディ・ガガである。

レディ・ガガが、スーパーボールに出る、と聞いて、
へえ、今年のハーフタイムはレディ・ガガかあ、だったらちょっと愉しみだな、
とは思っていたのだが、違った。
ああ、National Anthem かよ。
とは思ったものの、
このレディ・ガガ、いきなり赤いつけマスカラで登場。
と見るや、
いきなり、会場のスタジアム、は愚か、まさにアメリカを唖然とさせる、
と、と、とてつもない国歌を披露してしまった訳である。



いやあ、レディ・ガガ、良いなあ。
その歌唱力の凄さも然ることながら、
最近のレディ・ガガ、
なにかを信じさせてしまうような、
ちょっと神憑り的な凄まじさを感じてしまう。

それとは対照的に、
ハームタイムで主役を取ったつもりだったビヨンセ。
揃いの黒い
ブラック・パンサーだかなんだか知らないが、
今更、なに言ってやがんだよ、と逆に失笑を買った上に、
ステージに尻もちを尽きそうになっては大ゴケ寸前。

いやあ、惜しかったなあ、
あのでけえ尻で思い切りステージに大穴を空けるところが見たかったぜ、
と思わず大笑いしてしまった。





という訳で、今のアメリカ。

コクジンの人権問題?笑わせる、と敢えて言ってしまう。

そんなこと、コクジン本人だって思っちゃいないだろうが。

そういう意味でも、ナードと同性愛者とフリークスを味方につけたレディ・ガガの方が、
ずっとずっと真実味がある、と思えてしまったのは絶対に俺だけじゃない筈。


という訳で、そう、全ての山を登れ、なのである。

GO LADY GAGA






ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その一

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事

何度もいうが、今や政治は茶番である。

茶番化したのはかのジョージ・W・ブッシュ氏。

つまりは世界政治をマンガ程度にしか理解できなかった、
あの最低最悪の低能大統領のお陰である。





このジョージ・W・ブッシュ氏の8年間の間に、
911のテロからニューオーリンズの水没から、
基督教右派の暴走からサブプライムの大暴落からと、
まさにアメリカという国はこれでもかとドロの上にドロを塗り重ねてきた。

テロリストの目的がアメリカという国を失墜させることを目的としているとするなら、
アルカイダ、ISIS、笑わせる。
このジョージ・W・ブッシュこそは世界最大のテロリスト。
その無能さと低能さを武器に、
アメリカとという国を完膚無きまでに倒壊し尽くした立役者である。

がしかし、
改めて知っておかなくてはいけないのは、
この米国大統領選挙という茶番劇、
その茶番の巻き添えを食って人が死ぬ、という事実。
つまり、大統領選の対抗候補の足を引っ張る為に、
中東から極東から中南米からで、でっち上げの騒乱が仕組まれては、
とばっちりを受けた人々が戦火に焼かれて逃げ惑う。







そう、アメリカ人だって馬鹿ではない。
嘗てのベトナムに置けるドサクサから、
誰のためにもならなかったイラク戦争まで、
軍事産業の銭儲けの為に犬死を強いられる貧民たち。

そんなことはどれほどの馬鹿でもみな気づいている。
気づいてはいながら、ジーザスへの盲信と、
そして社会的な立場からそれを許せない、
というジレンマを誰もが抱えているのである。

そう現実は複雑である。
問答無用のパワーゲーム。
魑魅魍魎とした駆け引きの中で、
莫大な金が動き、貧富の差は広がるばかりとは言いながら、
パワーはより大きなパワーを必要とする以上、
正義はいつも富めるものに味方する。

そして今回の大統領選も、まあそう、似たようなもの。

宇陀屋まみれ金融屋の操り人形であるヒラリーと、
そして飽きもせず石油軍事屋の傀儡であるところの共和党の雑魚ども。
がまあ、そんな必要悪の中でのどんぐりの背比べとは言いながら、
まあ、どっちも嫌いだがどちらかと言えば、
と皆が皆、苦渋の選択を強いられていた、というのが本当のところ。

とそんなところ、かの共和党の中からとんでもない人物が現れた。

ドナルド・トランプである。

このドナルド・トランプ。
まさに世界の不動産王の異名を取る大富豪。

そのドナルド・トランプ氏が、
それまでのリベラルぶりから一転、
いきなり巨万の私費を投じては、
かつての宿敵であった共和党から、
大統領選への出馬を表明したのだ。








ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その二

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事

そんなドナルド・トランプ氏。

不動産王として巨万の富を築いた筋金入りのニューヨーカー。

その経歴は、億万長者から破産寸前、の繰り返し。
と、まるでジェットコースター。
数々の危機を乗り越えながらしかしいつも不屈の意志の元、
不死鳥のような復活を遂げてきた奇跡のひとである。

その絵に描いたような成金風情、
歯に衣着せぬ傍若無人ぶりから、
恥も外聞もないもない好色ぶりから、
なにかにつけて話題を攫う、
ニューヨーク社交界の悪童の中の悪童。

そんなドナルド・トランプが、こともあろうに共和党から大統領選に出馬?

いったいあの基地外、なにを考えているんだ、と世間の度肝を抜いたのもつかの間、

その共和党の候補者選びのディベートの席で、
よりによって、いきなりの暴言をがなり立て始めたのだ。

俺は本当のことしか言わねえ。

いいか、誰もが判ってるだろう、この国の政治家は馬鹿揃いだ。

てめえもてめえもてめえも、雁首揃えて、てめら全員、どうしようもねえ、嘘つき野郎だ。

これ以上馬鹿で糞汚えメキシコ人のドラッグディーラーが入国しないように国境に壁を作れ。

イスラム教徒は全て国外追放にしろ。

この神をも恐れぬ暴言がまさに憤懣やるかたない共和党支持者たちの琴線に触れた。

自称良識者たちの潜める眉を尻目に、そんなトランプの暴言が怒れる人々に鬱憤に火をつけた訳だ。







こいつ、面白い、と誰もが手を叩いた。
あのいけ好かねえ黒人野郎に牛耳られて腸の煮えくり返っていた赤首、
つまりは、貧民白人層。
金もなく、仕事もなく、頼れるものは自分が白人である、ということだけ。
そんな名誉人種である白人でありながら、この体たらくはいったいなんてことだ。
全てはあの、いけ好かねえ黒人と、そして、頼みもしねえのにどかどかやってくる移民の奴ら。
あいつらが俺たちの仕事を、ふんだくっては、よりによってそんな奴らの為に税金を毟り取ってやがる。
まったくやってられねえ。世の中おかしすぎる。すべてぶっ壊してしまえばいい。

そんなホワイト・トラッシュと言われる人々。
共和党の支持層を支える、そんな無学で貧乏で、まったくどうしようもない人種差別主義者たち。
トランプの暴言こそは、まあ言ってみれば、そんな程度の低い共和党支持者を照ってきて気に馬鹿にした上で、
まあ、てめえらのオツムのレベルと割りきった上での暴言であった訳なのだが、
有ろうことか、そんな策略にまんまとのったホワイト・トラッシュたち。

あっという間に、そんなトラッシュたちの目がトランプに集中した訳だ。

これはまあ、まさに日本で言うネトウヨとあべしんぞー政権の構図そのもの。
チョーセン、馬鹿野郎、から、チュー国、ぶっ殺せ、から、
そんな戯言で熱狂してしまう、あるいはその程度でしか社会を理解できない馬鹿を相手にした糞政権、
その手口とあまり変わらないあまりのレベルの低さ。
つまりは、この複雑怪奇な現代社会から切り捨てられたルーザーたち。
あるいは、民主主義というものが面倒う臭くなってしまった人々の不満の捌け口、
それを馬鹿にでも判る簡単な言葉で代弁してやってる、ということで俄なに流動票をかき集めたせこい手口。

東西を問わず、馬鹿はそんなちょろい手口に騙されやすい。
騙されやすいからこそ馬鹿な訳で、それが理由でお前らはいつまでたってもカモられてばかり、
な訳だが、そう、馬鹿はそういうことさえにも気づかない。

という訳で、そんな馬鹿どもを相手に、トランプが吠え続ける。

この嘘つきども。テメエらはどいつもこいつもろくでもねえ馬鹿ばかり。

共和党のディベートにおいて、よりによって対抗馬である他の共和党員に徹底的な罵倒攻勢。

てめえ、誰に金貰ってんだよ。言えないなら言ってやるよ、誰から幾ら、誰から幾ら、違うか?
たかが資本家の操り人形の癖しやがって、偉そうな事言うんじゃねえよ。

この嘘つき野郎が、うるせえぞ!
その場その場で調子の言いことばかり抜かしやがって。
てめえは何年にこう言って、その後に、こう言って、またこう言って。
いったいお前の主張はなんなんだよ。言えないのか。俺が言ってやるよ。
何年には誰々に金を貰った。その後には誰々に金を貰ってまた言うことを変えた。
ただ買収されては提灯宣伝をしてるだけじゃねえか。
馬鹿野郎が。お前は共和党の、アメリカ人の恥だ。死に腐れ。


という訳で、この暴言王の姿に、
有ろうことか現代のヒトラーの幻影を見たパープーたちの熱狂を浴びたトランプ。
挙句の果てに、米国の癌とまでなっていたあの御茶会集団、
つまりは、狂信的キリスト教徒のカルト集団が、そんなトランプの尻馬に乗るにあたり、
共和党候補者の中ではダントツの人気ナンバーワン。
この暴言王、ドナルド・トランプの存在が俄に脚光を浴びることになった。


そんなトランプの予想もしなかった大人気ぶりに、
さすがに慌てた共和党のパトロン達。
この暴言王を、共和党を分裂させるために忍び込んだトロイの木馬、
つまりは、撹乱目的のスパイ野郎、と決めつけては、
徹底的なトランプ潰しにでた訳で、
共和党候補者争いがまさに罵倒に次ぐ罵倒のデスマッチ。

そんな中で孤軍奮闘を続けるトランプの姿が、
いつの間にかブチ切れた暴言王から、まさに憂国の義勇人。

俺は、俺のアメリカを立て直したいだけなんだ。
その為に私財を投じてここに立っているんだ。
文句があったら言ってみろ!

