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もしチベット人がいなくなったら、この世ではもう誰も成仏できなくなるんだよ

Posted by 高見鈴虫 on 09.2008 旅の言葉
そう、馬鹿で田舎者の中国人、
この中国の馬鹿の田舎者性こそが世界中から冷笑され嫌悪される理由で、
しかし同時に、近年のこの中国ブームの理由こそが、
彼らが馬鹿で田舎者だから、に他ならないというこの矛盾。

現代のこの疲弊し消耗しきった資本主義、物資主義のこの世界、
あのなあ、こんな時代、
正直言ってどこの馬鹿がこれ以上、物物物なんて物を欲しがるものか、と。
実は心の底では、俺はもうなにも欲しいものなんかないと、
実はみんなそう思ってるだろう、と。
実はあんただってそうなんだろう、と。

こんなものにこんな金を出す自分自身を、
冷笑しているのを感じない訳は無い、とは知りながら、
金金金、と、金の為に時間に追われて追われてながら、
実はそれは、自分自身が消費されているだけだ、
という現実に気がついていないとしたら、
それは相当に徹底的な馬鹿、
つまり中国人並みの田舎者、と俺は言いたい。

しかしながら、そういいながら、
日々やっていることは金を作ることと金を使うこと。
そして、
やはり、金だよな、と冷笑を浮かべながら、
実は実は、
本当を言うと、別にそんなこと、どうだっていいんだけどね、と、
実はそう思ってるってことにも十分に気がついている筈であって。

もし気がついてないとしたら
あなたは中国に行って一緒に君が代にブーイングでも送ってればいい。
あんたのお頭は猿並、じゃない、中国人並だ。素直にそれを喜びなさい。
近親憎悪で殺されなければ、もしかしたら友達が増えるかもしれない。

そう、消費することにも消費されることにも飽きた、
つまりは活力を失った普通の西側世界の人々にとって、
相当に遅れてやってきたこの無邪気な中国の人々、
つまりは田舎者、無知な、間抜け面したカモどもに、
この売れ残った在庫品を、
どうやって騙してすかして売りつけてやろうか、と、
世界中が虎視眈々と狙っているというのが現代の縮図な訳で、

世界中がこのからくりに気づいていながら、
おいおい、あんまり鴨に知恵をつけさせるなよ、とほくそ笑みながら、
手を替え品を替え、売れ残りの在庫一層の為に
中国本土全域にばら撒こうとしているだけの話。

これはまるで、
イギリス国有商社が、阿片と言う麻薬を散々に売りつけた
消費という麻薬で中国中を席捲しようとしているだけなのだ、と。

しかしながら、
実は騙された振りをしている中国人は、
そんな西側の人々、つまりは会社の為に国家の為に仕事をしようとしている人々よりも、
実はずっとずっとこすからく、つまりは長けている筈。
なぜかと言えば、
彼らはすでに、そんな消費社会の憂鬱なんて次元からは想像もつかないような
修羅な地獄絵図の世界を経過してきた人々なのだから。

中華人民共和国、
まあ俺たちの言わせるところの、りゃんみん・チャイナ。

鉄のカーテンに包まれた共産主義を建前とした全体主義社会の密室の中で、
移住の権利も戸籍も、つまりは名前も
自由どころか人権どころか、
自分という存在そのものを徹底的に否定された上で、
国家の為に人民番号1番として労働を尊び、
人民として全ての物を共有することを強要され、
それが理由に殺し殺されてして来た歴史を持つ人々は、
集団の為に、労働をさせされることを、心の底から徹底的に憎んでいる。
つまり、社会性という共同理念を舐めきっている。ニュースを鼻から信用せず、
教育を徹底的に嘲り、そして理念=イデオロギー=スローガンは全て口実だ、
という原則に徹底的に気がつき、
強いては、社会、つまり、人とつなぎあった世界そのものに徹底的に辟易し、
また絶望している、そうとしか思えない。
それが、俺が中国で感じ、中国から帰った後に自分なりに考えた結果なのだけれど、
その理由は、
つまりは、文化大革命。つまり国中を上げての合法的なリンチ殺人。
これを中国は十年近くやって来たわけで、
そんな国に暮らしてきた人々は、
俺達の民族が世界で一番でない訳が無い、とヒステリックに叫び続ける以外ないような程に、
徹底的に自国の社会が、文化が、そして国民を憎悪しているのだ。

それらは全て、狂気の皇帝の毛沢東の地獄絵の妄想に、
盲従し、それを強要されてきた人々の怨念の塊りなのだ。

人権どころか、人命を舐めているとしか思えない中国政府の横暴、
ただ倒錯したサディストとしか思えない人民軍の暴挙、
民主主義どころか、人間そのもの文明そのものの冒涜に等しい、
ああ、この恐るべき無知、この恐るべき低俗、この恐るべき偏狭。
そのいたいけな厚顔の下にあるのは、
互いの強欲だけを駆け引きのタネに世界中に毒の花を撒き散らす悪の化身、
その全ての理由の根源を、俺は実は、この文化大革命という、
まさに、浅間山荘事件のリンチ殺人が、十億人を巻き込んだ地獄絵図、
これを十年続けた国家がまだ存続している、というのからして、
相当に尋常じゃないものを感じるのは俺だけではないだろうが、
そう、そんな中国の人々にとって、
甘ったれるな、俺達はもっともっと、凄惨な世界を通って来たのだ。
俺達は地獄を見てきたんだぞ、という、歪んだ自負さえも感じてしまう。

しかしながら、言っちゃ悪いが、
中国のこの狂気は俺から言わせて貰えば自業自得だ。
勝手に殺しあって勝手にどうにでもなれがいい、と俺は思っている。

だが、その狂気に、チベットを、ウイグルを、そして日本を巻き込むな、と。
勝手に辟易し、勝手にヒステリーを起し、勝手に絶望して勝手に気が狂え。

その代わり、もうこれ以上、地球を汚すな。
だから、チベットを殺すな。ウイグル人を殺すな。
お前らの狂気はお前らだけで沢山だ。もう外に出るな。恨むなら毛沢東を恨め。
あんなキチガイを崇拝した自分達の愚かさを憎み、恥じて、勝手に死ね。

俺は中国を個人旅行中、ずっとずっとずっと、そう思っていた。
そして、今も思ってる。

そう、チベットを見殺しにしてはいけない。
それは、人類の英知に対する冒涜に他ならない、と改めて訴えたい。

いいか、人類。もしチベット人がいなくなったら、
この世ではもう誰も成仏できなくなるんだよ、と。



プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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