Loading…

「総括・平昌五輪 ~ 閲覧注意的狐火印象羅列」

Posted by 高見鈴虫 on 02.2018 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments


という訳で、祭りも終わりツワモノどもが夢の跡。
誰も読んでいないのは承知の上で、
引き続き、しつこくも執念深くも、
またまた平昌オリンピックのネタでござる。

でまあ、それもこれも毎度のことではあるのだが、
どうせこんな四年に一度のオリンピック、
熱狂しているのは開催中だけで、
冬が終って喉元過ぎれば
もう誰ひとりとして選手の名前どころか、
そんなことがあったことさえも忘れてしまう。

そしてあの平昌の会場も、
夏を過ぎたころには一面に雑草の生え茂ばかりの廃墟と化していること間違い無し。
なんてことも承知の上で、
だからこそまだ余韻の残っているうちに、
忘れないうちに、認めておこう、
時よ止まれ、君は美しかった、あの瞬間の数々を。

とまあ、そんなことを思いつつも、
清く正しく美しき、美談ネタは、
もうすでにどこぞの誰やらの手にかかってはすっかりと垢まみれ、
いまさらんなことをこんな糞ブログに期待している輩も居ないであらう。

という訳で、そう、これは個人ブログ、
誰にも銭一文も貰っちゃいねえ、
個人が個人として、好き勝手に近眼的印象論を羅列するばかりの、徹底的に客観性に欠ける妄想の暴走。

とそのことをしか:確と御承知頂いた上で、
本平昌オリンピック、独断と偏見にみっちゃん満ち満ちってか、それ以外にはなにもない、狐火暴言その本音ばっかり版、という奴を勝手に綴らせて頂こうと思う。



オスカー・ナイトを疾うに過ぎて ~ 突如の高熱に七転八倒こいたその理由

Posted by 高見鈴虫 on 05.2018 読書・映画ねた   0 comments


三月にも入ったというのに、まだジクジクと意地の悪い寒さの続く日曜日、
早朝からまたいつものようにセントラルパーク。
普段からの犬仲間たちと集っては、
そう言えば、今日はオスカー・ナイト、アカデミー賞授賞式よね、
そんな箸にも棒にもかからない囀りが耳に入った途端、
いきなり、またまた、てやんでぇ、と、思い切りの大咆哮。

てやんでぇ、アカデミー賞がなんだってんだよ。
あのなあ、2017年の最高にして最優秀の映画、
そんなものは、誰にどう聞いたって、

あの、ベイビー・ドライバーに、決まってるじぇねえか、と。





音楽が聴こえていないと生きていけない、
音楽が流れ出したとたんに、世界のすべてが疾走を始める。
リズムに乗り、メロディに乗り、
歌詞のストーリーがみるみると目の前の情景に溶け込んで、
そう、俺達にとっては生きることの全てが音楽。
つまりは、LIFE MUSIC LIVE MUSIC。

そうさベイビー・ドライバー、
これこそが、俺達の日常。
これこそが、俺たちの暮らすこの世界そのものなのだ。
そう、この主人公であるベイビー君。
まさにこれ、俺そのもの、俺そのものじゃねえかよ、と。

唯一の違いと言えば、つまりはその音楽。

ああ、可哀想なベイビー君。
つまりはこの映画が撮られたのが、
2017年4月よりも以前であった、ということなのだろうが、
そう、言わずと知れれた、あの、「アトランの奇跡」
-> ベビーメタル 「アトランの奇跡」 ~ この星屑の海、完敗の衝撃に嬉し泣き

もしもこの映画のクリエイターであったエドガー・ライトが、
もしもあの時、あのベビーメタルの奇跡に遭遇してれば・・・

その時であれば、迷いもせずに、
「ベビー・メタル・ドライバー」
そんなとてつもない映画になっていた、その筈なのである。

そう、そうなってこそ、本当に本物のベイビー・ドライバー。

ベビーメタルなくしては世界は成り立たず、
ベビーメタルが鳴り止んだ途端に世界が倒壊を始める、
そんなベビメタ・メイト的な日常に思わずバッチグーのドンピシャ、そのものではないか、と。

