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「犬の時計」

Posted by 高見鈴虫 on 05.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
と言う訳で、夏時間の終わったニューヨーク。

時計の針を一時間戻して、ちょっと得をした気分。
なのだが・・・
ここに来て我が家の駄犬がちょっとした混乱を来たしている。

朝の5時のまだ暗いうちから起こされて、
6時過ぎに仕事から帰れば、帰るの遅い!おしっこおしっこ~!と文句を言われ、
あげくに散歩から帰れば、ご飯まだ~?の催促が尋常ではない。

で、夕飯を食べ終わったばかりの8時半には、
さあ、出発だ!とお散歩をせがみはじめる訳で・・
夜の散歩から帰れば11時には目がしょぼしょぼ。
12時を前にぐっすり寝てしまうわけだ。

というわけで、早寝してしまったブー君の寝顔を眺めながら、

あのなあ、お前、どうしちゃったの?と首を傾げる。

もしかしてまたどこか具合が悪いのか・・

と思えば、


あ、そうか、夏時間か!


時間には妙にニートなところのあるブー君。

在宅勤務中の時には、こっちが呼ぶ前から、
はい、10時です。はい12時です。はい3時です。
で、5時ジャストに、
はい!5時です。仕事は終わりです。お散歩の時間です!

という訳で、こいつといると時計を見る必要がないぐらい。

がしかし、そう、夏時間が終わったニューヨーク。

世界はすでに一時間遅い時間を生きている訳で。
が、いまだに夏時間で生活しているブー君。

すべてにおいて一時間のずれが生じる訳だ。

ふむふむそういうことか。



IMG_2121.jpg



ってことは、と改めて考えるに、
ブー君のこの時間感覚。

つまりは、時計を見ていた、ということではない訳なのか。

ってことは、つまりは、腹時計、ということなんだね。

そうか。

やはり人類は時計ができて初めて時間を認識した、
という訳ではなかったんだな。

つまり、腹時計は本能的能力の一種だったのか。。

とあらたに生命の神秘を思い知らされる形となった。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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