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アニマル・シェルターの実情

Posted by 高見鈴虫 on 20.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
獣医としてアニマル・シェルターに勤務する友人に、
もしそのシェルターで人でが足りないようなら、
うんち掃除でも犬の散歩でもPC修理でも、
なんでもボランティアするからいつでも言ってくれ、
と言ったところ、
あなたみたいなタイプは絶対にシェルターでは働かないほうが良い、
と釘を刺された。
いや、知っての通り俺は犬がとても好きだし、
犬のためならどんなことだって厭わない、
と言えば言うほど、いや、それならなおさらダメだ、絶対にやめなさい、
と一点張り。

で、よくよく話を聞いてみたところ。

アニマル・シェルターにやってくる犬達の惨状が、
まさに半端ではないらしい。

尻尾を切られた、
熱湯をかけられた、
ライターで毛を焼かれた、

ぐらいはまさに序の口。

金属バットでメッタ打ち、
から始まって、
両目を抉られた、
手足をちょん切られた、
高速道路に置き捨て、
あるいは窓から投げ捨てられた、

そしてとんでもないのになると、
まさに、餓死する直前まで餌を与えずに放置していた、
なんてのもいたそうだ。

それを聞いてどう思う?と顔を覗き込まれた。

そんなこと当然だ、と俺。

犬の尻尾を切った飼い主のちんちんをちょんぎってやれば良い。
熱湯をかけた飼い主には、頭から熱湯を浴びせて、熱いか?楽しいか?と聞いてやる。
ライターで毛を焼いた飼い主には服に火を付けて、さあ走れ、とやってやろう。

金属バットでメッタ打ちにしたあと、さあどんな気分だ?答えるまでぶん殴るぞ、とやる。
両目を抉った飼い主は両目に釘を打ち込んでやる。
手足をちょん切られた飼い主は、まさしく両手首足首から先を切り落とし、一生犬小屋で過ごさせてやる。
目隠しをして高速道路に放りだし、鬼さんこちら、とやってやる。
あるいは、サイドミラーに手錠でつないでコニーアイランドまでドライブ。
そのまま誰もやってこない倉庫街のゴミ箱に軟禁して、
一月後に迎えに来てやる、じゃな、とやってやろう。

ほらね、とその友人。
だから、無理だって言ってるのよ。

あんたなんかそれこそ、
人間という人間全てに牙をむく、まさにアビューズド・ドッグの狂犬、そのものになっちゃうわよ。

シェルターからやってきた犬達の、あの底知れぬ恐怖の表情とは、
まさにそういうことだったのである。

例え自分がやられたのではなくても、
そんな被害者の犬達を見るだけで、この人間という動物、
まさに、犬畜生、どころか、鬼、悪魔、にも劣るとんでもないバケモノのような存在なのである。

人間、恐るべし、というか、なんというか。

改めて言う、
どんな野獣たちと比べても、この人間という生物ほどに残虐残酷極まりない悪魔のような種は存在しない。

という訳で、アニマル・シェルターに勤務する人々の顔色が冴えないのも、
実にそういう意味だったんだな。

まさに暗澹樽気持ちで友人宅を後にした訳だ。




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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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