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「貧乏に生まれたガキへ ~ 普通にやっていても一生ろくなことはねえぞ」

Posted by 高見鈴虫 on 25.2014 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   2 comments   0 trackback
ぶっちゃけ、貧乏な家庭に生まれた時点で、
その先の人生にろくな展開は望めない。

そんなことは誰にでも判っていることだ。そしてそれは今に始まったことじゃない。

世の中は金持ちが良い思いをするために出来上がっている。

がしかしこの世の富が無尽蔵でない以上、
誰かが良い思いをする分、誰かが損を食わされる。
それは当然の摂理である。
そしてそれはますます助長されていく傾向にある。

そんな状況に、
一生愚痴をいいながら過ごすのも良い。
どこかで聞きかじったろくでもない正論を振り回し、
いつか誰もが幸せな世界がやってくると信じ続けるのも良い。
苦労することこそが美徳と思い込むのも良い。
完全に諦めて徹底的に適当な人生と割り切るのも良い。

それはそれで選択だ。

が結局、たとえ何をやったとしても、
貧乏人ばかりが損を食い、美味しいところはすべて金持ちが吸い上げる、
そんな縮図にはなんの変わりもない。

ただ現実として、そんな不条理がまかり通る世の中である以上、
人よりも貧乏な家に生まれたお前は、
普通にやっていてはいつまでもそんな不幸な轍からは逃げ出ることができないことを
より深刻に受け止めるべきなのだ。

だからいまさら、自分と他人を比べて幸か不幸かなどと下らないことを考えるな。

どんな御託を並べようが、お前は貧乏な餓鬼に生まれた、という現実は変えることができない。

貧乏な餓鬼に生まれた以上は、
出来る限り早くその不利な現実を冷静に受け止めて、
それにどうやって立ち向かっていくべきなのかその方法論を考えろ、ということなのだ。


改めて言う。
世の中ははなから不平等にできている。
そんなことはちょっと回りを見渡せばすぐに判るだろう。
世界とは不条理なものなのだ。

そんな不条理な世の中に対してどれだけスネてみても、
どれだけ不公平を叫ぼうと、無い物ねだりを続け、世を恨み親を恨み自身を憎んでも、
何一つとして何も変えることはできない。

そんなお前たちの回りには、ろくでもないおべんちゃらを言う大人たちが群れているだろう?

貧乏に生まれて可哀想に、やら、
親を恨んではいけないよ、やら、
世の中はこんな不平等であるべきではない、筈なのに、やら、
愛やら平和やら民主主義やら、人類皆平等やら、
でも貧乏でも幸せは掴めるさ、やら、
あるいは、
いつかきっと、理想の世界が現れるさ、やら。

そんな奴らにいくら憐れまれても、お前らの直面している現実はなにも変わらないし、
そんな大人たちはどれだけそんなおべんちゃらを並べても、
現実問題としてお前らの直面している現状には
なにひとつとしてなにも助けにはなってくれない筈だ。

そんな糞のような大人たちの、ろくでもないおべんちゃらに騙されるな。

そんな心ないおべんちゃらは、お前自身を蔑むことはできても、
お前自身の為にはなにひとつとしてなにもろくなことはもたらさない。

哀れみや耳障りの良い言葉、優しさを信じるな。
それは罠だ。
お前を一生不幸の中に縛り付けるための詭弁だ。

本当のことはこうだ。

世の中はすっげえ不平等だ。
愛だ平和だ、人類皆平等などは嘘ばかり。
そして貧乏な餓鬼として生まれたお前には、
この先まったくろくなことなど待ってやしない。

そして貧乏に生まれたお前らにとって、
世の中のほとんど全ては敵だ。

そんなお前たちにとっては、
実は世で吹聴されている甘い言葉はすべて無関係なのだ。

現実問題として、
貧乏な餓鬼に生まれた以上は、普通にやっていては一生どうしようもない。

この現状を打破するために、

ならばどうしたら良いか、についてより現実的に具体的に、
つまりは普通じゃない方法、
強いては、自分自身だけにしかない方法について考えるべきなのだ。

そこでお前らは、まず今持っている武器がなんであるのか、を考えねばならない。

武器とはなにか?

