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「やせ我慢」

Posted by 高見鈴虫 on 22.2013 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback
普段は、ニューヨークが世界で一番、やら、
もう英語の暮らしにも不便さはまったく感じない、
あるいは、日本なんてもうあってもなくても関係ないもんね、
とは言いながら、
日本語を話すテレビ。

あればあったで、見ちゃったりとかしてた訳で、
あぁあ、日本語テレビ終わっちゃったね、と、
ちょっとかみさんも寂しそう。

つまり俺たちって、もしかしてやせ我慢してるってこと?

なんて変なことを考えてみたりもしている。

と言う訳で改めて「日本」である。

米系企業に勤め始めてからというもの、
日本というものがますます遠ざかっている気はしていた。

あの日本人という厄介な人々。
思ったことをはっきり口にせず、
いつもどこかもじもじと陰に隠れるようなところがあり、
話しをすればいつまでぐるぐると同じところの堂々巡り。
その控えめ過ぎる口数少ないその言葉や表情の、
その裏の裏に因が込められたような、
あのしち面倒くさい人々。
まったくあのうじうじ亡者ども、手が切れてさっぱりした、
とは思いながらも、
やはりどこか俺の中にも、
そんな日本のうじうじ文化に対する、
一抹の亡国の念があるのかないのか。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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