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夜更けのドッグランで思わず口が滑った

Posted by 高見鈴虫 on 01.2013 犬の事情   0 comments   0 trackback

あのねえ、中東の問題はね、あのひとたちがいまだに国家や民族というよりも部族、
なんてもの単位でしか物が考えられないからなのよ、判る?

という話をされて苦笑い。

部族単位でも物を考えるのがなにが悪いってんだよ、
と思わず言い返してしまって、

それが伝統って奴なんだよ。アメリカは移民の作った国。
つまりそこそこ200云十年の歴史しかない国が、世の成り立ちなんてものに
良いの悪いの言うことからして間違い。

そう言ってしまえばだ、と思わず・・・口が滑った。

あんなあ、

元はといえば、中東の石油をアメリカやらイギリスやらが独り占めして
世界のパワーなんていっているのからして間違い。

で、そう行ってしまえば、

元の元はといえば、中東の土地に伊豆らえーる、なんて国があることからして間違い。

その間違いを脇に置いておいて、まずは現実問題だけ討議しましょう、なんてのがそもそもまったく虫が良すぎ。

そんな虫の良い話ばかりするから、てめえらいつも勝手にてめえの事情ばかり言いやがって。
そっちがそうなら俺らで勝手にやっていくから、という姿勢の象徴が部族制とイスラム主義への固執なのであって。

と言ったとたん・・・
やば、っと思った時にはすでに遅し。
一同がまるで凍りついたように沈黙。
犬達のはっはっは、という吐息だけが響く、
夜更けのドッグランにままるで似合わない張り詰めた空気。

ふん、と不機嫌に鼻を鳴らす人々。

普段はにこやかなこの人々が、
まるで大魔神がうむ、と顔の前で腕を振ったように、
むっつりと黙りこくりながらまさに鬼のような形相である。

さすがに・・やばかったかな・・

がしかし、だ。

そう、そんなときこそが犬の出番だ。

ほら、しもべたちよ、

得意の舐め舐め攻撃で、機嫌の悪い奴等を舐め倒せ、行け!

といったとたんに、いきなり飼い主に飛びつく犬犬犬。

怒っちゃやーよ、怒っちゃやーよ、とどこもかしこもいきなりの舐め舐め攻撃である。

どうだ、恐れいったか。

と言う訳で、犬達の活躍によってなんとか命だけは保っていられているようだ


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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