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甘えたバカ、甘えさせるバカ。つくづく平和な国なんだな

Posted by 高見鈴虫 on 10.2013 旅の言葉   0 comments   0 trackback
先日、出張で日本に行った折、

宿泊していたグランドハイヤットの近辺でも、
訳のわからない右翼の宣伝カーから
耳障りな騒音を上げていた。

久しぶりに聞くこの街頭演説。
本当の本当に聞くに絶えず、
つくづくこんな日本なんて国に滞在することが嫌になった。

という訳で、いまや立派な外人である俺は、
純粋に日本を訪れた外人の立場として、
ホテルのコンシアージェに電話をして
苦情を言った。

あのばかみたいな騒音はなんだ?
不愉快だから辞めさせて欲しい
ホテルでできないのであれば警察を呼んで欲しい。

了解しました、と言うので
右翼が帰るまで15分おきに電話を入れた。

はあ、どうにもこうにも、と困り切ったコンシアージュに、
困ったのはこっちだ。煩くてなにもできない。
いったいなんなんだあの白痴のような人々は。
警察はなにをやっているのだ。
通行人はなぜ誰も文句を言わないのだ。

という訳で、15分おきにそんな俺の苦情を聞かされたコンシアージュ。
いい加減そんな電話にムカついたホテルの職員が、
思わず金属バットを持って走り出て、
宣伝カーもろとも右翼を滅多打ち!
なんてしたら面白いな、
と思ったが、やはりそういうことは起こらなかった。

で、あらためて、なぜ誰もそれをやらないのか、
思ったのだが、
やられない、と判っているから彼らもあんなことをやってられるのだろう。

つくづく平和な国だな、とおもったわけだ。

がなる方も甘え、がなる奴を見過ごす方も甘え。

つまりは甘えの蔓延した社会。

あの街頭演説を久しぶりに聞いて、実にそんなことを思っていた。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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