改めてこのベイビー・ドライバー。
その挿入歌を、すべて、ベビーメタルのナンバーに入れ替えてみて欲しい。
このスピード感、このドライブ感、この疾走感、このピカレスクな背徳感。
そのものズバリが、ベビーメタルの美学そのもの。

まあそう、このベイビー・ドライバーがアカデミー賞を逃したのは、
制作がちょっと一年早まったばかりに、
この挿入歌に、ベビーメタルを使えなかったこと、
それ以外にはなにも思いつかない。

それほどまでに、このベイビー・ドライバー、
俺から言わせる所の、最高の最高の映画であった、その筈なのに・・・

つまりはよお、アッカデミー賞だかなんだか知らねけどさ、
その選考委員は脳みそに苔の生えたジジババばかりってことだろ。
つまりは、そんなスピード感やらドライブ感やらリズム感やら、
つまりはぶっちゃけ、ベビー・メタル・ドライバー的な世界には、
完全の完全にぶっち切られているだけって、それだけの話だろうが、と。

という訳で、アカデミー賞?
徹底的にクソ食らえだぜ、と。





謎は深まるばかりのベビーメタル ~ 今度ばかりはどうしても判らない2018米国ツアーのその謎解きゲーム

Posted by 高見鈴虫 on 06.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

でさ、いや、今更ながらなんだが、
なんだよ、この訳の判らないスケジュール。
そうそう悪い悪い、いやあ、知らなかった訳じゃねえんだけど、
ついついオリンピックなんてのにハマってて、てのも実は嘘で、
知ってはいたけどちょっと、ちょっとあんまりこれ、
あんまりにもあんまりにも見るに耐えず、語るに耐えず・・

でさ、改めてこの日程、どう?どう思う?どう説明するわけ?

-> GOOGLE MAPで辿るベビーメタル2018米国ツアー


なんといきなり、カンサス・シティなんていう思いっきりのミドルオブノーウェア。
あんな場所に行くぐらいなら死んだ方がマシだっていうぐらい、
つまりはそう、カンサス・シティっていったいどういうところかっていうと、
ぶっちゃけ、↓ こういうところかと・・・





と、そんなところからスタートして、
で、いきなり、オースティン・テキサス? 
な、な、なんで?

まあそう、AUSTINと言えば、
あの全米一の音楽番組:オースティン・シティ・リミッツの、
その本拠地、ではあるのだが・・

で、そこからケネディの撃ち殺されたダラスから、
石油屋と武器商人の巣窟ヒューストンを経て、
で、そこでなぜか全米一の音楽の殿堂:ニュー・オリンズを素通りして、
で、アトランタからシャルロット・・・
で、いきなりのカントリー・アンド・ウエスタンの都・ナッシュビル、
そこから今回の最終目的地であるコロンバスのロック・オン・ザ・レンジ・・・

うーん、つまりは、
我が同胞たる黒系の棲まう地域を、注意深く避けた結果なのか。
ってことは必然的に白色の白色による白色的世界。
つまりはあのトランプ・サポーターに象徴される、
レイシストと、NRAと、狂信的ジーザス・フリークスたち、つまりは、アメリカの闇の闇を行く地獄めぐり。
デブと馬鹿とKKKKKしかいないアメリカの最深部にむけて突撃敢行ライブ、RUREADYと、
そういう訳なのか、と・・・・

コバさん、今度という今度は、
まったくもってさつぱり訳の判らない、と
思わずの悪態の限りを尽くしてきたのだが・・・

え!? つまりは、そういうこと?

つまりは、本丸であるところのニューヨークはマジソン・スクエア・ガーデン、
12月のすぅメタル生誕祭の一大パーティを、
この世界のロックの殿堂であるマジソン・スクエア・ガーデンで行う、
その前祝いに、その地ならしに、

アメリカトップ40の人口を擁する主要都市を制覇する、それが目的と。

なあんだ、そういうこと?そういうことなのか!?

