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にわかドッグ・ウィスパラー 犬にウソはつけない

Posted by 高見鈴虫 on 19.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
犬のことになるとついつい柄にもなく説教臭くなってしまうが、

まあ端的に言って、

馬鹿な犬はいない。馬鹿なのは飼い主の方なのだ。

その原則をしっかりと心に刻み込んだ上で、

犬が自身の姿を映し出す鏡だと自覚し、

共に学び共に育つ関係を確立して欲しい。

また、犬との愛情をよりいっそうに深めるのはまさに自己犠牲である。

犬が最も欲しているのは、飼い主と過ごすその時間である。

飼い主が自分との散歩にどれだけの時間を費やしてくれるか、

それこそが犬が飼い主を評価する最大のポイントなわけである。

猫可愛がりしておもちゃを買い与えたり、
おいしいお菓子を沢山あげたり、
あるいは気分次第で身体中を撫で回して、

どうだ、あなたは可愛がられているね、というのは大きな間違いである。

どんなに疲れている時でも、
どんなに身体の調子が悪い時でも、
雨の日も風の日も、真冬の木枯らしの中でも真夏の酷暑の中でも、
犬と共に雨に打たれ風に吹かれ寒さに震え暑さにへたり、
その時間を犬と共有した、というその事実こそが、
犬との信頼関係を築き上がるということなのだ。

夜中に起こされて、下痢だ、とやられた日、
パジャマの上からそのままダウンジャケットを羽織って走り出る深夜の公園。

いやあ、間に合って良かった。で、どうした?変なもの食べたか?
とやりながら、その犬の表情には、確かに確かに、心の底からの感謝の念がある。

犬は心の動物である。

言葉の喋れない分、その気持の変化や、そして、飼い主のウソには異様な程に敏感だ。

つまり犬にウソはつけないのである。

そのかわり、心の底から犬を思いやってやれば、何時の日か、犬は必ずそのお返しをしてくれる筈だ。

犬の素晴らしさはまさにそれなのである。

人類がその誕生とともに犬を最大の友として共生を続けてきた理由はまさにそれなのだ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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