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なぜ職業や、階級や、収入で、人を笑ってはいけないのか

Posted by 高見鈴虫 on 30.2012 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
ガキの頃、
汲み取り屋のバキュームカーが来たので、
くっせえ、汲み取り屋だ、バキューム!バキューム!とはしゃいでいたら、
それを聞きつけた母親から、

人の職業を笑ってはいけない、と思い切りビンタされた。

その後、クラスにいた学年ダントツ3馬鹿のうちの一人が、
市の衛生局員、つまり汲み取り屋の息子であることが判明した。
で、なにかの折に、
やーい、臭えぞ、バキューム野郎、と囃し立てたら、
いきなりカッターナイフで切りつけられた。

慌てて逃げた後に、
あのきちげーのパープー、まじ肥溜めに沈めてやろうぜ、とか言っていたが、
今になって、あれは確かに酷かったな、国賊的な暴言だった、と本気で思っている。

という訳で、かなり遅くなったが、罪滅ぼしをさせて貰う。

日本の皆さん、

職業や、階級や、収入額で、人を差別してはいけません。
そういう事をする大人がいたら、ただちに社会的制裁を加える、つまり懲罰を科しましょう。
そういうことを子供がしていたら、
人前でもなんでもビンタでぶっ飛ばし、それを世間にアピールしましょう。

なぜか、それは日本が島国だからです。

狭く限られた国土、
単一民族国家が信じられ、奴隷制、あるいは、カースト制のないどん詰まり国家において、
そう言った差別行為は、共同体意識の不調和を招き、敷いては、国そのものを滅ぼします。

お分かりですね?

もしそれがしたい、
そういった差別によって、人を傷つけることによってすっとしたい、
あるいはなんかアメリカみたいで格好いい、と思いたいのであれば、

アメリカのように、移民を受け入れて彼らを奴隷階級としてこき使えるようにするか、
あるいは、江戸時代、あるいはインドのように、社会制度としての差別、
つまりは士農工商、あるいは、カースト制を、法律として規定するべきです。

そのどちらもできないのであれば、と、そんなことできるわけないのですが、
つまり、そういったことができないと判っている以上、
そういった立場の違い過ぎる国の方法を、むやみやたらと真似る愚行は避けるべきです。

そういう仕事をしてくれる人がいるから共同体=社会がなりたつのだ、
みんなでありがとうと言いましょう、という教育こそがこの島国に求められているのです。

お分かりですね。

IMG_8752.jpg

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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