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8月に入ってからと言うもの

Posted by 高見鈴虫 on 04.2013 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback
8月に入ってからというもの、妙に快適な気候が続いている。
気温23度。湿度は30%以下。
完璧といったらこれほどまでに麗しい天候もないのだが、
妙に肩透かしを食ってしまったような気分で、
もしかして、既に夏は終わってしまったのだろうか、
とちょっと寂しい気がしないでもない。

そんな中、先週の日曜の夜から始まった徹夜続きの大パニック。
連日連夜の寝不足に追いうちをかけるように芋づる式に襲い掛かる案件の山。
昼飯のジムどころか昼飯そのものをぶっちしてもこんな仕事の山が
8時5時の時間内に終わるわけもなく、報告書の作成どころか、
津波のように押し寄せるレポートに目を通す間もなく、
やれ夜の9時に会議だ、次は朝の6時半だ。
ここに来てようやくこの高給待遇の理由がわかってきた、というか、
しっかり元を取られている気がして苦笑いである。

と言う訳でこの週末。
金曜の夜中までかかってようやく致命的な遅れだけは取り返し、
家に着いた時にはすでに意識もなくそのままベッドに倒れこんで昏睡状態。
翌朝7時過ぎ。
とりあえず目が覚めただけでもみっけものとふらつく足を引きずってセントラルパーク。
いつになく肌寒い8月の雨の朝。
誰にも会わずに濡れた芝生の丘、見渡す平原を独り占め、
とばかりにはしゃぎまわる犬にボールを放りながら、
いまだに頭の中では昨日までの案件が次から次へと頭に浮かんで、
犬の散歩どころではない。

そんなこんなで帰り着いた10時過ぎ。
泥まみれになった犬の身体を拭いて、朝飯を用意して、
でここまできて既に意識が朦朧。

さっき起き出たばかりのベッドに逆戻りして、
朝飯を終えてベッドの上を跳ね回る犬を無理やり抱え込んだまま、
ふとしたときにはすでに眠りの淵。
くそこの週末はなにがあろうと思い切り寝つくしてやるぞ、とばかりに、
フリーコンサートもテニスもパーティも
すべてぶっちして寝腐れる夏の週末。
果たしてこれを幸せと言うのだろうか、と思っていた訳だ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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