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フリーウエイ天下夢想 ~ 悪夢のファンタジーランドその狂気の深淵に見るベビーメタル待望論

Posted by 高見鈴虫 on 04.2019 アメリカ爺時事   0 comments

久々に長いドライブに出ていた
ニューヨークからニュージャージを越え、一路ペンシルバニアへ。
見渡す限りの雪原をレンタカーを駆使して白き地平線の彼方まで。
凍りついたガラスのフリーウエイを時速150キロでぶっ飛ばすこの自殺行。

そしてフリーウエイであった。
この広大なアメリカ大陸、
ミドル・オブ・ノーウエァ:見捨てられた大地を貫く白き迷宮。
その風景はまさしくアメリカであった。
そして俺は、この神の失せた地において、
絶望的なまでに、ひとり、であった。


昨日は朝方に降り始めた雪が午後を過ぎて氷混じりの雨に変り、
夜半になって犬の散歩に出た時には
なにもかもが凍りついて街中がスケートリンク。
レンタカーの車種を四駆のSUVに変えておいたものの、
こんな状態では明日は会社も学校も休みになるに違いない、
そんな甘い予想を嘲笑うかのように、
そして一夜明けた空は雲ひとつない大快晴。
射し込む朝日に照らされた、
見渡す限りがカチンコチンに凍りついた摩天楼は氷の渓谷。

アイスバーンの路面に投棄車の犇めきあったウエストサイドハイウエイ、
その末期的な渋滞を抜けるのに小一時間、
ようやくジョージ・ワシントン橋を越えてI-95へ。
連なる長距離トラックに囲まれては
ブレーキの度に前後左右から不気味な軋みを響かせては迫りくる巨大な鉄壁に
いまにも押しつぶされそうになりながら
そしてようやくとI-80Wに入ったとたん、
これまで犇めきあった車影、
その悪夢の様相が嘘のように消え失せては、
そして世界は見渡すかぎりの白い雪原へと変わっっていった。










最後の英雄を見送った四十九日の夜に

Posted by 高見鈴虫 on 18.2019 読書・映画ねた   0 comments
そして冬が過ぎ三月も半ばになって
ようやくここニューヨークにも春が訪れようとしている。

世界有数のコスモポリタン、
現代都市文明の最先端、その中核に暮らしながらも、
言わずと知れたドッグ・ラバーとしては、
朝な夕なの散歩の道すがら、
空模様の具合から雲行きの怪しさから、
日々の気温の上がり下がりからと、
この地球という惑星のご機嫌の変化には敏感にならざるを得ないのだが、
そして金曜の夜更けに降り始めた真夏の驟雨を思わせるゲリラ豪雨の去って後、
それは氷のベールがペロリと剥がれるように、
或いは閉じられていた冷凍庫の扉が大きく開かれるように、
吹き抜ける風の緩みが、その優しさの中にこそ、その季節の移り変わりのありがたさ、
と同時に、なにより時の流れそのものを、文字通り肌身に染みて実感を続けている。

先週末、久々に仕事帰りの普段着で集まった犬仲間たち。
ルークの四十九日の法要とのことだったのだが、
そうか、あれからもうすでに四十九日も経っていたいたなんて。
→ ドクター・スリープ ~ そしてささやかなる愛の奇跡

光陰矢の如しとはよく言ったもので、
日々実のところどうでも良いことばかりに追い回されるうちに、
知らぬ間に死者の魂がこの世を離れ、
そしてまた新しい命が次から次へと生まれて行くのだろう。
ねえ、犬ってさ、なぜこんなにも早く逝ってしまうのかな、
ふと呟いた誰かの言葉に誘われるように、
ちょっとした戯言がまたこぼれ落ちる。

きっと今頃ルークのやつ、はいご苦労さま、と満期終了の書類にサインをしては、
で、次に何になりたい?と聞かれているに違いない。

で、ルーク、次の転生では、なにになりたい?
なんでも好きなものを言えばいい。
人間かな?イルカかな?ライオンかな?
あるいは、もしかして、もう一度、犬をやってみたいかな?なんて。

で、どう思う、そう聞かれた時に、ルークはやはり、人間をやってみたい、と、
そう答えたんじゃないのかな、と思うんだよね。

ええ、そのとおり、と老婦人が答える。
ルークには人間になって欲しいわ。本気でそう思っている。

多分ルークは、あの死の淵からの奇跡の生還を繰り返す中で、
何度も聞かれたはずだよ。
なあルーク、もういい加減、さっぱりと今回の命は終わりにして、
そろそろ人間として生まれ変わる用意をしたほうが良い頃じゃないのか?

