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ベビーメタル2019全米ツアー! おおおおニューヨーク凱旋かあ!

Posted by 高見鈴虫 on 12.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
いや、あの、毎度毎度ながら、と言ったらなんだが、
ベビーメタルの怒涛の朗報ラッシュ、
春の嵐、というよりはまさに、大型サイクロン状態。
いろんなことが、いっぺんにありすぎて、
なにがなにやら、いちいち対応仕切れない。

夜の夜更けに音もなく忍び寄っては、
いっせのせ、で、背後から一挙にドバー、と押し寄せる、
この朗報の鉄砲水!
これはもうすでにベビーメタルの常套手段、
ともなりつつあるのだろうが、
まあそう、あのステージからしてそうだったよな。

いろいろなことが同時にいっぺんに一時:いちどきにぶちまけられすぎて、
なにがなにやら目が回りそうな、それはそれは忙しくて忙しくて。
つまり、頭の回転をフルスピードでブッ飛ばさなければ対応できない。
このあまりの情報量の多さってのも、ベビーメタルの必殺技のひとつ。

というわけで、やられた。またしても、やられ切った。

言うまでもなく、エレガ、この待望のスタジオ盤リリース。





最初に申し上げてしまえば、このエレガ、良い、とても良い、
凄まじく気に入った、というよりは、
真面目な話、あれからずっとこればかり。

いやあ、正直なところこれまでベビーメタルのスタジオ盤、
それほど本気で聴き込んだりとかなかったんだよね、
だってドラムが打ち込みだしさ・笑

なんだけどさ、そう、先のディストーションもそうだったんだけど、
そしてこのエレガ、これ、この中毒度、半端じゃないよな。

で、このエレガのスタジオ・バージョン、
言うまでもなく特筆すべきは、すぅめたるの声。

そう、この声、この、エレガの声だよ、声!
この、なんとも言えぬ生々しさ。
思わず身悶えてしまいそうなほどに、
とてつもなく、生々しい。

いやあ、ウェンブリーの特製CD音源、
あのBOHさんのベース音を聴いた時にも、
なんだこれ!これ、音が3Dじゃねえか、
と大層仰天した覚えがあるのだが、
そして今回のこのエレガ。
この、すぅちゃんの声。

なんだよ、これ。まさに、魔力さえ感じるほどに、
聴覚よりはむしろ全身の触覚に、
音感というよりはなにより体感に訴える、
これぞ、新世紀的ベビーメタル・マジック。

いやあ、前回のライブの海賊盤では、
どうしてもあのディストーションの衝撃の前に、
このエレガ、ともすれば、捨て曲?なんて言われるほど、
陰が薄かったような覚えがあるのだが、
これ、化けたな。化け尽くしたな。

でさ、これ、ドラムなんだけど、これ、生音じゃね?
ってか、これ、ベースも、そして、ギターも、
ほとんど生音、つまりは、ライブのあの音、そのものじゃね?

うわ、すげえ、凄いよ、これ、聴けば聴くほど凄くなる。

BOSEで、SONYで、そして思わず、JBL、
なんてものまで持ち出して聴き比べても、
ディバイスが変わるたびに、そして聴き込めば聴き込むほど、
違う表情が浮かび上がってくる。

うわあ、これ、まじで、マジック。
まるで、音のホログラフィーじゃねえか、と。

でさ、このエレガ、YOUTUBEで引っ張って来たんだけど、
その次に来た曲が、たまたまメギツネ、だったんだけどさ。
で、このエレガからメギツネのつなぎが、
もう、奇跡と言えるぐらいに、
びっくりばっちり異様なぐらいに溶け込んではマッチするんだよね。
で、それがディストーションでも、KARATEでも、
ギミチョコでも、ともすれば、ドキモやヘドバン、
あるいはシンコペだったりしても、
新旧織り交ぜてこれまでのベビーメタルのどのレパートリーとも、
完全に溶け込んでは、まさに鉄壁のベビーメタル・サウンド。
そしてなによりこのエレガ、
その一曲中における完成度というよりは、
それに続く曲を、異様なほどに際立たせる、なんていう、
妙な効果に突出している訳でさ。