まさにトランプの強みはそこである。
不動産王として巨万の富を築いたドナルド・トランプ。
まさに私財を投じている以上、紐つきではない。
つまり、誰かの為に何かを言わされている、というその後ろめたさがない。

俺は自分の金を使ってここに来たからには、
言いたいことを言わせてもらう。
その為に、十億もの金を払ってるんだ。
そのあまりの傍若無人ぶりに、一種の後光さえもが差し始めていた今日このごろ。

この見事なほどの道化ぶり。

まさに、馬鹿の馬鹿による馬鹿のための政治。
テメエら馬鹿どもには、これぐらいで十分だろう、と鼻で笑いながら、
民衆を馬鹿にすればするほどに、その興奮に油を注ぐそのやり口。

これって、まさに、ロックンロール、そのものじゃねえのか?










ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その三

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事


そんなトランプ氏の暴走に陰りが見えたアイオワでの予備選第一戦。

共和党候補者の中ではダントツの人気ナンバーワンを誇っていたトランプが、
まさかの大敗を喫した。

で、しかもそんなトランプを差し置いたのが、
最低最悪のジーザスおたく、テッド・クルーズ。

ええ、ありえねえ、である。

このオカメみじんこみたいな面をした、見るからにヘドの出そうな糞野郎である。

が、そう、
なにか裏があるな、と思ったら、やっぱりか。

世界の悪の権化・ルパート・マードック。
メディア王として世界中のTV新聞を次々と買い取っては、
ジョージ・W・ブッシュのあの狂気の戦争を焚き付け油を注いぎ続けた張本人。

そして、世界経済を恐慌へと叩きこんだモラル・ハザードの権化、
ゴールドマン・サックスからロバート・マーサーやらの、
あのウォール街の鮫、ピラニア野郎ども。

そんなまさに百鬼夜行たる悪魔たちが束になっては恥も外聞もなく、
テッド・グルーズなんていうこのマザコン・ジーザス馬鹿の為に票を買い取ったのである。

いやはや、まさに共和党。
ここまで来たら悪い冗談を通りすぎて茶番、それもかなりグロに違い。
いやあ、まったく懲りねえなあこいつら、とやれやれである。

とそんな醜悪な現実を見ればみるほどに、
かのドナルド・トランプの発言が真実味を帯びて来ることにもなる。

どうだ、判ったか。アメリカなんてこんなものだ。
この腐り方、まったくヘドが出る。
つまりは、こんな奴らのどうしようもねえ銭儲けの為に、
あんたらの税金が湯水のごとく使われている。
あんたらの不幸は、つまりはこういう奴らのしかけた、
ペテンの上に出来上がってるんだ。

そして遂には、ドナルド・トランプ。
まさに正念場の共和党ディベートにおいて、
誰もが言いたくても言えなかった事を、
まさに吠えた。吠えまくった。

おい、ジェブジェフ・ブッシュ。
言わせてもらえばテメエのアニキのあの低能のジョージ・W・ブッシュ。
あいつのお陰でアメリカがどれだけ損をぶっこいたのか判ってるのか?

なに?ブッシュはテロリストから国を守った?
笑わせんじゃねえよ。
あの馬鹿が、事前にCIAからの再三に渡る警告をまったく無視してた結果、
ただたんにあの山賊程度のテロリストたちに、好きなようにしてやられただけの話じゃねえか。
つまりブッシュが馬鹿だったからアメリカはあのテロの危機に見舞われた。
それをお前ら、判ってるのか?
挙句の果てに、アフガン、イラク。
あの馬鹿な戦争でいったい幾らの銭が泡に消えたんだよ。
で、それだけの金を使っていったいなにを得た?
え?言ってみろよ。
全てはあの低能の猿野郎、つまりはてめえの兄貴、あの薄ら馬鹿の糞ブッシュがやらかした大失態だ。
てめえはこの後に及んでまた同じことをして銭儲け、柳の下のどじょうを狙ってるだけじゃねえか。
愛国だ?馬鹿も休み休み言え。

ISISの脅威?なにが脅威なんだかさっぱり判らねえな。
はっきり言わせて貰えば、じゃあ、なんで最初からISISの資金源を断たねえんだ?
つまり奴らの金は石油だろ?その収入源たる石油を絶てば奴らは日乾し同然。
腹が減っては戦はできねえ、金がなくっちゃビジネスも戦争もできねえ。
ISISの脅威を止めるのは至極簡単。
ISISの油田をぶっ壊して、奴らの垂れ流す闇石油を買わなければいい、ただそれだけじゃねえか。
そんな馬鹿でも判ることを言わないってことは、つまりはISISも出来レース。
つまりお前らとグルになってまた腐った銭儲けを算段してるだけだろうが。
笑わせる。まったく笑わせる。

俺が倒産王だ?馬鹿言ってるんじゃねえよ。
俺はビジネスマンなんだよ。リスクを負って投資をして利潤を得る。そのプロフェッショナルなんだよ。
言わせてもえばジェブ・ブッシュ。てめえがフロリダでやってる汚え算段を全てぶちまけてやっても良いんだぜ。
いいか、いまてめえのフロリダ州がいったい幾らの負債を抱えてるか。
あんたが判らないって言うなら俺が教えてやっても良いんだぜ。





と言う訳で、ブッシュがトランプが、
口を開く度に、これでもかのブーイングに次ぐブーイングである。

がそう、それこそがトランプの狙いである。

このディベートが共和党の候補者選びである以上、
他の候補者を攻撃して完膚なきまでに叩き潰し、
そして大統領選に向けての公認候補としての座を仕留める。
それが目的である以上、
共和党員同士でありながら互いのことを牽制しあうのはまあ当然の事。

つまり公然として徹底的に大嫌いな共和党員を叩きのめすことができる。

という訳でこのドナルド・トランプ。
よりによって共和党員の共和党員による共和党ご推薦の大統領選出大会において、
まさに共和党そのものの屋台骨を揺るがすような大スキャンダルを次から次へと暴露しては、

当然だ、俺は真に国を思う愛国者だ。その為には言いたいことを言わせてもらう。
今のアメリカにはそれが必要なのだ、と大見得を切り続ける。

という訳でこのドナルド・トランプ、
そうやって他の共和党員をこき下ろせばこき下ろす程に大喝采を浴びる訳で、
今や共和党候補者でありながら全共和党員の民衆の敵・ナンバーワン。
でありながら、言っていることがあまりにも正論、つまりは剥きだしの本音である限り、
その本音を言いたくても言えなかったアメリカ人達はまさに熱狂、そして絶叫を繰り返す訳である。

という訳で、全共和党は愚か、全米、強いては世界中の嫌われ者、と化してしまったドナルド・トランプ。

いやはやまったく、ではありながら、そう、憎めない。憎めない大馬鹿野郎なのである。

そしてこの、世界一の嫌われ者であるところのドナルド・トランプ。

その動向はまさに世界の台風の目になりつつある。

まさにその姿、いつか見たあの反逆者、つまりは、そう、ロックンローラーな訳だ。








ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その四

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事


という訳で、蛇足ながら、俺的なドナルド・トランプである。

この筋金入りのニューヨーカーであるドナルド・トランプ。

その金歯ギラギラの大成金ぶりから、恥ずかしげもない好色ぶりから、
まさに良い意味でも悪い意味でも、ニューヨーカーの美学そのもの。

実を言えば、俺はドナルド・トランプに会ったことがある。

そしてその出会いはなんともやはりドナルド・トランプ。
つまりは茶番的に衝撃的な出会い、であった訳だ。

その運命の場所は、かのローリング・ストーンズ、マディソン・スクエア公演のアリーナ席。

お願いだ、もう一生ロックなんてものに金は使わない。バンドも辞める。薬とも手を切る。浮気もしない、
だから、一生に一度だけ、ローリング・ストーンズをアリーナで見たい!

