Loading…

ペニバン

Posted by 高見鈴虫 on 01.2013 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
ついこの間まで、
アメリカ人の女とつきあっていて、
ちょっと調子をこいていた筈のあいつが、

久々に顔を合わせてみたら、
なんとみるからにちんちくりんな日本人の女の子を連れていた訳だ。

で、それとなく、なにがあったわけ?と聞くと、
いやあ、ははは、と微妙な笑い。

で、よくよく聞けば、
実はさ、と思い切りの苦笑いで、

あいつ、バイブフェチでさ、

なのだそうだ。



あいつさ、実はもう、強烈なバイブフェチでさ。
普段からオナニーで使ってて慣れてるから、
とかなんとか言ってさ、
やる時はいつもバイブ、それもいくつもくつも、
色んな種類の、とっかえひっかえ。

でさ、お気に入りが、なんと日本製。
それも・・・すごいやつ、こんなの、どこに入れんの?
みたいなさ。

で、
そのうち、
なんか、ペニバン出してきてやがってさ。
で、これでやらない? とか言うんだよね。

ペニバン?

そう、レズビアンとかが使ってる奴。

あのチンコのついたパンツ、というか、ベルトというか。ドリフの白鳥の湖みたいな。

それなんだよ。それも黒い奴、だったりしてさ。

傑作だな。そんで?

そう、それ付けてやってくれって。

なんだそれ。

そう、俺もさ、最初は面白がってやってたんだけどさ、なんかそのうち、なんか、待てよ、とか思って。

つまり?

つまり?そう、それって、つまりは、俺のチンコが小さくて物足りないから、ってことなのかな、と思ってさ。

なんかそう思っちゃうと悲しいな。

でも、まじそうだとしたらなんかさ、悪いじゃん?で、ごめんね、俺のちんこが小さいせいで、これで頑張るから、とか。

健気だねえ。苦労してたんだ。

そう。でもね、なんか、馬鹿馬鹿しくなってさ。

なるだろうなあ。

そうだろ?なるんだよ。なったよ。なりました。

で?

なんかもういいか、と思ってさ。

そっか、君も苦労したんだね。

苦労っていうかさあ、まじ、ふざけんなって感じでさ。

だってよお、
くっせえマムコのくせにここ嘗めろどう嘗めろって注文つけてきやがってさ、
あいつ、ろくに風呂にも入らねえんだぜ。
料理はしねえ、掃除はしねえ、洗濯からなにから全部俺。
俺は家政婦かって言いたいよ。
そうなんだよ、あいつほんと、甘やかされて育ったどうしようもないわがままな女でさ、
まったく、一から十までてめえのことばっかりなんだよ。

で、挙句にペニバンだろ?舐めてんのかって。
で、もういい加減嫌になって、
で、別れたいとか言ったら、手切れ金出せとか言ってきやがってさ。
もうこりごりだぜ。

と言う訳でアメリカ人の女はもうこりごりなのだそうである。

が、
そう、そのアメリカ人の女、
そいつと別れた後に、またすぐに日本人の男と付き合い始めた訳で、
まったくなにを考えているのだろうか。

誰か説明できますか?


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://shumatsuwotohnisugit.blog.fc2.com/tb.php/1470-36d849cd

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム