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ZABERSのコーヒー

Posted by 高見鈴虫 on 16.2013 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback

水曜日はZABERSで珈琲豆を買う日である。

ZABERSってのはつまりはまあうちの近所にあるデリ、
つまりはスーパーで、肉野菜から惣菜から皿からフライパンから、
とまあそんな感じのなんでも屋スーパーなのだが、
実はこのなんでも屋スーパーで扱っているのが、
ZABERS ORIGINLのコーヒー。

肉野菜屋であるはずがどういう訳か超のつくぐらいの珈琲通の店長、
独自のロースターを仕入れて、独自のブレンドの豆を独自の製法で炒り上げて、
というこのZABERSコーヒー。
これが実は、やけに、上手いのである。

煎りたての豆が1パウンドで8ドル。
豆ごと購入したものを飲むたびにコーヒーミルで挽くのがおいしさの秘訣。
数年前に胃をやられてからカフェインはご法度なのだが、
デカフェの珈琲であってもZABERSの豆なら十分に味わえる。
毎朝シャワーと歯磨きと髭剃りの合間に珈琲を煎れ、
それをポットに詰めて会社に持ってゆく。
朝一番、まだ誰も居ないオフィスでEMAILをチェックしながら、
カップに注いだ珈琲。
その見事な芳香がうすぐらいオフィス中にぱっと広がり、
一口啜るごとに、うーむ、と思わず唸ってしまう。
この珈琲は苦くてちょっと酸っぱくてほのかに甘い。
そして口に含むたびにまた違う味がする。
この揺らぎこそがおいしさの秘密である。
やはりスタバのあの舌全体にべっとりと張り付くような珈琲とはひと味もふた味も違う。
朝一番のおいしい珈琲。これはやはり誰にもいえない密かな愉しみである。
ZABERS最強だなと思うわけだ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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