という訳で、当時の俺の年収にも匹敵した大枚を叩いたローリング・ストーンズ・マディソン・スクエア公演。
俺の一世一代の大散財のその席の、そのちょうど後ろに、かのドナルド・トランプ氏が鎮座ましましていた訳だ。

前座が終わって、まさにストーンズの登場を待ちわびる興奮の坩堝。
その中で、ドナルド・トランプが話しかけてきた。

おい、チャイニーズ、お前もストーンズ好きなのか?

馬鹿野郎、キース・リチャーズこそは俺のジーザスだ。

はっはっは、とドナルド・トランプが笑った。

おい、聞いたかよ。このチャイニーズ、こともあろうにキーズ・リチャーズがジーザスだとよ。

そんなステージ最前列のアリーナ席を埋める人々は、まさにニューヨーク社交界の貴族達である。
タキシードこそいないものの、まさに上流階級の紳士淑女、そのもの。
そんな中で、唯一のチャイニーズどころか、まさに全身これでもかというぐらいロック野郎であるところの俺。

ブラウン・シュガーを子守唄に育った俺だ。
一生の全てをストーンズのストーンズによるストーンズの美学の中で生きてきたんだ。

このチケットは俺の棺桶代だ。
一生に一度だけでも、ローリング・ストーンズをこの目で見たかった。
あとはどこで野垂れ死のうと俺はなにも気にしねえ。

そんな俺を目を真ん丸にして見つめていたドナルド・トランプ。
その瞳が、みるみると涙に潤み始めた。

そうさ、とトランプは言った。

俺もそうさ。
俺も、ストーンズと共に育ち、
いつどんな時でもストーンズの美学と共に生きてきた。
そしてこれからもそうだ。
おい、チャイニーズ、気に入ったぜ。

そして俺達は握手をし、そして固いハグをした。

そんなドナルド・トランプ氏、ストーンズの登場と共に、いの一番に立ち上がっては、大熱狂。

ガアアアアア!と叫び声を上げながら、ミック・ジャガーに届けとばかりにだみ声を張り上げて歌い踊る。

と、すかさずやって来たガードマン、あの、ミスター、お戯れが過ぎますが。

とそんなガードマンの顔など一瞥もすることもなく、やおらスーツの内ポケットから掴みあげた20ドル札。
それを顔の前に押し付けて、ほら、これでもくれてやる、とっと失せろ。

まさにドナルド・トランプであった。そしてその態度、まさにストーンズであった。

よお、おっさん、と俺はトランプに叫んだ。
俺はあんたが気に入ったぜ。ストーンズと同じぐらいに好きになった。

ドナルド・トランプと俺はハイファイブをくれて、
そして俺は、思わずそんなトランプを見習っては、
有ろうことか、手にした1ドル札をステージに翳して力の限りに叫んだ。

キース、キース、俺のキース、この金やるから、俺にキスしてくれ!

トランプが笑った。大爆笑であった。お前、つくづくご機嫌な野郎だな。





そんな夜、ストーンズのステージは荒れた

俺は席に立ち上がり、椅子の背にかけてあったベルサーチだかバーバリーだかのコートを蹴散らして踏んづけて、
そしてステージの上のキースにミックに、ロン・ウッドに、

俺はあんたらが好だ!
あんたらのお陰で人生が滅茶苦茶になったがこれっぽっちも後悔なんざしちゃいねえ。
これからもロックンロールだ。それはあんたらが教えてくれた。

そんな俺にガードマンが駆け寄る度に、我が同志であるドナルド・トランプが、
うるせえ、引っ込んでろ、と追い払ってくれた訳だ。

という訳で、俺の人生最高の夜になった。

俺は、キース・リチャーズと握手をした。
ドナルド・トランプと同席して猿のようにはしゃぎ回るこのおかしなチャイニーズに、
ステージのミック・ジャガーがおもわずハイ・ファイブをくれ、
ロニー・ウッドがピックを投げてくれた。

そんな俺の姿がステージ脇の巨大スクリーンに何度も大映しになっていた、と後になって聞かされた。

熱狂のステージが終わり、まさに魂の抜けきった空白の中、
ふと見ればすでにドナルド・トランプの姿は無かった。
汗と熱気の中でこれでもかと踏みにじられた床の上に、
ドナルド・トランプがしていたであろう真紅のネクタイが投げ捨ててあった。

ドナルド・トランプかあ、良い男だったな、と思った。

あの腐れ成金のスケベ爺が、あれほどストーンズに熱狂するなんて。
つまりはそう、奴も実はそんな人であったのだろうな。

俺は世間で言われ尽くしているこの醜聞王の、まさに魂の迸る一瞬に触れた想いがした。







ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その五

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事

その後、数年が過ぎ、俺もなんとかその日暮らしの状態から抜け出て来た。

バンドは相変わらずぱっとしなかったが、
テニスを通じて、貧富や人種の違いを越えた幅広い人脈を広げる中で、
これでようやく俺のニューヨーク暮らしも地に足がついて来た、と思っていた頃だ。

ひょんなことから知りあった友人。
セントラルパークのパブリック・コートで隣り合わせ、
おい、お前ちょっとまともな球打つじゃねえか、よかったらこっちでいっしょにダブルスでもやらねえか、
と声をかけてきたその、なんともチンケな白いテニスウエアを来たとっちゃん小僧的な中年男。

その金持ちヅラが気に入らず、徹底的にそいつに球を集めては集中攻撃。
完膚なきまでに叩きのめしてやったわけだが、それが縁でなんとなくお友達。

その後、なんだかんだと電話がかかってくるようになって、
その度に、割りと良いところ、つまりはインドアの、やら、会員制クラブやら、
なんてところにいちいち呼び出されては、
そんなこんなで割りと面白い体験をさせてもらうことが多くなったのだが、
後にそのとちゃん小僧が、まさにトランプ・プラザの住人。
ヘッジファンドの若き魔王と謳われていたらしいことを聞かされた。

へえ、お前、テニスは下手くそなくせに随分良いところに住んでるんだな、
とそのふかふかなかーぺっとに手鼻をかみながら笑う俺に、
まあな、とその億万長者。
まあしかし、こんなところに住んでるからって、それほど良い思いをしてる訳でもねえんだよ。
どいつもこいつも糞ばかりでよ。
ああ、金持ちなんかに産まれずに一生テニスばかりして暮らしていたかったぜ。

という訳で、いつものようにテニスの後、奴のトランププラザのアパートに立ち寄っては、
黒革のソファーの上で汗臭いままに大の字に寝っ転がりながら、
壁一面に聳えたまるでどこぞの試写会スタジオを思わせるホームシアター。

がしかし、そこにあるのは、いつと変わらぬ唯一のCDであるところのスティッキー・フィンガーズ。





おい、なんか食うか?って言ってもシリアルしかねえけどな。
ああ、でもテメエん所のミルクはいつも腐ってやがるからな。

という訳でその億万長者と、水をぶっかけただけのシリアルを食っていたところ、
ふと鳴る電話。

おお、ああ、はいはい、と答えながら、いつもながら、やれファックだ、ケツの穴だ、小便だ、
と、まったくどこぞのチンピラヤクザと変わらないそのべらんめい調。

とそんな時、おい、おい、と呼ぶ友人。
おい、ブラウン・シュガーをかけろ、と変なことを言う。

ああ?ブラウン・シュガー?さっき聴いたろ、とは言いながら、
ほらよ、とリモコンで一曲目に戻って再びのブラウン・シュガー。

とした途端、ぎゃはははっは、と電話口で大笑い。
また、オマンコだ、ケツの穴だ、ションベンだ、とがなり立てながら、
おお、判った判った、じゃあ今晩な、はいはい。

という訳で電話を切った友人。

誰だと思う?と友人。
ここの大家。ドナルド・トランプ、と大笑い。

あのクソジジイ、たまに電話かけてきては女の話しかしやがらねえ。
つまりはそうやってえげつない猥談を繰り返しながら、ふとしたことで数億ドルが動いてしまう、
というまさにそう、トランプ・タワーの住人たちによるトランプ・タワーの住人的な世界。
ブラウン・シュガー、一緒に歌ってやがったよ、とまたまた大笑い。
あのジジイ、ブラウン・シュガーをかけた途端に機嫌が良くなるんだよ。
いやあ、大成功大成功、ははは。

という訳で思わず、あのマジソン・クスエアで見たドナルド・トランプの姿が目に浮かんでしまったのであった。

憎みきれないろくでなし。
かのドナルド・トランプほどにこの言葉の似合う男もいないな、と思わず感無量であった。







その後、ひょんなことから雑種の捨て犬を貰い受ける羽目になり、
ここアッパー・ウエストに移り住ん出来たわけだが、
そこで知り合った大富豪の未亡人。
亡き夫の忘れ形見であるスタンダード・プードル。
そのまったく躾という躾を受け付けない問答無用のじゃじゃ馬ぶりに手を焼いていた訳だが、
そんなこんなでこの奇跡のドッグ・ウィスパラーである俺のところに泣きついて来たのだが、
おうおう、そういうことなら、となんだかんだと世話を焼いやっていた訳だ。