いやあ、そうか、そういうことであったのか。
いやはや、世の中には頭の良い方がいるものでござる。

拙者ついつい血迷って・・・いやはや、誠に失礼申し上げた。



リンゴのリの字 DE バブル・ナイト

Posted by 高見鈴虫 on 12.2018 今日の格言   0 comments
週末にお呼ばれした御知人宅のホームパーティで、
いきなり、カラオケ大会、なんてものが始まってしまった。

カラオケ? 俺は、カラオケ、苦手なんだが・・

という訳で、迂闊にも巻き込まれたこの家庭内カラオケ大会。

鼻先にマイクを押し付けられては、
さあさあさあ、どうするどうする、と、カラオケ勧進帳。

ただ果たして俺のレパートリー、
例えば、アカツキも、君とアニメが観たいも、
ウキウキ・ミッドナイトも、シンコペーションも、

或いは、スウィート・チャイルド・オーマインも、
ロスト・フォー・ライフもボーン・トゥ・ルーズも、
アナーキー・インザ・UKでさえ、そのリストには無い。

となれば、うーん、うーん、と悩みに悩んだ末に、

だったら、りんごの唄、とやってみた。





と、その途端、思い切り引きつった我が愚妻の表情。

ま、ま、まさか、あなた、そこまで、キチガイ、ではないでしょうね・・・

果たして、このりんごの唄、
なにをそこまで、ぶっ飛んでは取り乱す必要があるのか!?

そう、バブルの時代を生き延びた猛者たちであれば、すぐにでもお気づきになった筈だ。

えええ、あの、リンゴの唄!!!

ととと、という訳で〜、
誰もがご存知のこのリンゴの唄、
では皆さんご一緒に行ってみましょう、その第二番!
共に歌い上げましょう、日本の心、その魂の歌声を!

ただこれからは、

リンゴの、りの字を、マ に変えてぇぇぇ!!

と、そんな罵声混じりの歌声は、
いつのまにかすっかりと、

そんな時代もあったねと~  いつか笑える日が来るわ~

そんな耳障りな横やりに、すっかりと、かき消されてしまったのでああある。

まわるまわるよ、時代はまわる 目もまわる ・・・

ちなみにリンゴの唄、その三番は、もちろん、
さあ、そこのおねえさん、こちらに来て一緒に唄いましょう、

では、リンゴのリの字を、チ、に変えて・・・

その後、ウ にかえてはそれが永遠と朝まで続いた、
嗚呼イニシエのバブルの夜もいまはむかし。

二十四時間 血走れますか!?

長閑な時代もあったものである。






夏時間に変わる夜 ~ 真夜中のドラッグストアの怪

Posted by 高見鈴虫 on 12.2018 大人の語る怖い話   0 comments
久々びさびさに、大人の語る怖い話。
ひょんなことから妙なネタに遭遇し申した、
その小話をばお裾分けにてござる。

それは先だっての土曜の夜、
深夜を過ぎた頃になって、突如として歯が痛くなってきた。
やれやれついてないぜ。
仕方なしにまたオーバーを着込んでは、犬を連れて駅前のドラッグストアまで、
痛み止めの薬を買いに出かけたのだが、
未だ残雪に凍てついた晩冬の街の、
深夜も過ぎて閑散とした店内には人影も疎ら。
汚れ切ったホームレスと、陰気な酔っ払いと、
不眠症の失業者と、見るからに危うげな家出少女と、
そして売れ残った年増の娼婦に、
そのポン引きも兼ねたドラッグディーラー。

深夜のドラッグストア、
そこは行き場を無くしては影を失った、
都市の残骸達の吹き溜り。




ジェットラグ・ドッグ 〜 時差ボケの犬

Posted by 高見鈴虫 on 12.2018 犬の事情   0 comments
という訳で、
突如として深夜の一時間がふっと消えてなくなる、そんな真夜中の怪に見舞われたニューヨークシティ。
毎度のことながら、
忘れた頃にいきなりとしていつのまにか始まっているこの夏時間という奴である。

いまだ残雪に覆われたニューヨーク・シティ。
この冬の最中から夏時間ってのも悪い冗談のようだが、
今日はなんだか仕事の進み具合が良いぞ、
だってまだ、空が明るいじゃないか、
などと油断してふと時計を見れば、なぬ?7時?
なんでやねん?と。

YAVA! 犬の散歩に遅れた!

