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「誰でも行ける戦争見物 ~ ちゅうわけでそうそう」

Posted by 高見鈴虫 on 12.2014 旅の言葉   0 comments   0 trackback
と言うわけで、そうそう、ちなみに戦争の行き方なんだけど、

まさか戦争に行こう、というやつが、ディスニーランドに行くように、ガイドブックそのままに、
直行バスに乗り込んで、あるいは電車を乗り継いて、なんてことは考えてはいまい、
あるいは、もしも戦争というものがそれほど安易であったりしたら、
逆に戦争などにそれほど情熱を持ったりもできなくなって来ちゃうでしょ?

という訳で、なら戦場にどうやってたどり着くか、
それに必要なのはつまりは情報収集能力。

どこで戦争をやっていて、どこの戦場がどんな感じで、ってな情報をどこからどうやって仕入れて、
どうやってガセをガゼと見抜くか、と。

でここで一番やばいのがその情報収集をメディアからっていう一番安易な方法。

だってさ、と言わせてもらえば、メディアなんていうケチな業界で社畜やってるアホどもが、
そんな耳寄りな情報を持っている訳がないし、そういう情報を持っている奴は極力そういうメディアの奴らを毛嫌いしてるから、
絶対に情報なんて漏らさない筈なんだよね。

あるいは、メディアにチンコロする奴らを毛嫌いしている筈。


という訳で、情報はいつも口コミ。これに限る。

でその口コミの情報をどうやって仕入れるか。

つまりは、信頼できる仲間とどうやって知り合うか、ってのが実は一番一番大切であったりもする。

そこで一番気を付けなくっちゃいけないのが、メディアやらなにやらの受け売りをさも自分のことのように吹聴するアホ。
あるいは、参考書の問題を一問目から解いていくように、ガイドブックを丸暗記してるような駄目な奴。

こういう奴らの口車にのせられると本当の本当にバカを見る。

つまり、信じられるのは実際にその場に行って自分のその目で見てきた奴、
そういう本ちゃんの奴から本音のところというやつを聞き出す、というのがもう死活問題的に大切になってくる。

これはその後、どうやって武器を仕入れるか、から始まって、どうやってどこのコマンドに潜り込むか、から、
どこがやばくてどこが安全か、から、と、まさに情報こそが命を左右するもっとも重要なものになる訳で、

ぶっちゃけ、信頼できるやつから本音の言葉を聞き出す、これにまさるものはなし。

で、ひとたびそういうことをやってしまうと・・・つまりは、どうでもいいことを偉そうに、さも自分がなにかやったように吹聴するアホ、
つまりはこのインターネットによくいる薀蓄バカ、みたいなのが、本当の本当にキライになる、というか、そう害悪みたく思えてくる訳で、

そのように、どうでも良い奴と、本当の本当に使える奴、をどうやって見抜くか、という能力を鍛えることがまず第一。
その過程からして、戦場で生き残るためのとても大切なレッスン、という訳で、日本を一歩出たところからすでに戦場が始まっているというのはそういう意味なのです。

で、改めて言えば、それができないぐらいのやつは戦場に行っても多分すぐに死ぬことになる。

間違った情報は身を滅ぼす。信じられるのは信じられる仲間のみ、と。

どう、人間って大切でしょ?コミュニケーションって大切でしょ?

そう思うと、例えばこのインターネットの掲示板とかにいい加減な御託並べているやつがどれだけ駄目な奴かってすぐに判らない?

どう?日本でてよかったでしょ。つまりはそういうことなんだよ。


という訳で、ならどうやってそんな使える友達に知り合えるか、なんだけど、少なくとも俺の時代には、日本人でわざわざ戦場に行きたがる、なんて輩は早々とお目にかかれなかったので、情報源と言えばつまりは外人ツーリスト。
それもとびきりたちの悪そうな連中のそのまた上を行くような、本当に本当にやばそうな連中。
つまりは犯罪者半分、というか、実際にまじでただの犯罪者だったりもする訳で、
そんな連中の中にどうやって入り込むか、ってのがまあ必要になる訳で、そしてそんなギャング団みたいな連中にどうやって自分を信頼させるか、ってのがまた大変。

で、ギャングのイニシエーションじゃないけど、質問を受ける訳だ。

なぜお前は戦場に行くのか、いったい戦場になにを求めているのか、
基本的な戦闘訓練は受けているのか、戦場で死なないためにはどうしたらよいか知っているのか?

