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「BROWN SUGAR、BABY」

Posted by 高見鈴虫 on 19.2013 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments   0 trackback
「BROWN SUGAR、BABY」


超真夏日の続くニューヨーク。

今日で連続4日目の90越え。

街行く人々もげんなり、ぐったりを通り越して、もはや仮死状態である。

この暑さ、当然と言えば当然ながら、
最初にやられるのは北方系である白人の方々。

白い肌を真っ赤に腫らせながら、青色吐息で萎びきっている。

冬の間あんなにおいしそうに見えた白人の女の子連中も、
どでかいサングラスの奥で顔をしかめてはため息ばかり。
火傷を負ったように赤く火照った肌。
脂ぎった柔肌の下からまるで熱を持った脂肪が滲みでてくるようで、
見ているだけでこっちまで放射熱にやられそう。

果てはいけいけのラテン系でさえ、
既にその限界度は疾うに越えていると見えて、
Tシャツの背中にじっとりと汗の染みを広げては、
長い髪を掻き揚げながら胡乱な表情。

と言う訳で、もうここまで来れば世界はまさに黒人の天下。

果たして暑くなればなるほどに、どういう訳かあの黒人少女達のあの黒い肌が、
いかにも涼しげに見えてくるから不思議というもので。

確かに、あの黒い肌の人々。
見るからに疎ましいと思いきや、
実はその汗に湿った黒い肌、
触ってみると実にひんやりと冷たいのである。

知る人ぞ知る、黒人の少女の肌ざわりは実は天下一品。
しっとりと滑らかで、すべすべとして柔らかく、
あの感触、一度触れたらまさに虜となりそうなほど。
普段は鼻につくあの体臭でさえが、
滲んだ汗と蒸れた髪の匂いと相成って、
まるでこちらの身体にしみこむように包み込まれるように、
まさに身体がそのまままるまると、
彼女の身体の中に滑り込んでしまったような気さえしてくるのである。

と言う訳で、思わず、あの嘗て知った至極の時を思い出して、
その黒い背中に、超然と盛り上がった鞠のようなお尻に、
べっとりと身体を貼り付けてしまいたくなるわけで。

普段はまるで眼中にさえない、太り切ったバブルバットの糞女達でさえ、
思わずその盛り上がった巨大なブーブーの中にむにゅうっと顔を埋めたくなったりもして、

いやああ、ひんやり気持ちいい!とかなんとか。

ああ、このニューヨーク。暑くなれば暑くなるほどに、
どうせならもっともっと南に下りたくもなってくるなあ。

という訳で真夏のニューヨーク。
寒い時には寒い土地の女。
暑い時には、まさに暑い土地の女。

その季節によって魅力的な女の人種も移り変わって行くのである。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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