慌てて飛び跳ねては自転車に飛び乗り、
くそったれ、まんまと騙された、と。

という訳この夏時間と言うやつ。
まったく以って迷惑千万、
調子が狂ってしまうこと甚だしい。

そしてなにより、その迷惑を被っては一番機嫌が悪いのが、何を隠そう我が家の犬、なのである。



「ベビーメタルと鉄人28号 ~ SU-METALという怪物を操るのは誰なのか?」

Posted by 高見鈴虫 on 14.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

おことわり: 以下、実は今年の初め、
かのYahoo!ニュースにも掲載された、
SU-METALこと中元すず香嬢の独占インタビューに宛てて、
認められたものである。

ご存知のように、ちょうど時期を同じくして、
我らが小神様こと藤岡幹大氏の突如の訃報の中で、
ついついと出しそびれてしまっていた、のではあるが、

四九日も過ぎたいま、春からの世界ツアーを前にして、
改めて故人の遺志を酌む意味でも、
我がSU-METALと、
そしてチーム・ベビーメタルの方々への熱きエールとして、
時期外れになったこの細やかな駄文を、
改めて載せさせて頂く、失礼をお許し願えればと思う。

では、いざ、行かん、
今年の1月に向けてのタイムトラベル、
3-2-1-0!発射!でござる。





「ベビーメタルと鉄人28号 ~ SU-METALという怪物を操るのは誰なのか?」

実は先の広島の奇跡を目の当たりにするまで、
俺は時としてベビーメタルという存在を、
かの「鉄人28号」と擬えて捉えているところがあった。

鉄人28号、その意味するところに関しては、
嘗ての駄文にも綴った覚えがあるのだが、

→ 鉄人28号って割りとすげえ

改めてこの鉄人28号である。
そもそもは敗戦濃厚であった大日本帝国が起死回生の最後の望みをかけて秘密裏に作り上げた最終兵器。
それが現代に蘇っては、と言うのがその設定、
であったらしい。

だがしかし、この鉄人28号というドラマ、
実はその物語の肝となるところは、
この鉄人28号というスーパーヒーローの大活躍にあるのではなく、
この鉄人を操るための操縦機、つまりは「リモコン」を巡って、
各国スパイたちが繰り広げるリモコン争奪戦の話、なのである。

そう、無敵のスーパーパワーである鉄人28号自身は、
ロボットであるからして、そこには主義も主張もなにもない。
それはまさに、絶対的な意味でのパワーの象徴、ではあるものの、
果たしてそのリモコンがいったいどんな人々の手に渡るのか、
それによって、鉄人28号は、正義の味方にも、
或いは、悪の化身、とも成りうる、のである。

という訳で、この鉄人28号、
言ってみれば地上最強の木偶の坊。
自意識を持たず、判断力を持たず、
リモコンを操作する人間の意の儘に、
善と悪の間を右往左往するスーパーパワー。

果たしてそのリモコンを手中に収めて、
世界を征服するのは誰なのか。

穿った見方をすれば、
この鉄人28号という象徴を、
あるものは核兵器、あるものは天皇、あるものは「AI」
そしてあるものは軍隊という機構そのもの、
そしてまたあるものは、
それを、人気アイドル、に擬えてみたりもしたのでああある。








創作夢物語:「男が夢を見るということ」 〜 ベビーメタルに運命を狂わされた男たち:我が愛しのコバメタル殿に捧ぐ

Posted by 高見鈴虫 on 18.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
ちーっす、
前回のあの時間差攻撃的後出しじゃんけん。
そうなんだよねえ、この、目がまわるような時間の速度の中で、
ふとしているうちに、その力作的糞駄文のすべてが次々と時間切れとなっては、
無残なお蔵入りを繰り返す、この時代の残酷さというか、なんというか。