で、その大富豪の未亡人。
本職はフリーの不動産エージェント。
数億では下らない商業不動産を操る魔女のような人であったらしいのだが、
この婆さん、仕事の辣腕ぶりとは裏腹に、
犬の扱いとそして、ハイテク・デバイスの扱いには思い切りのド素人。
仕事で使うブラック・ベリー端末の使い方が判らず四苦八苦しながら、
そんな未亡人、ついついオートロックを忘れては誤動作を繰り返し、
妙な時間に無言電話をかけてきたり、を繰り返していた訳なのだが、
ある日、仕事中の昼の日中にそんな未亡人からまた電話がかかってきた。

なんだよ、またオートロックを忘れての間違い電話か、と思いきや、
いつものあの未亡人の声と重なって、
ふと、どこかで聴いたことのある声が流れ始めた。

はいはい、メールは頂いています。誠にありがとうございました。
うちのスタッフとも話し合った結果、この案件は全て貴方に一任させて頂こうと思います。
貴方をおいてこの難しい案件をハンドルできる人を私は知りません。
はい、貴方の仕事には絶対的なご信頼を申し上げております。
なにかお困りの時にはいつでもご連絡をください。
資金的にも人員的にも、出来る限りのことはさせていただくつもりです。
はい、この電話番号、私の個人の携帯です。
いつでも結構です。24時間三六五日。いつでもお電話ください。
貴方とまた一緒にお仕事ができることは、私にとってもまさに光栄の極みです。
良いビジネスをやりましょう。こちらこそ宜しくお願い致します。

その話しぶり、まさに惚れ惚れするぐらいにお見事である。
感情を抑えながらも、なにかどこか、人の心を掻き乱しそして熱狂させる声。
まさに、大社長の声、そのものである。
いやあ、俺も自分の上司からこういう言葉を聞いてみたものだ、
と思わず感涙がにじみ出てくる思いである。

その声の主、こそはまさしく、ドナルド・トランプ。

あのアプレンティスで、貴様はクビだ!を連発してきたこの大社長エンターティナー。
がしかし、その芸風とまでなった大げさな成金ぶりから一変、
実際の彼の仕事ぶりを垣間見た途端、この醜聞に塗れたタイクーンの素顔が、
まさに、冷徹そのものの辣腕ビジネスマン、でありながら、
その電話一本で、聞く人の心の粋までをも酔わせてしまうような、
まさに、魔術的とも言える魅力に溢れた大社長であったとは。





その夜、再びアッパー・ウエストのドッグランで顔を合わせた未亡人、こと商業不動産の女王。

ええ、あの電話聞いてたの?と大爆笑。
やれやれ、まったくあたしとしたことが、と笑いながら、
慌てて電話取ったから、また妙なボタン押しちゃったみたいね。

で、あの声、やっぱりあのドナルド・トランプ?
え?ああ、そう、とやけにあっさりとしたお答え。

困った坊やで、と苦笑い。
でもまあ、あんな感じでしょ?嫌と言えなくてねえ、とつくづく苦虫を潰したよう。

そうか、やっぱりドナルド・トランプかあ。
つまりはそう、彼の素顔はそういう人であった訳なんだよな。

実は俺、ドナルド・トランプとストーンズのライブで顔を合わせたんだよ、
と言えば、未亡人はカラカラと大笑い。
あの人らしいわよね。まさにそう、あのまま。あの人はいつまで経ってもあの頃のまま。

良い意味でも悪い意味でも、ミック・ジャガーなのよ、あのひとは。





ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その六

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事


という訳で、ドナルド・トランプである。

今や世界一の嫌われ者となりながら、
まさに、今後の世界、強いては全人類の行く末を占う米国大統領選において、
その台風の目として君臨する悪の大魔王である。

その見事なほどの悪童ぶり。
世界中を敵に回しても叫び続けることをやめない反逆者。
そのあまりにも赤裸々且つ剥き出しの姿。

その美学こそは、まさに、そう、ローリング・ストーンズ、そのものなのである。

改めてミック・ジャガーの歌詞が蘇る。

誰がケネディーを殺したかって?決まってるじゃねえか、俺とお前さ。

そう、ドナルド・トランプの胸のうちには、いまだストーンズの「悪魔を憐れむ歌」が響き渡っているのだ。

齢69歳。世界の不動産王と歌われたこの筋金入りのニューヨーカーである糞悪童の打った一世一代の大博打。

世界中の、悪意と憎しみと怒りとゲスな欲望と、そんな剥き出しの本音を煽っては、魔王ルシファーを気取るこの男。

この男が企んでいる、全世界を巻き込んだオルタモントの悲劇、その大舞台が刻一刻と近づいている気がする。

という訳で、そう、そんな事情から、俺はドナルド・トランプが馬鹿でも道化でもないことを良く知っている。

つまりはまあ、派手な暴言を煽ってはディベートをかき乱し、
適当にかき集めた票を後になって誰かに叩き売っては銭儲け、
ぐらいにしか考えていなかったのではないか、とは想像するのだが、
そんな策士トランプのこれみよがしの暴言が、
有ろうことかいきなり全米中の馬鹿どもを俄に熱狂させてしまった訳だ。

そう、このトランプ人気を一番驚いているのは実はトランプ自身なのではないか。

共和党連中など薄ら馬鹿ばかりとは思っていたが、
まさかこれほどまでに馬鹿ばかりとは思っても見なかったな。

挙句の果てに、あの基地外カルト集団であるティー・パーティまでが、
あんたの言ってることはいちいち正しい、とばかりに全面協力を申しこむに至った。

それは言ってみれば、鳥肌実の漫談を鵜呑みにした極右団体から、
いきなりその党首に祀り上げられたような洒落にならない陳腐さを感じさせる。

断言できるが、ストーンズの美学を地で行くドナルド・トランプに取って、
このキリスト教系極右団体のティーパーティの連中こそはまさに、
この世で一番付き合いたくもない妖怪のような人々である筈だ。

がしかし、ドナルド・トランプはそれを受け入れた。
つまりは、そう、ローリング・ストーンズが世界最大のフリーコンサートに、
よりによってあのヘルス・エンジェルスを雇い入れたようなものである。

結果、暴走したヘルス・エンジェルスが黒人の観客を嬲り殺す事件に発展し、
それはオルタモントの悲劇の名のもとに、ロック史上の汚点、どころか、
当時の流行であったフラワームーブメントそのものに、
水をぶっかける一大醜聞として歴史に刻まれることになった。








そんなこんなで、トランプ人気は最早誰の手にも止められなくなってしまった。

まるで冗談のような暴言ばかりを吐きまくっているこのドナルド・トランプという道化気取りが、
まさか本気で米国大統領になる、などとは誰も思ってはない。

この暴言を吐きまくってはスキャンダラスに白痴票をかき集める男が、
まさか米国大統領になってその公言を実行し始めたが途端、
米国は愚か、世界は滅亡の危機に晒されることは、
民主党・共和党を問わず、そしてかのドナルド・トランプ氏自身も判りきっている筈である。

がしかし、そう、その幻想が今や一人歩きを初めてしまった感がある。

ここに来て、共和党は本気でドナルド・トランプの暴走を食い止めようと恥も外聞もない手段を取り始めているのだが、
その何もかもがまさにドナルド・トランプの暴言を真実たらしめることになっては、
無能で臆病な他の共和党候補者に欲求不満を募らせるばかりだった赤首連中の熱狂に油を注ぎ続けることになっている。

つまり、誰にも予想ができなかったぐらいにまで、
この国の怒りと、欲求不満と、腐敗と、白痴化と、つまりは、崩壊、強いては病が、進行していた、ということなのだ。

という訳で、このトロイの木馬、
つまりは、共和党を愚弄するが為に共和党員になりすました筋金入りのリベラリストが、
いまやまさに、共和党そのものを乗っ取りつつある。

それはまさに、世の悪徳を象徴している筈であった共和党が、
より邪悪な悪意によって崩壊を強いられる形となり、
そしてトランプの叫び続ける悪意そのもの、
そればかりがますます世界を覆い尽くそうとしている。

それはまさに、魔王ルシファーのシンボルを胸に刻んで、
世界をブードゥーの熱狂の中に叩き込んだローリング・ストーンズそのもの。








あのオヤジ、ますますやってくれるなあ、とは思いながら、
まさか、そんなトランプが、かのティーパーティの基地外カルトの手によって血祭りにあげられる、
なんてことが起こらないことを望むばかり。

とは言いながら、
そう、そんなドナルド・トランプに熱狂する白痴共が、一番見たがっているのが、
そんな茶番的なスキャンダルなのである。

そんな地獄に向けて暴走を続けるドナルド・トランプ。
いったい彼はどこに行こうとしているのだろうか。

その行く末を案じるばかりである。





なぜヒラリーはそこまで嫌われるのか

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事
という訳で、
アメリカ国籍保持者である我妻から、
ねえ、どうしたら良いのかなあ、と苦言である。

