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ニッポン人の話がうざすぎる訳

Posted by 高見鈴虫 on 24.2013 とかいぐらし   0 comments   0 trackback
最近のにっぽんじんの話がなぜうぜーかと言えば、

自分をどう見せたいか、のような、
なんとも言えぬわざとらしい操作、ばかりが鼻につくせい、であろう。

自分が自分で勝手に、
頭良く見せたい、やら、おしゃれに見せたい、やら、
えらくみせたい、やら、いかにも高学歴っぽく、やらやら、
のビジュアル戦略を立てて、
その話しぶりから身のこなしから、とその戦略マニュアル通りにやっているのは判るのだが、

それがあまりにも底が浅すぎ、というか、あけすけすぎ、というか、
ぶっちゃけ、演技が下手すぎ、な訳で、

つまりは、その演技の底が開けてしまう、というか、
そのわざとらしい表面上だけの取り繕いが、
口先から指先から髪の先から、
その端という端にひらひらと背びれ尾びれのように絡みついては
汗に萎れ風に散っていく訳で。

見ていてまったく、やれやれ、と脱力感。
ともすると、その気負いに飲まれて気持ちが悪くなってさえくる訳だ。

がしかし、
そう、俺だってそれが無いわけではないし、とも思う。

つまり俺だって、少しぐらい、というか実はかなり猫を被って過ごしている、
というのはある。

今でこそ俺は、虫も殺さないような顔をした、見れば見るほどに気の弱そうな、
つまりはしかし、信頼のおける、まさに小心ながら堅実な小市民リーマン、そのもの。

まさかそんな俺が、
ついこの間まで、刺青ピアス者の奴らに囲まれながら、
ライブハウスでドラムを叩いていた、など、誰が知り得ようか。

そんな俺がだ。
しかし一応カタギの世界にお邪魔しているというその義理立てのためにも、
きっちりカタギらしい態度で世間様に接してやっている、という訳で、

んだとこら、もう一回言ってみろ、といきなり頭上から椅子を叩きつける、
の代わりに、
ははは、ああ、そうなんですか~、はいはい、その通りなんですね~、
と裏声を響かせては満面の笑顔で10回も20回も頷いてやっている訳なのだ。

だがしかし、だ。

そう、それが実は、互いにやりすぎなのであろう。

つまりその、互いがやり続けている演技そのものが、
どこか完全にすれ違っているのである。



つまりなんというか、

俺から言わせれば日本の方々、

どこで仕入れてきたやら、
いや、敢えて言わせて貰えば、日本のドラマ。

それも、
まさに世界最低の演技力を誇る日本のジャリ向けのテレビドラマ。

それに出てくるどうしようもない大根役者のイモ演技を、
そっくりそのままコピーして、
僕ってじつはそういうキャラで、と自己宣伝をしてしまってる訳で。

そもそも俺の大嫌いなタイプの人間が、
俺の知りもしないドラマの聴いたこともない大根役者が、
よりによって俺の最も嫌いなタイプの人間を演技した糞ドラマを
これまた下手な演技でコピーしてみました、
という演技。

この徹底的なスレ違いこそが、俺の腸を煮えくりかせさせる訳である。

がしかし、
と改めて考えるのはこの俺自身。

もしかして、もしかして俺のこの猫かぶり。

もしかして、実は、すっごく外していたりとか、するのかな、と。

で、ふと思いついた人。

こっち、つまり米国で生まれ育った日本人青年。

普段からの生活は全て英語ながら、
自身の血たる日本語の、
その知識のすべてが実は全て水戸黄門。
両親が日系の貸ビデオ屋で借りてきたものからの完コピーな訳で、

みんなでわいわいやっている時に、

ふっふっふっふ、このタワケが!

だとか、

ええい、カタハラ痛いわ!

やら、

この、ブレーモノメ!

みたいな妙な合いの手を入れるのがやたらとおかしいのであるが、
本人だけは至ってまじ、であったりするところがまた可笑し悲しい訳である。

という訳でもしかして、
俺って、あいつらにとって、
もしかして、

うへえ、この人、まるで遠山の金さん、やら、

なんだよ、この人、まさか傷だらけの天使の時代からタイムスリップ?

なんて思われているとしたら・・・


という訳で、改めて言おう。

この世に、自分自身を映す鏡、というのは実は存在しない。

つまり、目の前に居る人、その人こそが、あなたの鏡なのだ。

そのことを忘れてはいけない訳である。





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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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