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人類は進化しているのではない、ただ変化しているだけ、とは良く言ったもので

Posted by 高見鈴虫 on 12.2010 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
先日のUSOPENでロジャー・フェデラが負けてからというもの、
時代の終りばかり考えているな。
資本主義の原則はその方向が良きにつき悪しきにつき前に進まなくてはいけないということ。
それを止めようとする人間は取り残される。
何故か。
資本主義とは株。
で、株式社会は上がっても落ちても売り買いさえしていれば儲かる奴がいることによってなりたっているわけで、つまりまあただたんに動きが必要なだけ、ということでさえある。

こうして滝つぼに落ちていく人、あるいは落とされる人、落とす人、が仰山いるわけで、
下手をすると自ら滝つぼの底に落ちていく人々、あるいはその逆もいるのはたしか。

がしかし、だ、
それが良いの悪いのと言えるのは、無人島で自給自活の生活を画一できた人だけ。
それ以外の人間は、持てる者も持たざる者も、
一様にとりあえずは上がったり下がったりしてればいいや、の世界に生かざるを得ないわけで。

という訳で、そう、
乗らざるを得ない以上は、どんな方法であれどんなレベルであれ、
それを楽しむしかないわけである。

人類は進化しているのではない、ただ変化しているだけだ、だとさ。
良く言ったものだな。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり
実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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