つまりは、そう、トランプ、これはさすがにヤバイ、とは誰もが気づいている。

がしかし、そう、自称どれだけの知性派、つまりは、リベラルな民主党指示を謳っている者たちでさえ、

やはり、あのヒラリー・クリントンに対しては、個人的に、ではあるのだが、
腹の底に据えかねる不快感があるのである。

これまでビル・クリントンの姿を何度か見かけたことがある。

一度などは、なの間違いか我が駄犬があろうことかかのクリントン氏の足元にじゃれつき、

おお、可愛いパピーと頭までなでられる、なんてことさえもあった。

このビル・クリントン、本当に目を瞠る程に良い男である。

細身の長身に、まるでたんぽぽのような見事な銀髪。

その鋭い眼光と同時にまるで蕩けそうな笑顔を湛えた、本当に本当に良い男である。

白人黒人を問わず、未だにまさにおばはん連中を熱狂させるまさにカルト的な人気を保っているこの元大統領。

そしてそのビル・クリントン大統領の影の大参謀であると同時に良き妻であり続けたヒラリー。

その目を見張る美貌と同時に見るからに高慢な態度、
誰をも怖気づかせるであろう冷徹な眼差しと、
いかにも相手を小馬鹿にしては見下ろす皮肉げな表情。
マゾであったらそのまま座り小便を垂れ流しそうなまさに鉄の女である。

嘗てのモニカ・ルインスキー事件の醜聞においても、まるで眉一つ動かさなかったこの孤高の大統領夫人。

いやはや、のひとである。見るからに見るからなまさに鋼鉄のエリートおばさんである。

オバマ政権の国務長官として、オバマ大統領を凌ぐ激務をこなしながら、副大統領のバイデンの影を完全に消し去ってしまったこの鋼鉄の女。

がしかし、なのである。

これまで民主党の運動を支えてきた草の根運動の活動たち。

嘗てのビル・クリントンは、そんな草の根運動家達にいちいち握手を求めては肩を抱き、
あなた達あってのわたくしでございます、とリップサービスに余念がなかったわけだが、
このヒラリーさん、それが、どうしてもできない。
敵も味方も、ついついこれ以上ないぐらいまでに見下しては、女王様を気取ってしまうことから、
そんな草の根運動家達からも、あの女、どこまでお高く止まるつもりか、と憤懣やるかたない、という悪評に次ぐ悪評。

まあ今となっては民主党の第一候補として、オバマ現大統領の跡を取る重大な任務が課せられている民主党の切り札。

当初は、まあしかし、そう、どうせ次期大統領はヒラリーになるのでしょうね、
という、ある意味、諦めとも付かぬながらも、まあ、そう、あの人なら安心だしね、という気持ちがなかった訳でもない。

それにそう、対抗の共和党なんて、雑魚ばかりでろくなのいないしさ。
これで民主党の勝ちは決まったようなもの。

多少税金が上がったり、とかはあったにしても、少なくともあのジョージ・W・ブッシュのような、
とんでもない大失態を繰り返えして国中が鬱病の巷、なんてことにはならないでしょうから。

とまあ、このヒラリー。
全米の自称良心家からはそんな評価、つまりは、まあ必要悪のクソババア、扱いをされていた訳だ。





世界をお花畑に

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事

そんな中、まるで徒花のように登場した男。バーニー・サンダース。

自らを「社会主義者」と定義するまさに筋金入りの民主活動家である。

嘗ては学生運動の闘士であり、アメリカの掲げる民主主義のその真髄であるところの、

国民の国民による国民のための、を地でいく、まさに馬鹿がつくぐらいの人権野郎。

嘗て、あの60年代のベトナム反戦運動の最中、
時代の人々の血を沸騰させた伝説の活動家であるところのこのバーニー・サンダース氏。

まさにタイム・マシーンのように現代の世に降り立っては、
理想の理想による理想のための社会変革を熱く訴える訳だ。





アメリカを北欧諸国のような福祉国家にしよう。

まあ、確かにねえ、気持ちは判るんだけどねえ、なのである。

言ってることは確かにいちいち魅力的ではあるのだが、
そう、理想主義だけでは世の中は動かない訳で。

つまり、理想と現実、あるいは、善意と悪意、正義の味方も悪者があって初めて正義足りうる訳で、

とそんな時、いきなりの爆弾発言である。

国公立大学の学費を全て無料にするべきだ!

まさにいやはやである。
あのなあ、そんな金、いったいどこから持ってこようっていうんだよ、
というそう、そのそんな金の出処、がこの人、完全に欠落している訳だ。

がしかし、そう、気持ちは判るのである。

その、全てをかなぐり捨ててまで理想を掲げる、一種乙女チックなまでの夢想ぶり。
その白痴じみた理想論が、自称民主主義者達。
つまりはそう、名も無き貧しく美しくの理想に萌えた、
自称平和主義者たちのその琴線に触れた訳である。

そんなバーニー・サンダースの熱弁を前に、まあねえ、と誰もが苦笑いである。

まあ気持ちは判るんだけどねえ。




このバーニー・サンダースさん。

民主党からの候補者でありながら、民主党員ではない。

つまりは客人。

いまや民主党内の女帝の中の女帝、最早西太后と化したヒラリー。
まさか現民主党の中で、そんなヒラリーの対抗馬として立候補するなど、
ライオンにネズミが歯向かうようなものである。

そう、つまりは、民主党内から誰もヒラリーの対抗馬として立つものがいない。
そんな中、まるで噛ませ犬のようにして連れてこられた感のあるバーニー・サンダース。
まあそういうことなら、とばかりに、まさに歯に衣着せぬ、とはまさにこの事。
なにからなにまで徹底的な理想論。

世界は、本来ならば、こうある、べき、なのだ。
諦めちゃだめだ。
もう一度、その理想に向けて、スタートを切ろう。
遅すぎる、なんて嘘だ。いまこそが最後のチャンスなのだ。
人類は再び、本来の理想に向けて歩み始めるべきなのだ。





が、そう、この時代、ちょっとまともな人間なら、そんなお花畑の理論だけでは、
この世の中が回っていないことぐらい誰でも判っている。

判っていながら、しかし、どうすることもできないそのジレンマの中で身悶えているのである。

そう、このオバマ政権の八年間、
そんな理想主義者は、どうすることもできないジレンマの中で身を窶し続た結果、
アメリカ社会はすっかり分断の最中。

黒人は勝手に黒人の黒人による人権問題の、つまりは、ただのたかり屋。
揉めれば揉めるだけ揉め得とばかりに、
結局言っていることは、生活保護のフードスタンプをもっと増やせ、
とそればかりで駄々を捏ね続けばかり。

企業は企業で悪戯にレイオフを繰り返して株価の上がり下がりばかりに奔走し、
全米のほとんどの人々が、仕事もモチベーションも失ったまま、
鎮痛剤と騙されて医者に処方されたヘロインですっかりジャンキー状態。

そうこうするうちに世界はすっかり中国の独壇場。
それに加えてISISが好き放題である。

内外、基地外共和党は愚か、同じ民主党内からも、そんなオバマのやり方に批判が集中、
あるいはそこ以外にもはやこのジレンマの欲求不満の捌け口を見出させないのである。

そんな中、いきなりのこのバーニー・サンダースの登場である。

その主張はまさに、世界をお花畑にしよう、である。

まさか、である。

まあねえ、確かにそんなお花畑で、朝からマリファナふかしながら、愛だ平和だ、地球意思だ、
なんてことを語り合うなんてのも、それほど悪くはないのだろうが、
で、いったいその費用を誰がどこから持ってくるわけ?

という訳で、今更ながらまったくやれやれである。



がしかし、そんな馬鹿がつくような理想主義者であるバーニー・サンダース、
果たしてこんな馬鹿が米国大統領になったら、
嘗てのベネズエラじゃないが、まともな人間はいっせいのせで国外脱出。
結果、アメリカは愚か世界中が破滅の危機に晒されるとは、
どんな馬鹿でも判っていながら、
有ろうことか、そんなバーニー・サンダースの人気がまさにうなぎ登り。

これまで不動の本命であった筈のヒラリーを脅かすどころか、今や完全に追い抜いてしまっている。

そう、つまりは、それほどまでにヒラリーが嫌われている、という事実。

と同時に、

民主党の人々でさえ、もう世の中のことなど徹底的にどうでも良くなっている、ということなのである。

そして実はそう、この俺も、そんなひとり。

もうどうにでもなれ、と思った人々の気持ちが、とてもとてもよく判ったりもする訳だ。


崩壊の前日

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事

という訳で、オバマの失敗を挙げ連ねる前に、
オバマがまさに救世主として登場するまで、
このアメリカは最早消滅の危機に晒されていた、
という事実を今一度思い返して欲しい。

かのアメリカ史上最低最悪の大馬鹿大統領であったジョージ・W・ブッシュ氏。

911から始まるテロ騒動、
そしてアフガン、イラクとのあの意味もない戦争、
そして、ニューオーリンズという街そのものを完全に水没せしめ、
挙句に、サブプライムの暴落で世界経済を破滅の一歩手前まで貶めた、
まさに、テロリストの中のテロリスト。