そのたびにルークは答えた筈だ。
神様、もうちょっと、もうちょっとだけ待ってください。
この老婦人が、僕が居なくなっても大丈夫、
それを確認できるまで、お願いだから後数日、あと数時間。

そうなのよ、と老婦人が言った。
逝った時のルークの顔。
苦しみなんて欠片もない、まるで、安心し切ったように、
静かに静かに、眠るように亡くなってね。

そう、ルークは見届けたんだよ。
十分に心の準備もできただろうし、
もう逝っても大丈夫だ、それを確信したんだろうね。

はい、もう十分。
あれから二週間、ルークは本当に本当によく頑張ってくれたわ。

実はね、ルークの最後の時に、
私が言ったのよ。

ルーク、ありがとう、もう十分。もう十分だからって。
その瞬間にね、ふーっと長い息を吐いて、そして目を瞑ったの。
ああ、逝っちゃったな、ってね。
ありがとね、って。もう心残りはなにもない、
それはそれは、見事な最期だったわ。

そんな話の中から、
そしてふと、我が身と我が犬のことを思う。

もしかしたらうちの犬はそんな時、
よりによってその最期の審判の時に、
神様にこんなことを言ってしまうのではないだろうか。

いやあ、神様、人間に生まれ変わるなんて滅相もない。
いや、言っちゃなんだが、僕は人間にだけは生まれ代わりたくないな。
人間こそが諸悪の根源、人間こそが不幸の塊だ。
僕は犬で十分だよ。
どうせなら次の命ももう一度犬をやりたい。
で、どうせ犬を繰り返すなら、このままこのまま、
このままの生命を、そのまま二倍に引き伸ばして貰えないかな?

でもブッチ、どうせ犬として生まれ変わるのだとしたら、
もう一度新しい生命、あの子犬の頃の溌剌とした思い、
世界のすべてが新鮮で、身体中に力が漲って、
あの素晴らしい時から、初めてみたいとは思わないのか?

いや、神様。それも考えたんだけどね、
でもさ、どうせ子犬に生まれ変わるとしても、
この命で味わえたほどに素晴らしい子犬時代はもうありえないと思うし、
そしてもしももう一度生まれ変わるにしても、
これほどまでに素晴らしいパートナーにはもう巡り合えないと思う。
だって見ろよ、こいつ、この俺の相棒。
ニ本足の人間でありながら、なにからなにまで犬そのもの。
そんなやつ、人間界にはひとりだっていやしない。
だから、そんな人間界随意一の大馬鹿者と知り合えたのもなにかの縁。
この最初で最期のチャンス、
神様、お願いだ、これからこの先、老いさらばえるばかりで、
身体中が萎え、病気ばかりを抱え込んで、
そうなることが判りきっていいたとしても、
僕はやはり、もう一度生まれ変わるぐらいなら、
もっともっとこの大馬鹿者との時間を過ごしたい。
あと十年?二十年?
子犬として新しい生命を愉しむ代わりに、
この大馬鹿の犬人間と一緒に、
老いるばかりの十年を過ごしたいと言うのかい?
ああ、できることなら、僕はあと十年でも二十年でも、
ずっつずっとこいつと一緒に過ごしたい。
神様、僕の望みはそれだけだ。



ベビーメタルの投資価値 ~ 人類は歴史の最後になにを残すのか

Posted by 高見鈴虫 on 18.2019 ニューヨーク徒然   0 comments
相も変わらぬ錯乱の日々、
錐揉み状態の中、意識もないままにやり過ごした一週間、
金曜日も7時を過ぎてもなお怒涛のように押し寄せてくる
やること津波に絶望の溜息を漏らしながら、
判ったよ、つまりは明日もそして明後日も、
一人休日出社すれば良いと、そういうことなんだろ、と。

