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俺が舐められる理由

Posted by 高見鈴虫 on 19.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
これがアトピーという奴か、
いつの間にやら顔中がボロボロ。

という訳で先日の健康診断時に処方された
ステロイド系の塗り薬をつけている。

そんな事情から、ここ暫くの間、
ドッグランの可愛い犬たちにも、
顔をペロペロはちょっとご遠慮頂いている。

俺の姿を見かけるや、
喜び勇んで一目散に走り寄ってくる犬たち。

まさにほとばしるような愛しさを込めて、
夢中になって顔中を舐め回そうとするのだが、
ちょっと待った!
とした途端、え!?とまさに驚愕の顔つき。

なんで!?なんで!?

いやさあ、お前らに舐められているから、
という訳でもないのだが、ちょっと顔があれちゃって、
薬つけてるんだよ。

ああ、そうなんだ、と犬達。
だから代わりに身体を値でてあげるから、
とやった途端に、俺もわたしもと大集合。

が、ふと不思議なことに、
顔を舐めないで、とやったとたんに、
誰も俺の顔を舐めようとしなくなった、訳だ。

そうか、そうだったのか。

つまり俺がいつもいつも犬達に顔をなめられる理由は、
顔をなめられることを嫌がらなかったせいなのだ。

へえ、そういうことなんだ。

まっててね、この薬でアトピーが治ったら、
また思う存分舐めさせてあげるからさ。











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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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