つまりはこの時代、やれ、裏を取ったり、信憑性を確かめたり、
ともすれば、誤字脱字、なんてものを校正してるうちに、
なにもかもが、あっという間に賞味期限切れのお蔵入りに叩き込まれてしまう、と。

でまあ、前回のあれもそうであって、
で、実は、そんなお蔵入りクソ原稿ってのが、ともすれば雪だるま式に溜まりに溜まってる訳でさ。
と言うわけでこのオフ期、
そんな残骸の山の中から、
うーん、これ、実はちょっと思い入れがあって、
なんてものを、どうにかこうにか手直しして、
なんていう気も無きにしも非ず。

って訳で、そんなゴミの山の中からふと見つけたこんな糞駄文。
書かれたのは2016年9月14日とある。
つまりはあの東京ドームの前夜祭の頃か。
いやあ今から思っても、あの東京ドームの前、
あまりの興奮と緊張に、
眠れぬ夜を過ごしていたっけな、
と、いまやすっかりと懐かしモード。
そんな時代物の産物ともなった訳なのだが、
なんとなく読み返していて、
ふと、そう言えばこれ、
どうしてUPできなかったのか、
その理由を思い出した。

実はさ、これ、「呪いの原稿」であったりもしたんだよね。

そのテーマがテーマだけに、
これまで何度か書き直しを試みた覚えもあるのだが、
どういうわけか、その書き直しを始めるたびに、
いきなり、PCが落ちたり、あるいは、改竄中の原稿そのものが消えてしまったり、
つまりは、なんというか、
てめえ、余計なことを書くんじゃねえ、と、
そんな妙な因縁を感じない訳ではない、
そんなことが度重なっていたんだけどさ。

でまあ、その理由っていうのを、なんとなくもなんとなく考え続けながら、
そう、時期を待とう、と思っていた。
つまりは、あの糞アンチ派の中傷が収まるまで、
つまりは、そんな糞共の減らず口を、ぐうの音も出ないほどにまで徹底的に叩き潰せるその日まで。
或いはそんな亡者共の怨念がすっかりと除霊が成されるまで。

という訳で、この糞駄文、
いまだからこそ笑って言えるこの「呪われた」妄想の戯言。
そう、俺はあの頃、ベビーメタルにこんな夢を託していた、
その臭くも微笑ましき、敗れ去った者共の浪花節、ではあったのだが。

そしていま、ベビーメタルが正真正銘の天下統一を成し遂げては、見事に除霊も完了し、
この後は本気の本気で見果てぬ夢たる世界征服を目指す時。

今だからこそ、こんな時代もあったねと、笑って読み飛ばせる、そんな余裕も出てきたんじゃね?と。

という訳で、嘗て綴ったこの糞駄文。
まあそう、好きに笑ってくれ、
この俺が、俺の為に書いた、妄想的創作夢物語。
あの天下分け目の東京ドームを前にした、2016年9月の、あの時代をいまだに克明に記憶している、そんな古参メイトたち限定の糞原稿。
これまで語ることの無かった、我が絶対の真のアイドルであるところの、小林啓氏:コバメタル殿へ向けた、心からのオマージュである。

その名も、創作夢物語:「男が夢を見るということ」 ~ BABYMETAL 東京ドームに添えて
副題:ベビーメタルに運命を狂わされた男たち:我が愛しのコバメタルに捧ぐ  作2016年9月14日

さあ、思い切り笑ってやってくれ、
この抱腹絶倒・事実無根の浪花節妄想喜劇。

始まるよぉ〜!