最初にディストーションを聴いた時、
これ、ここまでやっちゃうと、
これまでの曲を完全にぶっちぎっちゃうんじゃねえか、
なんてことを思っていたが、
それに対するこのエレガは、
まさに、なににでもマッチする奇跡のマジック・カード。

最初に聴いた時にさ、おお、軽い! と思ったんだよね。

そう、軽快、つまり、ポップ。
言っちゃんだが、この前のめりの軽いビートこそが、
まさに日本特有の音、その持ち味。
これをTATOOぐらいまで泥臭くしちゃうと、
あんまりにもアメリカ好み過ぎて逆に日本にはちょっと引かれてしまう筈。
或いはディストーション、
あそこまでやり尽くしてしまうと、
例えばYMY的なドルヲタ的視覚原理主義者だったりすれば、
いったいなにがなんだか、その狙いが凄みが、
さつぱり判らなかったのではなかろうかと。
なんだけどさ、このエレガ。
バックのバンドがこれだけ弾きまくりながらやり尽くしながら、
これだけ軽く出来る。
これだけ明るく、走るだけ走れる。
これはこれで、凄い、と言うか、
これぞ日本のビート、と思ったんだよね。

なんだけどさ、それをヘッドフォン被ってボリューム思い切り上げた途端、
ベースがうねるうねる。まさに大蛇のようにのたうち回る。
す、す、すげえな、このベース・・・おいおいおい!

で、ここがまさにすぅメタルなんだけど、
バックの音をでかくすればするほどに、
すぅの声が浮き上がってはすべてを包み込んで行く・・・

おおお、やったな、コバ、これはこれは。
これほどのテイク、聴いたことねえぞ、と。

これぞベビーメタルの神降ろし、その真髄。
ライブでしか聴けなかったあのすぅめたるの奇跡の声質を、
ついについに、スタジオ・テイクに永遠に刻み込んだぞ、と。

うわぁ、凄い、これ、このテイク、まじ、凄い!

で、その衝撃に思わずぶっ飛びまくっては、
夜が明けるまで、聴き続けていたのだが・・

で?なぬ?なんだって?

エレガの桃源郷にどっぷり浸りきったまま、
ふと手元のIPHONEに浮かんだ衝撃のPOPUP。

ベビーメタルが、2019秋に、ぜ、ぜ、ぜ、全米ツアー!!!!!

これぞまさに青天の霹靂か惑星の衝突か。

で、で、で、で、その中に、
し、し、し、しつかりと、
ここニューヨークが含まれまれまれまれているるるるるる!

おおおおおおおおお!

遂に遂に遂に、ベビーメタル、ニューヨーク凱旋かああ、と。

来るぞ!
来るぞ、来るぞ、来るぞ、ベビーメタルがニューヨークに!

朝一でこのニュースを観てから、
馬鹿野郎、丸一日、気もそぞろの夢心地、
仕事にもクソにもなりはしなかったぞ、と。

そっか、そうかそうかそうか、ベビーメタル!ニューヨーク公演かあ。

で、なによりも、そのハコが、なにを隠そう TERMINAL-5!

おおおおおおおお!

コバさん、それってもう最高の最高、
その二乗三乗じゃないですか、と。

なんか、歓びに打ち震えて、というよりは、
どうしたんだろう、俄に、緊張してきたぞ、俺・・・


イチローと中元すず香 ~ 世界を相手に孤独な戦いを挑む真の「勝負師」たち

Posted by 高見鈴虫 on 19.2019 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments
遅れ馳せながら、NHKスペシャル 「イチロー 最後の闘い」 を観た。



言いたいことは山程あれど、素晴らしいドキュメンタリーであった。

この顔、このイチローの顔、と思っていた。

この辛辣な顔。
この極限的なまでに研ぎ澄まされた眼差し。

カタギじゃねえな、と思っていた。
ヤクザか、博打打ちか、殺し屋か格闘家か、
特殊部隊の兵士か、
或いはそう、アーティスト・・

そう、イチローの顔の中に、俺は勝負師、
日々をギリギリの緊張状態で過ごしながら、
しかし、その勝負に破れた時、
その時はさっさとおっ死ぬだけさ、
その、あまりの潔さ。

