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サンディさん御来襲

Posted by 高見鈴虫 on 02.2012 ニューヨーク徒然
台風 サンディの来襲で、
今更ながら、ニューヨークはとんでもないことになっている。

マンハッタンの下半分が停電したのを皮切りに、
地下鉄・バスは全面運航停止、
コニーアイランドからの海沿いの地域が水没し、
と、まるでどこかでみた映画の様である。

が、しかしながら、
お陰様で、というか、なんというか、
ここアッパーウエストサイドは、そんな影響はまるでなし。

台風到来の前に、一応水やら保存食やら乾電池やらを買い込んではいたのだが、
いざやってきた台風、
さすがに犬の散歩は事前に済ませて置き、準備万端。
台風通過中は、テレビのニュースを横目に、
おお、さすがに風の音だけはすごいなあ、などと関心しながらも、
そのうちニュースにも飽きて、
インターネットで古いドラマなんぞを観ていたら
いつのまにか寝てしまっていた訳で、
目が覚めてみるとそのまま行き過ぎていた、という次第。

なんだやっぱりぜんぜん大したこと無かったな、
と肩透かしを食らった気分で、
台風一過の朝の公園を散歩しながら、
おお、木が倒れてるやんけえ、と無邪気に喜んでいた訳だ。

そんな事情で、
その後続々と、ニューヨークがとんでもないことになっているらしい、
というニュースが伝わって来たのだが、
ここアッパーウエストにいる限り、そんな騒ぎはどこ吹く風。

まあ影響は、と言えば、会社が休みになってしまい、
在宅勤務を余儀なくされた、ぐらいなもので、
くっそ、病気でもないのに一日中家にいると気分がクサクサするなあ、
などとふてくされていたのだが、
その後になってから、被災地域の人々から、
いやああれからずっと停電で携帯の電池が切れてさ、
実はね、なんて話が続々と転がり混み始めるや、
その被害の甚大さに改めて口があんぐり。

いやはや、なんにも知らなかった、と頭をかきながら、
当事者と傍観者のその認識の差を思い知った訳だ。

という訳で、
今はもうほとんどが復旧した、とは知りながら、
今更ながら、
あのー、困ってたらいつでも家に来てね、
なんてお見舞いメールを出している始末。

なんか、すっげえ悪いことしたなあ、と思っている。

2012-10-30-XIMG_8404.jpg

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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