テキサスのアル中のドラ息子が、
石油マフィアと軍事産業という、
米国の汚濁の塊のような人々に担がれては、
投票機を誤魔化す、という最低最悪の方法で、
大統領の座を掠め取った、
まさに猿並みのIQしか持たなかった、
この人類の汚点とも言うべき大統領。

911、国家情報局の提言を無視し、
というよりは、意味を理解することが出来ずに、
みすみすワールドトレードセンターを倒壊せしめ、
その過剰反応から、敵の姿も見えないままに、
ハゲ山に向かってむやみにミサイルを打ち込み、
挙句の果てに、勘違いのまま、
まったく関係の無いイラクなんてところにも喧嘩を仕掛けては、
湯水のごとく戦費を注ぎ込み、
全てが全てなし崩し的に泥沼化しては国庫はすっからかん、
全国民はすっかり抗鬱剤の霧の中。
挙句にウォール街の鮫どもに騙されては暴走を許した挙句、
あわや世界経済が大暴落なんていうとんでもない不祥事まで巻き起こした、
前代未聞の米国大統領。

奇しくもそんな大統領自身が、その無能さが故に、
まさに世界最大級のテロリスト、
このアメリカという国を完膚なきまでに叩きのめす結果になったのである。

がそう、そんなジョージ・W・ブッシュも、馬鹿であったことを除けば、
それほそまでに悪意の人ではなかった、というのが共和党側からの弁明である。

それはつまりは、そんなジョージ・W・ブッシュの片腕であるべき筈だった、
副大統領のディック・ちんぽこ・チェイニー、
その後ろ盾てであった、ハリバートンを筆頭とする、
世界でこれほどまでに胡散臭い会社はない、というぐらいの、
まさに世界中の悪徳の全てをかき集めたかのような軍事石油産業、
その傀儡であったディック・ちんぽこ・チェイニーの策略にまんまと乗せられては、
その醜聞の全てを、
大統領閣下、すべてはあなたが決断したこと、と良いように押し付けられただけの話。
つまりは、まあ、その部下たちにまんまと騙された、というよりも、
その馬鹿ぶりをまんまと利用されては、
カモられるだけカモられたその結果、ということなのだが、
という訳で、そんな猿と、そして悪の権化であった猿使い達に、
アメリカ中が完全に出汁にされた結果、
国中の人々がジャンキー、そして住む家を追われては流浪の民。

その馬鹿な大統領の度重なる大失策の、
皺寄せの最もたるものがまさに教育費であった訳で、
下手に知恵をつけて俺のやることに文句を言わないように、ということだったのか。
という訳で、全米の学校という学校があっという間に破綻寸前。

教師は次々にレイオフされて、
ちょっとまともなことを言うとすぐにアカだ、アルカイダの手先だ、
と魔女狩りを喰らい、中世的キリスト教カルトが瞬く間に全米を席捲。
そして大学生たちは、雪だるま式にかさむ学費ローンの完全な借金まみれの泥沼化。

あまりの馬鹿馬鹿しさに、誰も彼もが鬱病のヒッキー状態。

テレビもつけず新聞も読まず、ただひたすらにビデオゲームばかり。
抗鬱剤の飲み過ぎで、なにが正気なのだか判断がつかなくなり、
テロ警戒だ、なんだと、誰もが信じられなくなっては完全な鬱状態。

アメリカ中がまさに猿並みの脳停止状態に陥った八年間であった。

という訳で、そんなジョージ・W・ブッシュの功績である。

最早、どんな事が起ころうとも、
アメリカという国が続く限り、
なにがあっても共和党が政権を取ることだけはあり得ない、
まさにそれなのである。

オバマはそんなどん底の状態からアメリカを救い出すために四苦八苦し、

そして、ヒラリー、そして民主党は、それにあぐらをかいてしまった。

その高慢な姿勢に、民主党員自身が愛想を尽かしたのである。

という訳で、いつの間にか、民主党員でもないただの客人、あるいは噛ませ犬、
であった筈のバーニー・サンダースが、
子供さえもが首を傾げる戯言を繰り広げるうちに、
有ろうことか、ホンボシであった筈のヒラリーを抜き去ってしまった。

がしかし、改めてそんなバーニー・サンダースが掲げる政策は、
誰がどう考えても正気の沙汰とは思えない。

だってこいつ、社会主義者なんだぜ。
アメリカを、ソビエト、あるいは、キューバ、まさかの北朝鮮、
つまりは、そういう国しよう、と言ってるわけだぜ。

つまりは、ウォッカ、あるいは、ラム酒を煽っては、
この先、もうどうせろくなことがねえんだから、
一日中酔っ払っておまんこやって気楽に暮らそうぜ、
という、まあ、つまりは、そう、奴隷の中の奴隷、
まさに色情狂の蟻ん子のような暮らし。

まあそれでも良いんじゃない、と思ってる奴ら。
つまりは誰ひとりとして、この先のことなど知った事か、
と投げやりになっているとしか思えない。

そう、そこがまさに今回のこの大統領選の焦点なのである。

誰もがもう国家などというものになんの期待もしていない。
その必要を感じていない訳なのだ。

その結果として、
共和党員でもないトランプが、共和党そのものを乗っ取ってしまったとまったく同じように、
民主党員でもないバーニー・サンダースが、民主党そのものを食いつぶそうとしている。

これはまさに忌忌しき事態である。

が、そう、これこそが、アメリカの直面している現実なのである。
もう誰もがなにも政治になど期待していない。
あるいは、つくづく心の底からうんざりなのである。

ISISがこの世界を滅ぼしたいというならそうさせてやれば良い。
中国がなにもかも独り占めしたいというならそうさせてやればいいじゃないか。
俺は世界がどうなろうが知ったことじゃない。
なにもかも、俺自身のことでさえ、俺には知ったことじゃねえんだ。

とは言いながら、いざ世界がISISのテロの巷、
あるいは、世界が中国なんてのに乗ってられてしまったら、
それこそ、嫌というほど、などでは済まないぐらいに、
死んだほうがましだ、というぐらいにまで不快な思いをさせられることは誰にも目に見えている。
目に見えていながら、取り敢えずいまのところはもうどうでもよい、
というわけであって、つまりはそう、ヘッドフォンを被ってゲームに夢中なだけ。ただそれだけ。

これはもう完全な脳停止、を通り越してただの自殺行為。

それが判っていながら、やはり、どうしても、ヒラリーの面は拝みたくない、
それほどまでにまあ、ヒラリーという人が嫌われている、ということなのである。

という訳で、幼気なアメリカ市民の方々である。

いったいどうしたら良いわけか、とは言いながら、
まともに考えたらトランプだけはぜったいにヤバイ。
とは言うものの、生理的にはヒラリーだけは絶対に嫌だ、な訳で、
だったら、バーニー・サンダース?まっさかあ、な訳である。

という訳で、民主党でも共和党でもなく、
軍事オタクでも、人権馬鹿でもない、
つまりは、跳ね返りの極右のナチおたくでも、
時代錯誤のマリファナ・ヒッピーでもない、
取り敢えずは普通の人、
アメリカの国民が望んでいるのはつまりはそういう人なのであるが、
そう、共和党民主党を問わず、
こと政治家と言われる人々の中に、
この普通に普通な人々の感覚の分かる人っていうのがまさに皆無なのである。

そんな政治屋たちにつくづく愛想をつかし、
そんな政治屋が操るこの世界の全てが嫌になってしまったアメリカ人たち。

ヒラリーが嫌いな民主党と、
猿と黒人以外なら誰が大統領をやっても良い、ぐらいにしか思っていない共和党。

どうせこいつら、1%の金持ちをより儲けさせることしか考えちゃいねえんだ。
誰がなろうが同じこと。馬鹿馬鹿しい。俺はもう一切なにも生産的なことはしねえぞ。

そう、つまりはこのあまりにも露骨な格差社会に辟易した99%の貧民が、
おうおう、そういうことなら、99%全員でなにもするのやめちまおうぜ。
すべての独り占めした1%の金持ちに、99%の貧民の面倒を見させればいい。

という訳で、これはもう、末期症状も良いところである。
でありながら、ちょっとまともに考えれば、1%の金持ちが富のほとんどすべてを独占し、
その独占した富を海外に持ち出しては、それをぐるぐる回しながら生きている。

で金持ちに産まれなかった99%の貧民は、
超高速で回る回転寿司を前に、腹をすかせながら冷めたお茶をすするばかり。

そんな徹底的な政治不信の中、
もしももしも、
そんな99%の人々の受け皿となる人が現れた途端に、
まさに棚から牡丹餅。

漁夫の利鞘がいきなり手元に転がり込んでくる、ことになるであろうことは、
誰でも予想がつく筈。

で、こんな時に、
もしももしも、例えば、前ニューヨーク市長であったマイク・ブルームバーグ、
なんて人が、いきなり大統領選に出馬を表明したら・・・

このマイク・ブルームバーグという人、曲者である。

911のテロの中、瀕死の状態にあったニューヨークを見事に蘇らせた救世主。

と同時に、あまりにやり過ぎて、ニューヨークそのもののがまさにバブルバブルの風船市場。
冗談のようにまで膨らませてまくっては、
いまやまともな人間は誰も住めないような、
絵に描いた餅のショールームのような街に作り変えてしまった重宝人の糞野郎。

