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音楽界はケイブマンたちの石器時代を経て、そしていま再びクラッシックへと向かう

Posted by 高見鈴虫 on 13.2013 音楽ねた   0 comments   0 trackback
つまりさ、
音楽もナマモノである以上は、
青から黄色になって食べごろから熟れ熟れを過ぎて、
そしていつしか腐り果てて行く過程を経る訳でさ。

ジャズがチャーリー・パーカーを経て、
マイルスが息の根を止めたように、

ロックもビートルズだ、ストーンズだ、から、
ツェッペリンだ、メタルだ、パンクだ、
とやった後は、
ガンズとニルバナを最後に、
すでに腐り果ててしまった訳だよな。

まあそう言った意味では、
マイケルというあまりにも偉大過ぎるショービジネスの巨人が、
全てにおいて全てを超越してしまったが為に、
後に残されたものはすでに焼け畑に過ぎない、
ってのが実際のような気がするのだがどうだろう。

という訳で、かのヒップホップも既に世に出て20年。
ブルックリンの黒人による黒人の為のファイザパワウィザビー!は、
いつしか、黒人、というよりは、ケイブマンたちの嬌声に成り代わり、



2001_a_space_odyssey2.jpg



そしていま、
音楽界はケイブマンたちの悪ふざけの中で、
文字通り石器時代に逆戻りしてしまった訳だ。

次はなにかな、と思っていたところ、
ふとセントラルパークのボートハウスの横で、
ハープを弾くおばはんにぶち当たった。

ハープかあ。なんて美しい音色なんだろう・・

やっぱ生音っていいよな、
と思わず立ち止まって聞き惚れていたところ、
ふと通りかかったクラブ帰りの一団。
ドラッグでへべれけの糞ガキどもが、
いきなり雷に打たれたように絶句した後、
その芝生の上にゴロゴロと寝転がっては、
よだれを垂らさんばかりにその音色に聴きいってる。

凄いね、本当に凄い音だ、と少年。
だろ?凄いよな、生音、と思わずウインク。

two_thousand_and_one_a_space_odyssey_xlg.jpg


いつの日か、BOSEあたりが、
生音の息吹をすべて再現できるような
とてつもなく高音質の三次元的ヘッドフォンなどを開発した日には、
もしや再び究極的生音音楽、
つまりは、バロックの時代がおとずれるやも知れず。

という訳で、ジャズからロックから、
ソウルからネオソウルからヒップホップから、
ハウスからテクノからジャングルから、
ボサノバからサンバからルンバからサルサからティンバから、
と聴き進めて行ったこの俺、

いまはすっかりとオペラファンであったりもする訳だ。

ついに時代はクラッシックか・・

なんとなく、収まるべくところに収まったような気もするのだがな。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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