そういう問いをなんどもなんども繰り返されることになって、もちろんそれは英語、あるいは、時としてフランス語で答えなくてはいけない訳で、なみの英語力ではまったく追いつかない。

がしかし、そう、ここでまた大切なこと。しかし、それを疎んじてはいけない!ってことでつまりはこれは試験なんだよね。

まずはその英語力。
この先、日本人なんてまったく宛てにならない、とわかっている以上、情報収集はつまりは英語。でその英語能力がなければ盲滅法に地雷原に突っ込むようなもので、これでは命がいくつあっても足りない。つまり、英語の喋れない奴はそれだけ命のリスクが増える、という訳で、英語こそはまさに死活問題。

英語が喋れないと、戦場で死ぬどころか、その場所に辿りつけない訳で、
あるいは、英語さえ喋れないちょろい奴、と思われた途端、そのあたりのちょろいチンピラに騙されて裸に剥かれて埋められる、
ってなことを、実際にこの目で見てきた。

まずは同じ客人同士でのチームワークを固めること。

が心配はいらない。日本人ほど海外の連中は仲間意識が希薄じゃない。
一度バディとして貰えれば、余程のことがないかぎり必ず力になってくれる。
そうやってつるんで歩いていたツーリスト同士の友情から、俺はなんども危ないところを危機一髪救い出されていたりする。

ちゅうわけで、そう、まずは英語だよ。
そのためにも、掲示板にくだらないことを書き込んでいる暇があれば、英語を勉強したほうが身のため。
死なないためにはまずは英語を学ぶ、ってのが一番の近道。

というわけなんだが、実はここでまた関門。

そんなツーリスト仲間の中に、かならずどこぞのSPY、というか、まあ言ってみればどこぞの情報部の奴なんてのが紛れ込んでいたりする。

その犬をどうやって見分けるか、ってのがまたあったりもする訳でさ。

まあでもこれはどこにでもあるでしょ?

日本でもちょっと悪をやっていれば、ふかしこいてるやつ、ちくり屋、裏切り者、度胸のあるやつ無いやつ、つまりいざという時に頼りになる奴、ならない奴、
そして、そう、つまりは、信じられる奴、られない奴。

この人を見抜く、ってのがまさにまたまた死活問題という訳で、言語に関係なく、人種に関係なく、馬が合うやつ、あるいは、好きな奴キライな奴を見抜くのはとても大切。

でさ、旅ってすごく不思議なもので、そうやって周りに集まってくる奴って、まったくもって、自分自身とおなじレベルの奴、というか、似たもの同士ばっかりなんだよね。

で、自分の周りに似たもの同士を集めておけば、違う匂いのする奴=SPY、とすぐに判る訳で、そういう人の見分け方、というかリトマス紙をちゃんと作っておいたほうが良い。

山=川、じゃないが、似たもの同士にしか判らない暗号みたいなのあるでしょ?それがまさにいざという時の最後の綱になったりもするので、要チェック。

で、そうやって旅を続けている間に、ふと見れば、そう周りにはまさに似たもの同士、それも同じような目的を持つやつばかりになっている訳で、

ここまで来て始めて、

やあ、ってな奴が目の前に姿を現すことになる。

つまり、バディというか、ソウルメイトというか、つまりは運命の出会い。

そいつこそが、共に命を預け合う仲間となる、まさに水先案内人。

自身の心がREADYとなった時に始めて現れるこのバディ。

まさに同期の桜、じゃないけど、つまりは、そう、戦友といえる奴が必ず、必ず必ず現れる筈。

旅って本当に不思議でさ。本当にこれは出来すぎってなぐらいにまで出来過ぎな出会いのドラマが繰り返されるところがあって、
それはまさに一人で旅に出てみなければ判らないんだけど、大丈夫、一人で旅を続けていればそういう奴が必ず現れる。
現れないうちはまだ自分自身がREADYになっていないんだな、とかんがえるべし、と。

運命を信じなさい、と言ったところ。

改めて言うと、戦争は一人ではできない。
とくに義勇軍、というか、面白半分に外から覗きに来ました、みたいな連中は本ちゃんの中にあっては必ず浮く。

浮いた奴は一番最初に狙われる訳で、そういう輩とは誰もあまり付き合いたがらない訳で、下手をすると、危機的状況において、ハブにされたり下手をすると見殺し、あるいは生贄にされたりもする。
なので、まず必要なのは仲間。どいつが味方でどいつが敵か、を冷静に判断するためにも、絶対に仲間が必要な訳で、つまりはくどいようだが、人を見抜く力ってのがどこの局面でもとてもとても大切になる。

ちゅうわけで、下らない掲示板にバカな書き込みをするよりは、この仲間の作り方を今の内に練習しておいた方がよいと思う。

とまあ、ここまで書いて来たことは、わざわざ戦場に行かなくても、戦場に向かうまでの間に旅の中で十分に練習することができる、というか、まあそれこそが旅そのもの。

言葉を学び、異文化を受け入れ、互いを尊重し、好きなもの、キライなもの、必要なもの、必要でないものをしっかりと判断し、つまりは、良い悪い、を自分自身できっちりと決める、見極める力、というか。

どう?なにもかもが日本での常識と違うでしょ?