親の威光もなく、金も無く、身よりもないお前たちにとって、
武器とは、まさにお前ら自身、つまりはその裸一貫のお前ら自分自身、それだけ。
それ以外にはなにひとつとしてなにもない訳だ。

がしかし、そう少なくとも自分自身がいる。
その自分自身こそが唯一の大切な資産なのだ。

その武器の使い方を考えろ。

お前自身という武器を冷静に査定し、
技量を見定め、そして自分のもっとも得意とする武器を精一杯使えるように考えろ。

喧嘩の強い奴は己の拳を鍛えろ。
そして拳だけで生きている奴の生き様とその先に残されたオプションについててよく考えろ。

見栄えの良い女は己の美貌を磨け。
そして美貌にすがって生きる奴の生き様と成功談と末路の中から、
その秘訣と待ち受けている筈の罠について学べ。

頭の良い奴はどんな方法を使っても東大に入れ。
学校の勉強などするな。
どうすれば東大に入れるのか、
その方法論、傾向と対策の研究だけに焦点を絞り、
無駄なことは一切するな。

逃げ足の速い奴は脚力を、口の立つ奴は人の騙し方の技術を学べ。

チビは己の短い足を生かし、のっぽは己の長身を生かし、
高いところの怖くないやつ、スピードが好きな奴、食い意地の張った奴、
歌の上手い奴、リズム感のいい奴、手先の器用な奴、鼻のきく奴、
友達の多い奴、少ない奴、そして友達などいなくても平気な奴。

自分の何が良くてなにが悪いか、なにが出来てなにが出来ないか、
何が好きで何がきらいか。
なにがしたくてなにをしたくないか。

そしてそれはなぜか。

そんな自分自身についてよくよく考え抜きながら、
なにを取っておきなにを諦めるかについて、早めに自分自身を徹底的に査定しろ。

不得意なこと、好きではないことを補正する為に無駄な能力を費やすな。

全ての長所を武器にし、それをより鍛え上げ、
そして同時に、
全ての短所を、いかにしてそれを武器に、つまりは長所に変換できるかについて考え抜け。

改めていう。

貧乏な家庭に生まれた限りは甘えは許されない。
甘えとは、
普通にやっていればいつかどうにかなる、という曖昧な状況に甘んじるということだ。

貧乏な餓鬼にとっては、愛も平和も民主主義も、人類皆平等も、
金と幸福は関係がない、やら、貧乏だが幸せにはなれる筈、も全て嘘だ。
それは貧乏じゃない餓鬼どものために用意された幻想だ。
そんなものにいちいち騙されるな。

貧乏な餓鬼に生まれた以上は、そんな戯言に関わっている暇はない。

そんな甘い世界を心の底から徹底的に見下せ。

普通にやっていては一生なにも変わらない、
その現実を前に、最も実質的で先鋭的で、そして現実的な、つまりは姑息な方法をとことん考え抜け。

そして改めて言う。

貧乏な餓鬼に生まれた以上は、そんな自分という裸一貫の資源以外に、なにも残されてはいない。
そして、最も大切なのは、そんな唯一絶対の武器である自分自身を、心の底から大切にしろ、ということだ。

お前にはお前しかいない。その現実をより辛辣に受け止めることだ。

一度貧乏な餓鬼に生まれた以上、その現実は一生消すことはできない。

それができない以上、それを忘れるな。

貧乏な餓鬼に生まれた以上、貧乏な餓鬼に生まれたことを武器にして生きる。

それ以外に方法はない、ということをよく考えろ。

ありがとうございます。
悔しいけれど、頑張ります。
自分の武器見つけます。
2016.03.01 03:25 | URL | #- [edit]
そうだよな!元気出たよ!
2015.11.03 19:26 | URL | patera #- [edit]


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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