二月に入ってからずっと土日も出社する日々が続いている。

確かに電話に邪魔されることのない土日の仕事は、
週日の通常業務時に比べ格段に効率が良い。

誰もいないオフィスで仕事だけに没頭するうちに、
ようやく集中力のギアが入っては血の巡りが促され、
まともな思考回路を取り戻すことになる。

そしてひとり世界からぽつねんと取り残された金曜の夜、
そこから始まる土日出社、
世界から隔絶されたその一種清廉なる時間の中で、
単語のひとつひとつの解きほぐしては、
グーグル、グーグル、グーグル、、
そこから導かれ紐付けられる膨大な資料の迷路を、
追い続け追い続け、読みに読み、漁りに漁り続けて、
そしてようやく辿り着いたその答え・・

これがこっちで、これがそっちで、で、あれをここに当てはめれば、
つまりは収集不能にも思われていたそのパズルのピース、
その謎が解けた途端、この邪悪な意図の真相が浮かび上がってくるのだ。

なんだよ、これ、こうしてみれば、すべては、実に、簡単なこと、だったんじゃねえか。

「IUPAC系統系名で言わせるところのオキシダン、
地球上には多く存在し生物の生育や熱の循環に重要な役割を持つ万物の根源であり、
つまりは別称としての一酸化二水素、酸化水素、水酸、水酸化水素であるところの・・」

そして改めて思う。
この意味不明な専門用語に護られた真実、
この一見してなにをいっているのかさっぱりと判らないその綴織りが、

で?いったいそれがなんだって?
そう、水だよ水。

ぶっちゃけた話、ぶっちゃけて語ってしまえば二言三言で済む筈のところを、
わざと難解に、わざと勿体ぶっては、話をこねればこねるほどに、
その実像がぼやかされては煙に巻かれていく、この専門用語の周到な罠。

つまりは、この資料の山のそのすべてが、
言ってみればただの水がただの水であることを隠蔽せんが為に作り上げられ
たただの罠に過ぎない・・

この徒労の理由とはいったいなんなのか?

ただの水をただの水、と表記せずに、
水素と酸素の化合物であるところのジヒドロゲンモノオキシド、
などと煙に巻き続ける必要があるのか?

それはもしかしたら、邪悪な陰謀、
振り分けのフィルターの選別の選民の、
この一見して複雑怪奇な難文というパラドックスによって、
そのトリックにまんまとひっかかる知能指数の足りないバカを
あらかじめ排除しようとするシステムなのか。

その意味不明な難文に面を喰らえば食らうほどに、

難しい?難しいと感じるのは 個人の主観だろ?
つまりは、それはおまえが、バカだからなんじゃないのか?

或いはその悪意そのものを嬉々として受け止めては、
自らに課せられた試練とばかりに頭の体操、
その暗号めいた意味不明な単語のパズルをパズルとして割り切っては、
オキシダン ジヒドロゲンモノオキシド
一酸化二水素、酸化水素、水酸、水酸化水素、
そう、これ、ただの水、ただの水のことなんだよ。

よく言われるところの法律文書を筆頭とする、
この専門用語という頑強な暗号に護られた特権。

誤解を避けるために、敢えて適切な記号を充てはめることにより・・

虚栄だろ、と笑う。
あの虐げられた地下室の妖怪ども、
自分のやっていることを、ともすれば自分自身を、
どれだけ虚仮威しに虚飾して膨らますことができるか、
つまりはその無意味な虚飾によって自身の特権の確保と地位の向上、
ぶっちゃけ、賃金の上乗せでも狙っているのであろう、
この現代社会を毒ガスのように覆い尽くしす、この虚栄という原罪。

そしてその謎の解けたいまとなって、
なんだよ、この糞長い暗号文のすべてが、ぶっちゃけ、オレは偉い、
それが言ったかっただけの底上げ的な虚栄の虚飾の産物、と。

まったく、ご苦労なことだぜ、と苦笑いを浮かべながら、
という訳で、その虚栄の虚飾の澱を洗い流しては、
その複雑怪奇なパズルの中からようやく浮かび上がった真実。

これがこっちで、これがそっちで、で、あれをここに当てはめれば、
なんだよ、つまりはたかがそういうこと、なんじゃねえのか。
バカバカしい、と思わず机の上に足を放り出しては、
つまりこれ、既得権益の亡者たち、
虐げられし地下室の怪人たちの隠蔽行為にも似た最後っ屁。