その極限的なまでに全てを振り切った、
まさに、極道、そう、道を極めた人間特有の、
厳しさを観たのだ。

それは同時に、追い詰められた人間の顔、でもあった。

勝つ、という結果を突きつけられる日々。

それは恐怖でもあろう。
怯えでもあろう。
気合でもあろう。
開き直りでもあろう。

そしてそこまで追い詰められて初めて、
時として人間は、窮鼠が猫を噛むように、
あの爆発的なまでの神懸かりパワーを、生み出すことができる。

イチローの人生こそは、まさにその、極限の神懸かりパワー、
その積み重ねであったのだろう。

そんなイチローの孤独な自己連を支えてくれた飲み屋の仲間たち。

俺は勝負師だから、とイチローが言った。
勝負師である以上、いつもネガテゥブだから、
だから周りには、ネガテゥブな人間はおきたくない。

勝負師はいつもネガティブ?

そう、それこそが、本当の勝負師、その真相なのだ。

素人相手に調子の良い王様ヅラの軽口を繰り返す、
糞メディアの前ではそんな道化野郎を演じながら、
しかし真の勝負師、その心のうちは、
いつも、不安と、怯えと、自責、と、
そして、それをなんとか振り払おうとする、
やけっぱちなまでの空元気と、
そして、冷徹な自己分析。

引退の後、妻を、と口を開いたイチロー。
まずは、妻をいたわってやりたい。

この野郎、と思った。
この、イチローって野郎、
どこまで格好良い男なんだ。
本当の本当に、徹底的なまでに、男の中の男。

どうしてかな、と我が愚妻が言う。
イチローは取り敢えず、どうして奥さんがそれほどまでに消耗することがあるのかな。

だって考えても見ろよ、と笑う。
ここまで切羽詰まった人間と、日夜生活をともにするんだぜ。
普通の神経じゃやってられないだろ。

まあ確かに、疲れるかもしれないわね、こんな人と一緒だったら。

つまりは奥さんも、イチローと同じぐらいにまで、
切羽詰まった心境で過ごしてきた、ってことなんだろうな。

この男にこの妻あり。

夫婦だよね。
夫婦ってより、ソウルメイト。この世で唯一絶対のパートナーだろ。

そして一弓であった。
世に数ある犬の中でも、
ここまでに人間世界に貢献した、
その偉人、ならぬ、偉犬の中の偉犬。

この犬の銅像を立てたいな、と思った。

死んだ飼い主からもらったバタービスケットを、
日夜駅前の雑踏で待ち続けた、そんな駄犬ではなく、
この一弓、
イチローという唯一無二の勝負師を全身全霊を持って陰日向に支え続けた、
その、奇跡の偉業。
まさに、犬の中の犬、その鑑ではないか。

イチローという稀代の勝負師、
それを支え続けた、妻と、犬と、
そして、仲間たち。

現役引退というひとつの死を迎えた時、
まずはその人々への感謝を口にした、
このイチローという男。

まさに、惚れ惚れするほどにまで、
勝負師の中の勝負師。
徹底的なまでに、男の中の男、であった、と。



KEEP YR ROCKIN’  ~  ロックを葬り去る前に・・

Posted by 高見鈴虫 on 26.2019 ROCKを葬り去る前に ~ 大人のダイエット奮戦記   0 comments
また例によって、かみさんが里帰り中である。