そう、なぜかと言えば、日本は個人になることが許されない国。良いか悪いかを自分でキメてはいけない国。

そして、ひとたび日本を出たらそのまったく逆。良いか悪いか、は自分が自分の判断、あるいは運命に従って決める。

そこのところがとてもとても大切。そして、その言ってみれば自立、そして、自律、がしっかりとできるようになって始めて、戦場のような極限の中で、自分ひとりだけになっても絶対に生き延びる、という能力が備わってくる、という訳でさ。

それをつまりは、強さ、というのではないか、とおもってるんだけど、どうよ。

で、間違って欲しくないのは、この強さ、というのは、なにも拳、あるいは体力だけではないってことで、

運もそうだし、コミュニケーション能力もそうだし、身体はちっちゃいけどやたらと度胸のあるやつも居れば、図体ばかりでかくて、まるっきりのチキンってやつも多いし、
良い大学は出てるが自分自身でなにかを判断するっていう決断力がまるでなかったり、あるいは、中卒のくせにやたらと頭がよい、つまりは人のことをよく見ているという奴も居るわけで、
つまりはそれすべてが強さ。

冗談がうまいやら、料理がうまい、やら、歌が上手い、やら、戦場において、戦いとは全く関係ないそんなおかしな才能を頼りに生き残った奴もたくさんいるんだよね。

なので、とりあえずは己のなにが得意かってことをよく考えて、そして己の特技を最大限に使って周りの人々に尽くす、力になる、という、まあ人間社会の基本なんだけどさ。

つまり、戦場で死にたくなければ己をよく知って、その才能を磨く、ということな訳でさ。


まあそんなこんなで、明確なこと、具体的なことはまったく書いてないが、
どこにも書いてないが実はこれが一番大切ってなことを書いたつもり。

後はまあ、とりあえず現地に行ってみて、そこで知り合った奴から人づてに情報を集めて選別し、仲間を集めて潜り込めるところから潜り込んでいく、と、まあ、なんというかそれってただの処世術、ということにもなる訳なんだけどね。


で、最後に種明かし、というか、まあ俺の場合、なんだけどさ。

先にも書いたけどすごく不思議なもので、旅に出てると似たもの同士、というか、似たような連中がこれでもか、と訪ねてくる訳で、彼の地に行った時にも、バスを下りたところから、やあ、とやって来た奴が実にソウルメイト。そこから一緒に歩き始めて、どこ泊まる?から始まって、辿り着いたのはまさにそんな奴らの溜まり場。
で、その溜まり場でも気の合うやつ合わない奴が居るわけで、そのバス停であったソウルメイトと情報を交換しながら、さぐりを付けて行って、ガセと本ちゃんの情報を仕分け、とやっていった訳で、一緒にパスポートを捨てて、一緒に荷物を預けて、さあ、これで死ぬ時は一緒だ、と共に旅立った、という次第。

そこから始まった戦場、つまりは、異次元への旅。

次から次へとそんな輩、つまりはソウルメイトというかバディが俺の前に姿を現してはあらたなる局面に俺を誘って行った訳で、いまから考えてもよくも俺は帰ってこれたなあ、と思っているのだが、つまりはそう、そんな出会いが俺を救い続けてくれた、というか、つまりはそんな奴らに守らていただけの話なんだよな、と今になって思う。

こう言ってしまうと、なんだよ、ぜんぜん参考にもなんにもならねえじゃねえか、と言われるのは承知なんだが、現実って得てしてそんなもの。

俺には俺の旅、あるいは人生しか送れないように、あんたにはあんたの人生しか送れない。つまりはそれが運命というやつで、それは人それぞれに違う。

ちなみに俺よりもちょっと早く戦場に旅だった日本人は国境の峠を越える前に地元のギャングに拉致られて身ぐるみ剥がされて帰ってきた。
あるいは公安に騙されて麻薬不法所持だかなんだかよく判らない罪状を押し付けられてムショに打ち込まれたまま闇から闇へってな話も聞いたし、
トラックを下りた途端にいきなり命中しちゃってそのまま捨てられたなんて話も聞いた。
あるいは、日本から鳴り物入りで現地入りした行動派右翼の人々が、現地のコマンドにまったく相手にされず、足元に機関銃を乱射されて踊れ踊れ、とやられた、なんて話も聞いた。