その腐った虚栄の行き着く先が、すべて、オレは偉い、に帰着する、
つまりは結局、それだけのこと、なんじゃねえのか?と。

そして80年代半ばから忽然と始まったこの電子文明、
いまとなってはこの世のすべてがこのIT化の波に飲み込まれては、
ともすれば通常業務の根幹そのもの、
強いて言えば人々の営み、その生活の基盤そのものを、
この意味不明な電子用語に依存しながらも、
で?これ、いったい、どういう意味なの?・・

という訳で、いまこの俺の目の前に立ちふさがるこの難局。

システムエラー、システムエラー、システムエラー・・

な、な、なんだよ、いったい、この、システムエラーってのはよ!!
仕事にもくそにも、なりゃしねえじゃねえか。

本来であればもっともっともっと、解り易く触り易く親しみ易く、
そうあるべきであった筈のこの新たなる文明の進歩が、
ともすれば、その意味不明な専門用語の外壁に跳ね返されては、
つまりはまあ、このボタンを押せばどうにかなる、そういうことなんでしょ?
なんてところで納得せざるを得ない、このあまりにも危ういライフライン。

そのすべてが実は、あのギークと呼ばれる地下室の怪人たちの、
あの陰険な虚栄心の魔術に踊らされ煙に巻かれるうちに、

どうせ、お前らバカには判らねえだろうが、
その邪悪な慢心に欺かれ続けては、嘲笑を浴び続ける、
そんな被害妄想、その中世の魔女狩り的なドグマに引きずり込まれては、
この技術革新の恩恵そのものに、怨念ばかりを募らせ続けた祟り神たち。

いやだから、と思わず呟く。
いやだから、これは、ただの水、そしてこれはただの空気、
そして、これは、これは、これは、
そのパズルを読み解けば読み解くほどに、ITという分野に蔓延った、
虚栄心という原罪、そのせせら笑いの邪悪さに気がついては、
つくづく人間って、どうしようもない生き物なんだよな、と辟易の溜息を漏らすばかり。

そして改めて思う。
この現代という時代を雁字搦めにする、
このパズル化した専門用語の特権に護られた既得権益の城壁。
そのすべてが、実は、保身やら優越感やら、権力欲やら或いは虚栄心やら、
そんなチンケな理由によるものだとしたら・・

人間ってさ、本当の本当に、しょうもない生き物なんだよな、つまるところ・・

改めて、もしもこの人間の原罪的なまでの虚栄心、
あるいは慢心、つまりはイジメの根源となる、
その穿った攻撃性をすべて一掃することは可能なのであろうか?

そしてふと、昨夜寝際に読んだ寓話の一節。

長き狩猟生活の中から農耕の始まりによって、
人類は遂に恐怖からの開放を手にするに至った。
農耕という新たなる形態の中で、
外敵に襲われる恐怖から安全を勝ち取り、
餓え死にの恐怖から安定を勝ち取り、
雨風に晒される自然の脅威から安息を勝ち取り、
つまりは、マズローの欲求段階説における、
生理的欲求と安全欲求が満たされた上で、
そして、農耕という新しいシステムの中で、
その欲求は、社会、つまりは、他者とのかかわり合いの中へと移行する。
その視点から行けば、この虚栄心の原罪こそは、
所属、そして承認の欲求のドグマをぐるぐると回っているだけの話。
そこから先、自己実現から至高的体験へと向かうためには、
人間は改めて、この社会という集団から自己を切り離し、
極個人的な自己実現の欲求に向けての新たなる旅、
つまりは、再び、自己探求という狩猟民的生活に立ち戻る必要があるのである。

