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巨乳の代償 そのよん

Posted by 高見鈴虫 on 06.2013 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback


なんてことを話していたら、
ははーん、と判ったように鼻を鳴らされた。

お前、子供いなかったよな、と悪友。

ああ確かにね。

だからだな、とその悪友。

つまり、そう、女が妊娠して、
みるみる身体の形が変わって来て、
おっぱいが日に日に膨らんでパンパンに張っていって、
っていう生命の神秘のその過程を経験していない、
という訳か。

思わず、うぐっと喉を鳴らしてしまった。

そういうことか?

そうさ。そういうことだよ。
少女が女になって母になり、そしてまた女に戻る。
赤ん坊と並んで右のおっぱいと左のおっぱいをちゅーちゅーシェアしたりさ。
なんてことをしているうちに、二人目欲しいな、ふんふん、とやりだす訳でさ。

お前もまだまだだな。どうだまいったか、と胸を張られてしまった。

このハゲの出っ腹の糞オヤジがよりによってこの俺様にそんなことをのたまうとは。

という訳でいまはこれだ、と見せられた写真。
なんだこのガマガエルみたいな女は。
あ、だからそれがかみさん。

で、とその隣。
長い髪をしたすらりと伸びた長い足にはにかみ笑いをしたそばかす少女。

うへえ、これお前の娘?

そ、で、これ、と見せられた写真。

サテンのイヴニングドレスを来たまさに絶世の美女。

これがまさか。お前の娘?

そう。こないだの卒業記念パーティ。気味が悪い程、昔のワイフに似ててさ。いやあ血は争えないぜ。

という訳で、まさに、少女が女になって母になり、女に戻っていつしか娘にバトンタッチ、という奴か。

いやはや、一本取られました、と心から心服してしまったわけだ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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