セントラルパークの聖人 〜 肩に小鳥のとまる男

Posted by 高見鈴虫 on 19.2018 ニューヨーク徒然   0 comments

普段からパンク一筋の歯に衣着せぬ暴言の数々で、
世間様からはすっかりと嫌われ者の烙印を押された俺様ではあるが、
断っておくが、俺の肩にはいつも、小鳥が止まる。
その事実を、忘れてもらっては困る、のである。

犬の散歩の帰り際にふと誘われたカフェテラスのテーブルを囲んだ、
日々犬の散歩ぐらいしかやることのない裕福層の有閑マダムたちの
その箸にも棒にもかからないそのなんとも間延びした女子会談義。
シャネルの、グッチの、ディオールの、
エルメスの、シャネルの、ヴィトンの、セリーヌの、
アンチ・エイジングの、フィジカル・セラピーの、ヨガの、マンモの、オーガニックの、
フェイスリフトの、ネックリフトの、シリコンで、ボトックスで、
マイクロアブレーティブ・スキン・リサーフェーシングのラビアプラスティーだ。
サマーハウスの維持費から、ベンツの修理代から、午後の散歩のドッグウォーカーの品定めからと、
まあそう、つまりは、日々の生産性からは限りなく程遠い、雲の上の話、ばかりである。
ともすればその話がどれだけ浮世離れしているか、
その間の抜けたギャップの凄まじさこそがリッチの証明とばかりに、
ちょっと見なれば稲本いずみか常盤貴子か
高岡早紀か米倉涼子か本上まなみか伊東美咲か菅野美穂か、
なんて言ういけいけのアラフォー美魔女たちが、
富豪夫人とはとても思えぬあけすけなまでの女子会モード全開で、
うちの、なんとかちゃんが、なんとかちゃんが、と、
ちゃん付けにした犬の名前を連呼する春一番乗りのカフェテラス。

とそんな中に、ひとり隙を持て余しては、
見るからに眠そうな顔を隠そうともせずに、
生あくびばかりを繰り返しているこの俺。

どうしたの?また寝てないの?と、
表向きばかりは心配そうな顔をしてみせる我が愚妻ではあるものの、
そう、女の言葉を、その言葉尻だけで捉えてはいけない。
その言葉の奥には、俺の健康状態を気遣っている、そんなそぶりは見せながらも、
その真意となるところでは、そんなダラダラしてないで、しゃんとしなさいよ、恥ずかしい。
またどうせ、朝までベビーメタルの動画漁りでもしてたんでしょ?
もう、いい加減にしたら?そのベビーメタル狂い、と、
そう、つまりはそこまで深読みをしてこそ、
男女同権のこの#MEETOO時代を生き抜くことができるのでああある。

ただ、俺はそれが判っていながら、
しかし素直にハイそうですかと居住まいを正しては、
いかにも御婦人たちの喜びそうな、
慈善と恩徳と親愛に溢れた、
偽善と見栄と嫉妬と羨望のない混ぜになったギルティ・プレジャー、
つまりはその強欲のなせる様々な幻想を、
とっくりとご満喫頂ける気の利いた話題でもご提供仕る、
などということには無論、何の興味もあるわけではない。

ルイ・ヴィトンの犬の首輪のデザインの良し悪しから、
ティファニーのハートを模したドッグタッグから、
ラルフ・ローレンの犬用のダウンジャケットの機能性から、
あるいは、シャネルの犬用のコロンの話、
などを前にしながら、
しかし、これ見よがしにズルズルと音を立てては珈琲を啜り、
朝食の皿に残されたままのベーコンを歯をむき出して食いちぎる、
そんな男としての嗜みを、まさか忘れた訳ではあらない。

え?なんですか?
取って付けたような素敵なアファフォー的笑顔を上げるご婦人たち。
いまなにか仰ったでしょ?

え?いや別に、と言うのもしゃらくさく、
つまりはあんたら、
金を使っているようで金に使われてばかり、
恋に恋をするお嬢ちゃまのように、
金で金を買って金に使われるばかりの、
そうやって騙されているのが嬉しくて堪らない、
そうやって見栄をはるぐらいしか、
掴んだ泡銭の使いようもない、と、
そんな大時代的なロマン、
このパラディアムシフトの時代に、
いったいなにを考えているのか、と。

まるで鳩が豆鉄砲を食らったようなご婦人たちの中で、
そう、そうよね、恋よ、恋。
恋に恋するなんて、いまでも憧れちゃうわよねえ、

などという絶妙の必殺フォローを繰り出しては、
あらやだ、恋だなんて、キャハハハァ、
それって、そこの池の鯉、
それを言ったら、この間、お土産に頂いた佐久鯉のうま煮、美味しかったわ、
ああ、春よ来い、早く来い、
と、またまた取って付けた白々とした笑い声の響き渡る、そんな春の予感に溢れたカフェテラス。
つまりは、束の間の貴族の時間。