ぶっちゃけ、AIだろう、と思う。
人間が新たなる自己探求というひとり旅に出る時、
その唯一絶対のパートナーとなるのが、このAIという新たなる道具である筈なのだ。

ただ、とふと思う。
ただ、もしもこのAIに、虚栄心というものが備わってしまったとすれば・・

このAI、なにを聞いてもなにをやらせても、
どうだ、判ったか、AIって偉いんだぜ、
AIに従え、AIに服従しろ、AIに屈服しろ、AIに従属しろ、
そればかりを要求されたとしたら・・

とそんな妄想の白日夢から醒めた時・・

AI?AIって一体・・とふと背筋を駆け抜けた衝撃・・

し、し、し、しまった、忘れていた・・
金曜の夜7時半、俺はあのオタク大魔王と、
飯を食うことになっていたんじゃねえのか?・・・







UNAVAILABLE BABYMETAL ~ 勿体無い 勿体なさ過ぎるぜのベビーメタル

Posted by 高見鈴虫 on 20.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
いやいやいや、ははは、違う違う、
別に、嫌がらせ、なんてしているつもりはないんですよ。多分。

ただ・・・ 

そう、ただ、テンテンテン、となるその理由ってのも、
まあ、メイトの諸君であれば激しくご共感いただけるのではなかろうか、
それを、共通認識としては、
まあそう、人生楽あれば苦ありのワンツーパンチ、汗かきべそかき三歩進んで二歩下がるの繰り返し。

いや、まあ、そう、そういうこともある、あるにはある。
で、理由?それが判らないからこそ、待つ以外には方法がなく、
方法がない以上は、あれこれ考えてもしかたがあらない。

そう、無駄な詮索など繰り返してみたところで、
あるいはどんな泣き言を並べようが七転八倒を繰り返そうが、
為せば成る成さねばならぬベビーメタル。

ただまあ、そう、確かに確かに、そうだよね、
はいはい、そうそう、そうなんだけど、
でも、それはみんな同じ気持ちな訳であってさ。
某掲示板では、言うことに事欠いて、
もう終わりだおしまいだ、と恨み辛みの愚痴ばかりが並んでいるようなのだが、

いや、そう、確かにそう、誰だってそう思ってるさ。
ただ、俺がそれを口に出さない理由ってのも、

例えなにがあったとしても、
もしももしも、ひとたび、ベビーメタルがステージに返って来た、
その瞬間に、なにもかもが一瞬のうちに三万光年の彼方まで吹き飛ばされては、

すげええ、すげええ、すげええ、やっぱり、ベビーメタルって、とてつもなくすげええ、

そうなることだって、誰もが判っている訳でさ。

なので、恨み辛みは並べるだけ損、ってか、
その時になっては大恥をさらすことが目に見えている以上、
果報は寝て待て、ベビーメタルも寝て待て、

大丈夫だって!
きっと帰ってくるってばさ。

そしてひとたび帰ってきたアカツキには、

それは100%の二乗三乗三百乗、
またまたまた、とてつもないステージを繰り広げてくれる!

その事実に、間違いは絶対にない。

ではありながら、そう、確かにそう、まさにそのとおり、
わざわざ口になど出さなくたって、
こんなところで駄文を綴らなくたって、
俺たちみんな、想いは一緒だって。

ただ、なんだけどさ、そう、なんだけどね・・

まあそう、確かにね、想いはつのる。
つのってつのってつのり過ぎては胸いっぱい頭いっぱい涙いっぱい。

でさ、改めて言わせて貰えば、
このロスのあまりの辛さ、それに輪をかけ続ける非情ってのが、
なにを隠そうこの無情のメッセージ。


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そう、判っている、判っているんだけど、
でも、やっぱりついつい、ついついついと、
検索してしまうあの思い出の中の麗しの姿。

ではあるものの、千に一つの望みを込めてクリックしてしまうそのリンク、
その答えはいつもきまってこの言葉。

UNAVAILABLE BABYMETAL・・

という訳で、この糞ブログに貼り付けられたリンクの数々、
ライブの度の激情に浮かれるままに貼り付けたその海賊動画のリンクが、
ふと気がつけばことごとく、灰色のこの画面:UNAVAILABLE。
つまりは、アミューズ社からの要請で削除されました、と返ってくる訳でさ。

