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2014全豪 フェデラVSナダル

Posted by 高見鈴虫 on 24.2014 テニスねた   0 comments   0 trackback
と言う訳で全豪が終わった。

いやいや、終わってない終わってない。
まだまだ決勝が残ってるwww
とは言うものの、
まあつまりは、俺の、と言うか、
ぶっちゃけフェデラの全豪が終わった、と。

今更ながらきついのは全豪。
メルボルンとニューヨークの時差が16時間という訳で、
第一試合の開始がこっちの時間で夜の7時。
で、メーンイベントの試合の開始はなんと夜中の三時半。

この大会が始まると毎回ながらの超寝不足。
おまけに北半球と南半球で冬と夏がまっさかさま。
零下15度のニューヨークで40度の炎天下で行われる死闘を観戦することになる訳で、
思わず体内時計に変調をきたすことになる。

がしかし、この準決勝。
フェデラVSナダル。
往年のテニスファンとしてはまさかこのマッチを見逃す手は無いだろう、というばかりに、
昨夜だけは思い切り気合を入れて、残業も早々に切り上げて、
晩飯も抜いて早めに寝ておこう、と思いながら。。。
やはりついつい期待に高鳴る胸に寝付けずにそのままずるずると三時半。

がしかし、テニスなんてものにこれほどまでに胸を高鳴らせるというのもまさに久々のこと。

フェデラとナダール。

因縁の対決、というよりは、
テニスの黄金時代を築いたこのふたり。

かの伝説のWINMBLEDONの5セットマッチ以来、
今度こそ、今度こそ、と思いながら。。。
結果はいつもナダール。
思わずがっくり、を繰り返してきたのだが。。

がしかし、
今大会のフェデラ、なにかが違う!

大会前に新たにタッグを組んだコーチ・ステファン・エドバーグ。
そう、かの七色のキックサーブと蝶が舞い蜂が刺すような超人的ボレーを連発してグランドスラムを連取したこのボレーの貴公子がフェデラのバックに着いた訳だ。
それに加えて、あろうことか長年使いなれた90SQのラケットから、なんと100SQのでかラケに変更。
むむむむ。。。
素人でさえラケットを変えるのは至難の業。
特に小さな面のラケットを使っていたものがいきなりでかラケを手にすると、
まるで中華なべを振り回しているような気にもなるものだが、
まさかあのフェデラがいきなりラケットを変えるなんて。。あまりにもリスキー過ぎる。。

がしかし、その効果か、今大会のフェデラ、かなりなにかが違う。
マッケンロー弟の解説では、ベースライン上でもヒッティングの位置がかなり前に来ている。これは物凄く良いことだ!
と大絶賛。
サーブでの力みを失せてセカンドサーブのポイント率がずば抜けて高い。
それに押されるように早め早めにネットに寄せては大胆に繰り出される必殺ボレー、
おおお、やった~!!!と思わず膝を叩いく。
これぞフェデラだ。これこそがフェデラなのだ!!

4THラウンドでは去年の全仏で苦杯を舐めたツォンガを、
そしてQファイナルではあの去年の全米の覇者・アンディー・マレーを粉砕。

まさに、新コーチと新ラケットで往年の無敗の帝王が復活、というところ。

それに引き換えナダール。
今回の、今回に限って、調子がかなりおかしい。

あの魔王のような勝負強さを持っていたこのマジョルカの闘牛士、というより闘牛そのもの男。
その人間離れした驚異的身体能力のこの超人テニスマシーンが、
まさかあの錦織ごときにぶん回しにあっては、
ここぞというときにまさかまさかのダブルフォルト、とこれまでのナダールからするとちょっと信じられないぐらいの大不調である。

掌にできた豆が悪化して、というよりは、たぶん古傷の膝がまた痛み出したせいだろう。

と言う訳で、こう言ってはなんだが、もしかして今回こそはフェデラにチャンス。
あの決勝戦のプレゼンの席で思わず泣かされたあの雪辱を、
いま、いまこそ、倍返しだ!

とひとりで力みまくっていたのだが。。


と言う訳で、2014年全豪大会の準決勝。
夜中の三時半から観たフェデラVSナダルの一騎打ち。
結果は・・・

なんとストレート。。。。フェデラの惨敗。。ストレートかあ。。

と言う訳で、

もしも5セットになったときには会社はぶっちしよう、と覚悟を決めていたのだが、
結果だけ見れば、7-6,6-3,6-3のなんとも凡庸なスコア。

つまりファーストセットのタイブレークを落とした時点で折れてしまった、
というか、つまりは万策尽きてしまった、ということだろう。

と言う訳で、幸か不幸か出社の時間に余裕に間に合うような予想外の結果に終わった訳で、
くっそお、まじちょっと期待していたのだが。。
ストレートかあ・・・とがっくりだ・・・

とそのまま寝ずに仕事に行ったら、
ちょっと早すぎるかとさえ思った朝の地下鉄を思わず居眠りして乗り過ごしそうになった。

そして改めて、ああ眠い、と思わず朝一から大あくび。

今日一日こんな調子か。あるいは。。5月の全仏までまさかこんなかんじ。。。
ああフェデラよ。。全仏とは言わない。が、全英、そして全米、待っているぞ!!


と言う訳で、まあいつもの愚痴なんであるが。。

なんでなんで、、
ツォンガやマレーではあれほどリラックスしていたフェデラが、
ことナダルとなるとなぜあれ程までに力み切ってしまうのか。

一度負けた相手をすぐにトラウマにしてしまって次の試合から力み始めてしまう、というのが近年のフェデラのパターン。

ナダル、ジョコ、マレーはしかたないにしても、
バーデッチやロブレドなんかに負けることないじゃないか。

王者にこんなことを言うのはまさに本末転倒ではあるが、
テニスはメンタルのスポーツ。
気で呑まれた負け。
勝つと思うな思えば負けよ、な訳であって、
つまりフェデラは、勝ちを意識しすぎてプレーに集中できず、
力んだ自爆ショットの罠に自らが落ち込んで自滅というパターンが多かった。

マレーとの試合においても、プレッシャーのかかるシーンでは、
おやおや、またいつもの暗雲がたちこめてきたか、
と思えば、わりと冷静にそのピンチを乗り切っていたのに。

いやあ、そういうことにももう好い加減慣れたから、
とインタビューで苦笑していたが、
やれやれ、今日の準決勝では再び、
それもタイブレークの初っ端でその自らの招いた暗雲の中に絡め取られてしまったのか。。。

そして改めて、
最近のジョコビ、マレー、そしてナダールの試合に見慣れた今となると、
フェデラ、あまりにも凡ミスが多すぎ。
というか、ぶっちゃけ、あのバックハンド、これはもう、やはり通用しないのでは、とも思ってもしまうわけだ。

特に力んだ時のフェデラ。
必ずこのバックハンドのエラーからフォアをネットに引っ掛けるようになってサーブが入らなくなる訳で・・・・

うーん、悔しい。。。

そう、毎回毎回、うーん、悔しい、と歯軋りを繰り返しながら、
しかしやはり、フェデラの試合、どうしても観てしまう。

ナダはとりあえず、ジョコもマレーも、試合を観てても面白く無さ杉。

つまり、動きに美しさがないわけで、
このフェデラVSナダルの黄金時代の終焉とともに、
このテニス熱も醒めていくのだな、という将来を確信しながら、
やはりフェデラが現役でがんばり続ける限り、
例えシードから外れようとも、応援し続けるだろうな、
とは思っている。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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