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「日本語禁断症状」

Posted by 高見鈴虫 on 31.2013 とかいぐらし   0 comments   0 trackback


次の連休明けににちょっとした資格検定の試験があって、
この週末もしぶしぶと試験勉強。

問題の難易度に加えて、やはりネックは英語である。

と言う訳で、試験に合格するまでの間は、
と、ここのところずっと日本語断ちをしているわけなのだが、
そんな中、まるで砂漠の地平線に浮かぶ蜃気楼。
脳裏にはまるで逃げ水のように日本語が出ては消える。

くっそう、この試験が終わったら、と歯軋りしながら書き連ねるWISH LIST。

日本のドラマが見たい。

「あまちゃん」が観たい!すごく観たい!

「半沢直樹」が観たい!死ぬほど観たい!

池波正太郎が読みたい!

時代劇が観たい。
時代劇ならなんでもいいから、ちょんまげしたした人やら町人やら看板娘なんてのが出てくる
江戸の下町人情物みたいなのが観たい。

川端康成が読みたい。

開高健が読みたい。

金子光春が読みたい。

ちゃんとした美しい日本語が読みたい。

あと、周りがインド人ばかりだからかな、
どういうわけだか藤原新也の放浪・漂流物が無性に読みたくなって、
豚は夜運べ、やら、人間は犬に喰われるほど自由だ、
やら、人間は肉でしょ。気持ちいっぱいあるでしょ、やら、
東洋のジャズが聴こえる、やらを、
思わずノートの切れ端に書きなぐりたくなる。

であらためて眺める日本語。
やっぱいいなあ、日本語。。と思わず。

もう現在そんな日本語を使っている日本人という人種の人々とは、
どこか致命的にすれ違ってしまったようで、
日本などという国がもうあってもなくても知ったことではないのだが、
だが、しかし、
文章として残されたそんな日本語。

美しいなあ、恋しいな、と思わず涙が滲みそうになる。

やはり、俺の中にはいまだに刻み込まれ続けているのだな、
やはり日本語こそが俺の血であり肉なのだな、と思わず大実感。

糞、クソ、くっそ、

思う存分に日本語読みたいなあ。。

ああ、このクソ試験勉強、あとどれだけ続くのだろう、と思わず頬杖をついている。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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