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ブー君の恋人たち

Posted by 高見鈴虫 on 20.2014 犬の事情   0 comments   0 trackback
ぶー君の初恋の人であった幼馴染のローザちゃん。
パピークラスでの大の仲良し。
その惚けた表情がいかにもおっとり屋さんの天然系のマフティス。
いつもブッチの後ろに隠れてはそのお尻を追い回していたのだが、
いつのまにかローザちゃん、あっという間にむくむくと成長を始めて、
一年も経つうちにまさにブッチの10倍。
その姿は犬と言うよりはまさにライオン。
とは言っても根っからのおっとり屋さん。
そんなに大きくなってからもブッチ君の後ろに隠れようにも隠れられず、
まるで狭い穴にもぐりこんだような格好で、
ブッチのお尻の下にうずくまっている様がなんともなんとも。

その後、83丁目のドッグランで出会ったダルメシアンのダイアン。
子犬の頃は毛並みが似ていてまったくお似合いのカップルだったのだが、
半年も経つうちにいつの間にか二倍三倍。
遊ぼう遊ぼうとじゃれ付くたびに思わずブッチ君を跳ね飛ばしてしまって、
ついに堪忍袋の緒の切れたブッチ君にガツンとお灸を据えられて大失恋。

その後知り合った同じキャトルドッグミックスのミニーちゃん。
その気品に溢れた顔立ち。青く輝く見事な毛並み、
と押しも押されもしない美人さんだったのだが、
このミニーちゃん、その外見とは裏腹にとんでもないじゃじゃ馬で、
飼い主の目を盗んではうんちばかり食べているとんでもない不良娘。
マッスル系の大型犬を見つけるといの一番に擦り寄っては、
ごろーんと大股を広げて寝転がってしまったり。
そんなミニーちゃん、優男のブッチ君はまったく眼中にない、と言った感じで、
ブッチ君の恋は逢えなく露と消えたのであった。

という訳で、いまのブッチ君のお相手は、と言うとラブラドールのルーシーちゃん。
ちょうど同じ年頃で、見るからにやさしい顔立ちをしたふっくら系。
がしかし、どうもブッチ君はこのルーシーが好みじゃないと見えて、
なんとなくつれなくしている風にも見える。

そんなブッチ君の本当の好みは、と言うと、
実は実は、意外なことに、マルチーズのような、
ちんちくりんのかわいこちゃん系であったりするようなのだ。

どうも犬の好みというのが俺にはよく判らない。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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