しかしながら、まあ確かに、本人の希望はさておいて、
こんなにまでに腐りきってしまったアメリカを救えるのは、
最早ブルームバーグぐらいしかいないのではないか、と思わない訳ではない。

という訳で、全米の流動票の全てが、一挙にブルームバーグの元に雪崩れ込む、
なんてことがあったら。

まさしく、おいおい、な訳である。

という訳で、どっちに転んでもろくなことにはならねえだろうな、
というのが、普通な意味でのアメリカ人の本音なのではないだろうか。

そう、政治が茶番化したのははなにも日本に限ったことじゃない。

世界中がまさに、そんな感じなのだ、と敢えて言わせてもらう。

という訳で、改めて、先日のパーティで、

こりゃもう、戦争だろうな、と薄ら笑いを浮かべていた大富豪たち。

そのほくそ笑みが、いまや高笑いとなって世界中に響き渡り始めた、

そんな気のする今日このごろなのである。









戦中派爺さんたちの長寿の秘訣

Posted by 高見鈴虫 on 16.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)

戦中派の爺さんたちは、なんだかんだ言いながらしぶとい。

九十を越えてまだ矍鑠としている爺さん婆さん達。
その驚異的な生命力の秘訣とはなんなのか。

つまりはそう、よく言われるところの粗食。

子供の頃は戦時中でろくな物が食えなかった、
とは良く聞かされたのだが、
育ち盛りに栄養不足であった筈のその御仁たちが、
その粗食が理由で寿命が伸びた、ということらしいのだが、
育ち盛りに栄養失調が長寿の秘訣?と
言われるとついつい、そうじゃねえだろう、と首を傾げてしまう。

或いはひとつの軍国式スパルタ主義。
つまりはそう、質実剛健。
月月火水木金金、休みもなく働き続けては、
まさに馬車馬と言うよりは、一億火の玉の化身として、
戦後の復興を担って来たこの豪傑たち、
つまりはそう、生物学的な常識を覆す程にまで鍛えられている、
ということなのであろうか。






WATERFALLS

Posted by 高見鈴虫 on 17.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
という訳で、ブャシかよ。
なんかちょっと悲しいな、というか、なんかねえ、ブャシ?ブャシかよ。
ブャシごときでこれだけの大騒ぎかよ、と。

あの清原が一体全体、どうした訳だよ、
なんでブャシごときのものにはまっちまうなんてさあ。
だったらもっと凄いものたくさんあるのによお、とも思ったり(笑

という訳で、そう、俺から言わせればブャシもアンパンもレベルとしては大して変わらない訳で、
つまりは良いオトナがアンパン中毒で前歯溶かしてる、なんて様、
まあ言ってみれば、馬鹿だった、ということ、なんてところで落ち着いてしまう日本って国は、
本当に情け容赦がない、というか、つまりはそう、出る杭は打たれるではないが、
過去の栄光にドロを被せて喜んでいるだけなんだろうがな。

まあそう、良い歳をして薬と女に溺れきるってのもちょっとなあ、
とは思うのだが、溺れられるだけ金があるってのはちょっとうらやましくもない。

だがそう、あれほどの人だった訳だろう。
つまりは野球の頂点を極めた偉人だぜ。
その燃焼し尽くした後の祭りの後、
あの勝利の陶酔が去ったのちの空虚感を、
酒と薬と女で埋め合わせようとすればするほど、
あるいはその空白が大きければ大きいほどに、
常人では計り知れないぐらいのところまで
自ら嵌り込んでしまう、というのも判らないではない。

という訳で、また魔女狩りちっくなヒステリーを起こす猿ども。
人間なんだぜ、誰にでも間違いはあるぜ、とか、
しかも天才の中の天才なんだぜ。
それぐらいのことあるかもな、
と温かい目で見守ってやれねえのかな、と思うがどうよ。




地下鉄のゲバラ ~ 人類の99%が一斉にホームレスになったら

Posted by 高見鈴虫 on 18.2016 ニューヨーク徒然
混んだ地下鉄がまた停まった。

急いでいる時に限って停まりやがるこのニューヨークの地下鉄。
一度停まったが最後、例によって何の放送もないままにうんともすんともモード。

5分が10分、15分、となるうちに、狭い車内に押し込められた人々の苛立ちが積り始める。

まあそう、こんなことは今に始まったことじゃねえ。
ニューヨークの地下鉄は何から何まで無茶苦茶だ。
なぜかと言えば、ユニオンに仕切られているからだ。
誰ひとりとして誰もまともに働かないユニオンの人々。
働いたら負けだ、という訳で、徹底的に己の職務から逃げまわってばかり。
結果、ニューヨークの地下鉄はいつになってもなにがあっても、
徹底的にちゃらんぽらんなのだ。

がそう、ニューヨークで地下鉄に文句を言うのは、
雨の日に空に向かって文句を言うのと同じこと。

俺はいつものように手持ちのIPHONEで、こんな戯言をチマチマと打ち込んでいたのだが、

そんな時、ふと人垣の向こうから、一見してホームレスと判る初老の男のだみ声が響いた。

おい、てめえら、このクソッタレの貧乏人たち。耳の穴かっぽじってよーく聴け。

見るからにホームレス。やはり黒人である。
昼間から酔っているのだろう。
身体中から酷い匂いがする。
よりによってそのおっさん、赤い星の入ったゲバラのTシャツを着ていやがる。

混んだ車内の真ん中に立ち上がったその糞汚い黒人のホームレス。

おい、てめえ、そこをどけ、と混んだ人々の間をかき分け、
そしてよりによってそのホームレス、俺の目の前に迫ってきた。

どけどけ、この糞貧乏人が。

ホームレスの分際で、カタギの勤労者である他の乗客に貧乏人と叫ぶこの不埒なホームレス。

その黒人。明らかに心を病んでいるようだ。
しかも、下手に黒人である分、身体だけはやたらとデカく、
そのいまにも吐き気を催す酷い匂いと相成って、
思わず、てめえ、こっちに来るんじゃねえ、と棒かなにかで突くか、
あるいは、頭から殺虫剤でもぶっかけたくもなってくるのだが、

そう、ゲバラである。
ゲバラを着たホームレス。
なかなかやるじゃねえか、とは思っていた。







誰でもなれるホームレス

Posted by 高見鈴虫 on 20.2016 ニューヨーク徒然
気味が悪い話を書く。

気味が悪いと言っても、
そのあたりの下らない幽霊話なんて事ではない。

ぶっちゃけそれはここニューヨークの現実。
つまりは懐事情の話である。

夜勤の仕事を始めて改めて気がついたのは、
ここニューヨークに置けるホームレス人口の急増である。

深夜の地下鉄に蠢くこの物凄い数のホームレス達。
数年前のニュースでは、
1930年代の大恐慌時代以来、過去最高と言われたホームレス人口が、
ここ数年でその数は確実に倍増しているのだ。

ホームレスと言っても、仕事が無いわけではない。

事実、いまこうしている地下鉄、
その目の前にも、明らかに仕事帰り、或いは仕事の合間の人々が、
まるで泥のように疲れ切って眠りこけている。

或いは家族連れ、或いは若い男女、
或いは一時期のバックパッカーのような若い集団。

一見して彼らはホームレスには見えない。

ただ深夜の地下鉄で仮眠を取っているだけなのかもしれない。
ただ、そうその匂いである。



友達などいらない

Posted by 高見鈴虫 on 21.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
疲れきって帰る深夜の街。
人影の失せた閑散としたビル街の中、
路肩に停められ車から、
懐かしい曲が流れていた。



かつて俺にも友達、と言えるものがいた。
そんな時代のことを、ふと思い出した。
あるいは、旅の道すがらにすれ違っただけの旅人同志の間にも、
そんな慈しみを感じることもあった。

そう、俺は若かったのだ。
周囲を友達に囲まれていて当然だった。
互いに頼り合い、もたれ合い、迷惑をかけ合い、傷を舐め合いながら、
しかし俺達は友達だった。
そんなことを改めて思い返すこともなく、
ただたんに、当然のことのように、俺達は友達だったのだ。



