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ねえ、犬が欲しい!犬飼いたい!

Posted by 高見鈴虫 on 12.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
川沿いの公園を夢中になって跳ね回るブッチとチェシー。

寄って来た子供達にボールを預けては、
子供たちの投げるボールを追いかけて追いかけて。
子供たちも犬も大喜びである。
最初は物怖じしていた子供達も、
恐る恐る頭を撫でいたのが、思わず抱え挙げて抱きしめて、
とやっているうちに、帰る頃になって思わず涙顔。
この犬と別れたくない!いやだ帰らない。この犬と一緒にいる!
そんな子供達の涙をいちいち舐め始めるブッチとチェシー。
くすぐったがって笑い始める子供達。
ほらひら、泣いたカラスがもう笑った。

ねえ、犬が欲しい!犬飼いたい!の大合唱に思わず頭をかくお父さんおかあさん。

そういえば俺もそうだったな、と思わず。

ただね、犬を飼うことは本当に大変だよ。
おもちゃと違って、飽きたらおもちゃ箱にほったらかしという訳にはいかないし。
毎日、朝も昼も夕方も散歩に行かなくっちゃいけないし。
ご飯もあげなくっちゃいけないし、病気になったらそれこそ寝ないで看病しなくちゃいけないし。

やっぱり大変ですか?と親。

はい、と思わず。とても大変です。

でもほら、と一同。

はしゃぎ回る子供達と走りまわる犬達。
この子達、こんなに幸せそうで。

確かに、犬と一緒だと子供は優しくなりますよね。
教育上にはとてもよいことだとは思うんですが。
犬の世話をする責任をちゃんと子供たちにわかってもらわないと、
押し付けられた親は大変ですよ。
それが、とお父さん。その責任をまっとうするっていうのが本当の教育なんだよ。
あれまあ、と思わず。ならお父さんはちゃんと責任まっとうしてますか?と思わず皮肉を言って一同苦笑い。

子供にしろ犬にしろ、育てる、というのは実に大変なことで。
それはまさに、自らの血と肉を分けるにも等しい。
がしかし、それなくしては愛のなんたるかを理解することはできない訳で。

それを理解させることこそがまあ教育という奴なのかな、と。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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