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ソーシャライズ

Posted by 高見鈴虫 on 17.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
朝のドッグランで、ブッチが子犬を噛んだらしい。

子犬の飼い主から怒鳴りまくられたかみさん、
その場は平謝りに謝って逃げおうせたものの、
その後に俺に電話してきて切れまくり。

もうドッグランなんて絶対にいかない。
ブッチの散歩なんて絶対に行かない、
という訳である。

で、よくよく話を聞いてみると、
4ヶ月になるラブラドール。
なにを間違えたか子犬嫌いのブッチにしつこく甘えてきて、
乗っかってくる、耳元で吠える、噛み付く、とやりたい放題。

あれまあ、可愛いわねえ、とやっていたところ、
いきなり身を翻したブッチ、そんないたいけな子犬に襲いかかるや、
地べたに組み伏せてガン噛み。

あまりのことにパニクった子犬の飼い主から、

これでトラウマになったらどうしてくれる。
慰謝料を寄越せ、なんてことまで言われたらしく。
まったくもって、???である。

で、なんだよ、それですごすご帰って来たのか?
だって、噛んだのはブッチだもの。
噛まれるようなことをするからいけないんだろう。




という訳でこれ、
まあつまりは、ソーシャライズの学習という奴。

3ヶ月までは子供、で通る子犬たちも、
4ヶ月を過ぎてそれなりに身体も大きくなってくると、
だんだんと大人からの教育が始まる。

挨拶の仕方から始まって、
なにをしたらいけないか、その行動にはどういう意味があるのか。

で、道を外れると、ガツン、とやられるわけだ。

まあブーにしたって、本気で噛んでいる筈もなく、
ちょっとした拍子に、牙の先がどこか打ちどころ悪いところに当たったのか、
とも思うのだが。

で、その子犬の飼い主は?
もう、泣きながら子犬を抱き上げて、どこが痛いか、傷はないか、と大騒ぎ。

で?
もう恥ずかしくていられなくて、そのまま帰って来た、とのこと。

まさか、と思わず。

大人としてやるべきこと、つまり、物を知らない子犬の教育係を買ってでたブーが、
事情を知らない大人たちに一方的に責められて、まったく踏んだり蹴ったりであろう。

という訳で、改めて。

子供の喧嘩に大人が口をだしてはいけないのである。

子供には子供の社会のルールがあるように、
犬には犬の社会の規律もルールもしきたりさえも存在する。

挨拶も無しにいきなり後ろから襲いかかってきたら、
それは子犬であろうがなんであろうが、やられて当然。
ましてや、やめろ、となんど言っても聞かなかった場合、
頭を叩かれるぐらい、当然のことではないか。

という訳で、ブッチである。
当然のことながら機嫌が悪い。

トラウマだと?うちの犬のトラウマの方が深刻だ。

今度俺が言ってその馬鹿な飼い主に話をつけてやる、と言ってしまった後で・・・

そう、犬の喧嘩に人間が口を出してはいけない訳だ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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