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追悼 LOU REED ~ さらばるうりいど

Posted by 高見鈴虫 on 03.2013 音楽ねた   0 comments   0 trackback
この日曜からずうううううっとLOU REEDばかりが頭を廻っていた。

YOUTUBEで、LOU REED FULL ALBUM とやって、
そして日がな一日、来る日も来る日も、LOU REED。

別に、追悼、というつもりもないのだが、
そう、まあ、秋だしな、とも思っていた。

ちゅうわけでいまさらながらYOUTUBEである。

サーチバーで検索、とかけただけで、
LOU REEDの作品がほとんどすべて、
聞き放題なのである。

違いはと言えば、ただそれを所有できない、という訳なのだが、
所有することを望まなければ、いつもそれをサーチして聞くことができる。

しかもいろいろある。
この俺でさえ聞いたことのないアルバムが山ほどある。
レコード屋の視聴コーナーのようなものだ。
しかもそのライブラリが無限大だ。

これでは。。。はっきり言ってCDは売れない。

レコード会社はやっていけないし、
その状況に早く手を打たなかったレコード会社は瞑れる。

そしてそんな無能なレコード会社に子飼いにされていたアーティストたちは、
まさに経営破たんした牧場の、そこで飼われていた羊。
柵の中に閉じ込められたまま、飼い主にばっくれされたのも知らず、
来る日も来る日もメーメーと鳴き続け・・・
で、つまり。。飢え死ぬことになった。

がしかし、と改めて思う。
もうすでに、一生分かかっても聴き終わらないほどに、
世の中にはすでに音楽があふれ切ってしまったのである。

つまり、もう新しい音楽、
特に、これまでの音楽の焼き直し、ぐらいの才能しかない音楽なんて、
わざわざ聴く必要もない。。。

つまりなんだ、もうROCKはいらない、ということなのである。
そう、つまりそういうことなのであろう。


IMG_2963.jpg



という訳で、ちょっとがっついた気持ちになって、
いまさらながら、LOU REEDのライフワークをすべてご拝聴申し上げてみた。

ベルベットから始まって、メタリカとの共作まで。
ライブからブートレッグまで含めて。

それはまさにLOU REEDの一生、そのすべての軌跡である。

それが、なんと、YOUTUBEにただで公開されているのである。

これじゃあ、まったくCDなんて売れないだろうな、とつくづく思う。

だって、あまりにも、ありがたみが無さ過ぎるじゃないか・・

という訳で、永遠と聴き続けたLOU REED。

で、7日目、ついに、飽きた。

心の底からLOU REED的なるものに、飽き飽きとした。

考えてみればLOU REEDだって、まさか四六時中、自分の歌ばかり聴いてるって訳でもねえんだろ、と。

俺でさえ、自分のドラムの音を聴き続けていると、心底このドラム叩いてる奴、つまり俺、に嫌気が刺したものだ。

あるいは、四六時中、徹底的に自分の音ばかり聴いていても嫌にならない奴、
それこそが、まさに、ビッグネームとなれた秘密なんだろうな。

という訳で、なんとなくちょっと、隣のお勧めバーとかにあった、
ROLLING STONES 1977年 LIVE BOOTLEG、なるものをクリックしてみたのだが。。。

いきなりのSTONESである。

一撃で目が覚めた。

腕が尻が足が、身体が動き始め、そして、へへへ、馬鹿やろう、とにやりと笑いたくなった。

そう、つまりはSTONESなのである。

つまり、元気なのである。

LOU REEDは聴くにはいいが、しかし踊れない、と、昔そんなことを言っていたのだ。

そしてROLLING STONESである。

1977年の、そして1985年、そして1991年の彼らは、

まさに、血が出るほどに鮮烈で、涙が滲むほどに切実で、そして、罰当たりなぐらいに元気である。

STONESが帰ってきた。

目を覚まさせてもらった。

そういえば、タイでヘロインまみれになっていた時、インドに旅立とう、と思ったのも、
窓の外からSTONESが聴こえてきたからだったっけかな、と思った。

LOU REEDがヘロインだとすれば、STONESはまさに、SPEEDBOWLだ。

つまり、なんでもあり、なのである。

やはり俺は、STONESなんだな、と思った訳だ。
そしてそんなSTONESは、不思議なことに四六時中聴き続けていても、飽きない・・・

なんとも不思議なパワーを持ったバンドである。
あらためて、ストーンズの不思議を思い知った。

という訳でさらばLOU REED。安らかに眠ってくれ。
そしてたまにはNYCに遊びに来てくれ。



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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