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「食い倒れ出張旅行」

Posted by 高見鈴虫 on 12.2013 とかいぐらし   0 comments   0 trackback
と言う訳で、またまた出張でど田舎に来ている。
今回は部内の懇談会ってな感じで、
久々に顔をあわせるメンツとやあやあやあ、とやってるだけなので、
まあ気楽なものなのだが、
毎度ながらこの会合、そのメニューが凄い。

朝は当然のようにドーナッツである。
ニューヨークであれば、朝食はベーグルにクリームチーズ、と決まっているのだが、
ここはペンシルバニア。
やはりアメリカの田舎と言えば、朝食はドーナッツが定番。

止せばいいのに、朝ホテルを出る前に、
ロビーの横のカフェテリア、
え?朝食込みだったの?と気づいたとたんいがっついて、
そのままベーコンとスクランブルエッグとソーセージとマフィンとオレンジジュース、
なんてものを食べてしまった後、

会社についてやあやあ、と座った会議室のテーブルに、
この山のようなドーナッツである。

いやあ、デザートがわりか、という訳で、
まあフレンチクルーラーぐらいなら、と探すが、ない。
ならなんでもいいや、と言うわけで、
いつのまにか、ピンクや白や赤や、まるでペンキを塗ったような奴ら。
を止せば良いのに3つも4つも取っちゃって。

で、

午前中の会議はそのドーナッツを食いながらコーヒーを啜って、
とやっているとなんとなく、喉が乾くというか、ぴりっとした物が食べたくなって、
で、ふとみるとコーラである。

会議上、当然のことながら水とそしてソフトドリンクの用意はある。
が、そのソフトドリンク、まさに、コーラ。そしてスプライト、である。
それもダイエットでも0でもなく、
まさにあの赤い缶のオリジナル・コーク。
これがまた飲み始めるとやけに美味しい訳で、
いやあ、もうこの午前中だけでNYCにいるときの1週間分のカロリーは摂取したな、
と思っていたら、12時を近くなっていきなり、
畳半畳もありそうな箱がタイルのように積み重ねられて。

という訳で、昼となればピザである。

まるで壁を積み上げるように届いたピザ。
トッピングも色々で、マルガリータから始まって、
ペパロニからハムからベーコンからハンバーグからバッファローチキンまで。
一枚ずつ食べていったらまさに5枚6枚はぺろりと頂くことになって、
それをまたまたコーラで流しこむ訳だ。

で、食い残しのピザを机に置いたまま会議が進み、
で、手持ち無沙汰になんとなくその食い残しのピザを口に運び続けて、
脂でべととついた喉をコーラで洗い流して、とその繰り返し。

ともするうちに、
三時を過ぎたあたりでコーヒータイム。

それもまさに砂糖の塊のような特大のビスケットとコーヒー。
参加者全員、喋っているとき以外はずっとなにかを食っている訳で、
これでは居眠りをする暇もない。
で5時に終った会議。
さあ6時から夕食です、とばかりに繰り出したのは、
やはり当然のことながらステーキハウスである。

アペタイザのチキンウィングからイカリングから生ハムからが、
まるで山のように盛り上げられて、
それをバケツ一杯分のワインとビールで押し込んでいく訳だ。
スープもサラダも味噌汁もなし。
思い切りそのままの肉の塊を食いちぎっては喉に押しこみ、
とそればかりを繰り返し。

いやあ、腹がいっぱいだ、吐きそうだ、と思っていたところ、
そそくさと皿が片付けられて、ああそうそう、もう暫く食い物は見たくないよ、
と思っていたその空間に、

いきなり登場した12オンスのニューヨークステーキ。

まさにサンダル大。

ついでに添え物のざく切りのフレンチフライ。これも笊一杯分。
そして上からこれでもか、と塩がまぶしてあって、
それをまたまた、ケチャップをべとべとに付けて口に放り込んでは、
ビールで流しこむ。

でいつしかこれを全て平らげて。

ここまでくればやけくそとばかりに頼んだデザートのティラミス。
まるでレンガのような大きさ。

いやはやこれを全て食ったらまったく化け物だなと思いながら周りを見れば、
男も女もやけに楽しそうにケーキを頬張っている訳で。
もはや吐き気を通りこしてもはや物理的に
腹にメリメリと亀裂が走りそうなのを我慢しながら、
えいやあとばかりに、どうだ!全部食ったぞ!恐れ入ったか!

と言う訳で、ホテルに辿りついた10時過ぎ。
浴室の鏡に映った俺の腹。
まさに、臨月寸前の妊婦、そのもの。

これがあと3日も続く訳である。
まったくもっていやはやな訳である。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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