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チャーリーホースは真夜中に疾る そのろく という訳で医者である

Posted by 高見鈴虫 on 02.2013 チャーリーホースは真夜中に疾る   0 comments   0 trackback
と言う訳で医者である。

俺は医者が嫌いである。

俺は大人なので、注射が怖い、なんて言うのでは勿論ない。

下手をすると俺の知り合いには、
自らの腕を縛っては自分で注射をしていた奴もいるぐらいで、
まあそういう奴らと過ごしてきた経験から注射そのものにはなにも抵抗感はない。

そんな俺がなぜ医者が嫌いか、と言えば、
まさにその仰々しさ。
男たるもの、己の身体なんてものをそれほど大切に扱うのは恥な訳なのだ。
それほどの大病でもなく、まさか死にかけている訳でもないのに、
日中にわざわざ医者などに行く、というその仰々しさ自体が嫌いなのだ。

これまで風邪をこじらせてなんどか医者の世話になったことはあるが、
熱で倒れそうなときにも、咳の発作で身をよじりながらも、
その道すがら、いや、まてまて、もう一日寝ていれば治るのではないか?
ほら、そういう今でさえなんとなく治ってきたような気がするではないか、
というまあさに大変なためらい道な訳である。
そうこうするうちに最後の健康診断からすでに4年。
まあこれだけ溜め込めばまあなんらかの理由付けにはなるかもしれず、
と言う訳で休日出社の代休がてら、健康に行って来たわけである。

が、しかし、健康診断はまさしく内科だ。
足が攣る、というこの問題について、
果たして内科の先生に話してもどうにかなるものなのか。
と言う訳で、まあ、せっかく来たのだから、
なにもありません、さようなら、ではなんとなく損をしたような気にもなって、
なにか気になる点は?と聞かれた際に、
そう言えば、足が良く攣る、と言ってみた訳だ。

まあねえ、あなたもそれほど若くはないし、
昔と同じような感覚で、一日中テニスなんかやってればそれはもう足ぐらい攣るでしょう、
というまあ、なんともなお言葉。
いや、そういうのじゃなくて、テニスじゃなくても例えば犬の散歩で、
といえば、
犬の散歩って言っても、あなたみたいに毎日2時間も3時間も歩いていれば、
まあ体調によっては足が攣ったりもするんじゃないですか?
と、取り付く島も無い。

それならば、と俺なりの見解、
まさか糖尿病では?と思うのですよ。糖尿病の人ってよく足が攣ると言うし。
まあ血液検査の結果を診れば判りますが、足が攣るからと言って糖尿病か、
というとまったくそんなことは無いですし、
もし糖尿病であったら、もっと違う形で症状が出ると思いますよ。

と言う訳で、すべてが曖昧なままに血液検査の結果を待つことになったのだが、
数日して病院から電話があり、まったく問題ありません、の一言。

血圧、血糖値、なにからなにまで、なにも問題なし。あ、それからエイズも大丈夫でした。

と言う訳で、頼みの綱でもあった糖尿病説はもろくも崩れ去り、
考え付くところと言えば、この腰痛、つまりは坐骨神経痛の関連で、
足が攣る、ということか、と考えざるを得なくなった。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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