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チャーリーホースは真夜中に疾る そのはち つまりはCATCH-22という奴

Posted by 高見鈴虫 on 03.2013 チャーリーホースは真夜中に疾る   0 comments   0 trackback
と言う訳でその夜更け。
いきなりのチャーリー・ホースである。

これには参った。

まず眠れない。
ようやく痛みが治まって寝入ったところが再び痙攣の発作に襲われる。

水からアミノバイタルから芍薬甘草湯から、
マグネシウムからカルシウムからビタミンEからと、
手当たり次第に口の中に放り込んではみたが、
一度始まった痙攣は収まったかと思えばまた始まって、
まさにおちょくられているようである。

と言う訳で、ようやく寝入ったのは夜明け前、
ふと目が覚めればいきなり遅刻してしまって大顰蹙。

いやあ、フィットネスに行き始めたらいきなりチャーリー・ホースで
と笑っていたのだが、
いよいよこれが続くとなればまさにどんづまり。
つまりは、CATCH-22 という奴である。

と言う訳でついにここに来て、このチャーリー・ホース。
どうにかせねば日常生活が立ち行かなくなって来たわけである。

改めてグーグルで検索をかければ、
痙攣の原因は、
水分不足、マグネシウム不足、カルシウム不足、
そしてカリウムの不足、とそして運動不足。

馬鹿か、と思う。

そんなことは百年も前から先刻承知なわけである。

がしかし、そう、カリウムである。

バナナにはカリウムが含まれているからバナナが推奨される訳で、
それならば、カリウムの錠剤を飲んでみれば、と思った訳である。

減点法式に行けば、もう可能性はそこにしかない。

痛む足を引きずりながら近所の薬局を回ってカリウム、
つまりは、PotassiumGluconateという奴を探し回って飲んでみた。

そらどうだ!この魔法の薬で、チャーリー・ホースよさようなら~

とやってみたが、
いやはやこれがまったく効果がない。

と言う訳で、いやはやである。
もう既に万事窮すである。

これはもはや栄養不足、やら、運動不足やら、
そういった次元の問題ではないのではないだろうか、
と考えはじめた。

例えば、パーキンソン氏病であったり、白血病であったりするのか、
となれば、すぐにでもMRI等の専門的な検査が必要になる訳で。

とここに来て思わずいやいや、と首を振ってしまう。

もう残り少ない人生。今更生きさらばえたところで、
バンドでデビューを飾れる訳でもなければ、
彩る美女に囲まれて酒池肉林なんて機会もないであろう。
となれば、もうこの辺りできれいさっぱり諦めてしまってはどうだろうか、
などと考えはじめても、
そう言えばブー君である。

この犬を置いてはいけない。

ブー君はまだまだ若い。日々十分な運動が必要な訳で、
飼い主が老いさらばえたからと言って彼の人生を無駄にする訳にはいかない。

それならばどうするべきか。いったいどうしたら良いのか、とまさにCATCH-22、
まさしく途方に暮れていた訳である。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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