とそんな俺の横顔を一瞥しては、
バカ、呆れて物も言えない、とそっぽを向いたかみさんに、
なあ、もうそろそろ帰らねえか?
という視線を露骨に送りながらも、
で、そこに残ったBLT、誰も食べないのならこの俺が、
と手を伸ばそうとした、その時、

ふと、隣りの空いたテーブルの上で、
先客の食べ残したクロワッサンの粕を啄んでいた小鳥たちの中から、
見るからにわんぱくそうな若鳥が一羽、
チョンチョンと、椅子の背を飛び回っていたかと思えば、
なにを思ったのか、何の気もなしに、
そのまま俺の肩の上に舞い降りては、

ピヨピヨピヨピヨ、ピピピー、

まるで鈴の鳴るような声で、素っ頓狂な歌を囀り初めたのでああある。









大雪前夜の FUNKO POP ベビーメタル・フィギュア 狂騒曲

Posted by 高見鈴虫 on 21.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

陰鬱に垂れ込めた空から、
悪魔の白い花びらが舞い降りて来る。
夏時間を過ぎてから雪を見るのは、
いったいこれで何度目になるのだろう。

6時を過ぎて早々にオフィスを発ち、
エレベーターで乗り合わせた人々と、
明日、また大雪だってな、と苦い挨拶を交わしては、
ビルを出ると見上げる空から雪が舞っていた。

帰宅途中だと言うのにむっつりと黙り込んだ人々。
なにかに追われるように歩を急いでは、
しかしすんでのところでつかまった信号で、
思わず空を見上げて長い長い溜息。

この雪、どのくらい積るのかしらね?
さあな、神のみぞ知るという奴だね。
ずいぶんと底意地の悪い神様もあったものよね。

いつもの場所で自転車をピックして、
犇めき合うタクシーで殺気立った交差点を斜めに突っ切り、
途端にクラクションを鳴らしたタクシー、
振り返りざまにフロントガラスに痰唾を飛ばしては中指を一本二本。
弾かれたように半開きのドアの間から飛び出したインド人が、
精一杯の虚仮威しに響かせる罵声を背中に、
そして飛び込んたセントラルパーク、その枯れた木立の並木道。

この時間、普段であればまだ、
夕日の片鱗に空が明るい筈であるのに。
見上げる空の摩天楼の渓谷、
ビル街を低く包み込んだ暗い雨雲の中から、
風に舞う白い雪が、膨らむ街灯の明かりの中を、
これ見よがしに渦を描いては立ち上っていく。

さあどうするか、と思っている。
まだ悩んでいるのか、今更になって。
この敗北感を拭い去るには、
最後のチャンスに賭けるしかないだろうが。

そう、運命の午後三時を過ぎた時から、
俺は敗北感に打ちひしがれているばかり。
ここ数日間、妙にそわそわと落ち着かなかったその理由。
そして俺は、その勝負に、ものの見事に敗れ去ったのだ。

人気者ってのも、考えものだよな。確かに。
まさかあんなものに、40ドルもの値をつける奴がいるとはな。
どこにでも馬鹿はいるのだろうが、
ここに来て、ともすれば世界中からそんな馬鹿が集まって来やがって。

29ドル99。ここまで張ればもう大丈夫、
そんな馬鹿はこの世には俺ぐらいしかいやしない、その筈だ、そう思って油断した俺が正真正銘の馬鹿であったと。

そう、その掘り出し物、当初は4ドル99の値を付けていたのだ。
箱なし、つまりは、またあの虫国からのまがい物。
あるいは制作工場からの傷物、良くて流出品、という奴であろう。

そしておまけに、出展品名を、間違えていたのだ。

これは、最愛メタルでは、ない。
これは、この髪型は、紛れもなく、すぅメタルのそれだ。



  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム