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残雪のセントラルパークは凍結ウンコの山

Posted by 高見鈴虫 on 09.2014 犬の事情   0 comments   0 trackback
残雪のセントラルパーク。

ロマンチック、というのは遠くから眺めているだけの人々のいう言葉。

その足元はと見れば、まさに犬のうんちとおしっこばかりである。

一応ニューヨーク市の条例では犬のうんちは必ず拾ってゴミ箱へ、とキメられている筈なのだが、

どういう訳か雪が降ったとたんにみなそのルールを守らなくなる。

なぜなんだ。なぜ雪が降るとみんなうんちを拾わないのか。

がしかし、それは思い違いであることに傍と気がついた。

つまり、普段から犬のうんちを拾わない人がほとんど、
とまではいかないが、かなりの数に上るのではないだろうか。

そして、雪が降ったことによって、
そうやってひりっぱなしの犬のうんちが凍結して残存し、
しかもそれが雪の上にあってかなり目立つ。

前に降ったドカ雪が先週の月曜日であったから、
そうすると訳一週間に渡る投棄うんこの姿がまさしくこれなのであろう。
とそして、
たぶん前の雪が溶ける前に新たな雪が降り積もっているとすれば、
この雪の下の幾層に渡ってその中にはまだまだ凍結したウンコが積み重なっている、
という訳なのだ。

がしかし、と改めて考えてみる。

もしも普段からこれだけの投棄うんこがあると仮定すると、
その投棄されたうんこは普段はどこに行ってしまっているのだろう。

つまりは一日もせずに乾いて土になる、ということなのだろうが、
改めて見るこの一週間分の投棄ウンコの山。

まさしくやれやれの状態な訳だ。

という訳で、つくづく思い知るのは、
そもそも理性に期待する取り決めは決して立ち行かないことがほとんどである、という事実。

つまりこれは犬を飼うもののマナーというかつまりは民度。

しかも、民度の高い低いは学歴の高低、あるいはお金を持っているかいないか、の問題ではない、
と思い至る。

そう、その証拠に、この近辺で一番汚い、つまり投棄ウンコの多いいドッグランは、
まさしく億万長者たちの暮らすあのトランプ・プラザの目の前にあるドッグランな訳で、
そんなトランプの億万長者たちがどっと繰り出すその週末などは、
我らが72丁目のドッグランでさえまさに投棄うんこの山。

たぶんそんなどうしようもない飼い主に飼われている犬。
飼い主の目を盗んでそんな投棄うんこを盗み食いしては、
そのウンコ臭い舌でベロベロと飼い主の顔を舐めまくっているに違いない。

という訳で犬のウンコに覆われたセントラルパーク。
この雪が溶け始めるに連れて、
この冬の間中に積もり積もった凍結うんこが一斉に溶け始める時を思いやって、
いまからやれやれと苦笑いなのである。

IMG_5426.jpg


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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