Loading…

草原のふたり

Posted by 高見鈴虫 on 08.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
週末の朝、靄に煙ったセントラルパーク。

緑の芝生の丘のそのずっと向こうから、
なにやら黒い点が物凄いスピードで近づいて来る。

なんだあれ、と指差した途端、まるでロケットのように走り出すブッチ。

緑の草原の真ん中で鼻を合わせて、やあやあ、と飛び跳ねてから、
また丘から丘へとひとまわり。

そして赤い舌を躍らせて帰って来たふたり。

なんだ、誰かと思ったらチェシーか。

普段はドッグランで顔を会わせているこの二人。

ドッグランで互いの姿が見えないと、来るまで待つ、
と言い張るぐらいに、いまや大の仲良しである。

そら、行っておいで、と言った途端に、また夢中で走りだす二匹。

とそしてしばらくして、ようやく丘の向こうから飼い主のエレンが顔を見せる。

まったく、いきなり走り出して、どこ行ったかと思ったら、
ブッチを連れて帰って来たのね。

と言う訳で、早朝のセントラルパーク。

やがて集まり始めた寝ぼけ眼の人々の間を、

これでもかとはしゃぎまわる犬たちの姿。

まさに、幸せ一杯である。


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://shumatsuwotohnisugit.blog.fc2.com/tb.php/1483-cd31db01

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム