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お散歩苦行

Posted by 高見鈴虫 on 30.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback
サンクスギビングのこの連休中は、
なんの予定も入れず、
もう徹底的に犬と過ごしてやろう、と思っていた。

という訳でまずは朝7時に起きて二時間の散歩。
帰って飯を食わせてお昼寝させて、
そして昼にまた二時間の散歩。
その後日没を挟んでまた二時間の散歩。
帰って夕飯。食後の休憩の後に、
夜は夜でまたドッグランで猛犬パーティ。

これが一週間も続くとさすがに両足がつっ張って来る。
この寒さの中、下手をすると散歩中に硬直を始める訳だが、
吹きさらしの木枯らしの中でベンチに座って休むことはまさに苦行に等しい。

という訳で、零下何度であろうが雪が降ろうが風が吹こうが、
あるいは両足の太腿が脹脛が痙攣を起こそうが、
とりあえずは散歩に出た限りは歩き続けなくてはいけないのである。

最初の数日はいつ散歩に出ても喜び勇んでいた我が愛犬も、
そのうちにお散歩ボケが始まり、
そっちの道に行くのは嫌だ、から始まり、腹が減ったからもう帰る、
やら、雨だから行かない、やらと、ずいぶんと豪勢なことを言い始める。

あのなあ、俺がどれだけこのお散歩休暇を楽しみにしていたか、
あるいはこのお散歩休暇を手に入れるためにどれだけの苦労をしてきたか、
このお散歩休暇のためにいったいどれほどのものを犠牲にせなばならなかったのか、
お前に判るか?判るのか?

がしかし、ご馳走も毎日食べていれば厭きも来るように、
こう毎日毎日お散歩ばかりというのも大変らしく、
ついには我が愛犬、疲労というよりはストレスのためか、
下痢をしてしまった。

お散歩し過ぎ下痢、という奴なのだろうか。

という訳で朝から晩まで散歩散歩のお散歩休暇。
そろそろ俺も苦行に近くなってきた、と思い始めている。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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