そんな中、五体満足で帰ってこれた俺はなんともラッキーだった訳だが、なんてことはない、それほど危険な場所にさえもたどり着けなかったんじゃねえのか、このチキンヤロウ、と言われれば、ああたしかにそうだね、としか返す言葉もなく。

そして、国境を越えた時、俺はもう、本当に、心の底から、もう、戦争はこりごりだ、まじで勘弁して欲しい、と思った。
もう観たくない。もうなにも観たくない、と、友を見捨てて遁走した挙句、追われたダチョウが砂につっこむみたいに、そういう現実から逃げ回て来た訳で、そんな状態になった俺の前にも、またしてもソウルメイトが現れては、熱を出してうんうんうなされる俺を看病してくれた、なんてことさえもあって、まさに、俺は世界の人々に足を向けては寝れない訳だ。

そうなんだよね、俺ってほんと、どこに行っても誰かに助けて貰って生きてきてるんだよな。別にどこに行っても誰かすがれるやつを探してるつもりはぜんぜんないんだけどさ。

ピンチに陥ると、いつも決まってブラウンシュガーが流れ始めて、馬鹿野郎、ロックンロールだ、怖いものなんかないぜ、とやっているところに、やあ、となんとも魅力的な笑顔を浮かべた奴がやって来る、と。

まあでも、そういう奴が現れないということは、逆に俺がピンチに陥っていない、という訳で、ブラウンシュガーが鳴り響かないうちはまだまだ大丈夫、とも思っている。

という訳で悪い、ぜんぜん参考にならなかったかもしれないが、まあ俺はそうやって生きてきた、というか、はーい、戦争見てきました、鉄砲も撃ちましたよ、死体もたくさんみました、でももうこりごりっす、ぐらいがお土産、という程度なのかな。


ちゅうわけで、まあ〆というか、結論どころかなんの参考にも、教訓にもならないだろうが、まあそういう手もあるぜ、みたいな感じで。


ただ、日本を出たことを後悔したことは一度もないな。

あのまま行ったら、多分俺は今頃、と思うほうが怖い。

まあ一度やってしまったことはもう取り返しがつかない訳で、あの時もしこうしていれば、なんて考えても無駄なことは一切考えないようにしているんだが、まるでパチンコ球が釘に弾かれてあっちこっちに跳ねまわっては、収まるところに収まるように、収まり場所を探していまだにピョンピョン弾き飛ばされ続けている、ってのがまあいまの俺。
そしてどこに収まるか、はいまだに誰も判らない、と。


ってな訳で、そうそう、言いたいことがもう一個。

日本でどうしても波長が合わなかった俺が、戦争行ったり、スラムうろついたり、ヤクにはまったり、死にかけたり殺されかけたり、殺しかけたり、といろいろやってきたんだけど、そんな俺が世界で唯一、精神的な均衡が保てる街、つまりは俺が俺として誰の目も気にせずに自由気ままに好き勝手に、そしてごきげんに暮らせる街ってのが、ここニューヨーク。

別にニューヨークでなにをしてるわけでもない訳で、ともすると、オレってなんでこんな街にしがみついているんだろう、とは思うのだが、一歩この街を出た途端に、いきなりそこかしこがおかしくなっていくわけで、そっか、オレはもうニューヨークにしか住めないんだな、と実感して帰ってくることになる。

なんとなくこの街って世界の全てっていうか、テンションもダレダレも、戦場も東京もすべていっしょくた、というか、そう、世界の全てがつまったまさにおもちゃ箱。

戦場よりもおもしろい、と思えた唯一の場所なんだよね。

まあ、観光で一週間、遊びまわって帰るのと、実際にこの街で金を稼いで家賃を払ってってのとではぜんぜん違うんだけど、そこまで苦労してもこの街を離れられないってのはつまりはそういう理由。

ちゅうわけで、そう、昔のオレのような人たち。

日本と肌が合わずに、ひきこもっちゃったり、暴れてみたり、脱法ドラッグ追いかけたり、掲示板に下らない落書きしたりとかしてるやつ。
騙されたとおもって、世界に出てみたほうがいいぜ。

あんたに合う街ってのがきっと見つかる筈。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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