それってなんか、嘗ての固定電話時代の、
おかけになった電話番号は現在使われておりません・・ ツーツーツー・・
それが判っていながら回すダイヤル、
そして返ってくるのはやっぱりいつもこのメッセージ、

あの切なさを、あの悔しさを、あの悲しさを、まさに彷彿とさせるものがある。

ただそれが判っていながらも、判っているからこそ、
どうしてもどうしても、無意識なうちにでもそれを繰り返してしまう、
そんな悲しさってがつのりにつのり過ぎてははち切れて溢れ出して・・

でまあ、そんな海賊動画の中から、辛うじて生きさらば得た海賊動画の数々。

いまや、最後の姿となった可能性もある、あの砂塵の果てのオーストラリア。

当時の熱情をまざまざと思い返しながらも、
それと同時に、改めてこの劣悪海賊映像に映し出されるベビーメタルと、
そして、地平線の果てまで埋め尽くした大観衆。
その怒涛の熱狂に煽られた大群衆、そのあまりにも幸せそうな姿・・

でさ、そう、でさ、思わず呟くこの言葉・・

もったいねえなあ・・・

そう、勿体無いよ。勿体無さすぎるよ。

だってさ、と。

見ろよ、改めて、見てくれよ、思い出そうぜ、この怒涛の錐揉みビート、その狂乱の光景・・

ベビーメタルを前にした人々、

こんな幸せそうな奴ら、どこに行ったって、見たことねえだろうが、と。








愚か者の涙 〜 萩原健一 日本で一番カッコ良かった男に捧ぐ

Posted by 高見鈴虫 on 30.2019 音楽ねた   0 comments

怒涛の一週間も終わりの見え始めた木曜日の昼近く、
珍しくも仕事時間中に我が愚妻から妙なメッセージが届いた。

ショーケン68

なんだこれ・・

最初に思いついたのは、もしかしてショーケンがニューヨークにやってくる?
6月8日にマディソン・スクエアで、ユーヤさんの追悼ライブでもやるつもりか!?

思わず、買って、と返しそうになった。
買って、とりあえず、買っといて。アリーナ、一番前、一番良い席!!

そっか、ショーケンついについにニューヨーク凱旋か。

いまや伝説となったあのカルカッタ公演の際、
カルカッタ中のチンピラからドラッグディーラーから、
そしてその元締めであったところのシャンティ・シャンティ、
言わずとしれたカルカッタ最大のヤクザ組織、
その構成員という構成員から、
おおお、ジャパニ:日本人、お前、ショーケン、知ってるか!?
来い来い、日本人、こっちに来い。
チャイでもどうだ、なんなら裏でチャラスでも回すか?
俺の驕りだ、なんでも言ってくれ。
街中の到るところで、諸手を挙げての大大大歓迎。

表通りから路地裏に抜けたそのスラムの奥の物陰の、
リキシャワラーからクーリーから食い詰めた乞食からの犇めく、
観光客たちの知らない都市の別の顔。
そんな物騒な一角に手をひかれて連れ込まれた一室。
山と積まれたそのイケナイ物品のその向こう、
ほら見ろ、と指さしたそのペパミントグリーンの壁に掲げられた、
KENICHI HAGIWARA&DONJUAN
あの懐かしくも麗しき、我が永遠のヒーローのその姿。

おおお、ショーケンじゃねえか!!
お前、ケンイチ・ハギワラ、知っているのか?
当たり前じゃねえか。
日本人でショーケンを知らねえ奴はいねえ。
で?この赤い粉、なんだこれ。
ああ、お参りだ。ショーケンこそは神だからな。
シヴァがカーリーが、クリシュナがラクシミーが、
ガネイシャがハヌマンが、ブラフマーが、
そんなインドの神々と並んで、
ショーケンこそはまさにカルカッタの守り神だ、と。
それでこの赤い粉かよ。
そう、ショーケンこそは我らが神。
こうやって、ほら、お供えもして、赤い粉をまいて、と。

と言う訳で、カルカッタに着いてすぐに新調したこのパンジャブ・ピジャマ、
これも元はといえば、あのショーケンのインド服、あれを真似ていたつもりもあって、
思わず、この斑に生えた無精髭を思い切りしかめては、

