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悪銭

Posted by 高見鈴虫 on 16.2013 とかいぐらし   0 comments   0 trackback
と言う訳で悪銭である。
悪銭と聞く度にくっそたれこいつら気にいらねえと思う。
なぜ悪銭がこれほど気に入らないかと思うたびに
うーんどうしてなんだろうと考えこんでしまう。
つまりはぶっちゃけ俺の考えていたことそのものだからなのではないか
という結論に至る訳で
そしてそれはやはりとてつもなくえげつないわけだ。

悪銭を思うと同時に胸のうちにむらむらと芽生えるのは
日本人意識あるいはベンダー意識な訳だが、
つまりそれを相対すると弱者の怨念なのである。

つまり悪銭は弱者を鞭打つものなのだ。

弱者の怨念を総括して巨悪に立ち向かうという
いかにも昭和的な桃太郎美学はたしかにヒロイックではあるが
俺にはもうそんな力はないだろうとも思いはじめている。

まあ自分的ポリシーというか美学の問題なのだがやはり悪銭は気に入らない。
気に入らないとは言いながらやはり悪銭を意識しない訳にはいかない。

悪銭の言うことは判る。
十分すぎるぐらいに判る。
悪銭がいなければたぶん俺がそれをやりたかったからだろうことだからだ。

一人の天才、あるいは超プロ意識を持った鉄人=強者が弱者=ベンダーを淘汰し
奴隷化した上で全ての仕事を分解しシステム化し可視化した上で
第三国にアウトソーシングしてしまう訳だが、
これは限りなくえげつなく、
しかしそれはまさに俺がやってきたことなのだ。

悪銭の口からも聞いたように、
いずれにしろ日本は外資に買い取られる。

買い取られた結果、選ばれた者が全部取りをする壁通り型の超格差社会になる。
がそれは自然の摂理なのでしかたがない。
悪銭は悪銭の中の超階級差別的格差待遇に囚われるあまり
世界中がきっとそうなると思い込んでいるのだろうが
それは違うだろうと俺の桃太郎根性が机を叩く訳なのだが、
しかし今こうして巨大企業=悪の中枢の中に入ってしまうと
そういうちんけな桃太郎野郎がうざくてしょうがないという気持ちも判る。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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