んだよ、またかよ、な訳である。
どんな事情でか、最近勝手に悠々自適な暮らしを始めたかみさんは、
年に二回、あるいは三回と、日本とこちらを行ったり来たり。

あのなあ、で、俺はどうしたら良いわけ?
は?あなたのことなんて知らないわよ。
私は大丈夫。いまこうしている間にもちゃんと収入は確保してるし。
オンライン株?まさかビットコインなんかじゃあるまいな?
株?ビットコイン?なんの話をしているの?
ねえ、もうそういう次元で私に物を言わないでくれる?
良いのよ、私のことは放っておいて。
あなたはあなたの自分のことさえちゃんとしていてくれれば良いの。
いや、そういう問題じゃなくてさ。
あなたはそうやって死ぬまであくせく働らかされていれば?
私はもう会社勤めはたくさん。
他人のためにこき使われるなんてもうまっぴらよ。
そう思って、私はその方法を見つけるために努力してきたの。
これがその結果。好きなときに好きなところで好きに過ごす。
そうやっている間にも収入はちゃんと確保している。
大金持ちにはなれないけれど、これから確実に着実に収益は増えていく筈。
だからわたしは大丈夫。
私は私で私の方法で好きにやるから、
あなたはあなたで自分の好きなことをしていれば良いわ。
仕事でも、バンドでも、ベビーメタルでも。
あのなあ。
じゃね。ぶーくんのこと、よろしくね。
あ、あと、余計なことかもしれないけど、あなたのそのお腹。
おなか?
その太鼓腹、そろそろどうにかしたほうが良いわよ。
どうにかするっていっても・・
私がいない間にちょっとダイエットでもしてみれば?
ダイエットって言ってもそんな暇も余裕もねえし・・
ご飯食べなければ良いんじゃない?
それだけ無駄な脂肪を蓄えていれば、
一ヶ月二ヶ月、なにも食べなくたって死にはしないわよ。
でもそれじゃあ仕事にならねえだろ。
はいはい、会社勤めは大変ですこと。
おまえ、ちょっと世間を舐めてないか?
なんとでも言って。
私はわたしの生き方を選んだ。
会社勤めもせず他人に使われることも縛られることもなく、
毎日あくせくと働くことなしに、
慎ましやかだけど安定した収入を確保すること。
そのゴールに少しづつだけど着実に近づいている。
で?あなたのゴールはなに?
計画なんてしたって、世の中予定通りにならない、なるはずがないって、
いつも行き当たりばったりで。
で、その結果がなにひとつとしてなにも上手いこと行かずに、
どこへ行ってもなにをやっても愚痴ばかりこぼして。
ねえ、私はもう、そういうひとの泣き言につきあわされるのには、
心底飽き飽きしたのよ・・



大人の時間・子供の時間 ~ 世界に蔓延する慢性的睡眠不足こそがこの時代の狂気、その全ての元凶なんじゃね? つまりはその程度のこと、だったりするんじゃね?と。

Posted by 高見鈴虫 on 27.2019 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments
いやあ、なんか最近、ちょっと滞っている。
だからと言って、別にさぼっているつもりは無いんだよ。
ベビーメタルに飽きた訳でもねえし、
文章を書くことに疲れた訳でもない。

いやあ実はさ、あのPMCのインタビュー、
あの深読みに深読みを繰り返しすぎて、
すっかりとドグマの底に引きずり込まれて、
なんてことを続けていたのではあるが、

そう、そんな訳で、そう、俺は相変わらずのこの調子。

そう言えば最近、ウェンブリーを良く聴いていてさ。
つまりはこのウェンブリーこそが、
来たるLAのTHE FORUM、
そのシミュレーション的ケーススタディになったりはしねえか、
なんてことを思っていた訳なんだけどさ。

で、改めてウェンブリー、
この音、本当に凄まじいばかりに格好良い。
まさにこれ、音の3D。

で改めて、この公演が初演であった筈の、
新曲:アモーレ。

これ、このウェンブリーの中でも、
このアモーレ、まさに珠玉、まさにダントツ。

なんだよ、アモーレって、その誕生のときからすでに、
完璧なまでに完成されていたのだな、と。

で、このウェンブリー公演。
それまで、ちょっとした緊張というよりも、
初観相手のぎこちなさ感じなかった訳でもないすぅめたるが、
このアモーレの大成功から一挙に大全開。
このウェンブリーのライブ、その数万人の観客を丸呑みしては、
まさに、まったく別次元へと移行していく、
そのあまりのドラスティックな変化。

という訳で・・・

もしかしてコバメタル。
あのウェンブリーの時、そのままに、
THE FORUMの直前になってニューアルバムのリリース、
そしてこのTHE FORUMで、
未発表の新曲の、大お披露目大会、なんてものを、
計画しているのではないのかな、と。

なんて感じで、そう、心配はゴム用。
俺は相変わらずのこの調子。

ただ、かみさんの居ない間に、
これまで中途半端で投げ出していた下書きを、
ちょっと手を加えてはそれらしく形にしておこうか、
などと考えてもいたのだがだが、
うーん、なかなかどうして、様々な事情から、
それがまったく進んでいない。

なんだよ、かみさんの旅立った独身貴族。
ひとり寝の寂しさに、また、妙な動画でも漁ってるんじゃねえのか、

などと要らぬ気を輪姦す、じゃなかった、そう、お回しの諸氏。

で、ちょっとつかぬことをお伺いさせて欲しい。

貴殿の睡眠時間、いったいどれくらい?