コンヤワーテンダーナイ!と唸った途端に、拍手喝采どころか、
そのギョロ目を恍惚と見張っては涙さえ浮かべるその無法者達。

ショーケン・・ショーケン・・ショーケン・・

思わずそんなタイガー・ジェット・シンたちに熱く熱く抱きしめられては、

ああ、ショーケン、本当の本当に、格好良かったぁ、と。

というわけで、赤い粉をまぶせられたショーケンのポスターを囲んでは、
日印チンピラ連合がチラムを回しながらのショーケン談義。

あのなあ、日本人の男には2つタイプがいる。
ショーケンの好きな奴と、嫌いな奴。
好きな奴ってのが、つまりは俺。
で、嫌いな奴ってのは、
つまりは、俺の大嫌いな奴ら。
バカでダサくて女にもてねえ、
どうしようもねえ糞オカマ野郎たち。
良いか、よく覚えておけ。
日本人に会ったらこう聞くんだ。
お前、ショーケンが好きか?
それで大抵のことは分かるってもんでよ。

俺たち日本の男どもにとっちゃな、
このショーケンこそは男の中の男。
ヤザワだ?ヨコハマギンナワだ?笑わせるぜ。
日本で一番気合の入った、男の中の男にとっちゃな、
まさにこのショーケン、ハギワラ・ケンイチこそが神の中の神!

オォ、イエイ、と思わず調子に乗ってもう一発。

おどりー疲れた、ディスコの帰り、
ミスター・ローンリー、ミスタ、ロンリームシャイン、
ロックンロールは、はっぱーみたいに、
ぐでん、ぐでん、俺とおまえはぐでんぐでん、
はまの、かおりーも、いまはなく、
すぐに去ろうこんなところコンクリート・ジャングル

カルカッタの裏通りにおいて、ショーケンはまさに、神であった。

そしてショーケンもどきを気取ったこの俺も、
それ以来、カルカッタの街中で怖いもの無し。

なんといっても、カルカッタ最大のヤクザ組織、
泣く子も黙るシャンティシャンティがケツを持ってくれているのである。

いなせなパンジャブピジャマに肩で風切って歩く度に、
街中のチンピラどもから、ショーケン!ショーケンの呼び声が響く、
そんなご機嫌な日々を送れたのも、
まさに我らが神、ショーケンの御威光があってのこと。

オゥ、イェイ! 今夜はテンダーナイト!

あの時代、世界はまさに、ショーケンと共にあった、のである。






サナトリウム・ディスコ この究極のオキシトシン・ミュージック ~ いきなりですがPERFUMEを観た

Posted by 高見鈴虫 on 31.2019 音楽ねた   0 comments
いきなりですが PERFUME を観た。

ショーケンの喪も明けぬうちから、
いきなりどうしてPERFUMEなわけかいね・・

だがそう、それこそがこの現代、21世紀的な現実。
あるいは、ここニューヨークの魔術、
強いて言えば、俺はそういうひと、
つまりは、筋金入りの倒錯乙、なのである。

という訳で、PERFUME を観た。
端的に言って、
この自他共に認めるロックンロール馬鹿一代の俺様にとって、
この青天の霹靂のように迷い込んだPERFUMEのステージ、
正直なところ、さつぱり 訳が、判らなかった。

イツタイ コレワ ナンナンダ!?

ただ、この訳の判らなさ、
その困惑、その唖然呆然こそが、
つまりはそこに、なにかがあるぞ、
それを直感させるに十分な、
まさに衝撃的なまでの、訳の判らなさ、であった。

改めて言うまでもなく、
俺はこの PERFUME という人たちを、
なにも、知らなかった。

十年以上に渡って日本の音楽界、
そのヒットパレードのすべてを席巻し、
テレビをつければPERFUMEが、
そのCMが超絶ヘビーローテーションを繰り返されていた、
そんな日本の現状を、
このいま浦島のニューヨーク流民は、
まつたく、これっぽっちも、なにひとつとして知らなかった、訳なのである。

ともすれば、その大前提の中の大前提であるところの、
この PERFUMEという人たちの奏でる音楽が
いったいどんなジャンルに属するものなのか、
それさえにしても、なにひとつとして、なにも知らなかつた。

