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「ホームレス球団」がワールドシリーズを取った!」

Posted by 高見鈴虫 on 31.2013 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback

いつの頃から野球を見なくなった。

ぶっちゃけ、その理由はと言えば、アレックス・ロドリゲスである。

野球をやっていなかったら、株屋になっていただろう、
なんてことを平気で言ってしまうこの成金スター気取りの大バカ。

こいつがヤンキーズに遣って来てからと言うもの、
金を積まれてかき集められた取って点けたようなスター選手ばかりになったヤンキーズ。
誰もが「自分のこと」ばかり考えるようになってしまった利己主義野球。
チームの勝利よりは自分のカメラ映りばかり気にしているようなバカが集まった球団。
あのなあ、お前らはアイドル集団か?だったらマウンドで踊りでも踊ってろや、このボケ!
ってな感じで、だれがこんなもの見るものか、と、心底うんざりとさせてくれたものだ。

挙句についに暴露されたステロイド疑惑。
それにも往生際悪くがたがたと言い訳を並べては金の計算ばかりしている訳で、
そんなA-RODの姿に、いまとなっては誰も驚かないぐらいに、
つまりこいつははなからそういう奴だったのである。

アメフトでこんなことがあったら、まじで「暗殺」されてしまうだろうぐらいの大不祥事。
これがまかり通ってしまうというのも、野球がそれだけ堕落したということ。その凋落のなによりの証。
野球なんてしょせんそんなもんだろう、と思われている何よりの証拠なのだ。

と言う訳で、いまや誰からも鼻もひっかけられなくなった「めじゃーりーぐ・べーすぼうる」

唯一興味を引く日本からの選手達も・・・

今年もダルビッシュも駄目だったし、というか、
レンジャーズ、駄目でしょ、あれじゃあ。

だって・・選手の仲が悪すぎるのが、試合中からして見え見えなんだよねえ、まじで。

なぜかと言えば、そう、レンジャーズ。

レンジャーズと言えばまさにアレックス・ロドリゲス、
あるいは、ノーマン・ライアン、そして、かのジョージ・ブッシュ。

つまり、そう、ヤンキーズを、あるいはブッシュに至ってはアメリカそのものを、
あそこまでぶっ壊してしまった諸悪の根源。
あの恥知らずな低脳利己主義野球の総本山的チーム、というイメージが強い。

あれあれ、ダルビッシュも可愛そうに。金に吊られた末なのだろうが、
あんたそんなところにいても一生浮かばれないぜ、とは思っていた訳で、

まあそんなこんなで、そう、今年も、というか、野球は永遠にパスかな、と思っていたのだ。




IMG_2539.jpg
* * * * * *


そんなこんなである日の夕方。

また犬の散歩から帰ってから、
かみさんの帰るまでの間に、つらつらとテレビのチャンネルを変えていたら、
なんだ! ZZ TOPが野球やってる!!、
という、とんでもない無精ひげを生やした野球選手、
が、バットを構えている。
なんだよこれ、ホームレス野球?と思いきや、
そのホームレスが、いきなり大ホームラン!

おおっとお、と思わず観始めてしまったわけで、
うーん、この野球、まじ面白い!

と言う訳で、ボストン・レッドソックス。
まさに野武士集団である。

ここニューヨークにおいて、レッドソックスは言うまでもなく
ご当地ヤンキーズの往年のライバル。

積年の恨み辛みが高じて、レッドソックスが勝つぐらいならアルカイダが勝ったほうが良い、
とまで言われるぐらいに、まさに唾棄物、というハードコアもいるぐらいで、
まさに、このレッドソックスの快進撃、ここニューヨークにおいては徹底的に無視、
な訳であるのだが。。

言わせて貰えば、そのレッドソックスの野球。
とてもとても面白い。ヤンキーズなんかよりも数千倍面白い!

と言う訳で、思わず、プレイオフからワールドシリーズまで、
すっかり観てしまって、そして心の底から感動させて貰った。

いやあ、KOJI UEHARA、いい選手だなあ。
というよりも、その上原を囲むレッドソックスの奴等、
本当に仲が良さそう、というよりも、まさにチームワーク!な訳である。

思えばヤンキーズにもそういう時代があった。
ポール・オニールを中心に、スター選手などだれも居ない地味地味チームが、
その精神力とガッツと、そしてつまりはチームワークを武器に、
列強と戦い抜いたあの、ヤンキーズ魂。
あの時は本当に涙が滲むぐらいに感動させてもらった。

そんなスポーツの感動はいったいどこから来るのだろうか。

つまりは、そう、その選手達の生き様なのである。

そしてこの野武士集団。
最下位からいきなり世界一である。

武器は?もちろん、チームワーク!

スポーツファンがスポーツを観戦するのは、
まさに、こういう姿が観たいからなのだよーん、と。

10月の一ヶ月間、このホームレス野武士集団の大快進撃、
これこそが野球の醍醐味。久しぶりに大いに楽しませてもらった。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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