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2014全豪 ドジョウ子ビッチVSワウワウリンカ

Posted by 高見鈴虫 on 24.2014 テニスねた   0 comments   0 trackback
ちゅうわけでなんだ、
今年の全豪。

さすがに最近では昔のように毎晩朝まで、
あるいは仕事をぶっち切ってとまではいかなくなったものの、
やはり真冬の真っ只中に行われる地獄の炎天下での死闘、
なんだかんだで思わず持って行かれてしまう。

俺的に言えば、今大会のハイライトと言えば、
まさに、ワウリンカVSジョコビッチの準々決勝。

先の全米ではナダルに敗れたものの、
実力的にはこのジョコビッチがナンバー1であることは周知の事実。

そんなジョコビッチ、
今年こそは前人未到であるグランドグランドスラム、
一年のうちに豪仏英米の4大大会を全て制覇、
つまりは、クレー、芝、ハードコートのすべてのサーフェースを制覇するという
まさに絶対的な王者の証。

フェデラやナダルはおろか、歴代の超人たち、
サンプラスもアガシも、かのマッケンローもボルグもコナーズでさえも成し遂げられなかったこの偉業。

これをこの憎きブラック魔王・ジョコビッチが達成する姿、
これだけはなにがどうあっても観たくない!観たくはないのだが・・・
たぶん今年ぐらいに、どうもこのジョコビッチがそれを達成しそうだななな、
という悪夢に苛まれてきたのは確かに確か。

がしかし、去年の歳も押し詰まった頃に思わぬ朗報が届いた。

なんとそのジョコビッチが新任コーチにあのボリス・ベッカーを雇った、という大ニュース。

なんだそれ、と思わず????

だってよお、あのジョコビッチだろ?

徹底した安定志向。決してリスクを犯さず、
いつもカニのようにベースラインを右往左往しては来た球を打ち返しているだけのこの腐れベースライン野郎。

ああ判っている。俺のテニスは観ていても面白くないよな。
ただ、試合に勝つ、ということを優先させるとこの方法がベストなんだ、というジョコビッチ。

ボクシングで言えば徹底したボクサータイプ。
ディフェンスに終始してリング上を逃げ回っては、がしかし、細かいミスをついて得点を稼いで判定に持ち込む、
というまさに蛇の生殺しのようなやりくち。

プレーに華がない、というよりも、なんとなくその表情も相成って、卑しすぎ、というか、あさましすぎ、というか、
つまりは徹底的に面白みに欠けるわけである。

そんなジョコビッチが、かのボリス・ベッカー、
バカの一つ覚えのように弾丸サーブとジャンピング・ボレーを繰り返した究極のサーブアンドボレー野郎。
つまりは典型的なファイタータイプ。

そんな水と油の二人がタッグを組んだ、という時点で、???と言うよりも、
これは絶対に良い方向には転がらないだろう、とは予想はしていたのだが、
案の定、大会初めから、これまでのジョコビッチにはありえなかった凡ミスを連発。

アンフォースド・エラーが少ないことだけが取り得であったジョコビッチが、
まるで焼け糞のようにバカ打ちを繰り返しては訳も判らずネットに寄せて返り討ち。

と言う訳で今大会のジョコビッチ。
その締めくくりという訳で、最後の最後に見せたなんだよあの糞ボレーは!と大爆笑。

やた~!これぞベッカー効果!と思わず躍り上がってしまった。

そう、あのブラック魔王・ジョコビッチ。
こんな野郎にグランド・グランドスラムなど達成させてなるものか、
とは誰もが思っていること。

つまりはこのどじょっこ野郎の鼻を明かすのは果たして誰か、とそっちの方に興味が移っていたのだが、
正直言って今現在、フェデラもナダールも、そしてマレーでさえ、
ちょっとこのジョコビッチの勢いを止めるにはどうしても役不足。

もしそれを成し遂げられるとしたら、
つまりは究極のダークホースであろう、とは思っていたのだが。。。

そうそのダークホースこそまさしくこのワウリンカである。

このスイスの木偶人形、あるいは赤十字のハイエナ兄さん、
ジョコビッチにびびらないとしたらもうこの人しかいない、とは実は思っていたわけだ。

で、このワウリンカ。
実はほとんどランキング外であった頃からちょくちょく観ていた。

というのも、このワウリンカ、ご存知フェデラと同じスイスの出身で、
フェデラの練習を見に行くと、必ずというぐらいにヒッティング・パートナーとしてコートに立っていた。
がしかし、あの時代のフェデラはまさに無敗の帝王。

スピードから長さからそのスピンの回転速度から、
来る弾来る弾、まるでマジック・ボールのように変幻自在。
そんなフェデラの超癖球に目をくるくるどころか思わず足を取られて尻餅をついては、
くそったれ、と舌打ちしながら頭をかいて苦笑い。

がそんなフェデラに鍛えられ続けて早10年。
そのワウリンカがまさに兄貴分の雪辱を果たすとはまさにまさに兄弟仁義の鏡。
やってくれるなこのハイエナ兄ちゃん、と思わず。

俺はなにも要らない。
ただ、大好きなフェデラ兄ちゃんの仇を取りたいだけなんだ!とばかりに、
気合と気迫だけでもぎ取ったこの大勝利。

この勢いでなんとか、ナダルの頸も打ち取って欲しいものなのだが。。。

がしかし。。。ワウリンカがグランドスラム・チャンピオン!?

なんか。。。柄じゃねえなあ、とも思ってしまうわけで、
それを本人が一番知っている、というのがまたおかしい。

と言う訳であさっての決勝。

十中八九はナダルだろうが、俺はしかし、あえてこの赤十字のハイエナ兄ちゃんを押す訳だ。
だって、そう、フェデラの仇討ちなんだからさ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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