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「シリアルらいふ」

Posted by 高見鈴虫 on 12.2013 とかいぐらし   0 comments   0 trackback
糞、帰ろうと思ったらまた電話会議で残業である。
と言う訳で、助かった、引き出しの中にシリアルの箱。
とは言うものの、
そう言えば朝もシリアル、昼もシリアル。
となると、まさに、
朝昼晩3色共にシリアルとなる訳である。

という訳でシリアル。
つまりはコーンフレーク。

このところ朝も昼もシリアルなことが多く、
今日のように夜に会議がはいると、やはりシリアル、になるわけである。

俺はこれでも割りと食べ物にはうるさくない方で、
単食系ではないにしても、
それが食えるのであれば、別になんであれ気にしないところがある。

タイではカオパット、インドではマトンカリー、インドネシアではナシゴレン、

それだけでも十分生きていけた訳だが、
ここアメリカ。
徹底的にピザばかり食ってる奴とか、マクドオンリーやら、
昼も夜もフライドチキンだけ、とかいう奴らに囲まれていると、

なんともこの貧しい食生活にも嫌気が差してくる。

それに加えてそう、アメリカの飯は油断がならない。

下手をすると体重20キロ増し、あるいは顔が緑になって、
なんてこともありうるので、
やはり自衛に気を配ることが第一である。

という訳でアメリカで最も信頼できる食事と言えばシリアルである。

スーパーに行くとそれこそ壁のようにさまざまなシリアルが並んでいるので、
そのたびに違うのを買って、あるいは、
いざ同じものを買おうとしても見つからなかったりもするわけだが、

まあそういう訳でシリアルらいふである。

がこれ、まず甘さが鼻につき始め、
そのうち指先に塩一粒でもいいからしょっぱいものが食べたい
と思うようになる訳だが、
しかし甘さ控えめのシリアルはまさにドッグフードの味わいに近いものがあり、
つくづくこれは食事ではなく、餌なのだ、
という現実を思い知らされることになる。

このような暮らしを続けていると、
果たして最近、小便からうんこからが甘ったるい臭いがし始めていて、
多分体臭もそうなっているのかもしれない。

塩分控えめな分、苛々は減ったのだが、
その分、なにをやるにも元気がないのは事実。

俺の友達で20年間、毎日プロテインばかりを飲み続け、
食べるということから徹底的に遠ざかっていた元ボディビルダーがいるが、
この歳になると身体中がボロボロになってしまったそうで、
いやあ、やはり人間、飲んでばかりじゃだめだ、食べなくてはダメだ、
というあたりまえのことを力説していたりするのだが、
いやはや、アメリカ、まさに単食系民族の国である。
まさか20年間シリアルだけ?
いくらなんでもそれはちょっと無理だと思うの。

という訳で、ああ、またシリアルか。

ああ納豆が食いたい、としみじみ思う。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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