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子供が犬と共に育つということ

Posted by 高見鈴虫 on 27.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
近所に住む犬仲間の夫婦に子供が生まれた。

と言う訳で、まあ、大変なのは想像に難くない。
がしかし、育児がいくら大変と言っても、
やはり犬の散歩はしない訳にはいかない。

と言うか、ご主人はいつもどおり、
というよりもいままでにもまして犬の散歩ばかりしている。

この夫婦はやはり無類の犬好きで、
そんな夫婦が飼っている犬はよりによってオーストラリアン・キャトル・ドッグの雑種、
それも二頭。
当然のことながら二頭ともにシェルタードッグ。
まあ問題が無い訳ではないが、
そこは無類の犬好きの夫妻。そんな苦労のなんのそのと暇さえあれば犬の散歩ばかり。
そしてそんな犬好きのカップルに飼われている犬たち。

やはり問答無用にハッピードッグな訳である。

で、ようやく首の据わってきた赤ん坊を連れて、
再び犬の散歩に顔を出したお母さん。

おやまあ、育児と犬で大変だね、と言えば、
え?なにが?とけろっとした感じ。

だってね、とお母さん。

人間は犬と共に育つもの。
この子たちにもしっかりとがんばって貰わなくっちゃ、
と足元でじゃれまくる二頭の犬達に笑いかける。

人間に一番必要なものって、愛でしょ?

それはお金も大切だけど、
でも、愛がなくっちゃお金なんていくらあっても仕方が無い。

そして、子供に愛を学んでもらうのに、
世界で最高の先生といったら、それは犬。

犬の愛こそがこの世で一番純粋な愛。

犬を愛すること、犬に愛されること。

それを知らずに育った子供なんて、私達だって愛せないわよ。
そうじゃない?

と言う訳で、
最早絶対的な貫禄に満ちた母の言葉である。

こいつ、といまだにサルのような皺々顔の赤ん坊。
良い子に育つだろうな、といまから思わずほくそえんでしまう。

元気に育てよ。

と遣っていたところ、そんな俺を見つめる二頭の、
そして、我が家のブー君。

可愛いだろ、と言えば、へっへっへ、と照れながら尻尾を振っている。

子供は世界の宝。そして犬は人間の宝。

愛に満ち満ちた家族。

がんばれ、と思わず心から声援を送るわけだ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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