そしていま、俺はすでに大人であった。
それはもう絶望的なぐらいにまでに、大人であった。
それはあまりにも救いようのないぐらいにまでのやるせなさだった。

俺はどこで道を間違えたのだろう、と思った。
俺はもしかしたら、徹底的になにかを見失ってしまっていたのかもしれない。

が待てよ、とも思った。

だとすれば、もしもそれが可能であるならば、
あの頃の友達というものを、果たして今でも欲しているか、ということなのだ。

あるいは、俺にはもしかして、そんな友達というものが、嘗て存在したことがあったのだろうか。

答えは、、否、だろう。

俺には友達など要らない。
必要なのは、BUDDYだ。
つまりは、仲間である。

そう思った時に、なんとなくちょっと気が晴れたような気もした。

そんなときに聴こえてきたのがこの曲だ。



そうだな、やはり俺にはストーンズが似合いなのだ。

クソッタレ、と路肩にツバを吐いて、肩を揺すりながら地下鉄の階段を駆け下りた。

エグい時代 ~ なにもしなければ昨日と同じ明日は来ない

Posted by 高見鈴虫 on 22.2016 今日の格言

何もしなきゃ昨日と同じ明日しか来ないよ。

XJAPANのHIDEという人の言葉らしい。

良い言葉である。

少なくとも彼の生まれ育った昭和という時代に置いては、
青春ドラマのセリフによく使われていたような気もする。

残念ながら、XJAPANというバンドが活躍を始める以前に日本をでてしまった俺は、
XJAPANというバンドがいったいどんな人達であったのか、
どんな人々を対象にどんなことを訴えた人々であったのか、
なにも知らない。

が、そう、少なくともこのHIDEという人が生きていた時代、
つまりは1997ぐらいまでであれば、
この言葉にあるように、
退屈な日常の打破が啓蒙されながらも、
何もしなくても昨日と同じ明日ぐらいは約束されている、
とは信じられていたのだろう。

と同時に、死ぬ気でやれよ死なねぇから、
という言葉もHIDE作ということらしい。

これもまさに、甘い甘い昭和の時代、
いかにも熱血系の教師の口から迸り出る説教のような言葉である。

じゃあ、先公よう、
もし、死ぬ気でやらなかったらどうなるんだよ、
という屁理屈も聴こえてきそうだが。

あ?死ぬ気でやらなかったら?その時は・・・
と口をつぐんだ熱血教師には、
この先、目の前の子どもたちが叩き込まれるであろう未来が、
果たして見えていたのだろうか。


という訳で、HIDEの死後、
X-JAPANを聴いて育った世代の人々が直面した現実は、
HIDEの言葉の暗示した現実よりもずっとずっと辛辣、
そしてエグいものであった気がする。

死ぬ気でやってたとしても死ぬ人間、
あるいは、死ぬほど辛い状況に叩きこまれながら、
死ぬことさえできない人間が日本中に溢れた。

そんな中で、死ぬ気でやらなかった人間がどうなったか、は言わずもがな。

つまりは、HIDEの言葉、
何もしなきゃ昨日と同じ明日しかこない、はまさに最低限の救命胴衣、
何かを始めようとした人間以外は、生き残れなかった。

死ぬ気になって何かをしてなくては、
昨日と同じ明日を維持することさえできない、
そんな時代が待ち受けていた訳だ。







頭を去らぬマン毛

Posted by 高見鈴虫 on 23.2016 音楽ねた
ここのところずっと、マン毛、が頭を去らない。
つまりは、マンゲー、トゥゲザー、
ぶっちゃけ、JOHN LENNONのMIND GAME。





いまもし、ジョンレノンが生きていれば、
もしかして世界を牛耳る1%の富豪の中に入っていたのだろうか。
或いは、ポール・マッカートニーはミック・ジャガーは、
この1%の富豪のひとりなのだろうか。

そして彼らは、その状況をいったいどう思っているのだろうか。

そう、そんなことを、たかがポップ・スター、
あるいは、頭の跳ねたロック・スターなんてのに聞くことからしてお門違い。

とは思うのだが、

そう、ジョンレノンだけは別、と思ってしまう、
そう思わせてしまうところに、つまりはジョンレノンの偉大さがある、
と改めて気付かされる。

そう、ジョンレノンである。

まさに救世主なのである。

これまで幾度かの絶体絶命の危機、
あるいは、そう、911ではないが、
世界がいったいこの先どうなるのか、
全人類が途方に暮れてしまうような時、

不思議とどういう訳か、ジョンレノンの姿が目に浮かんでしまう。

という訳で、脳内に鳴り響くこのマン毛~を聴きながら、
そうか、俺はいま、途方に暮れている訳なんだな、
と改めて自覚する訳だ。

この先、世の中はどうなるのだろう。

そしてこんな状況を、ジョンレノンだったらどう考えるのだろう。

もしかして、ヒラリーもトランプも、実は内心そんなことを考えていたりするのだろうか。

という訳で、途方に暮れるたびに、ああ、ジョンレノンにだけは死んで欲しくなかったな、

俄な喪失感に襲われる訳である。

犬にも劣る従業員諸君

Posted by 高見鈴虫 on 24.2016 今日の格言
あらためて、
犬の仕事の最もたるものは、と言えば、
飼い主に愛される事である。

飼い主に愛される為にはどうしたら良いか、と言えば、
先ずは飼い主を愛する事である。

飼い主を愛して愛してとことん愛する事で、
それと引き換えに、飼い主からの無上の愛を手に入れる。

さあここで質問です。

飼い主を雇用主。犬を社員と置き換えて見よう。

・・・・・ためいき・・・・

クソったれやってられねえな、と思うだろ?

そう、そんな君、雇い主からとってみれば、
まさに、犬にも劣る輩、という事だ。

とそう考えてみると、犬って凄いな、と改めて思ってしまう。

俺は自分の犬のためなら、
この命だって投げ出しても構わないとまで思っているが、
飼い主、つまりは雇い主にそこまで愛されている我が家の犬、
つまりは、物凄く良い仕事をしている、ということなのだろう。

思わず、あやかりたい、と思ってしまったりする今日このごろ。

ああ、俺はつくづく、犬以下なんだな。





なんでもIQランキング

Posted by 高見鈴虫 on 25.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
世の中、色々なランキングが出回っている。

であるのなら、

AV女優のIQランキング、というのがちょっと知りたくなったのだがどうだろう。

AV女優など皆、池沼でメンヘラのシャブチューばかりだろう、というが、
そんな池沼でメンヘラのシャブチューの艶姿に日夜世話になっているのは誰なんだ、という訳で、

へえ、この人、こんなことやっててIQ凄い高いじゃん、やら、
わああ、池沼のセックスってやっぱり凄いんだよなあ、とか、

割りとそんなこんなで楽しめたりするかも、と思うがどうだろうか。

でそういえば、そう、政治家のIQってのも知ってみたいよね。

賭けても良いが、安倍さんと麻生さんにはまったく期待はしていない。

そう、IQって顔にでるからさ(笑

かと言って、かの鳩山さん、なんてのが、とんでもない数字をたたき出したら、

それはそれで、なとなく、さもありなん、とみんな苦笑いで済んでしまうような気もするが。

少なくとも、学歴、なんてものよりも、
IQの方がなんとなく、笑ってうっちゃれる分、
ありがたみがある、と思うのだがどうだろう。



好かれるリーダーの持つ10の条件

Posted by 高見鈴虫 on 26.2016 今日の格言
好かれるリーダーの持つ10の条件

1.個人的なつながりを積極的につくる
1対1の会話をいつも重要視する。

2.取っ付きやすい
地位や能力に関係なく、人間は誰にでも価値がある、と信じる。

3.謙虚である
キミよりもオレの方が優れている、と人に感じさせるような振る舞いをしない。

4.前向きである
今日よりも明日はきっとよくなるという楽観

5.バランス感覚
成功してもそれを自慢せず失敗して悩まない。
成功と失敗の両方から学ぶ。

6.寛容である
自分の持つものを惜しみなく人に与える。

7.誠実さ
信頼と称賛を言葉ではなく行動で喚起する

8.人を読む
社会的知覚を身に着けている

9.潜在力を評価する
人の一番良い面を見ようとするだけでなく、誰もが人の良い面を見ることを促す

10.中身を持つ
上辺にこだわらず、口先で自慢などしない。




と言うことは、これを裏がえせば、嫌われる上司の条件となるわけで、

1.部下との個人的なつながりを避けたがり、
2.取っ付きにくい。地位や能力に関係で他人を計り、上に媚びて下に冷酷。
3.謙虚さがなく、いつも俺はお前より偉い、と空威張りばかり。
4.事なかれ主義に凝り固まって、なにごとにもビビっりまくり。
5.成功は自分の手柄、失敗は部下のせいとまじめに信じている。
6.他人のものは自分のもの、自分のものは自分のもの、とやたらとケチくさい。
7.口では自分の誠実さばかりを訴えるが、行動がまったく反比例。
8.他人の評価が、いつも自己中心であるために支離滅裂。
9.他人のアラ探しばかりして良い点は絶対に認めようとぜず、口を開けば失敗ばかりを挙げ連ね。
10.上辺ばかりに拘っては、口先の自慢ばかりを繰り返し、その話にまったく内容がない。

なんだよ、あいつじゃんかよ、とそんな上司がごろごろしているだろ?

そんな上司にダメだこりゃ、と言う前に、自分がそうならないように気をつけるってことだなだが、
まあねえ、そういう奴らに囲まれてるのって、やはり実に気が滅入るよな。
ってか、そんなのばっかり、ってことなんだけどさ。
心を強く持たねば、と思う。






  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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