YMOの創始者:細野晴臣@グラマシー劇場 ~ 涅槃のジャグ・バンド・近未来的ノスタルジーの桃源郷

Posted by 高見鈴虫 on 30.2019 音楽ねた   0 comments
午後を過ぎていきなり、
またまたコンサートへのお誘い、である。


Haruomi Hosono Live at Gramacy theater
- Founding Member of Yellow Magic Orchestra



ハルオミ・ホソノ
つまりはあの、細野晴臣・・・

細野晴臣、当年取って71歳。
この日本音楽界のグランド・ゴッドファーザー、
或いはニューミュージック、後の、JPOPというジャンルにおける
まさに創造主であり総元締めであり、
そして言わずと知れたYMOの創始者。

このテクノポップの仙人的総元締めのじいさんが、
いきなりのニューヨーク公演!なのである。
そしてその会場となるグラマシー・シアター。
キャパ500にも満たないライブハウスと言うよりは小劇場。
古い映画館を改良したご近所相手の「寄席」のように、
いかにもこじんまりとしたアットホームなハコである。
そう言えば嘗てここでDIR EN GREYを観た覚えがあって、
そう言えば九月にBANDMEIDもこの会場であったかと。

と言う訳で我等が細野晴臣御大、
このテクノの仙人のニューヨーク降臨。
発売と同時に即日完売、なんて事も話題になって、
急遽追加公演が決定された途端に、
またそれもすぐに売り切れた、
なんて話は、小耳に挟んでいた、のである。

でもさ、とそのときに思った。
でもさ、細野晴臣でしょ?
日本だったらいざ知らず、
細野さんなんていう、言ってみれば黒幕的存在。
つまりは仕掛け人的プロデューサー。

そんな影の顔役みたいな人の名前が、
それほどニューヨークで売れているもの、なのかいね、と。

果たしてここニューヨークにおいて、
いったいどんな人々が、
この細野晴臣の存在を知り、
そしてその登場を、これほどまでに渇望しているのか。

或いはもしかして、
俺の知らないところでこのテクノの仙人、
またまた人騒がせなとてつもない企画、
そんな事を企てていたりする訳かいね、と。

なんてところで首を傾げたまま、
ただ、そうこの日本音楽界の創造主も既に71歳。
先の裕也さん、そして萩健の訃報に限らず
昭和というよりは戦後日本
その高度成長の原動力、
或いは徒花であった巨匠たちが、
次々に旅立っていく今日このごろ。
つまりは細野晴臣御大のこのニューヨーク公演も男の花道。
思い出づくりのラストコンサートの
正真正銘のサヨナラ公演のご挨拶巡業、
そんな意味あいがあっての事なのかな、
などと、ちょっと黄昏れた気分にもなっていたりしたのだが、
また例によっての貧乏暇なしの赤貧暮らし、
日々の由無事に追われ追われているうちに、
ヤバシ!と気づいた時には既に遅し。
その追加公演のチケットも、疾うの昔に売切れ御免状態。

あらら、細野さん もう早々に逝っちまったのか・・
ちょっとこれ、まじめに悲しいかも・・

今更ながら自身のこの愚直を呪いながらも、
悔し紛れのやけっぱちの八つ当たりの中で、
改めて湧き上がるこの疑問。

それが日本であったらいざ知らず、
あるいはそう、
俺のような元筋金入りのロック小僧、
細野晴臣の遍歴とともに育ってきた、
そんな日本音楽男児、であればいざ知らず、
ここニューヨークにおいていったいどんな人々が、
この細野晴臣という人に
どれほどの思い入れを持つと言うのだろうか・・






  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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