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ヘイト・スピーチの方々、あまりにけつの穴が小さ過ぎねえか?

Posted by 高見鈴虫 on 29.2013 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments   0 trackback
日本の、反韓やら反中の人たち、

ちなみに、
スェーデン人とノルウェー人が、凄く仲悪いって知ってる?

インドとパキスタン、イランとイラク、フランスとドイツ、トルコとギリシャ、
そして、日本と韓国?

言ってしまえば、傍から見れば、
なんともまあ、チンケなコップの中の嵐。

ほとんど大抵の日本人にとって、
黒人の中でナイジェリア人もガーナ人もエチオピア人も区別がつかないように、
ほとんど大抵の日本人にとって、
スェーデン人もノルウェー人も、インドもパキスタンも、トルコもギリシャも、
当然のことながら見分けが着かないに違いない。

あのなあ、あいつらと一緒にすんなよ。大嫌いなんだ、と言われるたびに、
へえ、えへへへ、と曖昧な笑いでごまかすしかない。
だって・・まじどうでもいいだもん。

という訳で、日本と韓国、あるいは、日本と中国、
まじ、見分けの付くアメリカ人って、ほとんど、どころか、ぜんぜんいないと思う。

まあ言葉喋れば別だけどね。でも・・・そう、ほとんど大抵の世界の人々にとって、
日本も韓国も中国も、下手すると、タイもフィリピンもインドネシアもみんなおんなじ。

こっちではもう、アジア人の総称として、チャイニーズ、つまり中国人、と言ってしまう訳で、
最初のうちには、
こら、一緒にすんな。俺は日本人。ニホンジン、ジャパニーズ、なんだよ、
と目くじらを立てていたが、いつの間にかそれも面倒になった。

面倒になったと同じぐらいに、もう中国も韓国もないぐらいに、
同じアジア人だ、米食おうぜ、と食卓も着る服も一緒くたになってきて、
今ではそう、俺達アジア人。それがなにか?で済んでしまっている。

なぜならば、そう、ここは人種のるつぼだから。

まじ、100人の黒人ばかりの中で、たった一人のニホンジンとして過ごしている中で、
その中にひょっこりとアジア人、もうタイでもインドでも中国でも韓国でも、
同じような肌をした人がひとりでもいると、これがこれが、実に落ち着くってより、
まじ、ほっとするんだよねえ。

で、100人の白人に囲まれて過ごしているいま、俺の周りはやっぱりなんだかんだ言って、
中国系から始まって、インド人から、ベトナム人からが集まってくる。
あるいは、危機的な状況に陥ったりすれば、身を寄せ合うのはやはりアジア人。

という訳で、ヘイト・スピーチの方々。

確かに、気持ちは判る。

俺だって、んだよ、ちょんこー、キムチくせえぞ、とか、
チャンコロ、邪魔だ、そこどけ、

ぐらいのことは、口癖のように口に出している。もちろん日本語でだけど。

あるいは、黒人はやっぱり馬鹿で、とか、このデブの赤首が、とか、
そう、そういうステレオタイプ的な人種ねた、実に言いやすい。安易だから。パーでも判るし、つまり簡単だから。

が、そう、それは平和だからなんですよ。

ひとたび危機的な状況に陥れば、アジア人も白人も黒人もない。
みんな助け合い。そう、同じ人間なんだから。

という訳で、幸か不幸か、海外において、絶体絶命!ってな状況になんども陥りながら、
助かったのは、そう、つまり、助けられたんだよ。

黒人に、白人に、そして、アジア人たちに。

この21世紀のグローバルな時代に、
日本という、密封された島国の中で、韓国がどうの、中国がどうの、
なんてさ。
世界中でせせら笑われているんだぜ。

お前ら、どうでもいいけど、ぜんぜん見分けが着かないんだけどって。

うっせええ、なんだよ黒人。俺からしたら、コートジボワールもジャマイカも、黒けりゃみな一緒だ、
って言ったらさ、

したら、悪い、俺、実はチャイニーズって、その黒人が言うんだよ。

俺のお父さん、チャイニーズ。お母さんが黒人だったんで真っ黒けになっちっち、って。

したら本当に、CHANG って名前だった。大笑い。

おおお、同胞同胞、ってそれだけでもう友達。

だからさ、そう、日本のキャビン・フィーバーな人々。

こんなに気楽に海外旅行に出れる時代にさ、
その気になれば一週間で世界一周できちゃうこの時代にだよ、

やれ韓国が中国が、なんて、あまりにも・・あまりにも・・・視界がせますぎねえ?

まあね、確かにそう、どんな親友同士でも、むかつく時はあるし、

んだよ、おまえ、だからジューはさ、と口走ってしまってお互い顔を合わせて大笑い。
なんだよ、チャイニーズ。
だから俺はチャイニーズじゃねえって。ニホンジン。ジャパニーズ。
あのなあ、ジューの中にもいろいろいるんだぜ。ポーランド系から始まって、エジプト系、エチオピア系、なんてのもいんだぞ。
だからなんだよ。
だからさ、そう、そういうくくり、もう辞めね?ここはヌーヨークなんだしさ。俺たちぬーよ~かー、それで十分でしょ。

という訳で、なんだ、そう、日本の反韓、反中の人々、
騙されたと思って、ニューヨーク来てみろよ。

これだけ人種がぐっちゃぐちゃなところでさ、ちょんが、チャンコロがなんて、一瞬で馬鹿馬鹿しくなるぜ。

したら、一緒にチャイナ・タウンで飲茶食おうぜ、32丁目でコリアン食おうぜ。

よお、日本人?いらっしゃいって、みんなニコニコ迎えてくれるぜ。チップをはずまなくっちゃだけどな。



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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