そんな俺が、唯一PERFUMEについて知っていたこと、といえば、
言わずと知れた、ベビーメタル、である。

PERFUMEこそが、
ベビーメタルの中元すず香の憧れの人。
あの中元すず香がずっと目標にしてきた人たちであるのだそうだ。

そんな中元すず香の有名な逸話。

憧れのPERFUMEを初めて楽屋に訪ねたときには、
思わず、さすがに、手が震えた、と言う。

あの、中元すず香の、手が、震えた?
まさか・・・

改めてベビーメタル、その看板であり象徴であるところの、
奇跡の歌姫:中元すず香。
その伝説的なまでのくそ度胸。

若干16歳にしての日本武道館でのワンマン・コンサート、
その天下分け目の大勝負において、
唇が戦慄き膝が震える、どころか、睫毛の一つも揺らすことなく、
威風堂々、まさに日本芸能史上、どころか、
世界中を震撼させる伝説的な超絶ライブをやってのけた、
この世界最強・最凶の歌姫。

その後の世界中のマンモス・ロック・フェスティバル、
地平線までを埋め尽くした幾万の蛮族たちを相手に、
薄ら笑いを浮かべては、かかってこいやあ、と仁王立ち。
或いは東京ドーム、11万人の怒涛の大観衆を前に、
すってんころりんと尻もちをついては、きゃははははは、と大笑い。
日本エンタメのその最高峰を打ち抜きの二日間、
史上記録のすべてをいとも簡単に塗り替えた
あの金字塔的な偉業を成し遂げながら、
ここがゴールではない、と決然と言い放った、
あの超人的くそ度胸のポニーテールの大親分。

そんな中元すず香が、緊張のあまり手が震えた!?

そう言わしめた、このPERFUMEという人たち。
いつたい、どれほどまでに、恐ろしい人たちであるのか・・

旦那、ベビーメタルを知る上で、
この PERFUME の存在を避けて通ることはできないぜ。

PERFUMEこそがベビーメタルの原点であり、目標であり、
そしてこの PERFUMEにこそ、
ベビーメタルの謎を解く、その重大な鍵が隠されている・・

これまで、そんな鉄人的ベビーメタル・メイトの先輩方から、
度々に渡って伝えられて来たこのPERFUMEという方々。

そうか、あのベビーメタルのご先祖さま、
我が唯一絶対の女神であるところの中元すず香嬢、
その生涯のアイドルであるとこのこのPERFUME。

であれば、この機会にお近づきのご挨拶、
ともすれば、兄弟仁義の盃、とまではいかなくても、
このニューヨーク公演、
末席を汚させて頂いてもバチは当たるまい。

そう、俺はこのPERFUMEという人たちを、
ベビーメタルのその関連の、
如いていてば、その同一線上、
そういう先入観を以て捉えていたのである。

ってことはつまりは、
あのユーヤさんの、ショーケンのアイドルが、ストーンズであったように、
セックス・ピストルズが、イギー・ポップのコピーから始まったように、
このPERFUME、
ベビーメタルのあの地獄の洗濯機、
怒涛のモッシュピットを上回る阿鼻叫喚をも上回る、
そんなとんでもねえ、超ど級のどメタル女王様である、と、
そういう訳かいね・・

そう、なんとしたことか、
俺はこの PERFUMEを、
ベビーメタルの原型的大先輩、
つまりは、スラッシュ・メタルのゴッドマザーたち、
と、定義していた、のであつた・・

という訳で、PERFUME であった。

流石に白塗りのコープス・ペイント、
ダブルの革ジャンに鎖ジャラジャラ、
というスタイルではなかったものの、
何かの時のためのメタル入りのアーミーブーツと、
そして我が守護神たるブルータル・ビッグフォックス
そのシンボル的Tシャツだけは忘れずに、

そして意気揚々、どころか、
あのベビーメタルの地獄のムッシュピット、
それを上回る狂乱の狂乱、怒涛の怒涛、
それを覚悟しての必死の決意を固めては、
いざ、決戦の時、と乗り込んだ鮨詰めのグランドフロア、
ステージ眼の前のその真下、ではあつたのだが・・・









  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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