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ユダヤ人という人々 そのに

Posted by 高見鈴虫 on 11.2013 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback

ユダヤ人というのは、人種ではない。
ユダヤ人とはユダヤ教を信仰する人、という意味であって、
それは血筋ではない。
なので、見かけからこの人はユダヤ人だ、と判断することはできない。

オーソドックス、と言われる厳格なユダヤ教信者は、
あの黒い山高帽にもみ上げのクリクリから、あの葬儀屋のような黒いコート、
と一目で判るのし、
あるいは、ヤマカ、と言われる旋毛のあたりに乗せるあのコースターのようなもの、
をしているのを見て初めて、ああお前もユダヤ人だったの?
と判ったりもする訳だが。

がしかし、このヤマカ無しには一様に外見だけでユダヤ人を判断することはできない。

アラブ系か、と言えば金髪もいるし、イタリア人かと言えば、南米系にも見える。
鼻がでかくないユダヤ人も眼鏡をかけていないユダヤ人もいるし、
ましてや黒人さえいる。

つまり普通のユダヤ人は一見してただの普通の人なわけである。

つまりはそれ、世界各国に離散した長い流浪の歴史の中で、
流浪先の現地人との混血を繰り返した結果に血が混ざりすぎ、
見た目、つまりは人種では判断がつかなくなってしまった、
というのが理由なのだろうが、

そういった理由から、ユダヤ人は異人種間との結婚にも  がない。
周りの友人で、日本人男子が「外人」と結婚している場合、
その相手が大抵はユダヤ人であったりもする。
あるいはユダヤ人以外のカップルは得てして長続きしない。
つまりなんだかんだ言って、日本人とユダヤ人は気があったりもするのだ。

がしかし、ユダヤ人との結婚。
その行く末は、というと、これが大抵は離婚である。
その理由はと言えば、実は教育問題であったりもする。
子供が成長をするとある時期を境に猛烈なユダヤ教育が始まる。
見た目は日本人でも結構。食べるのは日本食でも結構。
ただ自身がユダヤ人であるということを忘れずに、という奴である。

で、コーシャーも喰わず、ヤマカもクリクリでもない日本人とユダヤ人の混血の子供。
がしかし、なんか知らないがやはりどこかでユダヤ教についての知識がしみこんでいたりする訳で、
そしてしいて言えば、
子供が物心が付いてきたあたりになると、必ず離婚する。
で、子供はユダヤ人が引き取る。
つまり、正式なユダヤ教育を施すため、なのではないか、と思う。

なんかそう考えると、ユダヤ人はとりあえずいろんな人種のユダヤ人のコレクターなんではないかな、
と思ったりもするわけで、これぞ世界戦略、などというつもりはないが、
まあまあおかしな人々であることは確かなようだ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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